ふわふわのラグドールは大人しく抱っこできる優しくて飼いやすい猫

ラグドールは大きくてぬいぐるみのような愛らしい猫です。ラグドールという名前自体も「ぬいぐるみのような」という意味を持っている、まさに生きているぬいぐるみと言った言葉そのままの猫です。

もちろん、全世界に愛好家が無数に存在しています。そんな可愛い猫、ラグドールについて詳しくご説明していきましょう。

ラグドールの基本情報


ラグドールは体も大きく、モフモフの被毛が特徴的な猫です。そのあまりにも可愛い姿に猫好きだけではなく、猫に興味があまりない人でも目を奪われてしまう人が続出しています。それでは早速、ラグドールの基本情報を順番に紐解いていきましょう。

体重と身体の特徴

ラグドールは平均体重が4Kg~7Kgで四肢もしっかりとした大変大柄な猫です。しかし筋肉質で大柄な身体の割にはゴツゴツした感触ではなく、抱っこした感じはまさにぬいぐるみのようにフワフワしています。

身体の最大の特徴はその大柄な身体の為、成猫として完全に成長するのに3年もかかるところです。通常の猫が1年で成猫となるので、3年もかかるラグドールは成長が遅いとも言えます。

目のカラーと特徴

ラグドールは厳しい血統管理にて、スタンダードとして認められている目のカラーはサファイアブルーのみと決められています。卵形の大きな瞳に吸い込まれそうなほどの透き通ったサファイアブルーの瞳がさらにラグドールの可愛さを引き立たせます。

被毛のカラーと特徴

セミロングのなめらかな被毛のカラーバリエーションは多く、クリーム、ブルー、ブラック、シナモン、レッド、ライラックなどが存在します。ラグドールは被毛カラーは多いのですが被毛パターンはわずか3つしか認められていません。

シャムのような顔や手足にポイントが現れるカラーポイント、白い手袋と白いブーツを履いているように見えるミテッド、顔に現れる逆V字のホワイトのポイントが特徴的なバイカラーの3つのパターンです。

それぞれのパターンは左右対称であればあるほどよいとされています。

ラグドールの歴史とラガマフィンの関係

ラグドールの始まりは1960年代にまでさかのぼります。その歴史の中で現れるラガマフィン、このラガマフィンは一見ラグドールと同じ猫のように見えますが果たして?まずはラグドールの歴史からみていきましょう。

歴史

1960年代、アメリカに住んでいたブリーダーのベイカー氏はクリームポイントのぬいぐるみのような猫を作ることを決意し繁殖を開始しました。その背景には、かつての愛猫ストライカーの存在がありました。

元々犬のブリーダーをしていたベイカーはたまたま事故にあった猫を保護しました。その猫はフワフワの被毛に大柄な身体、見た目はまるでぬいぐるみのようなクリームポイントの猫でした。

犬のブリーダーだったベイカーにとって猫を飼うのは初めての経験だったので最初は不安だったのですが、ストライカーと名付けられたこの猫は大変穏やかで優しい性格のこの猫に魅了されてしまいました。

1960年代、ベイカーはこの魅力的な猫を復活させることを決意し穏やかでやさしく大きなぬいぐるみのような猫を生み出そうと交配を開始しました。

ラグドールの開発で重要視されたのは性格でした。かつて魅了された愛猫ストライカーと同じ優しく穏やかな猫を作るために、誕生した子猫の選抜も性格重視で選んでいました。

そうして誕生したのが美しいセミロングの被毛に大きなぬいぐるみのような見た目、さらに穏やかで優しく抱っこされても大人しい生きるぬいぐるみのような猫、ラグドールなのです。

ラグドールとラガマフィンの歴史

ラグドールとラガマフィン、並べてみるととても似ていることに驚きませんか?それもそのはず、ラグドールとラガマフィンはほぼ同じ猫種なのです。

ラグドールを作り上げたベイカー氏はその血統を厳格に守るために、自らラグドールの団体を設立しました。ベイカーはこの団体で交配と繁殖を行い、ラグドールの繁殖を希望したものにはフランチャイズ契約を結びました。

ラグドールは商標登録をされ、無断での繁殖は禁止され契約を結んで繁殖を行ったブリーダーにも子猫が生まれ売り上げる度に販売価格の数パーセントを団体に納めさせるという流れを作りました。

この完全にビジネス化したスタイルに疑問を持ったラグドールの愛好家達は、もっと自由にラグドールの繁殖を行いたいということで新たな愛好家団体を設立し、ラグドールのスタンダードを変更し新しい名前を付けました。

この大きくなぬいぐるみのような猫種の育種を続けることを決意したのです。その猫こそがラガマフィンなのです。

ラグドールとラガマフィンの違い

ラグドールとラガマフィンの違いはほぼありません。その違いは被毛パターンの違いと目のカラーバリエーションの違いです。

ラガマフィンは基本的に様々な目のカラーと被毛のパターンが認められています。そのため個性豊かな見た目を楽しむことができるのも魅力の一つとなっています。

一方ラグドールはその厳しい血統管理により被毛パターンはカラーポイント、ミテッド、バイカラーのみが認められ目のカラーはサファイアブルーのみとなっています。

それ以外はほぼ相違はないため、ラガマフィンはラグドールと違う猫種として認めていない団体もあります。しかし、どちらの猫もぬいぐるみのように可愛らしいので人気の猫種であることは変わりません。

ラグドールとラガマフィン、あなたはどちらのほうが好みですか?

ラグドールの性格

ラグドールはとても穏やかで優しい猫です。愛情豊かで忍耐強い猫としても知られています。ラグドールは運動量が多いのですが、飼い主に大人しくぬいぐるみのように抱っこされることを好む傾向にあります。

じっとしていたら本当にぬいぐるみと間違えそうになるので、来客者がぬいぐるみだと思って近づいたらいきなり動いてビックリしたなんていう嘘のような話も実際に聞いたこともあります。

それほど穏やかで優しい猫、ラグドールの魅力的な性格に魅了される人が現在急増しています。初めて猫を飼うかたにも、とても飼いやすい性格のおすすめの猫です。

ラグドールの飼い方

ラグドールを飼う際に気をつけたいことはどんなことでしょう?また普段のお手入れはどのようにすればいいのかご説明します。

ブラッシング

フワフワのセミロングの被毛を持つラグドールのブラッシングは1日1回行ってあげるのが理想的です。また可能であれば2週間に1回程シャンプーを行ってあげるとよりいいでしょう。

セミロングの被毛とは言えその豊かな被毛は厚いため、ブラッシングは最低でも週に2~3回は行ってあげるようにしましょう。

食事

運動量が多いため、高カロリーかつ高タンパク質の食事を与えてあげるようにしましょう。特にラグドールはその大きな身体と豊かな被毛を作るための3年間は良質な食事を与えてあげるように心がけましょう。

運動

ラグドールは運動量が多いとは言っても、あまり高いところに登るのを好みません。そのため高さのあるキャットタワーを必要としません。キャットタワーを買ってあげる場合は背の低いロータイプにしてあげるようにしましょう。

遊び

ラグドールは運動量が多いですがダイナミックに遊ぶよりも、飼い主と小さな猫じゃらしなどで遊ぶ方が好きな子が多いです。

さらに飼い主の膝の上が大好きでとても甘えん坊なので、ラグドールが膝に乗ってきたら優しく撫でてあげるようにしましょう。

ラグドールの気をつけたい病気

基本的に遺伝疾患はないと言われていますが、祖先であるペルシャ猫によく見られる心臓疾患の一つ、肥大型心筋症を起こすラグドールをしばしば見かけることがあります。

肥大型心筋症とは心臓の周りの筋肉が肥大化し血流の流れを悪くすることにより、心不全、血栓を引き起こします。何の前触れもなく突然死することもありますので、少しでも症状が現れた場合はすぐに獣医師に相談するようにしましょう。

遺伝疾患ではない病気としては尿結石、毛球症、腎不全など通常の猫で気をつけたい病気はラグドールでも気をつけたい病気なので元気がない、食欲がない、下痢や嘔吐、発熱といった症状がある場合は早めに獣医師を受診するようにしましょう。

ラグドールの購入方法

ラグドールは人気猫種なので全国のペットショップで見かけることができます。購入価格は15万円~25万円くらいで、被毛パターンの左右対称の有無などスタンダードにより近い程金額は上がっていきます。

中には40万円近い値が付いているラグドールもいますので、新しいラグドールを迎え入れるにあたって何を重要視するかを考えて購入を検討しましょう。

またペットショップから購入するのが不安な方はブリーダーやキャッテリーから迎え入れる選択をすることもできます。

ラグドールのブリーダーやキャッテリーは日本全国にありますので、お近くのキャッテリーや信頼できるブリーダーを見つけて直接連絡をとってみましょう。

ラグドールは性格も見た目もぬいぐるみ

ジッとしていたらあまりの可愛さに生きているのが信じられないと思うほど、愛らしく可愛らしい猫ラグドールは世界的にも人気が高く、世界の人気猫種ランキングも堂々の2位にランクインしています。

大きな身体とモフモフの被毛、何よりも穏やかで優しい性格を持つこの魅力的な猫を新たに家族として迎えることを検討してみてはいかがでしょうか?

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