猫がセミを捕まえる…食べてしまうことの危険性と食べさせない方法

夏といえばセミ!そんなセミを愛猫がくわえて持ってきた、食べていた、前足で攻撃をして遊んでいた。そんな衝撃的な光景に戸惑っている飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか?

猫は虫を飼い主の元にお土産として持ってきたり、狩りをして遊んだりすることがありますが、セミを口にしても中毒の心配はないのでしょうか?またセミを狩るのを注意しなくても良いのでしょうか?

本日は飼い主様が気になる話題の一つ、猫とセミについてと今からでもできる対処法をご紹介しましょう。

猫にとってセミは捕食対象!

セミに限らず、猫は昆虫を捕まえては食べたり飼い主様のところへ持ってきてくれたりという謎の行動を取ります。

ヒトからすれば、昆虫を持ってこられても困ってしまうでしょうが、猫にとって昆虫は立派な捕食対象なのです。

まだヒトに飼われていなかった時代、猫はネズミや小鳥といった小動物を食べていたほか、昆虫類も立派な食料として好んで食べていました。

ヒトに飼われるようになったり、ごはんをもらったり、ゴミを漁るようになってからは、あまりセミを捕って食べるということは無くなったようですが、それでも猫にとってセミは獲物です。

食べようとは思っていなくても、あの独特の動きが狩猟本能を刺激して思わず狩りをしてしまうのです。ただ、家で飼われている猫は餌を飼い主からもらったことしかほぼないため、セミを捕まえて食べるという考えがないともいわれています。

本能に従ってセミを捕まえてみたはいいけれど、このセミをどうすればいいのかわからない。

そんな考えから、捕まえたセミを前足でちょっかいを出して遊んでみたり、大好きな飼い主様に捕れたことを褒めてもらおうとしたり、狩りもできないドンくさいヒトにおすそわけをしてあげようとお土産にしたりするのです。

またセミを食べようと思っていなくても、遊んでいる途中で誤って食べてしまったり、何かわからずとりあえず口を付けてみたという場合もあるようです。

そのためセミを食べている愛猫の姿を見て、「餌が足りていないのか?」「お腹が空いているのか?」と、不安な気持ちになるかもしれませんが、飼い猫で餌をしっかりと与えているなら、そのようなことは少ないので、まずは安心をしてくださいね。

猫はセミを食べても問題はないの?中毒はないが寄生虫に注意

猫がセミを食べるのは本能によるものが大きいとはわかりましたが、セミを食べたとしても問題はないのでしょうか?

そんな疑問を持っている方、結論から申し上げますと猫はセミを食べても特に問題はありませんし中毒症状を引き起こすこともありません。

セミを食べても問題はないといっても無理に食べさせたり、餌として出したりする必要は一切ありませんが、セミを食べた瞬間を目撃したからといって、すぐに動物病院に駆け込む必要はありませんので安心をしてください。

ただ、セミには問題が無かったとしてもセミの中には寄生虫が潜んでいることも稀にあります。セミの体は小さく寄生虫の量もそこまで多くないため、基本的に問題はないのですが個体差によって違いは現れます。

そのため、もしセミを食べたあとに愛猫が下痢や嘔吐、食欲不振、肛門のかゆみなどが見られた場合は寄生中の被害を考慮に入れて、一度獣医師に相談をするようにしましょう。

猫がセミを食べるときの対処法

猫はセミを食べてもあまり問題はない、そうは言っても飼い主としては気持ち的に辞めてもらいたいと思うのではないでしょうか?

そんな方のために、今回は猫がセミを捕ってくる、または食べるのをやめさせるための対処法をいくつかご紹介しましょう。

セミと接触をさせない

もっとも効果的で簡単にできる確実な対処法は、このセミと接触をさせないというものです。

セミと接触をしてしまうと、猫は狩猟本能をくすぐられてセミを追いかけてしまいます。そのため、セミと接触をさせないようにするため普段から対策をしましょう。

自由に外を行き来できていた猫ならば、これを機会に完全室内飼いに切り替える。窓を開けっぱなしにしてセミが入ってくるなら網戸をつける。庭やベランダに愛猫を出さない。などなど、考えられる対策を講じれば猫とセミが接触できない環境を作れます。

外に出すときは目を離さない

もし愛猫にベランダや庭のお散歩だけでも楽しませてあげたいという方は、愛猫を出しているときは目を離さないように気を付けましょう。

ちょっと目を離した隙に猫は戦闘モードに入ってしまいます。もしセミを見つけて、ジッと見つめているようであれば何か音のするおもちゃや魅力的なおもちゃを使って意識をそらしてあげるようにしましょう。

首輪に鈴をつける

猫とセミを接触させないことがなかなか難しいという場合は、猫が狩りを成功できないように首輪に鈴を付けてあげましょう。こうすることで、猫が動くたびに鈴の音がなりますのでセミは驚いて逃げていきます。

ただ、猫に鈴をつけるのはストレスの原因となるという説もありますので、鈴のついた首輪に慣れていないという場合は、愛猫の様子や性格を考慮したうえで付けてあげるかどうか考えるようにしましょう。

たくさん遊んであげる

セミを捕まえるということは、運動不足やストレス解消のために行っている可能性もあります。

飼い猫は毎日同じことの繰り返しのため、あまり刺激のある生活とはいえません。そのため、セミなどの普段あまり見かけない物体を目にすると興奮して追いかけてしまう傾向にあるようです。

このような理由から考えると、セミを追いかけたりするのをやめさせるには普段から刺激的な遊びや狩りの真似をさせてあげるとマシになるかもしれません。

もちろん、これだけでは対処法にならないでしょうが、普段から運動不足やストレスを解消していたらセミを見て血眼になって追いかけるというのも少なくなるかもしれませんし、何より飼い主様と遊ぶという行為は、猫にとってとてもいいことです。

普段、あまり愛猫と遊んであげていないという方は一日十分~十五分程度でもいいので、たくさん遊んであげるようにしてはいかがでしょか?きっと喜んでくれますよ。

愛猫がセミをつかまえるなら、対策が必要

セミに中毒性はないため、基本的に問題はないといわれていますが寄生虫の危険性や、飼い主様の心情的には極力やめてもらいたいと思うのが本音ですよね。そんなセミを食べさせないためには、やはりセミとの接触を極力避けることが大切です。

ぜひ愛猫がセミを食べるというときは、念のため対策を行うようにしましょう。

あなたの一言もどうぞ

ページトップへ