猫が震える理由は寒いからじゃない?震えの原因と飼い主ができること

猫がぷるぷると震えているところは見たことはありませんか?「寒いのかな?」と真っ先に思うかもしれませんが、猫は寒さで震えることはほとんどありません。

猫が震えている様子を見るのは心配になるし、原因が気になりますよね。今回は猫が震える原因について私なりにまとめてみました。

要注意!猫が震える4つの理由

「猫はこたつで丸くなる」という歌があるように、猫は寒さに弱いイメージがありますが、室内飼いしている健康な猫なら寒さで震えることはほとんどありません。もし、猫が震えているなら他の理由があるかもしれません。

猫が震える理由は大きく分けて4つあります。これらの理由をそれぞれ説明していきます。

  • 疲労や加齢などによる身体的な理由による震え
  • 怪我などの痛みからの震え
  • 内臓疾患などの病気からの震え
  • ストレスなど精神的な震え

疲労や加齢などによる身体的な理由による震え

猫も歳を重ねると筋力が低下します。筋力が低下してしまうと、すぐに体が疲労して震えだすことがあります。

また、老猫や子猫は体温調節が苦手なため、低体温症を引き起こして震えている場合もあります。その場合はしっかりと体を温め、呼吸数を確認して様子を見てあげてください。震えが止まらない場合は一度病院に連れて行くと安心です。

眠っているときに震えることもありますが、これはレム睡眠の状態で夢を見ていると言われています。この震えはそこまで心配する必要はありませんが、もしかしたら病気のサインかもしれないので、異変を感じたら獣医に相談しましょう。

怪我などの痛みからの震え

痛みからも震えは相当な痛みがある場合が多いようです。気付いたら早めに動物病院へ連れて行くようにしましょう。怪我などの痛みによる震えの原因は、

  • 口内炎や歯周病など口のトラブル
  • 関節痛
  • 外傷による痛み

などの原因が考えられます。食欲がない、うなるような鳴き声を出す、うずくまって動かない、同じ個所を何度も舐めつづけるなどがあれば痛みによる震えかもしれません。

内臓疾患などの病気からの震え

病気からの痛みからの震えは注意しなければなりません。最悪、命にかかわるような状態に陥ってしまいます。

1. 内臓疾患
腎不全、甲状腺低下症、低血糖、低カルシウム血症、脳疾患などによっても体が震えます。内臓疾患による体の震えは大きな病気が隠れているサインかもしれません。

震え以外にも食欲不振や元気がないなどの症状も伴うことが多いです。その反対に食欲が以前より増したり、元気になったりすることもあります。一見、健康で元気のように見えますが、病気である可能性もあります。

2.てんかん
猫のてんかんは珍しく、発症することはほとんどありません。しかし、まったく発症しないわけではありません。痙攣や口から泡を吹きだす、手足がピンと突っ張る、失禁などの症状があればてんかんかもしれません。

てんかんの発作は数秒から数分続きます。重積発作は痙攣発作を何回も繰り返し、脳に深刻なダメージを与えてしまいます。重積発作の場合は緊急の対応が必要です。

3.熱中症
猫も熱中症になることがあります。軽度の熱中症は、体の一部が震える程度ですが、重度の熱中症になると意識を失い、全身が震えます。重度の場合は命の危険性もあるので、すぐに病院へ連れて行きましょう。
4.感染症や中毒
感染症によって発熱して体が震えることがあります。薬品やニコチン、キシリトールなどで中毒症状を引き起こし震えることもあります。

ストレスなど精神的な震え

猫はとてもデリケートな生き物です。引っ越しや地震、大きな物音などで恐怖心や不安感などで強いストレスを感じると体が震えることがあります。猫がストレスを感じていると震える以外にも、

  • しゃがみこんだまま動かない
  • 引く姿勢のまま這うように歩く
  • 狭いところに隠れて出てこない
  • 耳やひげを後ろ向きに倒す
  • 唸り声を出す

などといった行動が見られます。震えやこのような行動があれば、できる限り早めに猫がストレスを感じないような環境作りをしてあげてください。

震えが止まらないときの対処方

震えが止まらない場合や異変を感じた場合はすぐに病院に行きましょう。もし、猫が震えだしたら、

  • 震えている部分
  • 震える頻度や震えている時間
  • 意識の有無や声掛けの反応の有無

をしっかり確認して獣医に伝えるようにしましょう。また、震えている様子を動画で撮影して獣医に診せる方が正確に診断できます。

猫の健康のために

震えていても震えが止まった後は元気だったり、食欲があったりすると安心してしまいがちですが、病気が進行している可能性もあります。

猫が震えていて少しでも違和感を感じたら動物病院で相談して検査してみることをオススメします。

猫は言葉で自分の体調を伝えることができないので、普段から私たちがしっかりの猫の様子を観察しておきましょう。

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