猫用オムツを使うタイミング。おすすめオムツカバー3タイプもご紹介

現在の日本で問題になっている高齢化社会。実は人間だけではなく猫も高齢化社会となってきているのをご存知ですか?

高齢でも元気な猫ちゃんも多いのですが、やはりどうしても様々な病気の影響でトイレを粗相してしまう猫ちゃんも出てきてしまいます。

そんな歳のせいでトイレを粗相してしまうようになった猫ちゃんに使用したいのが猫用オムツです。今回は猫を飼っている人ならぜひ知っておいてほしい、猫用オムツについてご紹介しましょう。

猫用オムツが必要になるタイミングとは?

猫用オムツなんてまだまだ若い愛猫には関係のない話と思っている飼い主様。猫がシニアと言われるのは8歳からです。

最近の猫は20年近く生きる子も多くなってきていますので、そうかんがえると8歳で高齢となるのは少々早いような気がしますよね。

愛猫は8歳だけど、まだまだ元気だし大丈夫!そう思っている飼い主様もいらっしゃるでしょうが、猫は高齢期になると急に病気をするようになったり、急激に体が弱りだしたりします。

そんな急激な愛猫の変化に対応できるように、まずは猫用オムツを必要となるタイミングについて見ていきましょう。

高齢による身体の衰え

人間でもそうですが、高齢になるとどうしても身体が衰えてきます。

今までは普通に歩けてた猫も高齢になるにつれて、歩く速度が遅くなりトイレまでの道のりが遠く感じてしまい間に合わずに適当な場所で粗相をしてしまう。

そのほかにも、トイレに行きたいけど行きにくい場所にあり、なかなかトイレまでたどり着けずにトイレを適当な場所でしてしまうという事態が発生します。

そのような場合は、トイレの数を増やしたりトイレの場所を移動してあげたりするように対応しましょう。

ただ、体が弱っている高齢猫の場合はトイレの縁が高すぎて跨げない場合もあります。その場合は縁の低い猫用トイレを用意してあげるようにしましょう。

さらに、もしも粗相をしてしまってもいいように猫用オムツを取り付けてあげるようにして愛猫が粗相をしても対応できるようにしてあげましょうね。

認知症

猫にも認知症なんてあるの?と、驚いている方もいらっしゃるかもしれませんが、事実認知症を発症している猫は大変多いのです。認知症になると、無駄鳴きが増えたり、同じ場所をグルグルと周ったりするなどの症状が見られます。

そのような様々な認知症の症状の中で困ってしまうのが愛猫の粗相です。

愛猫自身は粗相をしようと思っているわけではなく、その場所がトイレと思い込んでトイレをしてしまうので根気よくトイレの場所を誘導しても難しいことも残念ながらあります。

そのような時に必要となってくるのが猫用オムツです。猫用オムツを付けていれば、粗相をしても大丈夫ですし愛猫も気持ち的に落ち込まなくて済みます。

泌尿器系などの病気

愛猫が高齢猫ではなくても、泌尿器系の病気や下半身麻痺を伴うような病気になった時も猫用オムツが必要となってきます。

泌尿器系の病気は放っておくと死に至る場合もある恐ろしい病気が多いので、水を飲む量が増えたり、排尿しなくなったりした場合はすぐに獣医に相談しましょう。

また、泌尿器系の病気の他にも何らかの病気や怪我の影響で下半身が動かずトイレができない場合もあります。その場合も猫用オムツが必需品となってきます。

スプレー行為

発情期のオス猫に見られるスプレー行為。強烈なニオイのする尿を部屋中にまき散らすこの行為にお困りの方も多いでしょう。

通常なら去勢をすればスプレー行為が治まるのですが、様々な理由で去勢が遅れてしまった場合は猫用オムツを利用するのが最良な方法となります。

愛猫のスプレー行為を放置していると、去勢をした後でもその場所をトイレと勘違いしてスプレー行為を繰り返してしまう可能性がありますので、ぜひ猫用オムツを活用するようにしましょう。

猫用オムツカバーを活用しよう!おすすめオムツカバー3タイプ

愛猫に猫用オムツをしてあげようといざ思っても、猫はもともと体に何かを装着することが嫌いなので嫌がって歩かなくなったり、自分で脱いでしまったりすることもあります。

そのほかにも、猫用オムツをせっかくつけていてもズレてしまって尿が漏れてしまったりすることもあります。

そんな猫用オムツのお困りごとにぜひ活用したいのが猫用オムツカバーです。猫用オムツカバーは様々なメーカーが発売していて、それぞれに特徴があります。

全身に着せるロンパースタイプ

ロンパースタイプの猫用オムツ商品イメージ
ロンパースタイプの猫用オムツ商品イメージ2
(【グレーMサイズ】猫のおむつカバー ~全身に着せるロンパースタイプ~ より)

こちらは猫のおむつが脱げないようにロンパースタイプになっている猫用オムツカバーです。猫は基本的に服を着たりするのが苦手なのですが、このような猫用オムツカバーを利用するのもいいですよね。

SMALLLEE_LUCKY_STORE 猫犬用おむつカバー

猫犬用おむつカバー商品イメージ
猫犬用おむつカバー商品イメージ2
(Ranphy 猫犬用おむつカバー より)

このような可愛い猫用オムツカバーも存在しています。犬用と書かれていますが猫にも使用可能ですよ。

QZSKY 犬猫用 生理 サニタリパンツ


(QZSKY 犬猫用 生理 サニタリパンツ より)

スタンダードなタイプの猫用オムツカバーももちろんありますので、猫用オムツカバーをお探しの方は愛猫のサイズにあった猫用オムツカバーを探してみてはいかがでしょうか?

猫用オムツカバーを手作りをしてみよう!

猫用おむつカバーを市販で購入しようと思っても、愛猫の身体に合うものがなかなか見つからないという方、それなら猫用オムツカバーを手作りしてみてはいかがでしょうか?

器用な人なら型紙から自分で作ってオリジナルの猫用オムツカバーを作っている方もいらっしゃいます。

既におぱんつ野郎が居るから ちょっと他のコより手が掛かる位なのと 紙おむつの消費ペースが上がるだけだし おぱんつの替えもまだまだある(笑) 基本的にリューのサイズで作ってるので 簡単に他のコに流用は出来ないと思ってます(´・ω・`) おぱんつは服と違ってサイズが大事だと思いますしね だからずり落ちてくる訳で。 お茶乃介に合ったサイズのを作らなきゃなぁ〜 リューは細身なのでデカパンが似合うけど (お尻をプリプリさせながら走ってくるので可愛い) お茶乃介は体が大きいから フィットしてた方が良さそうな気がする 赤いチェックの裏毛ニットどっかにないかなぁ〜 #猫 #ねこ #猫部 #ねこ部 #にゃんすたぐらむ #黒猫 #リュー #三男坊 #スプレー魔 #悩むスプレー対策 #マナーパンツ #紙おむつ生活中 #オムツ猫 #おむつ猫 #ハンドメイド #にゃんたまω #猫用オムツカバー #猫用おむつカバー

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また、新生児用のおむつカバーにしっぽを出す穴をあけて猫用オムツカバーを手作りしてらっしゃる方もいらっしゃいますので、市販の猫用オムツカバーでうまくいかないという方は、猫用オムツカバーを手作りしてみてはいかがでしょうか?

猫用オムツを使うべきか使わないべきか迷った時は?

猫用オムツは粗相をする猫に装着できたら掃除をしなくても済みますし、猫ちゃんもトイレでわざわざしなくてもよくなりますので正直楽です。

ただ、猫は体に何かを着けるということに強いストレスを感じてしまう動物でもあります。

そのため、自力で排泄できる場合やトイレを増設したりトイレの場所を変更したり、トイレ事態を交換することで解決するならば猫用オムツを使用するまえに試してみましょう。

ただし自分で排泄がコントロールをできなかったり、自力で排泄をすることができない場合、やむを得ず猫用オムツを使用することになります。

その場合は、愛猫が猫用オムツをつけることでストレスを感じないように正しい装着の仕方を覚えるようにしましょう。

また、猫用オムツを使用する際は念のため獣医師に相談してアドバイスを仰ぐようにしましょうね。特に猫の尻尾は大変デリケートなパーツなので、猫用オムツを装着してあげるときはあまり刺激をしないように気を付けて装着してあげましょうね。

猫用オムツを使用する際はよく考えよう

人間でもオムツを使うとなるとそれなりの勇気が必要ですよね。それは猫も同じで、猫用オムツを使わなくていいならばそれに越したことはありませんよね。

人間も猫も老化には勝てませんし、病気をしてしまったら猫用オムツを使用しないといけない状況が出てくる可能性は十分にあります。

そんな猫用オムツを使う時に、いかに猫用オムツをストレスなく愛猫に使ってもらえるか?その時がきたらしっかりと考えるようにしましょう。

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