これから猫を飼いたいと思っている人も、今はまだ猫は飼えないけど猫が大好きだという人も、ぜひ大阪府にある保護猫カフェに行ってみてください。
かわいらしくてモフモフな猫たちと遊ぶことで、本当に心が癒されますよ。自由きままに過ごしている保護猫たちですが、もともとは行き場を無くした猫達であったことも覚えていてほしいです。
保護猫に会える施設に足を運ぶことが、保護猫活動への支援になるので、ぜひ何度も通ってみてくださいね。もちろん家族に迎えられる時がやって来たら、そのチャンスを掴むのです。
大阪府で保護猫の譲渡を受けられる施設をご紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
大阪市:大阪市動物管理センター(おおさかワンニャンセンター)
(大阪市:おおさかワンニャンセンターのご案内 より)
大阪市にある動物管理センターでは、迷子になってしまったり、飼い主からやむを得ない理由によって引き取られた犬猫を保護・治療をして、新しい里親さんへの譲渡活動を行っています。
さらに、動物愛護の精神を育んでいくために「ワンちゃんネコちゃんとのふれあい」として、平日の10時から犬猫とふれあえるイベントを実施しているんですよ。
この他にも「ワンちゃんの広場」「ワンちゃんの世話をしよう」など、夏休みに小学生が参加できるイベントもあります。
譲渡してもらうまでの流れ
まず、猫を飼うということはお金も体力もたくさん必要になりますし、猫の最後の寿命が尽きるまで、毎日お世話をすることができるかをよく考えましょう。
そして「猫の譲渡対象者の基準チェック表」を見ながら、それぞれの項目を守ることができる場合にはチェックをしていってください。
「動物の譲渡データ登録申請書(個人)」に必要書類を記入して、里親になりたいという申請をすることになります。また、集合住宅及び借家の場合には、「動物の飼養が承認されていることを確認できる規約等の写し」が必要となります。
これらの書類は郵送・ファックス・電子メールのいずれかでセンター宛てに送付してください。
書類がセンターに届いたら、里親になることができるかを厳正に審査されることになります。ここで審査に通ることができればセンターからハガキが送られてくるので、講習会と譲渡会に参加することができます(このハガキは3ヶ月間有効です)。
センターから譲渡会に参加する猫については、大阪市動物管理センターホームページで随時更新されています。
猫の譲渡会は、毎月第2と第4水曜日にこちらのワンニャンセンターで開催されています。この時の持ち物を忘れないように気をつけましょう。
- センターから送られてきたハガキ
- 猫を連れて帰るためのしっかりしたケージ
- 印鑑
譲渡を受けた後は、6ヶ月から1年以内に「現況報告書」をメール・ファックス・ファックス・郵送にてセンターに提出してください。
さらに譲渡されてから1年以内に「不妊手術実施報告書」も、同じように提出するのを忘れないようにしておきましょう。
施設情報
- 住所…〒559-0021 大阪市住之江区柴谷2-5-74
- 電話番号…06-6685-3700
- ファックス…06-6686-4507
- お問い合わせはメールフォームから
- 開館時間…平日の9時から17時30分まで
- 駐車場…あります
- 出張サービスなどはありません。里親になれるかをよく考えたあと、「動物の譲渡データ登録申請書(個人)」に記入して提出、また集合住宅及び借家の場合には「動物の飼養が承認されていることを確認できる規約等の写し」を併せて提出してください。後日審査に通れば、センターからハガキが送られてきます
- 大阪市動物管理センターのホームページ
交野市:猫スマイル
(猫スマイル|猫と人が共に笑顔でいられますように より)
大阪府交野市にある猫スマイルでは、通常、京都と大阪のみならず、兵庫県、滋賀県、奈良県をお届け対象とし、行き場を無くした猫たちを保護して、新しい里親さんを探す活動をしています。
最初のきっかけとなったのは、京都で起こったボランティア多頭飼育崩壊。これを機にシェルターを構えられました。
猫と人間がいつも笑顔でいることができるように、猫の保護と譲渡活動を猫の気持ちを汲み取りつつ行っています。
譲渡してもらうまでの流れ
猫スマイルで保護をしている猫たちの情報は、ホームページ内やインスタグラム、さらにブログでも閲覧することができます。
気になる猫がいる場合にはシェルターに直接行って面会をするか、猫の譲渡会に参加するかの2つの方法があります(どちらも当日引き渡しではないので注意してください)。
シェルターでのお見合い、譲渡会に伺う場合は、必ず事前に家族で相談して、家族全員の同意を得てからにしましょう。
おうちに迎えたいと思う猫がいれば、当日、エントリーシートに記入して提出します。
スタッフさんから直ぐに準備が必要なものを説明してもらえます。続いてお家にお届けしてもらえる日程を決めてもらいましょう。
ホームページを見て気になる猫がいた場合は、ホームページの「お問い合わせ」より、「里親のご希望」にマークをして連絡してください。
日時が決まったら、猫スマイルのスタッフさんが自宅まで猫を連れてきてくれます(この時に猫が安全に生活できる環境であるかのチェックをしてもらいましょう)。
ここから2週間のトライアル(お試し)期間に入りますが、ここで譲渡費用として約20000円~25000円(猫によって少し費用が違います)を支払ってくださいね。
トライアル期間の間は、猫が生活している様子を写真にて伝えましょう。期間が終了して問題が起きなかった場合には、そのまま正式な譲渡がしてもらえます(正式譲渡に至らなかった場合には、譲渡費用の半額を寄付することになります)。
施設情報
- 住所…大阪府交野市
- お問い合わせはホームページ内のフォームより
- 出張サービスがあります。ホームページなどで里親募集されている保護猫の情報を見て、シェルターか譲渡会に参加してください。「猫譲渡の条件と注意事項」というプリントをもらって家族で話し合い、「エントリーシート」で申し込みをしましょう
- 猫スマイルのホームページ
大阪市:ネコリパブリック
大阪市にあるネコリパブリックでは、保護猫ボランティア団体と協力をしながらお洒落で快適な猫との共生生活を提案しています。
保護猫カフェをビジネスとしても展開していくことで自走型カフェとして保護活動を展開しています(カフェだけでなく、ネットでも雑貨やお洒落で便利な猫グッズなどをたくさん販売しています)。
2022年2月22日までに、猫の殺処分の数をゼロにするべく猫助けをしているということで、ぜひ応援したいですね。
ネコリパブリックは5階建てのビルを丸ごと使った保護猫カフェになっています。1階から5階まで全てが保護猫のためのお店になっているという豪華さ。
- 1階…猫カフェのバー「SOMETHIN’ NEW YORK」
- 2階…猫の雑貨屋さん「ネコ市ネコ座」
- 3階…保護猫カフェ「ネコリパブリック」
- 4階…保護猫と一緒に昼寝ができてしまう「CAT & BED & BOOK」
- 5階…保護猫たちがくつろぐスペース
とにかく猫好きさんにはたまらないビルになっているんですね。
譲渡してもらうまでの流れ
ネコリパブリックで保護猫を譲渡してもらいたい場合は、まず来店して猫たちとふれ合ってから家族に迎えたい猫を決めましょう。
そして里親希望であることを、スタッフさんに伝えてください。ネコリパブリックで定められている里親基準を満たすことができれば、相談した上で譲渡をしてもらう日を決めていきます(当日の譲渡はありません)。
そして譲渡の時(スタッフさんが自宅まで猫を届けてくれます)に、誓約書に必要事項を記入して捺印してください。
さらに身分証明書と連絡先(自宅だけでなく携帯電話の番号も)を確認して、最後に写真撮影をします。そしてこれまでにかかった医療費と交通費も支払いましょう。
そこから2週間のトライアル期間に入りますが、1週間経過するごとにスタッフさんから状況確認の電話があります。
トライアル期間に問題が起こらなければ、そのまま正式な譲渡となります。
施設情報
- 住所…〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目16-9 第Ⅷ KSビル
- 電話番号…06-4708-3889
- ファックス…06-4708-3812
- メールアドレス…公開されていません(お問い合わせはホームページ内のフォームより)
- 営業時間…平日の14時から20時まで・土日祝日は13時から19時まで
- 定休日…火曜日
- 猫カフェの料金…平日なら30分1100円・60分1300円(土日だと30分1500円・60分1700)すべて1ドリンクが付きます・フロアによって金額が違います
- 駐車場…ありません
- 出張サービスがあります。ネコリパブリックに直接行って猫達とふれ合ってから家族に迎えたい猫を探します。それから里親希望であることをスタッフさんに伝えてください
- ネコリパブリックのホームページ
大阪市:カフェウリエル
大阪市にあるカフェウリエルは、保護猫の存在を今よりももっと周りの人々に知ってもらうため、そして過酷な環境で生きている猫達と猫好きさんがやすらぎを感じられる場所になっています。
ウリエルの店長の神谷さんが出会った子猫、ウリエルの存在がこのカフェを作るきっかけとなりました。そのエピソードもホームページ内で読むことができますよ。
譲渡してもらうまでの流れ
まず、カフェウリエルに直接足を運んで保護猫たちとしっかりふれあいましょう。
その上で家族として迎える猫が決まったら(1度で決定せず何度も通ってももちろん大丈夫です)、スタッフさんに相談して「エントリーシート」に記入してください(もし他の里親希望の方とエントリーがかぶってしまった場合には、猫の保護主さんが決めることになります)。
猫の保護主さんと相談してトライアル開始の日を決めてください。トライアル当日は、保護主さんが猫を自宅まで連れてきてくれます。
その時に里親になれるかの最終面談をして、「譲渡契約書」を作成しましょう。さらに譲渡費用(医療費を一部負担します。一律21000円ですが、まだ不妊手術を行っていない場合には10000円加算されます)を支払ってください。
2週間から1ヶ月程度のトライアルが無事に終了したら、正式に保護猫を譲渡してもらえます。
譲渡してもらった後も、猫の近況メールを保護主さんに送るなどのやりとりをお願いします。
施設情報
- 住所…〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西4-1-30
- 電話番号…06-6486-9770
- メールアドレス
- 営業時間…平日は11時半から21時まで・土日祝は12時から19時まで
- 猫カフェの料金…はじめの60分は1500円(フリードリンク付き)・延長は15分ごとに300円・平日限定のランチタイムメニューもあります
- 駐車場…ありません
- 出張サービスがあります。まずウリエルに直接足を運び猫達としっかりふれあって、家族として迎える猫を決めましょう。そこからスタッフさんに相談して「エントリーシート」に記入してください。それから保護主さんとトライアルを始める日を決めましょう
- カフェウリエルのホームページ
大阪市:SAVE CAT CAFE
SAVE CAT CAFEでは、キャットルームに入れるのは6人までと決まっているので予約が優先になります。
ですから来店する前に、カフェに事前予約しておくことをオススメします(電話かホットペッパーで申し込みができます)。
小学生のお子さんは、保護者同伴であっても30分までしか利用できなくなっているので注意してください。
キャットルームに入る前には必ず靴下を着用しましょう。
譲渡してもらうまでの流れ
SAVE CAT CAFEで保護猫の譲渡を受けるには、まずカフェに3回通っている必要があります。
譲渡条件や譲渡までのステップは、提携している「おおさかねこネット」で定められているものになるので注意してください。
まずカフェに直接行って(できれば予約をして、家族全員で)保護猫たちとふれ合いましょう。スタッフさんに里親希望であることを伝え、「エントリーシート」に記入します。
それから猫の保護主さんと相談してトライアルの日を決めてください。この時に自宅で猫が飼える家だということが証明できる
書類も提出してください。
トライアル当日になると保護主さんが自宅まで猫を届けてくれます。
その時に譲渡費用として医療費を一部支払いましょう(この時に、ワクチンとウィルス検査の証明書類を渡してもらえます)。
そして「譲渡契約書」も作成してください。そこから2週間問題が起こらなければ正式な譲渡となります。
施設情報
- 住所…〒530-0041 大阪市北区天神橋5丁目7-8山田ビル201
- 電話番号…06-7165-6504(予約やお問い合わせは営業時間内のみ)
- お問い合わせはホームページ内のフォームより
- 営業時間…12時から20時まで(土曜は22時まで)
- 定休日…月曜
- 駐車場…ありません
- 出張サービスがあります。まずホットペッパーか電話で予約をしてから直接カフェに行って猫とふれあい、家族としてお迎えする猫を選びます。そこから「エントリーシート」に記入してください
- SAVE CAT CAFEのホームページ
保護猫たちに会いに行くことが支援になります
大阪府では、行き場を無くした猫たちを救済する活動が活発的に行われています。
ビルが丸ごと猫のために使われている大規模な保護猫カフェもあるので、ぜひ1度は足を運んでみたいですね。
今はまだ里親になれなかったり、条件が合わない場合でも猫に会いに行くことが支援になります。
どの施設でも、電話で問い合わせをする場合には営業時間内にしてくださいね。かわいい保護猫たちは、いつでも猫好きさんとふれあえるのを待ってくれていますよ。
みんなのコメント
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私は凄く猫が大好きです。今までも猫を飼った事もあります。 今、子供も独立して主人とまた猫を飼いたいねと話しをしていて保護猫をって・・・思いこのサイトを見ました。
結論から言います。 保護猫を一匹でも救いたいと思っていますが、身分証明書や譲渡契約書や会のメンバーが自宅にきて猫が住める環境かどうかをじろじろと見られ生活のレベルや職業をきかれたり生活のレベル等なども評価されたり譲渡した後も写真を送ったりして凄くめんどくさいんですね。(なんか上から目線で知らないひとから厳しい評価されているみたいで会社時代を思い出します)
私はあまり家に知らない人を入れたくないのですが、私みたいな人間には保護猫は無理なのだど諦めないといけないとわかりました。
とても残念です。