香川県で保護猫をお迎え!譲渡を受けられる団体・施設のまとめ

これから猫を飼いたいと思っているなら、ぜひ保護猫がいる施設に足を運んでみてください。ギリギリの所で命を救われた猫~まだ保健所で命が助かるか分からない猫まで実に色んな猫がいます。

確実に分かることは、猫も人間と同じ大切な命であり、決してそれを軽く見てはいけないということです。

猫の飼い主が無責任な行動を取れば、それは最終的には飼われていた猫が命によって責任を取ることになることを覚えておいてください。猫は飼い主を選ぶことはできないのです。

香川県で保護猫の譲渡を受けられる施設を3つご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。


高松市:高松市保健所

高松市保健所では、やむを得ない理由によって飼い主から持ち込まれた犬猫の他に、所有者不明として連れてこられる犬猫がとても多いのが現状です。

やはりどうしても飼い主が分からない犬猫が多いということから、どうすればこの数を減らしていけるか…ということで

  • 犬猫にしっかり不妊手術を施す
  • 野良猫に無責任に餌をあげない
  • 飼い始めた犬猫は、必ず責任と愛情を持って終生お世話をする
  • 犬猫が迷子にならないように、しっかりと脱走防止策を講じる

という点がとても重要になってくるでしょう。

猫の里親になりたいならば、「ペットを飼う前に考えて」というページにある内容をしっかりと家族で話し合い、本当にペットの命に終生責任を取れるのか、変わらない愛情もかけていけるのかということを考えましょう。

譲渡してもらうまでの流れ

保健所で保護猫を譲渡してもらうためには、まず保健所が開催している「譲渡前講習会」を受講しておく必要があります(家族全員での受講が勧められています)。

保健所生活衛生課に電話をかけて、事前に講習会の予約をしてから保健所に行きましょう(講習会の日時は決まっていないので、開館時間内で希望の日時を伝えてください。保健所の方で調整して開催日時が決定されます)。

講習会を受講したら、実際に保護猫と対面することができます(希望する猫の大きさや種類などをマッチングしてくれますが、この時に希望する猫がいない場合には、後日収容された時に保健所から連絡が入ることになります)。

家族としてお迎えしたい猫が決まった場合には、「譲渡申込書」と「誓約書」を保健所に提出して猫を連れて帰れるゲージなどを準備してください。

譲渡をしてもらったあとにも、保健所からのお知らせ(猫の飼育状況に関するアンケートや飼い方教室の案内など)が届くので、できる範囲で参加するようにしましょう。

施設情報

  • 住所…〒760-0074 高松市桜町一丁目10番27号
  • 電話番号…087-839-2865
  • ファックス…087-839-2879
  • メールアドレス…doubutsuaigo@city.takamatsu.lg.jp
  • 営業時間…平日の8時半から17時まで
  • 駐車場…ありますが、1時間以降は25分ごとに100円料金がかかります
  • 出張サービスなどはありません。まず保健所に電話をして「譲渡前講習会」の予約をして、受講してください。それから希望の猫と対面をすることができます
  • 高松市保健所のホームページ

この他にも、ご自分のお住まいの地域の保健所を検索してみてくださいね。

香川県:waK waK sun

高松市をメインとして活動している「waK waK sun」は、以前は「with animals KAGAWA」というボランティア団体でした。

行き場を無くしてしまった犬猫が、またワクワクキラキラした楽しい日々を送ることができるように名付けられました。

保護猫を譲渡してもらいたいなら、waK waK sunでは譲渡のための条件があります。

犬猫は15年から20年寿命があること、そしてその間に多額な費用がかかりますし病気になれば病院に通う費用もプラスされることになるでしょう。もし万が一病気になったとしても、猫を引き取ってもらえる人を必ず決めてください。

これらがしっかりと確約できない場合には、「まだ猫を飼う、猫と暮らす時期ではない」との判断をするべきです。

飼い主が無責任な対応をした場合、そのツケは最終的にペットである猫が「命」によって支払うことになってしまうことを忘れないでください。

譲渡してもらうまでの流れ

ホームページ内にある「里親希望の専用メールフォーム」から里親の申し込みをすると、「事前アンケート」が返送されてくる(申し込み内容によっては質問が追加される場合もあります)ので、返事をしてください。

それから保護猫と対面をした上で、実際に猫の飼育をする上での注意点や必ず厳守するべきことについての説明を受けましょう(保健所で開催される譲渡前講習と同レベルの内容です)。

ここで写真を使って猫が脱走をしないかをしっかり話し合い、危険な場合には具体的な対策も提案してもらいましょう。

そして後日、スタッフさんが自宅まで猫を連れてきてくれるので、そこから1週間程度のトライアル期間に入ってください(この期間にはこまめに猫の状態について連絡をしましょう)。

トライアル期間が終わって問題などがなければ、正式な譲渡になるので「譲渡誓約書」に加えて身分証明書の提出をしてください。

waK waK sunでは、随時譲渡会(犬猫waKワク★譲渡会)でもかわいい猫たちに会うことができます。家族としてお迎えしたい猫がいれば、事前アンケートに記入した上でマッチングをしてもらいましょう(当日猫を連れて帰ることはできません)。

後日スタッフさんが自宅まで猫を連れてきてくれるので、飼育環境などに問題がなければそのままトライアル(お試し)に入りましょう。

※waK waK sunで正式譲渡を受ける際には、これまでかかった医療費の一部を負担することになっています。

施設情報

  • 住所…香川県
  • お問い合わせ・譲渡の申し込みはメールフォームより
  • 駐車場…譲渡会場にはあります
  • 出張サービスがあります。まず「里親希望の専用メールフォーム」から里親希望をすると、waK waK sunから折り返し「事前アンケート」が返送されてくるので、記入の上送信しましょう
  • waK waK sunのホームページ

高松市:BONにゃん

もともとは、平成21年に1匹の猫を保護したことがきっかけに、保護猫団体「BONにゃん」が生まれました。丸亀町商店街の人たちの協力を得て、毎月定期的に譲渡会が行われています。

今では商店街からの支援によってBONにゃんHOUSEがオープンしています。

  • 地域猫のTNR(捕獲・不妊手術・元の場所に戻す)活動
  • 里親募集中の猫を展示
  • ボランティアさんのハンドメイド猫アイテムの販売
  • 適正に猫を飼うための指導
  • 猫の切実な相談にも乗ります

猫の飼い主がきちんと対応をしないことで猫が迷惑な存在になってしまうことがないように、猫と人間が共生していけるようにサポートをしているんですね。

譲渡してもらうまでの流れ

BONにゃんで保護猫を譲渡してもらうためには、毎月定期的に行われている譲渡会に行くか(場所は変わるのでホームページで随時確認してください)、BONにゃんHOUSEに直接足を運んで里親募集中の保護猫たちと対面することもできますよ。

まずは、下記のメールにてBONにゃんにお問い合わせしてください。それからスタッフさんと譲渡について話し合いましょう。

施設情報

  • 住所…高松市(捨て猫を防止するため公開されていません)
  • 電話番号…公開されていません
  • メールアドレス…neko@bonnyan0222.jp(お問い合わせには名前・住所・電話番号・携帯アドレスを記載してください)
  • 営業時間…土曜の11時から15時まで
  • メールをしてからBONにゃんHOUSEに行くか、毎月開かれる譲渡会に参加してください(こちらは予約不要です)
  • BONにゃんのホームページ

香川県を、猫と人とが共生していける場所にしよう

まだまだたくさんの猫たちが飼い主不明として保健所などに連れてこられているのが、今の現状です。

「どうしてこんなにも飼い主不明の猫が多いのか」ということで、猫ではなく飼い主の行動や責任について香川県は考えていきます。

不幸な猫を減らしていくために収容される猫自体を減らすことはもちろん大事ですし、保護猫に新しい家族が見つかることだってとても大事なことですよね。

「猫を飼うなら保護猫を」という意識が、今よりももっと人々に浸透していきますように。

みんなのコメント

  • ナタリー より:

    日曜日に黒い子猫を2匹保護しました 
    たぶん親猫が亡くなって2匹が駐車場であたためあって弱っていました うちには犬が二匹いるので猫のいる友人宅にいます
    里親になって下さる方がいらっしゃいましたら09065436050807まで連絡くさい

  • いっちゃん より:

    こんばんは、
    お知り合いの方の野良猫ちゃんが最近子供を生み
    里親探ししてます。丸亀土器辺りです
    不幸な猫を増やさないためにも
    色々考えてますが 
    心優しい最後まで責任もって大切にしてくださるかた探してます

    気になる方いらっしゃいましたらコメントください。

    • 匿名 より:

      こんばんは♪現在,保護猫2女の子10歳,7歳と男の子1歳8ヶ月、8ヶ月の4匹がおります。

      • 芝口恵美子 より:

        黒猫15歳が亡くなり,寂しくて
        近所によく似ている子がいるけど
        よそで飼われている子らしく,たまにみてます。が。哺乳瓶で,育てたから,出来たら子猫をむかえたいです。

あなたの一言もどうぞ

ページトップへ