あなたの猫にペット保険は必要?ペット保険の選び方・市場大手の比較

可愛いペットを我が家に迎え入れる時、頭に入れておかなければならないのが、動物の病気やケガのこと。ペットがいつも元気とは限りません。人間と同じように病気やケガをし、病院の治療が必要になることがあります。

ペットを受診させたことのある人はよくご存じかと思いますが、ペットの治療費は意外と高額です。窓口で、想定外な請求額を聞いて「ええっ?!」と固まった経験を持つ飼い主さんもいるのではないでしょうか。

人間と同様にペットも保険を掛けておくと、いざという時に安心です。ペット保険の基礎知識、大手保険会社のペット保険をチェックしてみましょう。

万が一の病気やケガ…ペットの治療費は思いのほか高額!?

「ペット保険」は、ペットが病気やケガをした時にかかる動物病院の医療費を一部補償する保険です。

人間の診察代は、健康保険によって3割程度の負担で済みますが、動物の医療費は人間と違って公的な健康保険制度がないため、全額自費となります。

そのため、ちょっとした病気やケガの治療でも数千円、手術や入院となれば10万円以上の費用が必要になってしまいます。

実際にペットの医療費がどれくらいかかるのか相場をチェックしてみましょう。

1.猫の飼育にかかる費用

猫の飼育には平均して1年間で約13万円の費用がかかるというデータが報告されています。そのうち約3万5千円が病気やケガの治療費です。

アニコム損害保険株式会社の調査によると、猫の飼育で1年間にかかる費用の平均額は、約13万2千円とのことです。(保険料をのぞく)

そのうち最も多くを占めるのが「フード・おやつ」の約4万1千円、次に多くかかるのが治療費の約3万5千円となっていました。

(参照…アニコム損害保険株式会社 2016年 契約者627名を対象としたペットにかける年間支出調査)

猫も人間同様に寿命が延びており、平均寿命は14歳くらいとなかなか長生きです。高齢になったペットは生活習慣病にかりやすく、特に高齢の猫はガン、腎臓病、心臓病のリスクが高いので、猫が長生きするほど治療費が多く必要になる可能性があります。

▼高齢になった猫がかかりやすくなる病気を把握しておきましょう
高齢猫がかかりやすい病気。7歳以上のシニア期はより日々の観察を

2.動物病院の診察に必要な費用

全国の動物病院の診察で請求される平均的な費用は、次の通りです。(動物病院やペットの病状によって異なります。)

診察内容 診察料金
(全国の獣医師から得た回答結果の中央値)
診察料 初診料1,386円
再診料726円
時間外診察料(深夜)4,513円
調剤 内服薬(1回あたり) 249円
創傷処置 1,868円
皮下注射 1,425円
検査 採血 727円
血液型検査(猫) 5,442円
エックス線(消化管造影)7,911円
MRI 5万円以上
入院料(1日) 2,619円
外耳処置 1,256円
麻酔 局所 2,085円
全身 10,020円 
不妊手術(猫) 去勢  12,652円
卵巣子宮切除 20,986円
手術 胃切開 38,129円
腎臓切開 48,962円

参照…公益社団法人 日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査及び飼育者意識調査」家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金( 回答集計結果の中央値)

ちょっとした不調で検査や投薬を受けても、1回の診察で数千円から1万円以上の治療費を請求されることが珍しくありません。

また、獣医師の医療は「自由診療」で、動物病院によって治療の方針や金額が統一されていないため、丁寧な治療や高度な医療を行っている病院に行くと、ほかの病院に比べて治療費がかなり高額になってしまうこともあるのです。

▼猫の健康診断の内容や金額については、こちらをご覧ください
猫の健康診断は必要?検診でわかる事や費用の目安を確認しよう

3.ペットが病気やケガをした時にかかる平均的な治療費

ペットが病気やケガをした場合にトータルしてかかる治療費の平均額、最高額に関しては、次のようなデータがあります。

傷病名 平均治療費 最高額
骨折 16万4千円 77万円
異物誤飲 4万円 67万8千円
外耳炎 1万1千円 24万9千円
胃腸炎 1万9千円 54万4千円
ガン 16万6千円 121万6千円

参照…ペット&ファミリー少額短期保険株式会社(平成25年4月~平成26年3月に支払われた保険金の実績を基に算出した金額)

…治療費が高額になると、家計を大きく圧迫する可能性が出てきてしまいます。治療費が払えないために泣く泣く治療をあきらめたり、受診しようか戸惑っているうちにペットの病状が悪化してしまうケースも少なくはありません。

どのペットにも「万が一」ということはあり得るので、治療にはこれくらいお金がかかるのだということを把握し、心の準備をしてから猫を迎え入れてあげたいものですね。

▼猫が怪我をしたり入院した時の治療費については、こちらもご覧ください
猫の入院費や治療費の目安。もしもの時にも安心できる備えとは

ペット保険の特徴と加入するメリット・デメリット

動物病院を受診したことがある猫は、飼育されている猫の約8割にのぼるとされています。

ところが、動物の治療費が高額になりやすいにもかかわらず、ペット保険に加入している飼い主さんは全体の約5%しかいません。ほとんどの飼い主さんが全額を自費で負担しているという現状がうかがえます。

ペット保険を上手に利用すると治療費の負担を大幅に軽減させることができます。ただし、必ずしもペット保険に加入した方が良いとは言えず、ペット保険に加入したことで、かえって損をしてしまう場合もあり得ます。

ペット保険に加入する前には、保険に加入するメリット・デメリットをきちんと理解してから検討することが大切です。まずは、ペット保険の基本をチェックしてみましょう。

ペット保険の特徴

ペット保険に加入しておくと、愛猫が病気やケガをして動物病院で治療を受けた時、補償の対象になっている診察内容に対して、治療費の一部が補償してもらえます。

補償の対象になるのは、次の3種類の治療費です。

  • 通院による診察費(通院補償)
  • 入院費(入院補償)
  • 手術費(手術補償)

各保険会社の商品によって、補償内容の組み合わせは異なります。

補償期間は1年間。継続する場合は、1年おきに契約を更新します。また、保険料はペットの年齢が上がると共に段階的に値上がりしていくのが一般的です。

ペット保険に加入するメリット

ペット保険に加入していると、次に挙げる大きなメリットが得られます。

治療費の負担が軽減される
全額負担で高額になりがちなペットの治療費が一定の範囲内で補償してもらえるので、実際の負担はかなり軽減されます。
気軽に診てもらえるようになる
通院だけでも保険がおりるので、家計の負担を気にせず、気軽に受診することができるようになります。

「様子がおかしい」と感じた時点ですぐ受診すれば、ペットの病気やケガが悪化する前に完治させることも可能に。

サポートが受けられる
ペット保険に付帯している無料サービスや有料の特約を契約することで、手厚いサポートを受けることができます。

ペット保険のデメリット

一方で、大きな安心が得られるペット保険にもいくつかのデメリットはあります。

ペットが健康でも保険料は支払わなければならない
ペット保険は「掛け捨て」タイプで貯蓄性はないので、猫が動物病院で治療を受けなかった場合は、満期を迎えても保険料は返戻されません。

猫がその1年健康だったことは喜ぶべきです。しかし「保険に入らなくても良かったのかな?」と後悔が頭をよぎる人もいるかもしれません。

補償が大きいと保険料も高くなる
人間の保険もペット保険も、保険料の高さと補償の大きさは比例します。

補償内容が充実したペット保険は安心感が大きく、いざという時に手厚く補償してもらえますが、月々の保険料が家計の負担になる場合があります。

一方、保険料が安いペット保険は支払いが続けやすいのですが、補償内容が小さいため、実際にはあまり役に立たないこともあるのです。

なかなか難しいことですが、保険料と補償内容のバランスがとれたプランを選ぶことが一番のポイントといえます。

トラブルが起こる場合がある
保険の内容をよく把握せずに契約してしまい「診察内容が補償の対象ではなかったために保険金が支払われなかった」という失敗を起こす人も少なくありません。

動物病院で受けた診察の全てが補償の対象になるわけではないので、保険の支払いに関する条件は、しっかりと把握しておく必要があります。

契約前には保険会社のウェブサイトやペット保険のパンフレットに目を通し、重要事項説明書や約款(やっかん)をよく読んでおきましょう。

読み飛ばす人が多いかもしれませんが、約款には、保険料や保険の支払いに関する条件がしっかり記載されています。

ペット保険はこんな人に必要かも

ペット保険のメリット・デメリットをふまえると、次のような人はペット保険に加入した方が良いと考えられます。

  • 貯蓄が少なく、高額な治療費が必要になった時、貯蓄から支払うことが難しい人
  • 猫が中年期に入り、病気やケガのリスクが高くなることが予想される場合

猫が若い時は病気をしにくいので、毎月の積立で治療費を貯蓄しておいても、十分にまなかえるかもしれません。猫が中年期に入ったら、ペット保険の特徴をよく検討した上で、必要に応じてペット保険に加入するのがおすすめです。

うちの子に合うプランは?ペット保険を選ぶときにチェックすべき項目

現在、13社からペット保険が販売されています。少しずつ特徴が異なるので、どの商品を選んだらよいか迷ってしまいますね。飼っている猫によって、ベストなペット保険はそれぞれ異なるので、猫の年齢やライフスタイルに合わせてプランを選びたいです。

通院、手術、入院が補償の対象になるかどうか

ペット保険は、商品によって補償の対象が異なります。「通院+手術+入院」の全てが補償される商品もあれば、手術と入院のみ、通院と入院のみが補償されるものなどもあります。

「通院+手術+入院」タイプは補償がワイドになる分、保険料も高くなるので、保険料を抑えたい場合は、重視したい保障内容や補償割合のバランスを考えてプランを選びましょう。

若い猫は犬よりもケガや病気をしにくいといわれるので、若いうちは「手厚いペット保険は不要」だと考える飼い主さんも多いかも知れません。

ちなみに、ペットの受診にかかる費用のほとんどは通院による診察費です。少なくとも通院補償のついたプランに加入しておけば、気軽に受診できるようになります。

また、猫のライフスタイル、品種によっては、ケガが多い子、若くても体調を崩しやすい子、特定の病気になりやすい猫もいます。補償内容と保険料のバランスを考えて「うちの子」に合った保険を選ぶことが大切です。

▼例えば、スコティッシュフォールドは遺伝性疾患が危惧されています
スコティッシュフォールド特有の危険な病気、遺伝性骨形成異常症とは

補償割合の高さで選ぶ

ペット保険の保険金は、契約している保険の「補償割合(補償率)」に応じた金額で支払われます。手厚い補償を受けたい人は、補償割合が高いプランを選びましょう。

<例>

補償割合が70%のプランに契約。負担した治療費は1万円。

この場合は、70%にあたる7千円の保険金が支払われ、自己負担は1万円―7千円=3千円ですみます。

ちなみに、補償割合が大きくなるほど自己負担が軽くてすみますが、月々の保険料は高くなります。

保険金の金額、支払回数の制限をチェック

保険金は「年間最大補償額」設定されています。これは1年間に保障してもらえる補償額の上限です。1年あたりの治療費がいくら高くなっても、年間最大補償額を超える保険金を払ってもらうことはありません。

<例>

年間最大補償額が50万円、補償割合が70%のプランを契約。年間にかかった治療費は70万円。

この場合、保険金は100万円の70%にあたる70万円ではなく、最高で50万円が支払ってもらえることになります。

中には、1回あたり、入院1日あたりの保険金、年間の支払回数に制限を設けているプランがあります。この制限によって、治療費が高くなっても十分な保険金が受け取れなくなる場合があることも覚えておきたいです。

免責金額の有無もチェック

ペット保険の中には「免責金額」が設定されているものがあります。免責金額は、治療費の中で被保険者が必ず負担する金額のことです。

<例>

治療費が1万円で補償割合が50%、免責がない保険の場合は、1万円の50%にあたる5千円が保険金として給付されます。

もし免責金額が3千円と設定されている場合は、補償の対象となる治療費は1万円ー3千円=7千円で、その50%にあたる3,500円が給付されることになるので、免責がついていない保険よりも支払われる保険金が少なくなってしまいます。

免責金額が設定されている保険を利用すると、場合によっては保険金がかなり少なくなってしまう可能性があるため、免責のついた保険はおすすめされないこともあります。

ただし、免責がつくことで手厚い補償が可能になっている商品も多いため、いちがいに免責のついた保険が損するとも言いきれません。

新規契約の年齢制限をチェック

ペット保険は、一度契約すると終身まで更新しながら保険を掛けることが可能です。ただ、新規契約については、ほとんどの商品で7~10歳ごろまでという年齢制限が設けられています。

猫が中年期に入ってから新しく保険を掛けようとする場合、商品によっては年齢制限に引っかかる場合があるので、保険を契約するタイミングもよく考えましょう。

割引があれば保険金が安くなる

商品によっては、条件つきで保険金が割引してもらえるものがあります。少しでも保険金を抑えたい場合は、割引制度の有無でペット保険を選ぶのも一つの手といえるでしょう。

主な割引制度には、

  • 健康割引(前年に保険金の支払いがなかった)
  • インターネット申し込み割引
  • 多頭飼い割引
  • マイクロチップ装着割引

などがあります。

保険金の請求方法で選ぶ

保険金の請求は、自費で治療費を支払った後に保険会社に申請して保険金の支払いを請求する「立替請求型」が一般的です。

ペット保険の中には、動物病院の窓口で治療費を支払う時、保険金の給付分を差し引いた金額で支払うことができる「窓口請求型」もあります。

窓口請求型だと、人間の健康保険のように割引きされた金額だけ自費で払えばよく、後日に手続きをする手間が省けて楽です。

サービス・特約の内容もチェック

ペット保険の基本的なサービスは治療費の補償ですが、そのほか特典として、無料のペット相談窓口やレジャー・宿泊施設の利用料金割引などが付帯している商品が多くなっています。ぜひ活用しましょう。

また任意で特約を付帯させることのできる商品もあります。ペットライフをより充実させたい人は特約をチェックしてみましょう。

8つの大手保険会社の人気ペット保険を比較!特徴・補償・サービスは?

大手の保険会社が販売しているペット保険、人気の高いペット保険には次に挙げる商品があります。

保険会社 商品名 主な特徴
アニコム損保 どうぶつ健保ふぁみりぃ
どうぶつ健保ぷち
ペット保険のシェアNO.1
アクサダイレクト ペット保険 日数、回数、
1回あたりの
金額の制限がない
アイペット損保 うちの子
うちの子ライト 
窓口精算も可能
FPC フリーペットほけん 手厚い保障内容で
手頃な保険料
日本ペットプラス
少額短期保険株式会社
いぬとねこの保険 日額・回数の制限がない
割引制度が充実
メディカルサポート PS保険 保険料が手頃
補償が手厚い
ペッツベスト
少額短期保険株式会社
ペッツベスト 16歳まで新規契約可能
日額・回数の制限がない
ペット&ファミリー
少額短期保険株式会社
げんきナンバーわんスリム 手頃な保険料
日額・回数の制限がない

それぞれのペット保険について、保険料、補償内容などの特徴を説明していきたいと思います。

アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保ぷち」

どうぶつ健保ふぁみりぃとどうぶつ健保ぷちのサイト画像

アニコム損害保険株式会社の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保ぷち」は、ペット保険のシェアNo.1(2016年)をほこる人気のプランです。

通院+入院+手術をバランス良く保障する「動物健保ふぁみりぃ」と、手術・入院を手厚く保障する「動物健保ぷち」があります。

プラン名 補償
割合
月額 年間
最大
補償額
通院
補償
入院
補償
手術
補償
どうぶつ
健保
ふぁみりぃ
50%プラン
50% 2,500円 60万円 20日
1万円
20日
1万円
2回
20万円
どうぶつ
健保
ふぁみりぃ
70%プラン
70% 3,330円 84万円 20日
14,000円
20日
14,000円
2回
14万円
どうぶつ
健保
ぷち
70% 1,080円 128万円 なし 20日
14,000円
50万円
2回

※保険料は、猫0歳の場合
※通院補償・入院保障は、年間の支払回数・1日あたりの支払金額の限度を記載
※手術補償は、年間の手術の回数・1回あたりの支払金額の限度を記載

新規加入が可能な年齢
8歳未満まで新規加入が可能です。
窓口精算が可能
「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、窓口精算(窓口請求)も可能です。

契約者に発行される「どうぶつ健康保険証」を動物病院の窓口で提示すると、補償額を割り引いた金額で支払いが済み、後日請求をする手間が省けます。(窓口請求は、全国の「どうぶつ健保」に対応している動物病院で適用されます。)

専門家のサポートサービスが受けられる
電話や掲示板で、専門家のサポートサービスが受けられます。獣医師やカウンセラーにペットの健康相談をすることができます。

▼ペット保険の特典である電話相談については、こちらをご覧ください
猫のペット保険会員特典、獣医への電話相談サービスを使ってみた

アクサダイレクト「ペット保険」

アクサダイレクトのペット保険サイト画像

アクサ損害保険株式会社(アクサダイレクト)の「ペット保険」は、通院+入院+手術がバランスよく保障されている点と、手頃な保険料が魅力。世界最大級の保険ブランドが販売しているので安心感をおぼえる飼い主さんも多いようです。

プラン名 補償
割合
月額 年間
最大
補償額
通院補償・入院保障・手術保障
ペット保険
プラン50
50% 1,690円 50万円 年間最大補償額の範囲内
で対応
ペット保険
プラン50
70% 2,070円 70万円 「ペット保険プラン50」と同じ

※保険料は、血統種の猫0歳・マイクロチップ装着なしの場合

新規加入が可能な年齢
8歳未満まで新規加入が可能です。
年間最大補償額の範囲で何度でも請求できる
保険金の支払いは、回数や1回あたりの金額が制限されていないので、年間最大補償額の範囲ならば何度でも補償が受けられ、安心して治療を続けることができます。
ペット賠償責任特約をつけることもできる

任意で「ペット保険賠償責任危険補償特約」をつけることも可能です。

賠償責任特約は、ペットがほかの人をケガさせたり物を破損した時に生じた損害賠償金額を保障してもらえる特約です。1回につき1,000万円まで補償され、面倒な示談交渉も代行してもらえるので、万が一の事故に役立ちます。

割引で保険料がお得に
インターネット契約なら、初年度の保険料が3,000円割引きになります。

またマイクロチップを装着している猫は常に保険料が割引されます。マイクロチップを装着していない猫と比べると、年間で数百~数千円がお得になる計算です。

無料のペット健康相談サービスが受けられる
獣医師が「ペット健康相談サービス」に対応しています。契約者は、電話で24時間365日ペットのしつけや健康に関する相談が受けられます。

▼猫のマイクロチップの装着については、こちらをご覧ください
猫にマイクロチップを装着するメリット・デメリット。本当に必要?

アイペット損保「うちの子」「うちの子ライト」

アイペット損保うちの子サイト画像

アイペット損害保険株式会社は、通院+入院+手術をバランス良く保障する「うちの子」と手術に特化した「うちの子ライト」が販売しています。保険料を抑えて万が一の手術で手厚い補償を受けたい場合は「うちの子ライト」がおすすめ。

プラン名 補償
割合
月額 年間
最大
補償額
通院補償
入院補償
手術
補償
うちの子
50%プラン
50% 2,400円 72万8千円 22日
12,000円
2回
10万円
うちの子
70%プラン
70% 2,990円 122万4千円 22日
30,000円
2回
15万円
うちの子
ライト
90% 780円 100万円 入院10日まで
通院補償なし
2回
50万円

※保険料は、猫0歳の場合
※「うちの子ライト」は、治療費3万円以上が補償の対象となります。

新規加入が可能な年齢
13歳未満まで新規加入が可能です。
窓口精算が可能
「うちの子」に契約者には、アイペットオリジナルの保険証が発行され、窓口で提示すると窓口精算が可能になります。(アイペットに対応している動物病院のみ)
ペット賠償責任特約をつけることもできる
任意で「ペット責任賠償特約」をつけることで、1事故につき500万円までの保障を受けることが可能になります。
割引で保険料がお得に
インターネット契約なら10%割引、前年に無事故だった場合は5%割引が適用されます。また、多頭割引で2~3%の割引が適用され、猫をたくさん飼っているおうちの家計にもやさしいです。

株式会社FPC「フリーペットほけん」

株式会社FPCフリーペットほけんサイト画像

株式会社FPCの「フリーペットほけん」は、人件費や宣伝費を削除することで、リーズナブルな保険料を実現しています。通院+入院+手術を保障しながら、保険料は業界最安値レベルのお手ごろさです。

プラン名 補償
割合
月額 年間
最大
補償額
通院
補償
入院
補償
手術
補償
フリーペット
ほけん
50% 1,590円 85万円 30日
12,500円
入院3回
12万5千円
1回
10万円

※保険料は、4歳以下の猫の場合です。

新規加入が可能な年齢
9歳未満まで新規加入が可能です。
保険料の値上がりはフラット
一般的なペット保険はペットの年齢が上がると共に段階的に保険料が値上がりしていきますが、フリーペットほけんの保険料が値上がりするのは9歳、12歳の時だけです。

日本ペットプラス少額短期保険株式会社「いぬとねこの保険」

いぬとねこの保険サイト画像

日本ペットプラス少額短期保険株式会社(旧・ガーデン少額短期保険株式会社)の「いぬとねこの保険」は、ライフスタイルに合わせて選べる3つのプランが用意され、保険ランキングでNo.1を取得する人気をほこっています。

プラン名 補償割合と
年間最大
補償額
月額 通院補償・入院保障・手術保障
パール
プラン
70%
30万円
500円 手術補償のみ
(30万円・2回まで)
ゴールド
プラン
50%→50万円
70%→70万円
90%→90万円
50%→990円
70%→1,380円
90%→1,780円
通院補償のみ
(最大補償額の範囲内で対応)
プラチナ
プラン
50%→50万円
70%→70万円
90%→90万円
50%→1,490円
70%→2,090円
90%→2,680円
通院補償
入院補償
手術補償
(最大補償額の範囲内で対応)

※保険料は、猫0歳の場合

新規加入が可能な年齢
11歳未満まで新規加入が可能です。
ペット賠償責任特約をつけることもできる
ペット賠償責任特約をつけることで、年間500万円までの保障を受けることができます。(プラチナプラン、ゴールドプラン)
割引で保険料がお得に
インターネット割引で5%、無事故割引(更新時)で5%の割引が受けられます。また、複数のペットで契約する場合は多頭割引きとして1頭当たり年間900円の割引、マイクロチップを装着している猫は年間600円の割引が受けられます。

メディカルサポート株式会社「PS保険」

メディカルサポート株式会社PS保険サイト画像

メディカルサポート株式会社の「PS保険」は、2017年の「オリコン日本顧客満足度調査」でペット保険の第1位を取得、顧客満足度ランキングの数々を受賞している実力派のペット保険です。

プラン名 月額 年間
最大
補償額
通院
補償
入院
補償
手術
補償
50%補償
プラン
70%補償
プラン
50%補償
プラン
50%プラン→1,269円
70%プラン→1,875円
100%プラン→2,343円
110万円 20日
1万円
30日
2万円
2回
20万円

※保険料は、猫0歳の場合

新規加入が可能な年齢
9歳未満まで新規加入が可能です。
年間最大補償額の範囲で何度でも請求できる
年間最大補償額の範囲で何度でも補償が受けられ、さらに年間最大補償額が業界最高値の110万円なので、大きな病気や事故の治療も安心して受けることができます。
車イスの補償つき
車イスが必要になった場合には10万円までの保障を受けることも可能です。
ペットが亡くなった時の備えも用意
任意で「ペットセレモニー費用特約」」をつけると、ペットとお別れの時に必要な火葬費用などに対し最大3万円が給付されます。

▼猫の埋葬の仕方にはさまざまな方法があります
猫を埋葬する時の注意点。埋めていい所、掘る深さ、プランター葬とは

ペッツベスト少額短期保険株式会社「ペッツベスト」

ペッツベストサイト画像

ペッツベスト少額短期保険株式会社の「ペッツベスト」は、獣医師がつくった保障の手厚いペット保険です。

ペットの保険人気ランキングNo.1に選ばれ続けるほか、2017年の「オリコン日本顧客満足度調査」ではペット保険推奨企業に選ばれるなど、注目を浴びている商品のひとつです。

プラン名 補償
割合
月額 年間
最大
補償額
通院補償
入院補償
手術補償
免責金額
ベーシック
プラン
80% 1,270円 50万円 通院・入院・手術
(最大補償額の
範囲内で対応)
1傷病25万円
2万円
ファースト
プラン
80% 2,210円 100万円 通院・入院・手術
(最大補償額の
範囲内で対応)
1傷病50万円
7,500円
アクシデント
プラン
80% 2,210円 50万円 通院・入院・手術
(最大補償額の
範囲内で対応)
1傷病25万円
7,500円

※保険料は、猫0歳の場合
※免責金額は、傷病1回あたりで必要な金額

新規加入が可能な年齢
17歳未満までのシニア期に入った猫も新規加入が可能です。
年間最大補償額の範囲で何度でも請求できる
保険金支払いの回数に制限がありません。(ただし、1回あたりの補償金額には制限があります。また免責金額も設定されています。)
保険料はゆるやかに増額
保険料の増額がゆるやかで、長期契約による保険料の支払いが大きな負担になるのを抑えます。
きめ細かい保障内容
突然のケガや高度医療にも対応しています。また、特定疾病、先天的な傷病、妊娠・出産に関わる疾病もきめ細かく保障します。

ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」

ペット&ファミリーげんきナンバーわんスリムサイト画像

「げんきナンバーわんスリム」は、2017年の「オリコン日本顧客満足調査」で優良企業に選ばれた「ペット&ファミリー少額短期保険株式会社」が販売しているペット保険です。

保険会社の大手「T&Gグループ」の傘下にある企業ということもあり、ブランドも信頼置けます。

プラン名 補償
割合
月額 年間
最大
補償額
通院補償
入院補償
手術補償
免責金額
プラン50 50% 1,480円 50万円 通院・入院・手術
(最大補償額の
範囲内で対応)
3千円
プラン70 70% 1,690円 70万円 通院・入院・手術
(最大補償額の
範囲内で対応)
3千円

※保険料は、猫0歳の場合
※免責金額は、1日あたりで必要な金額

新規加入が可能な年齢
8歳未満まで新規加入が可能です。
年間最大補償額の範囲で何度でも請求できる
保険金支払いの回数に制限がありません。(ただし1日あたりの免責金額が設定されています。)
10歳以上からは保険料が増額しない
10歳以上からは保険料が値上がりしないので、長生きする猫の健康サポートも安心です。
優待サービスが利用できる
宿泊・レジャー・飲食店の施設をお得に利用できる優待サービス「T&Dクラブオフ」や、ウェブから無料相談ができる「ワンニャン相談室」が利用できます。

元気で長生きしてほしいから…ペット保険を上手に利用しよう

猫の飼育は楽しいけれど、保険のはなしとなると、難しく考えて身構えてしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。

ペット保険は、基本的に人間を対象とした医療保険と同じで、それほど難しい仕組みでもありません。

全額負担や貯金で愛猫の治療費をまかなうのも一つの選択ですが、猫の寿命が15歳以上に延びている今日、ペット保険の必要性について一度じっくり考えてみてはいかがでしょう。

もちろん、あなたの愛猫が保険のお世話になることなく、元気で長生きしてくれることをお祈りしています。

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