猫の抜け毛対策ブラシ。猫がウットリするブラッシングのコツ

ふと気がつくと愛猫の抜け毛が束になって、部屋の隅に舞っている…そんな状況にお困りの飼い主さんも多いかと思います。特に春と秋の換毛期には、抜け毛の量も多くなるのでお掃除も大変になりますよね。

日頃のブラッシングで抜け毛を取り除き、猫ちゃんの健康を守りながら、いつまでもきれいな毛並みを保ってあげましょう。愛猫にふさわしいブラシの選び方、抜け毛対策に有効なブラッシング方法をご紹介します。

グルーミングしててもブラッシングは必要

猫ちゃんは、グルーミングした後、お腹に溜まった毛を吐き出したり便で出したりしています。

しかし、換毛期などに多量の毛を飲み込んでしまうと胃の中で絡んでしまい、吐くのも大変になるばかりか、腸閉塞や毛球症などの病気を発症することもあります。

そんな状況を防ぐためにも、短毛種、長毛種にかかわらず、ブラッシングでのケアをおすすめします。

愛猫に最適な猫用ブラシはどれ?

猫ちゃん用のブラシは、1000~4000円ほどで販売されていて、天然毛、シリコン製、金属製などの材質があります。素材も形も様々なので、どれを選んだらよいのか悩んでしまうということもありますよね。

おもな猫ちゃん用ブラシを紹介します。それぞれのブラシの特徴を知り、被毛のタイプや目的、使用感に応じて選ぶと良いですね。

ラバーブラシ/短毛種向き

シリコンゴム製のブラシ。マッサージ効果があり、換毛期の抜け毛の処理にも向いています。とかせばとかすほど抜け毛がとれるので、やり過ぎないように注意してくださいね。

スリッカーブラシ/長毛種向き

もつれた毛を解きほぐし、ふわふわに仕上げることができるので長毛種に向いています。扱いに慣れてないと皮膚を傷つけることもあるので注意が必要です。鉛筆を持つような持ち方で、肌と平行にとかしましょう。

スリッカーブラシの持ち方
スリッカーブラシは親指、人差し指、中指の3本で、ふんわりと優しく持ちます。

猫用コーム/長毛種向き

毛玉をとったり毛の流れを整えることができる。細かな部分使いに便利。
長毛種の顔まわりの仕上げに使いやすいですね。

その他のブラシ

ピンブラシ/長毛種向き
スリッカーブラシより針金が太く先が丸く加工してあるもの

獣毛ブラシ/両方に対応
豚毛や馬毛で出来ているブラシ。抜け毛が取れる他、マッサージ効果があり、美しい毛艶を出すことができます。

短毛種であれば、シリコンゴム製のラバーブラシ、長毛種ならスリッカーブラシが扱いやすいです。

我が家のコタロウは短毛種ですが、最初にスリッカーブラシを購入して使ってみたら、数回でブラッシングが大嫌いに…。優しくとかしたつもりでしたが、痛かったのかもしれません。(ごめんね~)

そこで、小さめのラバーブラシに変えてみたら普通にやらせてくれるようになりました。(やんちゃな性格なのにおとなしくしているので、気持ちがいいのかも…。)やはり、短毛種はラバーブラシが正解かもしれませんね。

被毛タイプ別ブラッシングの仕方

短毛種は週に1、2度、長毛種は毎日のブラッシングが理想的です。(換毛期はさらに多めにします。)

静電気が気になる場合は、ブラッシング前に体全体に霧吹きで軽く水をスプレーしておくか、ペット用ウエットティッシュで拭いておくとよいですね。(水が顔にかからないように注意しましょう。)

短毛種のブラッシング方法

ラバーブラシで、毛並みにそって首から背中にかけてブラッシングしていきます。その後、お尻、しっぽの順にブラシをかけます。力を入れ過ぎず優しくブラッシングしましょう。

ブラッシングの方法写真1

次に抱き上げてお腹をブラッシングします。あごの下から胸、わき腹からお腹に向かってとかしていきます。

ブラッシングの方法写真2

抱っこが難しい場合は、うつぶせのまま背中の皮膚を軽く引っ張り、体の横からラバーブラシを入れてとかしましょう。

ブラッシングの方法写真3

コームで顔まわりを優しくとかしてあげます。コームは皮膚に直角にあてて使うとよいですね。顔の中心から外側に向かってとかします。

長毛種のブラッシング方法

長毛種の猫ちゃんは毛が絡みやすく、毛玉ができてしまうことも多いです。そんな時は、毛先から根元へと少しずつとかしていきましょう。

ブラッシングの順番は短毛種と同じです。最初にスリッカーブラシで、背中からおしりにかけてとかしましょう。一気に広い範囲をやろうとせずに、もつれた箇所をほぐしながら細かくブラッシングしていきます。

お腹や顔まわりは特に毛が絡みやすい部分です。コームを皮膚に直角に当てて、あごの下からお腹に向けて優しくとかしましょう。

毛玉のできやすい部分、耳のうしろ、わきの下、しっぽ、ももの付け根も丁寧にコームでとかしていきます。

毛玉をブラシで引っ張ったりすると、猫ちゃんは痛みを感じますし、時には皮膚を傷つけてしまうことも!猫ちゃんの皮膚は伸縮性が少ないため、少しの傷でも大きく皮膚が裂ける恐れがあります。注意しましょう。

あまりに毛玉がひどい場合は獣医さんに相談して取ってもらっても良いですね。

嫌がる猫ちゃんは無理せず数日に分けて

猫ちゃんがリラックスしている時、膝の上でくつろいでいるような時を狙ってブラッシングしましょう。ブラシが見えない場所から始めて徐々に慣らしていきます。

最初は猫ちゃんが気持ちよさそうにしている箇所だけにそっとブラシを当ててみます。背中だけ、足だけと各部位を数日に分けてブラッシングしても良いでしょう。

どうしてもブラシを嫌がる場合はミトンタイプのものを、優しくなでる感覚で使うと良いかもしれません。水で濡らした手でなでてあげるだけでも、ある程度、抜け毛をとることができますよ。

抜け毛の対策はブラッシングの他に、シャンプーも有効です。基本的にはシャンプーはそれほど必要としていない猫ちゃんですが、抜け毛が気になる換毛期にはシャンプーしてあげるとスッキリするかもしれませんね。

ブラッシングをリラックスタイムにしよう(健康チェックも忘れずに)

抜け毛対策として有効で、マッサージ効果もあり、しかも毛並みも美しくキープできるブラッシング。飼い主さんにも猫ちゃんにとっても嬉しいことですよね。是非、健康チェックやスキンシップの時間としても活用しましょう。

体を痒がっているようでしたら皮膚病が疑われる場合も。すぐに動物病院を受診してくださいね。

抜け毛が多過ぎる場合はストレスによる抜け毛かもしれません。十分な運動や遊びでストレス解消ができるよう、気を配ってあげましょう。

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