猫と鳥は一緒に飼える?同居で注意すべき5つのこと

様々な種類のぺットを同時に飼っている方は意外に多いのではないでしょうか。

その中には、猫と鳥を一緒に飼っている、または一緒に飼いたいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

猫と鳥、そもそも天敵と思われる者同士の同居はうまくいくのでしょうか? 両者の同居を成功させるポイントについて解説します。

猫と鳥の「仲良し同居」はありえる?

猫ちゃんとインコやふくろうなどの鳥類が仲良くしている様子は、よく動画などで紹介されています。小鳥が猫ちゃんの背中に乗ってくつろいでいるような場面を見ると、ほっこりと癒されますね。

だからといって、安易に「一緒に飼えば仲良くできるもの」と考えるのは大きな間違いです。そもそも二者の関係は、捕食者と捕食されるものの関係なのですから。

それでも、現実に同時に飼っている例はありますし、「猫ちゃんと小鳥がとっても仲良し」という例も、現実に(少ないですが)ありますよね。

実は、私自身も愛猫とオカメインコを同時飼いしていたことがあります。その時の経験もふまえて、鳥と猫の同居について改めて考えてみます。

猫と鳥の同居事情~我が家の場合~

ちなみに当時の我が家のペットは鳥1羽と猫1匹、次のような組み合わせでした。

銀次(オカメインコ) かなり気が強い、言葉をしゃべる
ウミ(アメショー) 大人しい、人見知り、食いしん坊

オカメインコの銀次が先住。ヒナから飼い始めて5年ほどたった時に、子猫だったウミ(生後7カ月くらい)を、知人宅から迎えることになりました。

もちろん、猫と鳥の同時飼いについては迷う部分もあったのですが、「飼い猫はちゃんと言い聞かせれば家にいる鳥を狙わない」という叔母(長年にわたりインコを何羽も飼い続けている、いわばインコ専門家)の言葉を信じて?同居に踏み切りました。

ウミを迎えた当日、まずは「顔合わせ」ということで、ウミを抱いて銀次の鳥カゴまで連れて行き、「これは銀次。前からウチにいる鳥だから乱暴しちゃダメだよ。」と言い聞かせました。

ウミの反応は「ん?んん?」って感じ。ちょっとビビって、不思議そうに鳥カゴをのぞきこんでいます。

一方、銀次は「はぁ?何なの?」という風に首をかしげて、じっと銀次を見つめていました。(ウミがまだ小さかったせいか、銀次が怖がる様子は全く感じなかったです。)

どちらも相手を「敵」としては捕らえていない様に見えたので、少し安心しました。

しかし、やはり、そこは猫と鳥、不測の事態が起こっては困ります。なので、部屋は別々にし、(インコが1階で猫が2階)「ウミは銀次がいる部屋に1匹では入れない」という家庭内ルールを決めました。

ただ、たまにウミを抱いて銀次のところに連れて行き、「ウチにはこういう鳥がいるんだよ。この子も大切なペットなんだよ。」ということを言い聞かせていました。

それは、「この家には小鳥がいる」ということをウミに認識させておきたかったためで、もし、側に誰もいない状況で銀次に出会ってしまっても、すぐに興奮してカゴに飛びついてしまわないように…という思いからでした。

実際、自分や家族の不注意などで銀次の部屋のドアが開いていて、ウミが中に入ってしまっていたことも何度かありました。でも、その場合でもウミが鳥カゴに手を出すようなことはありませんでした。

ただ、成猫になったウミが至近距離で銀次をガン見している様子に、多少の胸騒ぎを覚えたのも事実です。

そんな時は、何事もなくても「勝手に入っちゃダメでしょ!」とウミを叱り、鳥カゴから離します。飼い主としては2匹を仲良くさせることより、銀次を危険から守ることの方が重要ですから。

鳥と猫の写真
ボクにはキケンな魅力があるのニャ…(←勘違い…)

保護猫、野良猫との同居は危険。同居は猫ちゃんの性格も考慮すべき

猫と鳥が同居するには、猫ちゃんの特性や性格、どちらが先住か?など、いくつかの考慮すべき重要なポイントがあります。

【同居が検討できる組み合わせ4つ】
※棲み分けが前提です。

  • 鳥も猫も生まれた時からすでに同居している
  • 鳥が先住、子猫を後から迎える
  • 猫(最初から完全室内飼い・おとなしい性格)が先住、鳥を後から迎える
  • 鳥が先住、成猫(保護猫以外)を後から迎える

       
状況にもよりますが、上2つは比較的安心なケースで、下2つは危険度が少し高めの組み合わせになっています。

猫が先住で鳥を後から迎える場合、極端に言えば猫ちゃんにとって「飼い主さんが自分にエサ(あるいはおもちゃ)を持ってきてくれた。」ということにもなりかねません。

たまに、外飼いの猫ちゃんが飼い主のもとにネズミの死骸などを「お土産」として持ってくることがありますよね。この場合は、その逆で、猫ちゃんが「飼い主さんから生きた小鳥をお土産にもらった!」ととらえてしまう可能性も十分あり得ます。

とてもおとなしく、狩りの経験がない完全室内飼いの猫ちゃんや高齢の猫ちゃんなら、先住でも大丈夫なケースもあるでしょうが、基本的には鳥が先住の方が安心ですね。

鳥が先住であっても、迎える猫が成猫の場合は、猫ちゃんの性格がわからない分、危険度は高くなります。また、野良猫や保護猫はすでに小鳥を捕食の対象と認識している可能性が高いため、同居は避けるべきです。

我が家の場合は、インコが先住で猫(子猫)が後、鳥の方が気が強く、猫がおっとりしていたことなどが、無事に同居できた要因でしょう。

小鳥の特性に注目。ストレスを抱えやすい鳥は注意が必要

コザクラインコやボタンインコは「ラブバード」と呼ばれ、飼い主に非常によくなつきます。そのため、新入りのペットを飼い主が可愛がることに抵抗を持ち、ストレスから自分の羽を抜いてしまうなどの行為をすることが多いようです。

これらの場合は、猫に限らず、他のペットとの同居は難しいかもしれません。(つがいで飼えばペアで仲良くなるので大丈夫な場合もあります。)

セキセイインコやオカメインコは、比較的気難しさがなく嫉妬などによるストレスが少ないようです。

また、フィンチ(文鳥やカナリアなど)の場合はインコよりも動きが素早いので、猫ちゃんがつい構いたくなってしまうかもしれません。猫ちゃんの方は遊んでいるつもりでも小鳥にとっては脅威ですよね。

いずれにしても、小鳥が少しでもおびえたり、ストレスを感じている様子が見られたら、鳥カゴの位置を絶対に猫ちゃんから見えない場所にするなど、工夫する必要があるかもしれません。

インコ類は勝手に自分でカゴから出てしまうことがあるので、洗濯バサミなどで出入り口をとめておきます。手乗りの場合、放鳥の際には部屋の戸締りを必ず確認しましょう。

別室で飼うとしても出会う可能性はゼロではないのですから、飼い主さんが常に注意を払う必要があります。

危険な組み合わせであることを常に認識しておく

小鳥も猫も大切なペットであり、どちらも賢く愛らしい生き物です。同居による悲劇が起きないよう、細心の注意を払わなくてはなりません。

  • 別の部屋で飼うことが基本
  • 家に小鳥がいることを猫に自覚させる(突然出会わないため)
  • できれば鳥が先住であることが望ましい
  • 迎えるなら子猫がベスト。保護猫や野良猫は避けるべき
  • 小鳥のストレスに配慮する

以上のことに注意して、それでも小鳥に負担が及ぶような場合は、誰かに譲ることも選択肢の1つとして考えに入れておきましょう。

子供の頃、飼っていたカナリアが逃げて、目の前で近所の猫(外飼い)に捕られてしまったことがあります。かなりの高さまで飛び上がってカナリアを捕まえ、くわえたまま走り去ってしまいました!

(飼い主さん宅まで追いかけて行き、事情を話したのですが、「猫だからね~、ごめんね。」で済まされてしまいました…)

ショックだったのは、その猫がとてもかわいがっていた猫だったこと。翌日も無邪気に私になついてきたので、子供ながらもすごく複雑な気持ちになりました。(もちろん、猫が悪いわけではなく、悪いのは逃がしてしまった私です。)

猫と鳥が一見仲良しに見えたとしても、自然界では絶対にありえないことです。猫ちゃんがどんなに聞き分けが良く、大人しかったとしても、どこでハンターとしてのスイッチが入ってしまうかわかりません。

同居を考えるなら、きちんと管理できることが前提です。どちらも大切な命、それを預かるのは飼い主さん自身なのですから。

みんなのコメント

  • extra1565 より:

    裏庭にこれまでさまざまな猫がきたんですが、戸のすぐ下の石の足台の上に常にキャットフードなどの食べるものを置くことにしているんです。今年2018の6月下旬だったか、初めて仔猫が姿を見せた。三毛猫。毎日、食べものを食べにくる。ある時、開いた戸のレールのところに足をかけて部屋を覗くような様子を見せた。その時ですかね、入りたいのであれば入れてあげようかなと思ったのは。そちらの部屋にはセキセイインコが二羽いる鳥かごがあったんですが、小さな仔猫ということで特に不安は覚えなかったんですね。

    その何日か後か、それが7月24日なんですが部屋に入れて、今日で一週間目ですか。猫に対して小鳥は危険という意識はあったけれども仔猫だからと、同じ部屋での様子を見たところ、最初は危ない印象しなかったものの、やはり執拗に鳥かごに手を出す場面を見るようになった。絶対に爪が届くことはないのだけれどもインコたちも影響で、動かない、鳴かない、と変化が分かる。それでカゴの中ほどから後部を覆ったれなどしてできるだけ不安を減らしてやることを考えたのだけれども、猫は脇にいたりカゴの上に乗ったりして離れない。

    セキセイは午後の時間からは入口を開いて、外にしてあげることにしているんです。長い子はもう8年目ですか。カゴの上に別に水や食べ物、野菜などを置いてあげたりして。もちろん、ネコが一緒でそれをやるのは不可能なので、猫は別の部屋。
    カゴの中にいる状態の時、どうしても猫がインコのいる部屋に行きたがるので、鳥カゴの半分を覆ってから、戸を開いて行かせてあげた。仔猫は、近くで寝そべったり、毛づくろいをしたりで、様子から心配はなさそうに見えたんですね。ところがやっぱりそのうちにカゴに関心を示しだして、カゴの柵に足をかける。狙うふうを見せだす。そのままにはしておけなくなって、また別室に。

    鳥カゴの中にいる限りインコたちは安全なので、先の不安はないけれども、できるだけ一緒の部屋にいる時間はつくりたいと思いますね。近くで寝転んでいるだけならそのままに、近くで注意をして見ながらさせておいて、あるいは抱いてインコたちの存在を見慣れさせるとかのこともして。仔猫もいずれ大きくなるし、この住まいにいるわけなので、どういう具合になっていくものか。興味がありますね。インコたちと三毛猫の関係。希望としては、同じ部屋にいても猫がカゴのインコには関心を示さないでいてくれるようになること。近くにいても眠ることにしか興味のない同居ペットになってくれること。

  • tomotomo より:

    わが家も10日前から2ヶ月の子猫を迎えました、先住にセキセイインコが3羽います、不安もありますが今は極力鳥に近づけないようにしています、最近子猫も鳥が気になってきたようで2㍍前位からじっと見つめてますが近づこうとしたら「これはダメよ」と言っ連れもどしてます、今後様子見です。

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