猫の毛まみれの服を洗濯するときの3つのポイント。1回で毛を取る!

かわいい愛猫との生活は楽しいことや嬉しいことばかりではありません。それなりの苦労や労力を使わないといけないときもあります。そんな中で多くの愛猫家を悩ませているのが、猫の毛問題ではないでしょうか?

特に猫の毛がついたものを洗濯機で洗ってもなかなか取れなかったり、一緒に洗濯した衣類にも猫の毛が付着してしまったりと苦労をしている方も多いのではないでしょうか?猫の毛のついた洗濯物を上手に洗う方法はないだろうか?

そんなお悩みを抱えている方のために、長年猫を飼っている筆者が上手な洗濯方法をご紹介しましょう!

猫の毛が洗濯機でなかなか取れない

愛猫を抱っこして幸せな気持ちに浸っているのも束の間、フト洋服を見ると猫の毛だらけ!なんてことありませんか?

猫の毛は一度服についてしまうとなかなか取れず、コロコロをしてみたり、エチケットブラシをしてみたりしても、完全に取り切れなくてイライラしてしまった経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

猫の毛はとても絡みやすく、水に馴染むようなものでもありませんし、毛も柔らかいわりにしっかりとしているため服の繊維の中に入り込みやすいのです。

ツルツルしている素材などならまだよいでしょうが、ウール素材のものやタオル素材のものとなると猫の毛は繊維の奥まで入り込んでしまい、ちょっとやそっとじゃ取れなくなってしまいます。

そんな猫の毛がついた洗濯物を上手に洗濯するにはどうすればよいのでしょうか?

猫の毛がついた洗濯物を洗濯する3つの方法

それでは、皆様が気になる猫の毛がついた洗濯物をキレイに洗濯する方法をさっそくご紹介しましょう。最初にお伝えするのは、完全に毛を取り除くことは猫を飼っている限り不可能だということです。

どれだけキレイに洗濯をしたとしても、やはり元となる猫と生活をしているのですから完全になくすというのは不可能です。ただ、対策を行うことで猫の毛を極限まで減らすことは可能なので、猫の毛にお困りの方はぜひ試してみてくださいね。

洗濯をする前にコロコロを使う

洗濯機に洗濯物を入れるとき、そのまま入れてしまったら猫の毛は他の洗濯物にも拡散してしまい、猫の毛がなかなか取れなくなってしまいます。

そのため、猫の毛がついた洗濯物を洗濯するときは、事前に洗濯物をコロコロやエチケットブラシを使って取ってあげるようにしましょう。

たったこれだけの手間で猫の毛の洗濯が格段に楽になります。ちょっと面倒だと感じるかもしれませんが、猫の毛のついた衣類があるならぜひ試してくださいね。

ペット専用柔軟剤を使う

洗濯物に使う柔軟剤には静電気防止効果があり、使用することで猫の毛を取り除いてくれるだけではなく、猫の毛が服につきにくくなります。

ただ注意をして頂きたいのが、通常の柔軟剤は猫にとって有害となる物質が含まれていることも多く、猫の体質や使用する頻度によっては肝臓などの内臓に悪影響を及ぼす危険もあります。

そのため、柔軟剤を使うならば通常の香りがキツイものを使うのではなくペット専用の柔軟剤を使うようにしましょう。

▼ペットの布製品専用 抗菌仕上げ柔軟剤
ペットの布製品専用 抗菌仕上げ柔軟剤商品イメージ

こちらは大手メーカーであるLIONから発売されている、ペット専用の柔軟剤です。ペットのニオイのついた毛布やタオルも消臭してくれるだけではなく、抗菌や除菌効果、防ダニ効果もあります。

もちろん、毛の付着を防ぐ静電気防止効果もあります。また、こちらの柔軟剤で洗うと猫の毛が付きにくくなりますので予防という意味でも大変おすすめです。

気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

洗濯ボールや洗濯スポンジを使う

猫の毛の対策としてぜひ試していただきたいお手軽な方法が、猫の毛を絡めとる洗濯ボールや洗濯スポンジを使う方法です。

洗濯ボールとは洗濯物を回すときに一緒に入れることで糸くずや髪の毛を絡めて取り除いてくれるものです。

また一緒に入れることで、静電気を発生させにくくしてくれるため、猫の毛が衣服につきにくくなる効果も期待できます。洗濯ボールは一般的に使われている物もあれば、猫の毛専用に開発されたものもあります。

▼リオニマル フリーランドリー
リオニマル フリーランドリー商品イメージ

こちらは洗濯物と一緒に入れておくことで水に浮いた猫の毛を絡めとってくれる優れものです。見た目も猫ちゃんをモチーフにしているので大変キュートです。自分用に購入するのはもちろん、猫好きさんへプレゼントしてあげるのもおすすめですよ!

▼リオニマル フリーランドリー プロ
リオニマル フリーランドリー プロ商品イメージ

一風変わった見た目であるこちらの商品もおすすめです。使い方は他の商品と同じですが、一つが大変大きく、毛をしっかりからめとってくれそうですよね。

▼リッチェル ひつじの洗濯スポンジ
リッチェル ひつじの洗濯スポンジ商品イメージ

ヒツジの姿がとってもキュートな洗濯スポンジはいかがでしょう。こちらも使用方法は同じで、洗濯機にただ入れるだけです。お値段もリーズナブルなので、可愛くてお手頃な価格の商品をお探しならばおすすめですよ!

どの商品が一番良いのかは、その家庭によって異なるでしょうがぜひ試してみてはいかがでしょう。

猫の毛を洗濯で楽に取るための予防法

洗濯機で猫の毛はある程度取ることはできますが、やはり完全に取り切ることは難しいものです。

しかし猫の毛を洗濯でとる方法と合わせて、予防を行えば猫の毛に苦しめられる頻度を減らせるはずです。ぜひ、猫の毛の洗濯を楽にするためにも予防策を行いましょう。

小まめなブラッシング

猫の毛を洗濯で楽に取るにはやはり、根本の原因である猫の抜け毛を減らす努力を日ごろから行う必要があります。そんな中でもっとも有効な方法が、小まめにブラッシングをしてあげることです。

ブラッシングをすることで抜け毛がお部屋の中に飛散するのも防げますし、抱っこをしても毛が付きにくくなります。

またブラッシングをすると毛並みもよくなりますし皮膚へのマッサージ効果も期待できます。愛猫とのスキンシップを取るためにもぜひブラッシングは日頃から小まめに行ってあげましょう!

洗濯物を分ける

猫の毛がついているものと、ついていないものを同時に洗濯してしまうと水の中に飛散した猫の毛がついていない衣類にも付着してしまう可能性があります。

そのため猫の毛がついた洗濯物と、ついていないものは分けて洗濯カゴに入れて別々に洗濯をするのが理想的です。このひと手間で毛が付くのを予防できますよ。

部屋着と外着を分ける

猫の毛を付けないために、できれば服はクローゼットやタンスにしまうようにして、その中に猫を入れないようにするのも猫の毛の防止となります。また部屋着と外着を分けることで、外着に猫の毛を付けないようにする方法もあります。

猫の毛は猫を飼っている限りどうしても付いてしまいますが、猫と衣服を接触させないようにするだけで猫の毛がつくのを最小限に抑えられます。

猫の毛でお困りならば、ぜひ家に帰ってきたらすぐに部屋着に着替える習慣をつけてみてはいかがでしょう。

猫の毛を洗濯するときのコツを試してみよう

猫を飼っている方にとっては、猫の毛はある意味宿命です。そのため、猫の毛を衣服から完全に取り去るのは不可能です。しかし、予防や対策を行うことで猫の毛を洗濯で抑えることはある程度可能です。

ヒトにとっても猫にとっても快適に日常生活を送るために、ぜひ猫の毛のついた衣服を洗濯するコツを試してみてくださいね。

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