家の中にいるはずの猫がいない?探すポイントをお教えします!

猫を飼う方には、完全室内飼育が推奨されるようになってきています。

賛否両論ありますが、安全を重視するなら、愛猫には家の中だけで暮らしてもらったほうがいいのかもしれません。

ですが、猫はかくれんぼが大得意な生き物です。狭い隙間や薄暗いところが大好きな上に、気配を殺すのもお手のもの。ですから、「家の中にいるはずの猫が見つからなくて、どこにいるのか全くわからない!」なんて事態も発生するのです。

そんな時にどこを探したらいいのか、猫がよく隠れるポイントをお教えします。

猫が大好きな場所には特徴がある

猫の性格はさまざまですが、多くの場合は共通する習性を持っています。

「猫が家の中のどこにいるのかわからない」なんて時も、その習性さえ知っているならば、探すのはそれほど難しくないはずです。

猫の特徴を考えてみれば、「ああ、そういうことか」と納得できる特徴ばかりですよ。

人目につきにくいところ

身を隠そうと思ったときは、誰だって、明るいところよりも暗いところを選びますよね。

明るいところではすぐに見つかってしまいますから、隠れるならば、物陰や狭い隙間などのうす暗い場所を選ぶはずです。

まして、猫は本来、夜行性の生き物です。人間と密着して暮らすうちに、人間の生活に合わせて夜眠るようになった猫もいますが、生き物としては夜活動する習性を持っています。

もちろん、陽当たりの良い縁側などで、ぽかぽかと日向ぼっこをするのも大好きです。ですが、そんな場所は、隠れるのには不向きですからね。

そのほかに、猫は高いところも好きです。人の目線よりも高い場所であれば、目にもつきにくく、猫の隠れ場所としてはうってつけですね。

狭いところ

猫は、狭い場所も好みます。

ちょっとした隙間があると、柔らかい体をくねらせて、ちょっとした隙間でもするすると入り込んでしまいます。

狭い隙間に入り込んだ猫は、もとからそこに収まるべきだったとでも言うように、ぴったりと隙間にフィットしていますね。

物陰や、家具の隙間も大好きですが、ダンボールなどの箱類も好きです。体にぴったりと触れている感触が、安心感に繋がるのでしょうか。

もしかしたら、外敵から守られている感じがするのかもしれません。

時に埃まみれになることもありますが、猫自身は至って気にする様子もありません。飼い主にとっては、すこし困ったことかもしれないですね。

猫が行方不明になったら確認したい、家の中での猫の隠れ場所

これらの習性を踏まえて、自宅内で行方不明になった猫を探し出してみましょう。

昔の家ならば、高い梁や屋根裏など探しにくい場所があります。ですが現代の一般家屋の構造からすると、人間が探しにくい場所はそれほど多くないはずです。

猫が隠れやすい場所を、ひとつひとつ思い描いてみましょう。

押入れ

おそらく誰もが思いつくであろう、猫が大好きな場所です。

暗くて静かで、人目につきにくい隙間がたくさんあります。大抵のお宅では、物がたくさんしまわれているので、猫好みの狭さになっていることでしょう。

おまけに、ふかふかの布団や毛布などがしまわれています。猫はモフモフの毛皮を持っているくせに、布団や毛布が大好きです。押し入れに隠れた猫は、きっと、その狭さやふとんのあたたかさを満喫していることでしょう。

押し入れを探す時は、布団と布団の隙間を見ることも忘れないでくださいね。もしかしたら、猫は布団の中に潜り込んでいるかもしれません。

クロゼット・洋服タンス

クロゼットや洋服タンスも、猫が大好きな場所です。洋服を取ろうとしてちょっと開けたその時に、猫がするりと入り込んでしまうことがあります。

洋服が吊るしてあるクロゼットは、猫が大好きなポイントがたくさんあります。

上から吊るされた洋服はひらひらとして猫の興味を誘いますし、布がたくさんしまわれているので保温性もあるのです。

引き出しタイプの洋服タンスも、注意が必要です。洋服を取り出した隙間は、猫がすっぽり収まるのにちょうどいい空きスペースになっています。

猫がそこに収まったタイミングで引き出しを閉めてしまえば、見事な密室のできあがりです。

洗濯機の中

「まさか、そんなところに!?」という場所に隠れてしまうのが、猫という生き物です。

猫は警戒心が強い割に好奇心も強く、危険予測ができていない場合があります。ついうっかりと、危ない場所に入ってしまうことがあるのです。

洗濯機は、最も気をつけたい場所のひとつです。

洗濯機のなかに注意しよう11547

※画像の猫は、人間が閉じ込めたわけではありません。

猫が自ら洗濯機の中に飛び入った時に、その衝撃で洗濯機の中蓋が閉まってしまったのです。洗濯機の中には、洗う前の乾いた洗濯物が入っていました。

洗濯機は、猫に気づかずにスイッチを入れてしまったら、大惨事になってしまいます。

ドラム式の洗濯機の場合は、取り出し口が横についているので、猫が入りやすい構造になっています。なおさら気をつけたいですね。

家の中に潜む危険に注意しよう

猫は時に、「どうしてそんなことをしたの!?」と言いたくなるようなことをしでかします。かくれんぼも、まさしくそのひとつです。

人間には思いもよらないような場所に入り込んだり、いつまでもじっとしていて気配すら感じさせなかったりすることがあります。

「ちょっとビックリした」くらいで済めば良いですが、時には、それが思わぬ危険に繋がることもあるのです。

押入れや物置に閉じ込めた猫に気づかず、何日も閉じ込めっぱなしにしてしまったり。洗濯機に入ってしまった猫に気づかず、そのまま洗濯機にお水を入れてしまったり。命に関わる事態にもなるかもしれません。

完全室内飼育だからといって、油断は禁物です。

猫にとって、なにが危険になるのかを予測し、飼い主が気を配ってあげましょう。そのためにも、家の中で猫が隠れやすい場所を知っておくと便利ですよ。

みんなのコメント

  • 猫好きなおバカさん より:

    このサイトを参考に、居なくなった家の猫を探していたら、見つけられました!ありがとうございました!

  • こねこ より:

    この記事を読んで飼い猫を見つけられました!!ありがとうございます!!

  • 猫好き より:

    今、猫がいないんです。家中探しても見つかりません!どうしたら良いのですか? 😢

  • 猫好き より:

    見つかりました!
    良かったです!

  • ツナ より:

    夜電気を消して静かになると隠れた場所から出てくると思います。
    お腹も空くと思うので!

  • もも吉 より:

    昨日飼い始めたうちの子猫ちゃんも今朝いなくなってて、、大捜索中です😭😭半泣きで探してます、、

  • より:

    猫がいなくなりました。家中探しましたが、いません。

  • もね より:

    うちも子猫が行方不明になりもう涙目で探しました。いました!洗濯機のドラムに外カバーありますよね その隙間に居ました。何回も下を覗いて棒で探ったのにわかりませんでした。手を入れて探ってフワッとした毛に触れているのわかりました。その時の安堵ってなかったです。

  • ささみん より:

    1日以上子猫が出て来ません。

  • *ハルルン* より:

    もう6日も見つかりません…
    虹の橋を渡ったのかもしれませんが、姿が無いなんてあり得ない。
    マンションだし絶対に屋外には行けないし、何日も家中探しても見つからず憔悴しています…
    まるで神隠しです。会いたいです😔

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