キャットシッターのトラブル・クレーム集。無認可業者に要注意!

キャットシッターは、専門のシッターが自宅まで訪ねて来て猫ちゃんのお世話をしてくれるサービスです。

急な出張や帰省、旅行に行く際なども直接自宅で身の回りのお世話をしてくれるので、ビビりな猫ちゃんでも少ないストレスでお留守番する事ができます。

しかし便利な反面、トラブルだって起こりえます。お金を払ってお世話をお願いするシッターさんでも、他人は他人…。

今回はキャットシッターのサービスで起こりうるトラブルにはどんなものがあるのか紹介し、そういったトラブルに巻き込まれないためにできることを、現役ペットシッターが解説します。

不在中、自宅に人が立ち入るキャットシッター

キャットシッターをわざわざ依頼するという事は、私たち飼い主が自宅にいない時に面倒を見てくれるという事になります。

猫のプロとはいえ、あまり知らない人間が自宅に上がる事に不安もあると思います。私も初めて利用した時はそうでした。

キャットシッター、ペットシッターの、実際のトラブルが書かれた記事を調べてみても「実際にあった例」という具体的な内容はほとんど見当たりません。

シッター本人がネット上に書き記しては「公開処刑」的になってしまいますし、逆に利用された方の「不満」はSNSなどの普及ですぐに広がってしまいます。

相手もお金を貰って生き物を扱うプロで、仕事です。開業するまでに様々な勉強をして行政の許可がなくては営業が出来ません。

こういった面から悪質な実際のトラブルはほとんどないものと思いますが、シッターも私たちも人間です。故意でなくとも「やってしまった!」という事態は「絶対」ではありません。

想定できるペットシッターのトラブル

では実際に、どんなトラブルが起こりうるか現役キャットシッターである筆者が挙げていきたいと思います。

動物取扱業を取得していない違法業者だった

動物を取り扱う仕事をする業者は、「動物取扱業」の申請を各都道府県の役所と動物愛護センターに申し出なくてはなりません。

ペットショップ、トリマー、動物園も病院も、この資格がなければ営業してはいけないと法律で定められています。

猫が大好きで良い人だったとしても、この資格を持っていないと法律的に違反した方達が営業している事になりますので非常に注意が必要です。

なにも無ければ「今回は良かった」と言えるかもしれませんが、違法業者の為、なにか問題などがあっても責任転換することが難しくなります。

私の個人的な意見ですが、無資格営業は動物を扱うプロとして非常にモラルに欠けた責任のない行動だと思います。

各自治体の研修や講習も受けていない、動物取扱業を申請できる動物の資格を持っていないとなれば、基本的な知識もあるかないか不明ということになります。

命を扱う仕事の為、容易に始めることは不可能なのです。

取得しているかしていないか、チェック方法は非常に簡単です。HPやチラシなどに動物取扱業の登録番号や事業者名が記載されているかを確認しましょう。

各事業者は宣伝の際に登録情報を記載する事が義務付けられています。

自宅の鍵を無くしてしまう

シッターに来てもらうのは自宅の合鍵を預ける事になります。この間に「鍵の閉め忘れ」や「鍵の紛失」などが起こるととても大変ですが、誰でも紛失や落し物は経験のあること。

こちらも「プロだから絶対大丈夫」と言い切れないことです。

鍵を紛失された場合、防犯の点から自宅の鍵やドアノブごと交換するという事に考えられます。お子さんなどがいると尚心配です。

もし賃貸にお住まいの場合、大家さんの許可も取らなくてはなりませんし、交換費用も高額になります。新しいものに交換が完了するまで不安な日々を過ごすことになります。

常識的に考え、このような事があった場合シッターから名乗り出てくれると思いますが、帰宅するまで解らず音信不通になってしまったり、交換費用の保証をしてくれないとなったら納得できますでしょうか?

自分が無くした訳ではないので、ほとんどの人が納得出来ないものと思います。こういった場合にどこまで保証してくれるのか、シッター側の損害保険には降りるのかなども契約や依頼の時点で確認しておきたい項目の一つです。

自宅の物を勝手に使われた・無くなっている・壊された

帰ってきてこんな事があったら本当に嫌な思いをすることと思います。

通常のシッターであれば高額なものを置いておかないように、気になるものはキチンと収納しておくように説明してくれ、入ってほしくない部屋なども事前に詳しく聞いてくれたりします。

ですが故意的な盗難にあったり、勝手に自宅のものを使われてたらいかがでしょうか?

また、親切心から「勝手に掃除をされた」「猫用品以外の洗い物がしてあった」なんてことも稀にあるようです。

シッターはよかれと思ってやったことかもしれませんがあくまで「キャットシッター」です。お願いした事以外の事が、自分の不在中に行われていて「気持ち悪い」と感じる人もいると思います。

シッティング中に何かをぶつけてしまったり、よろけてしまったなどして自宅家財に傷がつく事も考えられます。こちらも依頼の時点でなにかあった際にどこまで保証してくれるか確認されると安心ですね。

支払い後、約束通りに来ない

ここまで来てしまうと詐欺のようですが、もし契約完了して支払いをし鍵まで預けたのにシッターが約束通りこなかったらいかがでしょうか?

他人が鍵をずっと持っている、という不安もつきまといますが、何より猫ちゃんのトイレやご飯、お水などが補充されずとても心配です。

完全に音信不通、となっては悪意が垣間見えますが、もしかすると双方の勘違いという事もあるかもしれません。

契約時にシッティング日、時間、回数をシッターとなんども確認する事で防げることですので、しっかりと書面と口頭で確認しましょう。

猫が脱走してしまった

私がシッティングに伺うと、大半のお客様が「換気のために窓を開けてください」「ウチの猫ベランダが好きなんです」といいます。

そよそよしたベランダや窓辺でくつろぐのが好きな猫ちゃんがたくさんいます。

しかしちょっと目を離した隙に猫が脱走してしまった場合、シッターはどのように保証してくれるでしょうか? 親身に捜索してくれたとしても見つからないかもしれません。

損害保証…といっても大切な家族なのでお金で解決できる問題ではありません。

しかしこれも絶対にないことではありません。出入り以外のドアの開閉は控えてもらう、など外出前の要望で防げる策は色々ありますので、打ち合わせ時にシッターとしっかり確認しましょう。

猫が怪我をしていた

猫の脱走と同じく猫に危害が加わる場合、怪我や病気などが挙げられます。

故意ではなくとも物が上から落ちてきたり、いつもと違う慣れない人がお世話をしにきて、びっくりした拍子になにかしらの怪我をしてしまうなど…色々な事が想定されます。

帰宅して猫ちゃんの様子や体に異変がないか確認してみてくださいね。

SNSやHPに許可していない写真が掲載されている

キャットシッターの大半はブログやHP、SNSなどを利用してネット集客を行っています。

もし猫ちゃんの写真を掲載して欲しくない場合は事前の打ち合わせ時にしっかりお断りしましょう。

猫だけでなく、自宅内でお世話するのでもちろん自宅内も掲載される訳です。

キャットシッターは本来「猫ちゃんのお世話」を行うことがお仕事ですので、写真の撮影はお客様へ対する報告の為に使用するものです。

少しでも「嫌だな、不安だな」と感じたらお断りしておくのが無難です。

本来はシッターから申し出てくれること

一般常識があり普通のシッターであれば、もしシッティング期間中に問題が発生すれば、謝罪とともにすぐ報告をしてくれるはずです。その後起こった内容に対して飼い主と相談しながら対応してくれます。

しかし悪質な業者や常識のない人間が居るのも事実…隠してもみ消そうとしたり知らないふりをする人、「記憶にない」の一点張りで話に応じてもらえない事もあるかもしれません。

そんな事が起こった時に大切なのが最初に挙げた「動物取扱業」を取得しているかです。

もし取得している業者が問題を起こした場合、各市町村の生活衛生課や、動物愛護センターなどに相談すればどのような事業者か身元もハッキリしている為、調査などで手を貸してくれる可能性があります。

また、この資格は悪質な業者の場合資格取り消し処分を受ける事になりますので、国の力を借りて問題解決できるかもしれません。

この資格を取得していない業者の場合、国や動物愛護センターは調べようも罰則を与えようとしても難しいのが現実です。

無視され逃げられてしまってはもうお手上げということになります。

「違法な業者を利用したあなたの確認不足」といわれてしまっても何も言い返すことができません。

損害保険やペットシッター保険の加入も確認しましょう

利用されるキャットシッターが損害保険に加入しているかもシッターを選ぶポイント。もしもの時に備えて営業しており、加入している時点で「なにかあれば責任取ります」という証拠になります。

キャットシッターやペットシッターの保険には大きく2つ、保険会社の「ビジネス損害保険」に加入している場合と「ペットシッター保険」に加入している場合です。

ビジネス保険は業務中の不慮の事故や損害に対応しており、「無くした・壊した」などに強い保険ですがペットに特化している訳ではありません。

ペットシッター保険は上記に加えペットに特化した保険の為、細かな所や猫ちゃん脱走や事故まで保証してくてます。

ペットシッター保険はフランチャイズ加盟した店舗のシッターしか加入出来ない保険の為、個人経営のシッターさんはビジネス保険に加入している業者が多いです。

また、加入していなくても自費でどこまで保証してくれるのか契約書に記載されている事がほとんどです。

「だったらフランチャイズの大きな協会に加盟しているシッターに頼んだ方が安心」と思いますが、フランチャイズのペットシッターは保険の面や集客システムなどのバックがしっかりしている分、通常料金が全体的に割高な傾向にあります。

サービス内容や金額より事前の確認や人柄がとっても大切!

キャットシッターやペットシッターで予想できるトラブル。人柄や常識が大きく関係していることがお解り頂けたと思います。

誰しも人間ですから失敗はありえます。その時に包み隠さず正直に申し出て謝罪をしてくれるかどうかでその人の人間性が大きく左右されますね。

しっかり謝ってくれれば、こちらとしても気持ちが良いですし対した事のない内容だったら許してしまいたくなるのが心情です。

シッター選びのポイントは金額や距離だけではありません。安心してお任せ出来、なんでも任せられる信頼関係を少しずつ構築していけば、もしもの時もすぐ出かける事が出来ます。

キャットシッターの利用を検討されている方は、色々なシッターさんのHPやブログなどで人柄を参考にしてみてくださいね!素敵なシッターさんとの出会いがありますように。

みんなのコメント

  • ドベの母より より:

    信頼できる方で、本当に犬好きで、シッター中は安心して預けられます、が先日、飼い犬に咬まれシッターさんがケガをする羽目に・・・もちろんペット保険に加入済み、個人賠償付き、なのに保険会社に電話したら、シッター中の責任者は飼い主ではなくシッターに責任があるから出ないと主張せれました。パンフレットには飼い犬が人をケガさせた!と記載あり加入したのに対象外と言われ、納得いかず、損保会社が弁護士に確認。細かい所までは記載がないので、出ししぶられているようで・・・今回だけは出して欲しい。仮に出なくても個人で保障するつもりだが、今回の件で今後の事をしっかりと話さなくてはと思いました。動物取扱業に登録しているので、逆に保険があるのかと確認事項が増えます。あやふやには出来ないので来ません。お互いしこりが残らないようにしたいです。

  • 若林 より:

    Tokyoシッター(オリーブジャパン)というところ、オススメ出来ません。
    失望しました。
    お願いしてる方は気をつけてください。

    また、どんなシッターにお願いする場合でも、念のため自前のwebカメラは設置した方がいいですよ。

    Tokyoシッターは、現在、山口と櫻井という女性が中心に業務している?会社です。

    うちは猫2匹をお願いしていたのですが、時間になっても普通に来ません。
    連絡すると2時間後に到着すると返信があったり、お願いしたことを引き受けたのに、きちんと仕事してくれないことは当たり前です。
    (来なかったくせに、料金は知らんぷりして請求してきます。最低です。)

    2匹のうち1匹は過去にストルバイト結晶を経験しているので、指定の水以外あげないように言っても、本当にいい加減な人たちで、普通のミネラルウォーターをじゃばじゃばあげて守ってくれませんでした。
    (完治しているから関係ないってことですかね?本当に頭にくる!)

    また、トイレ掃除したと報告がありましたが、帰ったらあり得ないほどトイレがいっぱいで、猫がおしっこを我慢していました。
    やんわり指摘すると突然不機嫌になり「やりました」の一点張りで感じ悪い返信をしてきます。

    うちは多い時に1日3回お願いしていたのですが、1回か2回は来てないのでしょうね。

    それから、扉が閉まっている部屋には決して立ち入らないとシッター側が言ってきたにも関わらず、何度か勝手に入られていました。
    マナーが悪い人たちが使用するとこうなるんだね?という状態だったのですぐにわかりました。

    不信が重なる中、決定的だったのはwebカメラで最悪な状況を確認したからです。しかも、シッティングしてないのに、今しているかのようなLINEを堂々と送ってきました。
    さすがに爆発して即クビにし、LINE、現状写真、映像、全て弁護士に提出済みです。

    うちに何か恨みでもあるのか知らないですが、信頼が全てです。この件以来、怖くて1社に1日数回お願いするのを止めました。(オススメしません)
    現在は3社にお願いしていて、Tokyoシッターでの件も映像画像等、全てシェアしました。

    山口という人、いつも長い髪を束ねず、バッサバサのままシッターしているので、床に長い髪の毛が落ちているのが本当に不快だったのですが、3社とも「おかしい」と言ってましたよ。束ねるのが普通だそうです。

    また、この時間は誰が担当したのか普通報告するのに、うちは誰が担当しているのか報告をもらったこと1度もないです。

    それから、契約書がありませんでした。
    (今お願いしている3社は書類がたくさんあります。)

    うちはシッターをお願いするのはTokyoシッターが初めてだったので足元を見られたのかも知れません。
    3社ともが口を揃えて言っていたのは、「多分、この人たちは無資格なんでしょう」ということでした。

    ある1社からは、来てないのに来たという報告をするのは悪質なシッターなら普通らしく、この業界では最も多いクレームだそうです。

    初めてのシッターで最悪なところに当たってしまい、猫達には可哀想なことをしてしましたが、とても勉強になりました。

    多くの飼い主様、大切な家族のペットちゃんをお任せするのは不安かと思いますので、この体験が参考になれば幸いです。

    少しでも「おや?」と思うことがあれば、その勘はほぼ当たっているので、シッターの見直しが必要です。気をつけてください。

    長文失礼しました。

  • 猫好きさん より:

    横浜市のブルーキャットハート、原田さんと言う女性が個人でされているペットシッターですごおすすめできません。
    初めてペットシッターにお願いしました。その人は友達の知人で紹介してもらったプロのペットシッターで。
    一度初顔合わせで、友達と一緒にうちに来て、うちの猫と遊びながら、4日後に預ける日の相談をしました。
    私は口頭で、フードのセットの仕方とかは実際にやってみて、やってもらって。
    彼女は私の言うことを、復唱しながらノートにメモられていて。
    そもそもうちは胃腸炎とかもあるから、カリカリが食べられずウェットフードのみ、3時間おきには絶対食べて欲しくて、普段は在宅勤務なところ、今回、その日だけ久しぶりに出勤になったから、丸一日、猫だけにして体調壊すのが怖くてシッターをお願いしました。
    その事も勿論何度も説明して、自動給餌器で午前中は私が3時間後のご飯をセットしていくので、12時に来たらすぐご飯をあげて、その後15時に食べれるように自動給餌器をセットしてもらうよう、口頭だけで無くタイムスケジュールも書いて渡しました。
    確かに簡単なタイムスケジュールだったけど、説明はしてるし、本人もメモもしてるし、特に質問もしてこないから(聞いても特にないみたいで)
    すごい専門的な知識もあるし、何を言ってもうんうん頷いて、完全に私の言ったことは把握されていると思って、当日預けました。

    それで、会社からお昼、お家カメラで様子を見てて、ふぁん太も懐いてるみたいだし、安心だと思っていました。

    私は昼休憩終わったから15時過ぎるまでお家カメラも確認できなくて、で15時半にお家カメラ見てみたら、自動給餌器はセットしてあるけど開いていませんでした。
    あれ?15時って頼んだよな?と思い、しかも、別のお皿にフードがいっぱいに入ってて、こっちは療法食だから、シッターさんがいる間に完食をお願いしたフードなのですが、それも全く食べてないってなって。

    そしたらシッターさんから今日の報告、みたいな感じのメールが届いて。
    読んだら、まあ、換気してお水を変えてフードをあげましたが一口くらいしか食べませんでしたって記載がありました。

    私はお願いするときに「多分療法食だと殆ど食べないけど、場所を変えたり撫でたり遊んであげたりすると食べるので、なんとか食べさせて下さい」って説明し、そしたら、ハイハイ言ってたから理解してるもんだと思っていました。

    だから、一応、そのメールへの返信として「お昼のご飯は、ご説明した通り、6時間以上あくと嘔吐の確率が増えるから完食をお願いしたはずですが」って返したところ、「言われた事をやったのにそんな風に言われて困惑しています、来て45分の間だけで、殆ど慣れていない子に完食させるのは無理です。今回、かかりつけ医もワクチンもしていないのを無理して預かってあげたのに。」という返信が。
    私は往診型で先生に来てもらっており、かかりつけ医がいないわけではありません。それもきちんと説明済みです。
    病気になったことが重なりワクチンは確かに2年していませんでした。
    45分のひとこまの間に完食をさせられないなら、お願いした時点で、それは無理だと言うべきだと思いました。

    ですが、友人の友人のため、その友達と険悪になったら申し訳ないので、ひたすら私の方が謝りました。
    それ一通以降、そのシッターからはなんの連絡もありません。

    帰宅後、幸い猫は吐くことはありませんでしたが、こんなに不快な思いをするなんて預けなければ良かったと言う気持ちでいっぱいです。

    友人にその事を伝えたところ「もっと紙に書いて伝えるべきだったんじゃ無い?」と言われました。
    確かに詳細は書きませんでしたが、書くための専用の用紙を貰ったわけでも無いし、口頭で話す私の目の前でノートにカリカリ、メモるシッターを見れば、伝わっていると思っていました。

    また、シッターとはLINEでも繋がっていて、正式にお願いする前から、LINEでしつこいくらい食事の流れは説明していました。
    LINEはプライベートなので知らない、という認識なんだと思いますが、本当に許せない気持ちです。

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