猫は昔からホラー映画や恐怖漫画には欠かせない少し怖い雰囲気を持っています。
幽霊が見えてしまったり、人を呪ったりする力は本当にあると思いますか?
今回はそんな猫にまつわる不思議なお話をご紹介しましょう。
この記事の目次
猫は霊感が強いって本当?どんな行動からそう言われるのか
「猫は幽霊が見えている」それは巷ではよく聞かれるポピュラーなお話ですね。特に猫を飼ったことがある人なら「え?いま幽霊が見えてるの?」という仕草を実際に目の当たりにしたこともあるんじゃないですか?たとえばこんな仕草です。
最初は…突然ソワソワしだす
今までのんびり飼い主の横で寝ていたはずなのに、急に起きてキョロキョロと周囲を警戒する行為は何やら意味ありげ。何か物音がしたわけでもないのに…突然の行動にびっくりしちゃいますね。
次は、部屋の一点をじっと見つめはじめる
「虫でもいるのかしら?」と飼い主が同じ方向を見ても何もない…ここら辺から少し怖くなってきちゃいます。場合によっては、まるで部屋の中を動く何かが見えているように、一点を見つめたまま少しずつ視線を移動させる場合もあるようです。
そして…見つめる猫の瞳の瞳孔が丸くなる
ここで不思議に思った飼い主が、猫の顔を覗き込むと瞳に幽霊が映ってた…という怖い話もあったりします。放って置くこともできずに、猫が見つめ続けるのを強制的に辞めさせる飼い主も多いことでしょう。
最後には…フーッ!と何もない空間に向かって威嚇する
ついに…という感じです。ここまでくると飼い主も「幽霊がそこにいるのかー!」と震えあがります。なんとか猫が気をしずめてくれるように、幽霊が去ってくれるように神に祈るのみです。
何が見えているのか、なにに反応しているのかは分からないのですが、この不可思議な猫の行動が「猫には幽霊が見えている」という話の原因になっているようです。
科学的な話では、小さい獲物も素早く捕らえる優れたハンターではあるけれど、猫の視力はれほど良くはなく、人間でいうところの0.2前後。約10m先までしか物を認識することができません。
しかし、視野は人間が約200度に対して猫は約280度もあり、斜め後ろも認知することができます。そして何より猫の優れている感覚が聴覚。人間が20~20000ヘルツに対して、猫は40~65000ヘルツ。これは犬よりも優れた数値なのです。
このすぐれた聴覚が、霊現象が起こる時に生じるといわれている電磁波を感知するのではないか!という説もあります。
まあ、聴覚が優れているということで、ただ単に近隣の家の物音が聞こえて、じっとその方向へ耳を済ませているだけなのかもしれませんね。
猫が持つ不思議な能力。天気や地震、人の死を予言する?
猫の不思議な力の中には飼い主が帰ってくる時間や天気、地震を当てるという予知能力もあるそうです。その中でも、すんなりと本当の話であるとは信じられない「人の死を予言することができる猫」のお話をしましょう。
もともとオスカーは、保護猫センターからアニマルセラピーを目的として、介護センターに引き取られました。それがいつ頃からでしょう。死期が数時間後に迫った患者がいると、オスカーはベッドのそばに寄っていき、横で丸くなるのです。
患者が死亡するまで添い寝を続けるその姿は、「まるでその患者の死を見取るようであった」といいます。
その能力はとても正確で、センターの職員が死が間近だと思われる患者の所に連れてきてもすぐに離れ、別の患者のベッドで丸くなるのです。実際、その患者は数時間後に死亡し、職員が最初に連れて行った患者は数日間生き続けたそうです。
オスカーが見取った患者は50人を超えるといわれ、あまりの正確な的中率に驚いた患者の家族からは、病室にオスカーを入れないで欲しいという訴えもあったそうです。
一説では、人間の細胞が死亡するときに発するケトン臭をオスカーは嗅ぎ分けることができるといわれていますが、なぜ患者の死を予言できるのか…本当のところはまだ謎のままなのです。
こんな都市伝説聞いたことありますか?猫のオカルトな噂の数々
猫を飼ったことがない人も、猫に関する都市伝説のような不思議な噂は聞いたことあるのではないでしょうか。嘘か真実かわからない猫の噂を2つお話しましょう。
老いた猫は化け猫になる
一番良く知られているのは「猫は老いると化け猫になる」という話ですね。長く生きるした猫は尾が二つに分かれ「猫又」という妖怪になるというエピソードは全国各地にあります。
猫又になる時期は12~20歳以上と幅がある上に、化け猫になって取る行動も「手ぬぐいを被って踊る」といった可愛らしいものから「人間に化けて騙す」また「飼い主を殺す」といった恐ろしい話まで様々なのも不思議です。
人の近くで共に生活しているのに、神秘性を失わないその性質が猫又や化け猫といった妖怪のお話しに色を付けていったと言われています。
猫は一生に一度、人間の言葉をしゃべる
猫と一緒に暮らしていると、たまに会話できたらなぁ~と思うことってありますよね。その猫が一生の中で、たった一度だけ人間の言葉を喋る」と言われているのを知っていますか?
一体何を話してくれるのか…何気ない日常会話かもしれないし、猫の第六感を生かして大きな災難を教えてくれるのかもしれません。
時々猫が普通の猫の鳴き声ではない発声で鳴いているのは…もしかしたら、たった一度の本番に備えて一生懸命人間語を練習をしているのかもしれませんね。
幸福を呼ぶ猫と不運を呼ぶ猫…というお話
神秘的な猫の象徴としてなら、魔女の使いとして童話や漫画でよく登場する「黒猫」を真っ先に浮かぶ人も多いでしょう。
実際、その昔ヨーロッパでは、黒猫には不思議な力が宿っているのではないかと恐れられた地域があり、魔女狩りが行われた際には「黒猫は魔女が化けた姿」「黒猫は邪悪な存在」とみなされたくさんの黒猫も一緒に殺されたといいます。
日本でも「黒猫が前を横切ると縁起が悪い」という話は有名ですよね。しかし、その話の由来が実は「黒猫を可愛がると幸せが訪れる」というイギリスの言い伝えだったということを知っていますか?
日本に伝わってきた時に「黒猫は幸運を呼ぶ→黒猫が前を横切ると幸運が目の前から去る(可愛がれない)→黒猫に横切られると不幸になる」と微妙に意味合いがずれて伝わってしまったのではないかと言われているのです。
この「黒猫には幸福が訪れる」というお話しを元に会社のマークを付けたのが黒猫ヤマトさんです。有名なあの黒猫マークは「あなたに幸福(大切なもの)をお届けします」という意味らしいですよ。
日本での黒猫は、特に髭から爪、毛の一本まで全身真っ黒な黒猫を「カラスネコ」と呼び幸運を呼ぶ「福猫」として特に大切にしていました。他にも「幸せを招くパワーを持っている」と言われている猫の特徴をあげてみましょう。
かぎしっぽ
曲がったしっぽで幸せをひっかけてくるそうです。
三毛猫
三毛猫の雄は生物学的に生まれる可能性がとても低い貴重な存在です。その希少価値を得ることがそのまま、幸運を得ることへと重ねられているようです。
八の字眉毛
キレイな八の字を描いているハチワレの猫は、その見た目通り末広がりで演技が良いとされています。
オッドアイ
両目の瞳の色が異なる猫も希少価値が高く、その美しい瞳の色も神秘性を高め幸運を呼ぶ猫と言われています。
このような目立った特徴がなくとも、ふと道端で猫と出会い、その後3回続けて良いことが起こると、その猫はその人にとっての「福猫」であるというお話しもあります。
猫と一緒に暮らしていると時々不可思議な出来事も起こるかもしれませんが、あなたの側にいる猫は、幸せな時間を運んできてくれるラッキーキャットなのです。それこそが最も不思議な猫のパワーなのかもしれませんね。
みんなのコメント
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我が家に30年以上前からあります数体の人形を、供養に出す事を以前から考えていていました。家内がその日取りを決めていた頃から、飼い猫が人形の部屋で寝ていたり、くつろいでいる時間が増えていました。いつも居間にいて、普段はほとんど入ることはないんですが。前日の夜、白い紙にくるんだ人形達に寄り添うように座ってました。翌朝、神社に供養をお願いして届けてきました。
猫ちゃんはまた、以前みたいに、あまりその部屋で時間を過ごすことが無くなりました。不思議です、なにか感じていたのかな。 -
猫は霊感が…と書いてありますが、本当にあると思います^^;
課題が多くあり、終わらせた頃には午前2時頃だったのですが、部屋に一緒にいたねこちゃんがある1点を見つめ怯えているようでした
私自身もゾクッとしたり耳鳴りがしたり…と色々あり、リビングへ行こうと考えた時にそこから変な物音がしてもう怖い怖い…
でも、ねこちゃんが一緒にいてくれると、1人よりも心強いですよね😳 -
ある朝の事でした。私の飼い猫の「れもん」がいつも寝ている所に
いないことに気付いて、私は階段へ向かいました。
すると、1階から声が聞こえてきたのです。
「いぬ」と。
小さな声でしたが、トーンが高いような気もしました。
私は首をかしげました。彼氏は、もっと声が低いし(そもそも寝てる)誰が……?
私は怖くて、足が動きませんでした。
その後、れもんが1階から階段を上って来たのを見て、
私は気絶しそうでした。
れもん…頼むから、聞き間違いって言ってー!!-
え……!
怖すぎません⁉
猫って喋るんですね…………( ゚Д゚)
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いつかうちのニャンコも
ご飯とかまんまみたいに喋らないかな🤣