キャットフードの外国産と国産の違いを徹底比較!どっちがいい?

あなたはどんなキャットフードを選んでいますか?

外国産と国産の違いは何でしょうか?その違いを解説しながら、より良いキャットフードの選び方をご紹介します。

キャットフードの外国産と国産、その違いは?

ねこちゃんの健康を支えるキャットフード。あなたのおうちではどんなキャットフードを選んでいますか?

外国産とは、キャットフードの加工の最終過程(ドライの場合はエクストルーダー)が外国で行われたものです。

その国の法規制のもとに製造されていることから、素材にこだわった、安全性の高いものが多く、価格も高めとなっています。

その外国産に対し、国産はねこちゃんや飼い主の嗜好に合わせた加工に重点が置かれ、素材にはあまりこだわりがないことから、飼い主さんのお財布にやさしい価格となっています。

キャットフードには水分量の含有量によって「ドライ」「セミドライ」「ソフト」の3種類がありますが、今回は「ドライ」に焦点を当てて外国産と国産の違いを比較して、その違いを確認してみましょう。

品質と安全性なら外国産のキャットフード

ネットでよく見かける外国産のキャットフードの成分表を基に、どんな素材が使用されているかを見ていきましょう!

カナガン

価格 3960円(税抜)
内容量 1.5kg
原産国 イギリス
主な原材料 乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン25%

カナガンは新鮮な原料にこだわり、グレインフリー、人工添加物不使用。

主原料がチキンなので、動物性たんぱく質を必要とするねこちゃんにぴったりのキャットフードです。

シンプリー

価格 3960円(税抜)
内容量 1.5kg
原産国 イギリス
主な原材料 骨抜きサーモン31%、サツマイモ、乾燥ニシン12%、乾燥サーモン11%

シンプリーはねこちゃんに必要な栄養素に徹底的にこだわった、グレインフリー、人工添加物不使用のキャットフード。

主原料がサーモンやニシンなので、お魚好きなねこちゃんにぴったりです。

オリジン

価格 6124円(amazon)
内容量 1.8kg
原産国 カナダ
主な原材料 新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉など(キャット&キティ)

オリジンは90%が肉という圧倒的な動物性たんぱく質の含有量!その3分の2が生肉で、残りの3分の1は乾燥肉(レンダリングされた家禽ミールは不使用)。

そして製造は下請けには任せないという企業ポリシーを持っています。

ジャガー

価格 4280円
内容量 1.5kg
原産国 イギリス
主な原材料 骨抜きチキン生肉・鴨生肉、乾燥チキン・乾燥鴨肉、生サーモン・生マス

ジャガーは動物性たんぱく質が80%以上。高品質な原材料だけを厳選しているので肉副産物は一切使用していません。

徹底した安全管理と品質の高さで知られるイギリスの工場で製造されています。グレインフリー。

外国産のキャットフードは、それぞれ原産国の法規制やAAFCO(米国飼料検査官協会)などの基準に基づいて製造されているので、国産のものより高品質です。

原材料の素材にこだわり、ヒューマングレイドの安全性を確保していることから価格が高くなっています。

ねこちゃんは肉食動物なので、できたら動物性たんぱく質がたっぷり入っている、安全なキャットフードをあげたいですね。

でも、ちょっと高いなと思ったら無理をする必要はありません。大切なことは、継続してねこちゃんにきちんとごはんをあげること。

次はお財布にやさしい国産のキャットフードをご紹介します。

コスパなら国産のキャットフード

お財布にやさしい国産のキャットフード。

量販店や、少量サイズならコンビニでも入手できますね。手軽に購入できるところが魅力の国産のキャットフード。

国産ならではの、牛肉や鶏肉、魚味などのバリエーションの多さや、パッケージデザインへのこだわりから、選ぶのも楽しくなりますね。

国産はねこちゃんの健康と同じくらい、飼い主さんの興味を引くことに力を注いでいます。

お国柄でしょうか?パッケージを小分けにしたり、消費者に対してとても細かい配慮がなされています。

その反面、購入しやすい価格を実現するために素材は二の次になっているのが国産の特徴です。

中には素材にこだわった国産のキャットフードもありますが、その素材へのこだわりは価格に直結し、とても高価なものとなり、外国産と変わらなくなってしまいます。

ここでは量販店などで手にしやすい国産のキャットフードをご紹介します。

ねこ元気

価格 580円(amazon)
内容量 1.0kg
原産国 日本
主な原材料 穀類が主原料。
着色料として赤色40号、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号

ねこ元気はとびつくおいしさで栄養バランスを考えたキャットフードです。ねこちゃんのライフステージや健康状態に応じた多彩なラインナップが魅力です。

が、ねこちゃんは色より香りに反応します。有害性のある着色料は飼い主さんのために添加されていますね。

メディファス

価格 1600円
内容量 1.5kg
原産国 日本
主な原材料 穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)

メディファスはねこちゃんのライフステージに応じたミネラルバランスを調整し、下部尿路の健康を維持します。チキン味とフィッシュ味を選べます。

主な原材料が穀類なので、動物性たんぱく質が必要なねこちゃんにはささみなどをもう一品添えてあげたいですね。

このように、国産のキャットフードはラインナップも豊富で飼い主さんのお財布にやさしいのですが、その分品質や添加物に疑問が残ります。

品質や安全性を確認しながら、大切なねこちゃんのために、より安全なキャットフードを選んであげましょう。

選ぶポイントは原材料の表示

  • 最初に記載されているものを確認!
  • 人工添加物の有無を確認!

原材料は多いものから記載されています。また、人工添加物がない、あるいは少ないものを選びましょう。

最後に、原産国はアメリカですが、日本に流通していて購入しやすいネスレのピュリナワンをご紹介します。

ピュリナワン

価格 1489円
内容量 2.2kg
原産国 アメリカ
主な原材料 ターキー(避妊・去勢した猫の体重ケア)

主原料が動物性たんぱく質で、かつ財布にやさしいキャットフードです。

外国産のキャットフードを選択肢のひとつに

ご紹介しましたように、外国産のキャットフードは国産に比べ、品質や安全性に焦点が置かれており、ねこちゃんの健康を気遣う飼い主さんにぴったりです。

原料の品質管理から、製造過程の安全管理もきちんとなされており、その分のコストが価格に反映しています。

ちょっぴりお高いですが、外国産のキャットフードも検討されてみてはいかがでしょうか?

大切なねこちゃんの健康を考えながら、無理をしない範囲で安全なキャットフードを選んでいきましょう!

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