猫が抱っこを嫌がる!人によって態度が違う理由&抱っこできるコツ

猫というのは、本当にどこまでもかわいいものです。

おうちの中でのんびりしている猫を見ると、ついつい触りたくなってしまい、無意識に寄っていってしまうんだ…という人は多いのではないでしょうか。

猫がただ居てくれるだけで癒されるんですよね。だけど、つい手がしまうのです。しつこく触っていたら猫から嫌がられてしまい、またお預け状態になってしまう。

猫好きさんのライフサイクルは、これの繰り返しではないかなと思っています。

でも、猫というのは人によって抱っこさせてもらえる人と、抱っこを嫌がられてしまう人に分かれると言えるんですよ。

あなたはどちらですか?この記事を読みながら毎日の生活の中で、自分がいつもどんな行動を取っているかを思い返してみてくださいね。

人によってすんなり抱っこさせてもらえる人、そうでない人が確実にいる

うちには愛猫の先生(チンチラ、オス)とニセ蔵(キジトラ、オス)の2匹の猫が暮らしています。

猫の写真1

性格は先生は人間が好きで甘えん坊だけど抱っこはさせてくれない、ニセ蔵は抱っこをさせてくれるし甘えん坊。

でもニセ蔵はちょっと野性味に溢れているので、たまに子どもたちにガリッとやってしまったりもします。

今回は、ニセ蔵のお話をしますね。ニセ蔵は抱っこをしてもらうのが好きなタイプなんですが、その中でも家族の中で順位というのがあるようなのです。

悔しいですが、一番抱っこさせてもらえるのはやっぱり旦那なんですね…。

ニセ蔵はいつもごはんを食べるときにはケージの中に入るんですが(外で食べると先生のごはんを奪ってしまうからです)、そこから出した時も(大体いつも5時半くらい)、一目散に旦那の膝に飛び乗ります。

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これはもうルーティンになっているのかもしれませんが、朝以外でも、旦那が座っていれば自分からいつも膝に飛び乗っていくんですよね。

▼ルーティンの習慣がこんなところにも…
出迎えをする猫としない猫の違い。猫のきもちを知れば納得!

そして私は…というと、昼間子ども達が学校に行っている間は基本的にリビングにいるというのに。

その間一度も膝に来てくれないこともよくあります。無理やり抱っこして連れてきてもすぐに逃げてしまうことが多いですね(悲しいです)。

ソファの横で寝ているニセ蔵の横に座って、そのまま自分の膝に移動させるようにすれば抱っこさせてくれることが多いですが。

そうじゃなくて!ニセ蔵のほうから私の膝に来てほしいんです。少し前、なぜか私になついてくれていた時期がありまして。あの時には最高の幸せを感じられたのに…。

今はまた、元のようなサッパリした間柄に戻っております。

猫の写真3

こんなにかわいいのに、ただ見ているだけなんて辛い…(モフモフは随時しに行きますけどね)。

旦那のように、いつでも猫に抱っこさせてもらえる人と私のように猫から嫌がられてしまう人。一体この差はどこにあるのでしょうか。

猫を抱っこさせてもらえる人と、させてもらえない人の特徴を知ろう

それでは、猫を抱っこさせてもらえる人と、抱っこを嫌がられてしまう人にはどんな特徴があるのでしょうか。その違いについて考えてみましょう。

抱っこさせてもらえる人の特徴

まず、猫に抱っこさせてもらえる人…うちの旦那の特徴も踏まえて挙げていきます。

  • 1.絶対に猫なで声を出したりしない
  • 2.自分から猫を触ったりしない
  • 3.よくあぐらをかいて座っている
  • 4.猫のトイレ掃除を毎日している
  • 5.一家の大黒柱である
  • 6.大きい声を出したりしない
  • 7.日頃から猫のことを気にしていない(別に見ていない)

基本的に、猫は自分に興味を示さない人を好きになる傾向がやはりあるんですよ。

だから、猫に対してノータッチの旦那が心地いいのかもしれません。猫は人間から見られることすらも嫌がりますからね。

さらに、旦那の場合毎朝一番に起きて猫のトイレ掃除をしているのも大きいのかもしれません。

猫にとっては「ちゃんと自分のお世話をしてくれる人」と映っているのではないでしょうか。

さらに、人間があぐらをかいていると猫は座りやすくなるようです。猫にとってポジションが掴みやすいということでしょうか。

さらに、旦那は一家の大黒柱ということで、「ここいらでご主人の機嫌を取っておこう」という気持ちがニセ蔵にはあるのではないかな~?と私は常日頃から感じています。

自分が生きていくために、上手くおべっかを使っているというわけですね。かわいい顔してしっかりと計算しているところが、恐るべし!です。

抱っこを嫌がられてしまう人の特徴

それでは次に、あんまりニセ蔵に抱っこをさせてもらえない残念な私の特徴もプラスしながら、猫に抱っこさせてもらえない人の特徴を挙げていきますね。

  • 1. 猫に対していつも猫なで声を出してしまう
  • 2.すぐに猫を触る
  • 3.座る時にはあぐらをかかない
  • 4.猫のトイレ掃除はしていない(ごはんはあげる)
  • 5.大黒柱ではない
  • 6.常に娘たちと騒いでいる
  • 7.いつも猫の挙動を気にしている

まず、基本的にニセ蔵のことは「かわいこちゃんニッチゃん」と呼んだりしていて、かわいい仕草を発見すると親子(娘2人と私)でキャーキャー騒ぎます。

かわいい仕草といっても、抱っこしているところから前足が出ていたり、肉球が見えていたり、寝顔がかわいかったり…いたって普通のことなんですが。

猫好きって、ちょっとした事ですぐに悶えてしまうんですよね。きっとニセ蔵からすると、「ひたすらうるさい存在」であることは間違いないでしょう。

他にも常に猫を触りますし、いつも猫の挙動を気にしているのは否定できません。猫からすると「ちょっと、いい加減にして」という感じかもしれないですね。

この記事を書いていて、自分でも「ハッ!」としています。ちょっとニセ蔵に構いすぎですねぇ…。

▼猫に嫌われないように注意(我慢)していきましょう
猫が嫌がる人の特徴!当てはまるものがないかチェックしよう

猫との程よい距離感を持つことが、猫に好かれるためにできることかもしれない

上の項目に書いたように、やはりなるべく猫からすると「ソッとしておいてくれる人」が好感度が高くなりやすいです。

自分から求めないからこそ、猫から寄ってきてくれて抱っこをさせてもらえるという、飼い主としての幸せを手にすることができるのですね。

猫の前ではなるべく静かに…騒がずに…猫を見すぎないことを頭に念じながら、一定の距離を保っていけたらいいかもしれませんね。

基本的に、子どもが学校から帰っていない私と猫だけの空間の時はなるべく触ったりしないように気を付けています。

私からアクションが無ければ基本的にニセ蔵から膝に来てくれることは滅多にありませんが、こんな感じで私が座っているソファに来てくれたりすることはあるんですよ。

同じ家に暮らす場合でも差があるということは、猫はちゃんと人を判別していることになる

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同じ家で暮らしているのに、猫から好かれる人とそうでない人がいるということは、つまり猫はちゃんと「それぞれの個人を識別できている」ということが分かりますよね。

これはやっぱり、すごいことだと思われませんか?「この人は好き、でもこの人はちょっとうざったいんだよね」とニセ蔵は日頃から考えることができている…ということです。

私がニセ蔵にそんなに好かれていないという現実はちょっと悲しいけれど、猫の嬉しい能力を実感できるというのは、やっぱり嬉しいことですよね。

▼嬉しいついでに猫の賢さチェックもしてみましょう
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自分から膝には来なくても、全く抱っこできないわけではない

基本的に何もなしにニセ蔵から私の膝に来てくれることはあまりありません。ただ、猫も朝には甘える傾向があるので、娘の膝に乗ったりはしていますよ(旦那には負けますが)。

自分から膝に来ない猫でも抱っこをさせてもらえる方法も、一応あるんです。

  • 膝にフカフカの毛布を敷く
  • ブラシをチラチラ見せて呼び寄せる
  • 寝ているところをそのままソッと持ち上げて膝に乗せる
  • 自分以外の誰かに連れてきてもらう

やっぱり猫はフカフカした所が好きなので、膝に毛布などを敷いて座り心地を良くしておくと来てくれる確率が上がります。

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猫が布を食べるウールサッキング。原因と家庭でできる対策2つ

ブラッシングが好きな猫なら、ブラシをチラチラさせてアピールすると、その気分の時ならば来てくれることがありますね。

さらに、ニセ蔵はどうしてか自分が連れてきてもダメでも、他の誰かに連れてきてもらうと、そのまま座ってくれることが多いんです(だからこそ、平日の子どもがいない時間、私はニセ蔵を抱っこできないというわけですね)。

これはどうしてなんでしょうか…ニセ蔵は誰かに定められた道があると、案外すんなり従ってしまうのでしょうか?

その猫の性格によっても色んなパターンがあると思います。それぞれの猫にとっての意外な抱っこパターンが見つかると、それはそれで楽しめるようになりますよ。

猫が抱っこを嫌がるのには、猫の性格やそれ以外にも理由があった

猫によって、もともと人に抱っこをされるのが苦手なタイプもいます。

そうではなくて抱っこ自体は好きだけど、人によって抱っこをさせてくれる人とそうでない人はやはりいるんですね。

それにもちゃんと理由があり、猫は基本的に構われることを嫌うんです。猫に抱っこさせてもらいたいなら、日頃から構いすぎないように気を付けることもポイントでしょう。

さらに、それぞれ猫によって抱っこをさせてくれるパターンというものがあったりします。それを上手く見つけられるといいですね。

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