座り方を見れば猫の気持ちがわかる。豊富な座り方をご紹介

あなたの家の猫は、いつもどんな座り方をしていますか?猫はとても身体がやわらかい動物なので、ワンパターンではなくて色んな座り方をすることができるんです。

猫がどんな体制で座っているかによって、その時の猫の気持ちまでも理解することができるんですよ。

さらに、おもしろくてかわいい、変わった猫の座り方もあるので見ていきましょう。

横に身体を倒した座り方、横座り

これは、猫としてはかなり定番なこの座り方だと言えるでしょう。身体を横にした状態でそのまま座っている感じですね。

座っている猫の写真1(うちの愛猫のニセ蔵です)

うちの愛猫の先生とニセ蔵も、よくこの座り方をしているのを見かけますよ。基本的に猫はいつどこで敵に襲われたとしても瞬時に対応しなければならない習性があります。

だから、本格的に寝てしまうのではなく、この体勢のままコックリコックリやったりしているんです。

猫の中でも1番人気のある、座り方だと言えるでしょう。

「ちょっと眠たいんだけど、寝ようかどうしようか…」と、自分自身と闘っているかんじがしますね。手前にいるニセ蔵は、まさに寝ようとしている瞬間って感じです。

基本的にこの座り方をしている時点で猫はぼんやりしているので、そのまま寝ちゃうことがほとんどですね。

座っている状態から寝ることができる、猫にとってかなり楽でお得な体制だと言えるんじゃないでしょうか。

手をお腹の下に入れ込む、香箱座り

この香箱座りも猫がよくやっていて、かなり定番の座り方ですよね。自分の手をお腹の下に入れ込んでいるので、すぐには立ち上がれないわけです。

座っている猫の写真2(ニセ蔵画像です)

そもそも、どうして「香箱座り」という名前が付いているんでしょうか。

この座り方をした時の背中の丸いラインや、お腹の下にキレイに手を収めていること。

この全体の形が、お香などを入れておく箱に似ていることから、この名前で呼ばれるようになったと考えられています。

この座り方をするとすぐに手をお腹の出せなくなりますよね。猫は攻撃するときには猫パンチをしますから、この座り方をしている時にはその必要がまったくないということを表しているんです。

やはり、かなり安心している時や気持ちがリラックスしている時でないとこうやって手を入れ込めませんからね。

うちの猫もたまに香箱座りをしていますが、ちょっとおしとやかなイメージがあるので、お洒落な座り方だな~と感じています。

この座り方をしている時って、すごくかわいいのでついつい触ったりしてしまうんですよね…せっかく安心して座っているのに、ちょっと台無しですね。

これからはなるべくソーッとしておくように努力します。

この香箱座りは、どの猫でもする訳ではないんです。

この座り方が苦手な猫もいるようで、特にかなり大きめの猫になるとこの香箱座りをするのは難しくなってくるようなんです。

そんな場合には手をお腹の下には入れず、まっすぐに伸ばした状態で座ります。

座っている猫の写真3(ニセ蔵画像です)

これもかわいいですよね。これは「スフィンクス座り」と呼ばれていて、これも猫が安心している時にする座り方なんです。

「香箱座りをしないから、ちゃんとリラックスできていないのかな?」と心配しなくても大丈夫ですよ。

王妃のような気品あふれる、エジプト座り

このエジプト座り、一見すると普通に座っているように見えるんですが、ちょっと違うんですよ。

後ろ足に前足をキレイにそろえた状態で座っている状態を指しているんです。

まるでエジプトの神のバシテトのような立ち振舞いであることから、この名前が付けられました。

他にも「三つ指座り」とも呼ばれています。これは、旅館の女将が三つ指をついてきれいにお辞儀をする所に似ているところから来ています。

どちらにしてもまるで貴族のような、美しい座り方であるということですね。

しっぽを身体に巻いた座り方、猫巻き座り

猫が普通におすわりをしていて、足元にしっぽが巻き付いていたら、それは猫巻き座りです。

この座り方をしている時は、猫にはちょっと警戒心があるということが考えられます。

ちょっと寒いな~という時にもこのしっぽ巻き座りをしますね。こうやってしっぽを身体に巻き付けることで、寒さをしのぐ役割をしてくれるんです。

どちらかと言うと、飼い猫よりも野生で生きている猫に多い傾向があります。

猫巻き座りにはこのような警戒心の他にも、しっぽを汚さないようにしたいという気持ちの表れでもあると言われています。

なるほど、この座り方はきれい好きの猫のイメージがありますもんね。

スコティッシュフォールドから来た、スコ座り

スコティッシュフォールドから始まったと考えられている、「スコ座り」というものもあります。

これは別名「おやじ座り」とも呼ばれていて、どーんと構えたその出で立ちは何とも言えない安定感があるんですよね。

これはもともとスコティッシュの猫が折れ耳を維持していくために交配することと関係があるんです。

耳が折れている、ということは耳部分の軟骨がまっすぐではなく曲がっているということ。それはつまり、他の骨も曲がりやすくなるように遺伝してしまうのです。

そのため、どうしても骨などに異常のある猫が生まれやすくなってしまうのです。

そして異常が出てしまっている猫は座っている時も関節が痛むので、なるべく痛くないようにスコ座りをするようになるんですね。

人間の都合で猫の形を人工的に変えるのは、やはり猫にとって辛いことでもあり、良いこととは言えないです。

さらに、この座り方はスコティッシュじゃないとしないという訳ではなく、他の猫も主にお腹のグルーミングをするときなどにする傾向があるようです。

このスコ座りもずっしりと座っているため、何かの危険が近づいてきた場合にもとっさに逃げたりすることができません。

だから、かなりリラックスした状態でないとそもそもこの座り方にはならないという訳です。

猫のプッと笑える微笑ましい座り方

この他にも、かなり個性的な座り方をしている猫もいるようです。まるで人間のような座り方に、つい二度見をしてしまいますよね。

まるで人間のようなこなれ感がすごいですよね。他にもたくさん面白い猫の座り方があるんですが、どれも個性にあふれているんです。

ふっと微笑みがもれてしまうような猫のかわいい座り方に、猫好きさんはめちゃくちゃ癒されることでしょう。

猫の座り方によって骨などの障害が疑われる時に、飼い主さんができること

やはり猫の血統によっては、どうしても品種改良のために骨に異常が出やすくなってしまうこともあります。

座り方が上記のように骨をかばうような体制になっていたりしていて、それが続くようならば動物病院で診察してもらうことをオススメします。

まだ障害自体にはなっていなくても、そうならないように日頃から対策をしていくことができます。

それは、太りすぎることによって骨に負担をかけないようにすることや、サプリや日々のご飯に気を付けてあげることです。

飼い主さんが日頃からそれらに気を配ることで、猫の健康はかなり変わっていくことでしょう。

猫の座り方をしっかり観察して、猫の隠された心理を分析しましょう

猫というのは、実にいろんな座り方をしているものです。あらためて見てみると、その座り方のバリエーションに驚かれることでしょう。

猫がどんな座り方をしているかによって、猫の気持ちを知れるのは飼い主として嬉しいですよね。

猫の座り方に隠された障害などもあるので、日頃からどんな座り方をしているのかチェックしておきましょう。

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