ベンガルってかっこいいけど、野性的なイメージが強くて飼うのが難しいのではと思いがちですよね。
でも実は物静かで優しい猫で、他の家猫と大きな変わりもないのです。強いて言うなら、やや大きめなくらいです。そんな大きさも、ベンガルならではの良さというものです。
そんなベンガルの名前が先祖に関係があること、そして決してトラではないことをお話します。
先祖はアジアン・ヤマネコで名前の由来に関係がある
トラじゃないのになぜベンガルなのかと疑問があると思います。これは結論から言うとベンガルトラとは全く関係ないのです。もちろん結論だけ聞いても納得できないですよね。
猫のベンガルには先祖にアジアン・レパードがいます。いわゆるヤマネコのことです。やはりヤマネコでも野性のイメージが強く、とても家猫にはなれそうにはない印象ですよね。
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それにレパードってヒョウのことであってトラじゃないですし、疑問はつきません。
要するにベンガルの名前はここから採られているのです。やっとスッキリしましたね。
しかしこのアジアン・レパードの性格は、多くの研究者がネコ科であるトラやライオンよりも、人になつきにくいと報告しているようです。これが一体どうやって家猫のベンガルにまでなったのでしょうか。
ベンガルの性格は実は物静かで優しい
ベンガルの名前や野性的なルックスとは違い、性格は物静かで優しい。しかもフレンドリーで家庭向きな猫です。これは実に家猫の中の家猫ではないですか。
こればかりはブリーダーさんの努力の賜物としかいいようがないです。
改良というと、人間のエゴのようで言葉がはばかれるので敢えて使いません。わかりやすくいうと家猫として飼いやすい性格に変化したということですね。
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それにルックスやイメージとは裏腹に、物静かで優しいなんてまさにギャップ萌え。
人間だったらきっとモテて仕方ないでしょうね。そしてこのルックスと性格のギャップを楽しめるのも、ベンガルならではの醍醐味とも言えます。
そしてベンガルは、1983年に世界最大の猫の登録機関であるTICAに登録されています。
ベンガルの大きく3つにわけた模様の種類
レパードカラー
- スポットが特徴的。先祖のアジアン・レパードの血をいちばん多く受け継いでいる
- スポットはロゼットが好まれる
- ブラウン・タビー
- シルバーグレイ
- 特に好まれるのはソレル
スノー
- 生まれたときは純白が多く、成長と共に模様が出てくる
- ユキヒョウをイメージしている
- 白、アイボリー
マーブル
- 雲のような形の模様。流れるような雲の形が良いとされている
- 稲妻形が最も良いという
これを見ると、やはりレパードカラーがいちばんメジャーではないでしょうか。
ここに書いてあるスポットとは点の模様のこと、ロゼットとは薔薇の形のこと、タビーとは縞模様、ソレルは赤色のことです。
そしてユキヒョウは高い所に生息し群れるのを好まないので、めったに見れない幻の動物と言われています。きっとこの幻をベンガルで再現したかったのではないのでしょうか。
またスノーの中でスポットがマーブル模様なものを、スノーマーブルと言います。これが大きく3つのタイプにわけると、と言ったわけです。
細かく分けるとまだまだありそうですね。
これを見ると選ぶのに迷ってしまいそうです。毛の色や模様が変わると違う種類の猫に思えますし…。どの猫においても言えますが、結局好みやインスピレーションですね。
そして3タイプとも共通していることは、短毛から中毛。滑らかでシルクのような手触り。
是非触って抱きしめてベンガルを堪能したいですね。
ベンガルは他の猫と比べるとやや大きい
若干オスの方が大きく3キロ~6キロ、メスが3キロ~5キロ。もちろんこれより大きくなる子もいます。やはり一般的な大きさの家猫からすると、同じくらいかやや大きめですね。
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アジアン・レパードの体重が3キロ~6キロ程度ですので、大きさは先祖の血が大きく影響していると言えます。まさに小さなヒョウといったイメージです。
体型的にはがっしりとした筋肉質で身体能力が高く、前脚よりも後ろ脚の方がやや長くなっていてます。今にも走り出しそうな躍動感溢れるベンガルが目に浮かぶようです。
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ベンガルが他の家猫と違う習性は水遊びが好き
他の家猫と特に何の区別もありません。ですが、先祖のアジアン・レパードの血を受け継いでいて、実は水遊びが好きな子が多いんです。
これを考えると、一般的に水嫌いな猫のお風呂は大変です。それが逆にお風呂が遊びになりそうで楽しみのひとつになりそうですね。
アジアン・レパードは「釣りをする猫」とも呼ばれています。もしかしたらその片鱗を、お風呂で見せてもらえるかもですよ。
何だか未知の部分がまだまだありそうで、一緒に生活すると新しい発見がたくさん出てきそうですね。
それに運動量の多い猫種ですので、キャットタワーを設置するなどして高さを、大きく遊べるように広さの工夫も必要です。飼い主が力いっぱい遊んであげるのも、愛情が増して一石二鳥ですね。
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ワイルド&フレンドリー~ギャップが魅力なベンガル~
いかがだったでしょうか? ?
野性的なイメージのベンガルが意外にも親しみやすい家猫で、身近に感じられたのではないでしょうか。後は家族に迎え入れたとき、他の家猫と大きく変わりもないということもわかりハードルが下がりましたね。
そこでベンガルのキャッチフレーズを考えてみました。「ワイルド&フレンドリー~ギャップが魅力なベンガル」
そして他の家猫と変わりないということは、愛情と責任を持って大切に育てるということです。
愛情いっぱいに育てると、ベンガルの優しい気質にプラスして、更に飼い主思いの素晴らしい猫になること間違いなしですね。
みんなのコメント
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ベンガルを飼いはじめたばかりの新米です。毛の色柄が大事かもしれないですが、他の猫の紹介ページのように『なりやすい病気』『注意点』等、毛以外のことも書いて欲しかったです…(´⌒`)
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ベンガルがわが家に来てからちょうど1年経ちました。3ヶ月位前に赤の絵具を水で溶いたような色の血尿が出て即動物病院へ連れて行きました。原因が今ひとつはっきりせず、獣医師の指示で腎臓サポートのご飯に変えたのですが、軟便が続いていたりで心配が尽きません。見た感じはいたって元気なのですが。。。
そんなときにこちらのサイトを見つけました。お役立ち情報がたくさんありそうで、とても楽しみです!