みなさん、突然ですがタイはお好きですか?
一年中暑い気候でゆるーい人柄のタイ人、辛くて美味しいタイ料理。安い物価でお買い物天国、マッサージ天国のタイ。
筆者は2017年の4月までタイのバンコクに猫2匹と住んでいました。タイが大好きで住んでいたので休日は様々なところに遊びに行き、たくさんの猫たちに出会いました。
この記事ではタイで出会った可愛い猫たちを写真付きでご紹介していきたいと思います! 日本とは違う雰囲気の写真を楽しんで頂ければ嬉しいです。
タイへはなんと東京からだと5時間半で行けちゃう
タイは東南アジアの中心に位置し、ミャンマーやラオス、カンボジア、マレーシアと国境を接しています。陸続きの国ですので、タイを起点に様々な国へ行く事も出来ます。
タイへは日本から飛行機で約4時間〜6時間ほどです。東京からだと約5時間半。沖縄からだとなんと4時間ほどで到着します。意外に近いです。
最近はLCCなども多く、フルサービスの飛行機も日本~バンコク線は就航数がとてもに多いので好きな時間帯のフライトを選べて、比較的安く訪れる事ができます。
物価も安いところがとても魅力で、1THB(タイバーツ)は現在約3.3円(2018年)。人気のガパオライスなど屋台のタイ料理は約40〜50THB(約130円〜160円)、ビールは約30THB(約100円)、電車(BTS)は初乗りで24THB(約70円)、タクシーの初乗りも35THB(約105円)です。
初めてタイを訪れた時は「使っても使ってもお金がなくならない!」と感じ、たくさん買い物してしまった記憶があります(笑)
タイ人は猫好きが多い!?
タイは野良猫、野良犬をたくさん見かけます。その中でも猫を好んで飼っている方や、半野良の子に優しくご飯をあげている人が多いように思います。
タイは日本同様、仏教徒の国です。
その昔、仏教は中国からタイへ渡り、船の中で経典をネズミの害から守る為に猫も一緒に船に乗ってきたと言われています。経典を預かるとともに、猫も一緒に預かり飼い出したことがきっかけで、お寺で世話をするようになり、それを見た国民が「猫は神聖な生き物だ」と崇めるようになったのがタイの猫文化の始まりと言われています。
その証拠に、今も観光地を含むタイのお寺は猫がたくさんいる場所が多く存在します。猫を祀りながら雨乞いのお祈りする風習がある地域もあります。猫好きのタイ人から観ると、猫は宝物のような、神様のような存在なのでしょう。
タイの街並みと可愛い猫たちをごらん下さい!
猫ちゃんと出会った場所や経緯を交えながら猫ちゃんの写真をお楽しみください!
タニヤ通り・パッポン通り(シーロム・サラデーン地区)
日本人が多い有名観光地区。飲み屋さんやナイトライフを楽しめる地区で、大きな夜市があります。
そこで、産まれたばかりの子猫ちゃんたちに出会いました。
屋台の店番をしながらお姉さんが親身にお世話をしている模様です。お姉さんに尋ねると、この茶トラがお母さんとのこと。
母の顔ですね。
子猫ちゃん達は目が開いて間もなくで、産まれて1ヶ月未満といったところでしょうか。現在は立派な大人になって、パッポンの屋台街を我が物顔で闊歩しているでしょうね!
こちらもタニヤ通りの酒屋さんで。タイといったら「シンハービール」ですね!このビールの在庫の上でもぐもぐタイムです。かわいい!!
ある日、居酒屋さんで友人と飲んでました。2階の窓際の席です。チラッと外を観ると器用に猫ちゃん2匹がこちらを見ていました!
タイっぽい光景です。タイには至る所にこのような「お参りスポット」があります。日本で例えるとちょっとした「神棚」が街中にあるようなイメージです。自分のタイミングで自分が思った時に、いつでも「タンブン(タイ語で特を積むという意味)」できます。
お供えものが置いてあったりするので、それ目当ての野良猫がウロウロしているのをよく見かけます。
パタヤ
パタヤはバンコクから近く、陸続きの行きやすいリゾートです。関東で例えると、東京から江ノ島に行くような感覚という所でしょうか。バンコクまで日帰りも可能なのでよく週末トリップしていました。
パタヤ近くに唯一ある水上マーケット。バンコクのマーケットほど混んでなくほろーんとした雰囲気で猫ちゃん達に出会えました。
シーチャン島
シーチャン島は、バンコクを起点にすると、パタヤよりちょっと手前にあるローカルな島です。シラチャという町から小さなボートに乗って向かいます。リゾート地というよりもタイの人たちからすると「海水浴場」のような場所です。ここの良い所はちょっと田舎なので物価が安すぎる事と、日本人が少ない事です。
過去3回訪れてますが日本人に1度も遭遇していません。その代わり、英語日本語がほぼ通じません(笑)
こんな綺麗な海にバンコクから1時間半〜2時間程度でバスとボート行く事が出来ます。
この猫ちゃんは本当に懐っこくで近付くと自分からお腹をだしてゴロゴロ。本当に可愛かったです。
カンチャナブリー
ここはバンコクから自力で行くのは若干しんどいですが、バンコク発の日系ツアーや、貸切タクシーがたくさんあります。自力でいけば600円くらいで行けますが、バンコクからの現地ツアーや貸切タクシーを利用すると3000円~4000円ほど。
ここの観光スポットはタイガーテンプルというトラメインの動物園や、クウェー川に掛かる戦場にかける橋の舞台を廻れるスポット巡りなど。天然のドクターフィッシュがいる川などがあり自然でいっぱいの地域です。
ここで、猫の親子に出会いました。カフェの一角に住み着いている野良猫ちゃんのようです。
本当に小さくてお母さんの後ろを付いて回っていました!カフェの店員さんから「猫そんなに好きなの? 持って行って飼って良いよ」と冗談まじりで言われた事を覚えています。
チェンマイ
バンコクからちょっと北の方へ国内線で1時間程度で着くチェンマイ。ここまで行くとお隣の国ミャンマーがとても近いです。
チェンマイの食堂で一休みしていると、お店の人のお手伝いをしている猫ちゃんを発見しました。
お手伝いというよりご飯を狙っているのでしょうか。この時、私が注文したガイヤーン(タイの焼き鳥)を切ってくれていたので、取られやしないかじっと見ていた私です。
おまけ:タイのチェンマイ名物カオソーイ(カレーラーメン)です。チェンマイといったらこれ!というくらい有名なラーメンです。ちょっと甘め、だけど辛~いカレースープにたまご麺が入っています。揚げた麺がトッピングされているのも特徴です。この1杯、たしか30THBくらいだったと記憶しています(100円未満!)
キチンと店番中の子もいました。
お寺の壁画にも猫がたくさん
お寺に行くと、昔の暮らしを描いた壁画が写真のように描かれています。日本でいう浮世絵のような感じでしょうか。
この壁画の中にも猫がたくさん描かれています。昔から、人間と猫が一緒に暮らしていたことが良くわかります。
これは「お賽銭」もようなもので、願いを込めながら全部のツボに順番に小銭を入れていくと願いが叶うというものです。この写真の左手に見えるものが壁画です。
夜見たらちょっと怖いかもしてません…。
お!ネズミを追っかけています!
タイの街並みと可愛い猫たちをごらん下さい!
猫ちゃんと出会った場所や経緯を交えながら猫ちゃんの写真送る第二弾の記事!ゆっくりお楽しみくださいね!
トンロー・プロンポン周辺(スクンビット地区)
バンコクのこの地区は日本人が多く住む地区です。日系スーパーや飲食店がたくさんあり、ここの地区に居れば日本さながらの生活が送れます。
あっ!こんなところを!!いつも混んでいる「らあめん亭」は昔ながらのラーメンが食べれます。
トンロー近くの屋台で。
ひかれちゃいますよ…
私の勤めていた職場に毎日訪ねてきた猫ちゃんでした。お隣の洋服屋さんが飼っていた子です。
タイ語で「注意! 猫にごはんをあげないでください!」のようなことが書いてあります。スクンビット ソイ26にある居酒屋さんの前で。猫のイラストがゆるくて可愛いです。
我が家の向かいで飼われていた猫ちゃんです。真ん中分けでチョビヒゲが生えているように見えてちょっとおじさんみたいな風貌の子でした。勝手に「チョビ」と呼んでいました(笑)
スクンビット ソイ26で見かけた猫くん。大切なところが丸出しですω
お蕎麦屋さんの前にいた猫ちゃん。薄いトラ猫でお目目が透き通るような水色でとても綺麗な子でした。
トンローの裏路地にいた猫ちゃん。この路地は通勤路だったので毎日通っていましたが、日中毎日のように同じところでゴロゴロしていました。この辺にお家があるのかもしれませんね。
オンヌット・プラカノン周辺(スクンビット地区)
ここは中心地まですぐ出れる距離ですがちょっと田舎感が残ったほろーん町です。家賃も安く、日本人も沢山住んでいます。バンコクの下町、といった所でしょうか。
そこに、地元民が利用するローカルな市場があります。生鮮食品を中心に、ちょっとした衣服も買えたりします。
こんな感じで、とてもローカルでタイ感満載です。
お魚売り場の近くで寝ています。市場などの魚コーナーはどこに行っても猫がたくさんいます。
これはタイの宝くじで「ロッタリー」というものです。猫ホイホイにかかってこのお店でよく購入していましたが、タイにいる間1THBも当たったことはありません(涙)
カオサン通り
タイ中ではバックパッカーの聖地と呼ばれている「カオサン通り」。様々な人種の人でひしめき合っています。有名なスポットでお買い物から食事、ナイトライフも楽しめる楽しいエリアです。行ったことがある方も多いのでは…!?
兄弟猫でしょうか。まだちっちゃいです!
お買い物通りのどまんなかで出会った猫ちゃん。伸びをしたと思ったらゴロゴロスリスリ近づいてきました。
サムイ島のサムイ空港
サムイ島はバンコクから1時間程度、国内線に乗って到着するリゾート地です。ここの空港になんと猫が…。日本では考えられません!
1匹ならず何匹もいました。
この子は街中で出会った子です。豪快に熟睡…。
【番外編】ダムヌンサドゥアク水上マーケット
ちょっと趣向が変えた猫ちゃんの写真もごらんください。水上マーケットはタイならではですよね!小さなボートに乗って買い物をしたりご飯を買ったりできます。狭い水辺をたくさんのボートが通りスリリングな感じも味わえてとても楽しいです。
そこで見かけた猫の置物。こ、これはアリなのか…!?と思わず目を疑ってしまうデザインですがタイにいると「ザ・パクリ」のようなへんなものが沢山見れます。
でも可愛いです。
これは水上マーケットで販売していたものではありませんが、一応猫ということでご紹介します(笑)こんなケーキも商品ケース内に日常茶飯事に陳列されています。ロゴがちゃんと付いていますが、公式のものなのか、はたしてそうではないのか謎な所です。
【番外編】空港で買った猫の本
初めてタイに行ったとき、空港で見つけて買った猫の本です。タイグッズをたくさん集めていたので大事に飾っていました。
何が書いているかちんぷんかんぷんですが、ところどころに猫の写真が散りばめられていて、見ているだけでも楽しい本でした。
タイは猫の隠れ宝庫。むやみに触るのは注意してね
どこに行っても猫にたくさん出会えるタイは、穴場猫スポットだと思っています。
しかし、タイは狂犬病がまだまだ根付いている国です。狂犬病は哺乳類全てがかかるので、犬だけでなく猫もかかる病気です。むやみに触り、噛まれたり引っかかれたりして狂犬病が人間にうつったら…そしてそれに気づかずに日本に帰国してしまったら…。
大変なことになるのがお解り頂けると思います。
実はわたし、狂犬病ワクチンを年1回接種していました。ワクチンを受けるようになってから野良猫などをちょこちょこ触る様になり、それまでは意識して、近づいても触らない様にして生活していました。
日本では人間用のワクチンがあるのか、はたまたタイで打っていた注射は犬猫と同じものなのか定かではありませんが、とても濃い注射液でめちゃめちゃ痛かった記憶があります。海外に行かれる際はむやみに動物を素手で触らない様に注意してくださいね。
おまけ★コンビニの入口で涼むワンコ。タイではどこにいっても日常茶飯事の光景です。たまに猫も見かけますが残念ながら写真がありませんでした。
タイはどこに行っても猫にたくさん出会えるタイは穴場猫スポットかもしてません。
野良猫でも人から餌をもらったりして「半野良」のような生活をしている猫が多いので、懐っこく写真も撮影しやすいところがとても魅力ですよ!
みんなのコメント
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私もバンコクでたくさんのノラねこをもふりました
当たり前のようにどこにでも猫がいるのは素晴らしかったです・。