タイのピピ島は猫だらけのリゾート!おおらかな時間を過ごせる猫天国

東南アジアのタイに「ピピ島」という離れ小島があります。映画「ザ・ビーチ」の舞台となり、綺麗な海でその島の名が有名になりましたが日本人から見るとちょっとマイナーなリゾートかもしれません。

私は若い頃から、死ぬまでに一度行きたい場所がピピ島でした。やっと行ける初めてのピピ島に歓喜しているのもつかの間、なんと降り立って見るとそこは猫天国だったのです…!

タイのリゾート地や島に20箇所以上訪れましたが、こんなに「猫の島」になっている島は他にはありませんでした。今回は、ゆる〜い可愛い猫ちゃんの写真とともにピピ島に関してご紹介したいと思います!

日本からはタイのピピ島まではどうやって行くの?

タイのバンコクまでは日本国内の主要空港から毎日たくさんの便が出てますので、アクセスしやすく日本人に人気の旅行スポットです。日本からピピ島までの直通便はありませんので、バンコクで必ず乗り換えが必要になります。

  • 日本からバンコク(飛行機) 約5時間〜6時間
  • バンコクからプーケット、またはクラビへ(飛行機) 約1時間半
  • プーケットやクラビなどの空港から埠頭へ(トゥクトゥクやタクシー) 約30分
  • プーケットからの場合(船) 約1時間
  • クラビからの場合(船) 約1時間半〜2時間

ピピ島までの道のり地図
ピピ島までの道のりはとても時間がかかります。バンコクからもこんなに離れています。

ピピ島へ行くには主要の島から船に乗る手段しかありません。船は様々な埠頭から出航していますが、どの埠頭も1日3〜4便で、バンコクを拠点にして日帰りは非常に難しいですし、とても勿体無いです。

もっと早く行くには貸切のスピードボートなどに乗るという手段もあります。ちょっとお高めですが約30分程度でピピ島に到着します。ちょっとお高めといっても約1000THB〜1500THBほど。日本円に換算すると3000円〜4500円程度なので、友達と数名で行く場合や早く行きたい方はボートがオススメですよ!

クラビの発着場からの風景写真
クラビの発着場からの風景写真です。

私はクラビに1泊して、翌日朝一の船でピピ島へ向かいました。ピピ島以外の島へ行く船も出ていますので個人で行く場合は注意してくださいね!

わたしは乗り物酔いがひどいので、ケチらずに早く着くスピードボートで移動すれば良かったという後悔をしました。帰りは島にある「ピピファーマシー」で酔い止めを買ってどうにか持ちこたえて帰ってきました(笑)

ピピ島のピピホテルへチェックイン!

ピピ島に到着です。
ピピ島の写真
ピピ島の船着き場の写真

わたしは船を降りてすぐ目の前のピピホテルに宿泊しました。完全に名前だけで選んだホテルです。このホテルの前で第一にゃんこに出会いました。

ピピ島で出会った猫の写真
ね こ が あ ら わ れ た!

ピピ島の人馴れした猫の写真
さすが観光客がいっぱいのリゾート。人間慣れしていて全く怖がりません。

長旅(そして船酔い)で疲れたので、街の散策や海に行く前にビールを飲みながらホテルのプールでまずは休憩する事にしました。

すると…!

ホテルのプールサイドにいた猫の写真1
ホテルのプールサイドにいた猫の写真2
ホテルのプールサイドにいた猫の写真3

プールサイドに猫ちゃんが…!

3枚目の画像、用を足していました(笑)やっぱり野良の猫ちゃんはこういう植え込みとかでおトイレを器用に済ますんですね~。

このあたりで「なにやら猫がやたらと居るな、ピピ島」と気づいた私は、船酔いなのにビールを飲んでクールダウンし街に繰り出すのでありました。

ピピ島の猫たち

街に繰り出すとそこは想像以上の猫天国でありました。

ピピ島はとても小さな島(町)です。エリアごとに別れていますが、端から端までほとんど歩いて回れるので、タイ特有のバイクタクシーやトゥクトゥクは走っていません。

お土産から日用品、ご飯やお酒もポクポク歩けばすぐに見当たります。

お店の入り口で出会った猫の写真1
お店の入り口で出会った猫の写真
お店の入り口に、こんな風に猫のエサ置き場を設けている場所がたくさんありました。

ボート屋さんの受付で客寄せをしていた猫の写真1
ボート屋さんの受付で客寄せをしていた猫の写真2
この子は首輪をしているのでしっかり飼われているみたいですね。プーケット行きのボート屋さんの受付で客寄せをしていました。働く猫ちゃん、とても懐っこい子でした。

寝ている猫の写真1
寝ている猫の写真2
一枚目の写真はすやすや可愛いと思いきや、近寄ったらなかなかひどい顔で寝ていました(笑)

寝ている猫の写真3
この子もなかなかのひどい顔で熟睡です(笑)

街で出会った猫の写真1
街で出会った猫の写真2
街で出会った猫の写真3
街で出会った猫の写真4

私のお気に入り。店番シリーズをごらんください!

私は観光地で店番している猫ちゃんたちが大好きです。ついついカメラを向け、しばらく猫たちを観察してしまいます。

観光地で店番している猫の写真1
観光地で店番している猫の写真2
観光地で店番している猫の写真3

ピピ島にかぎらず、タイではこんな風にお店のレジ前や商品棚を陣取ってすやすや寝ている猫たちをたくさん見かけます。日本では保健所などが厳しいですし、決して見られない光景の1つです。

タイの良いところの1つとして、タイ人はみんなおおらかで細かい事は気にしません。常にみんなマイペンライ精神です。マイペンライとはタイ語で「気にしない」「大丈夫だよ」という意味合いで使います。沖縄でいう「なんくるないさー」と非常に似た使い方です。

この適当な感じがとっても過ごしやすく、良い雰囲気を醸し出していると思います。人間がこんな人たちばかりなので、猫たちもマイペンライな性格だなと強く感じます。

街でのんびりと過ごす猫の写真1
街でのんびりと過ごす猫の写真2
街でのんびりと過ごす猫の写真3
街でのんびりと過ごす猫の写真4

ピピ島に来て、本当に猫の写真しか撮らず海に入るのも忘れる1泊のピピ島旅行になりました。この記事と書くと解っていれば、もっとご飯や風景や…しっかり色々撮っておけば良かったなと後悔しています。

まったりゆるーいピピ島。心からオススメできます

もしタイは旅行に行く機会があって、1週間以上滞在されるのであれば、1泊をピピ島に行く時間にあてれば充分楽しめる事うけあいです!初めてのタイだったらバンコクだけをじっくり回るのも良いですが、国内線に乗ってちょっと離れてみるのもワクワクする思い出になると思います。

タイは物価も安いので国内線の飛行機も安く利用出来ます。

しめくくりが私の顔でとても申し訳ないのですが、物価が安いという事で思い出したことがあります。この顔より大きいピザはピピ島の「ピピファーストフード」で食べた100THBくらいのピザです。日本円換算すると約300円程度!!

ピピファーストフードのピザ写真

ピピ島は観光客向けのお店ばかりなので、バンコクの田舎町や屋台などと比べると若干物価が高く感じますが、日本国内と比べると本当になんでも安く利用出来ます。コンビニのビールは100円くらい、おにぎりも90円くらいです。桟橋前のアクセスの良い人気ホテルでも6000円程度。

タイ料理レストランであれば約2000円〜3000円あれば大豪遊した気分になり、お店の人も優しくしてくれます。

猫好きのみなさん、タイに訪れる機会があれば是非、猫まみれになれるピピ島も行ってみてくださいね!

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