猫の色覚では青は見えて赤は見えない?愛猫でリボン実験してみた

猫は色覚を始め視覚があまり良くないということをご存知ですか?猫の嗅覚は人間の10万倍近くある反面、視覚は2m程の距離しかハッキリと見ることはできず6mも離れるとほぼ見えないと言われています。

その代わり他の動物よりも優れた嗅覚と聴覚を駆使してハンティングを行うのです。

そんな猫はつい最近まで色は認識できず白黒でしか物が見えていないと考えられていました。しかし近年の研究で猫にも色覚があるということがわかってきています。いったい猫の目に色はどのように見えているのでしょうか?

今回はそんな猫の色覚、見える色と見えにくい色についてご紹介します。

愛猫で実際に実験もしてみましたので、是非気になる方は参考にしてご自身の愛猫にも試してみてくださいね。


猫の色覚はちょっとだけ、と最近の研究で判明!

色覚とは文字通り色を認識する感覚です。

前述したように猫はそもそも視力がいい動物ではなく、人間でいうところの0.3程しかありません。

さらに超ド近眼で動いている物はよく見えるが、止まっているものはハッキリと認識できないといいます。

▼猫の視力については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
猫の視力はどのくらい?猫が見ている景色はこんなにも人間と違う

なぜあまり視力がよくないかというと、猫は元々夜行性で、夜中や朝方の薄暗い時間に狩りをしていた動物です。そんな暗闇では視覚はあまり役に立たず聴力と嗅覚を使ってハンティングを行っていました。

そのため暗がりでは目のいい猫も、昼の明るい時にはあまり視力が良くないなのです。

昼と夜の猫の目の見え方をあらわしたイラスト

さらに暗がりで狩りをする猫にとって色は特に認識をする必要はないものだと考えられ、ほんのひと昔前までは全て白黒で見えていて色は認識していないと思われていました。

しかし近年の研究で、猫は人間のような優れた色覚はないものの、ある程度の色の見分けは付くということが判明したのです。

猫が見えない色、見える色

猫は人間のようにたくさんの色を認識する色覚を持っているわけではありません。

猫が識別できる色のイラスト

例えば猫は「赤系」と「グレー系」の色は見えにくく認識しづらい色だと言われています。

特に赤系の色は全くわからず、全てグレーっぽく見えてしまうのだとか。

逆に猫にとって認識しやすい色だと言われているのが

  • 青色
  • 黄色
  • 緑色

はとても認識がしやすく興味の惹かれる色です。その理由は、自然界において敵に多い色だから反応しやすいのだそうです。

また「黒色」と「白色」も猫にとってはハッキリと見える色だと言われています。特にはっきりと見えるのは黒色で、黒い服を着た男性は猫に恐怖を与えやすいとして猫に嫌われる理由の1つとしてよく例にあがります。

特にダウンジャケットのようなテカテカと光る素材の黒い服を着ている時に顕著にあらわれるようです。

理由は定かではないですが、おそらく猫にとって黒はハッキリと見える色で、大きな黒い塊が妖しい光を放って近づいてくるように見えるのかもしれません。

猫と黒い服を着た男性のイラスト

確かに猫の立場になって考えると怖いかもしれませんね。猫に何故か嫌われるとお悩みの男性は、好んで黒い服を着ているのではないでしょうか?

もし心当たりがあるのならば、猫と接する時は黒い服を着ないで近づいてみてください。今までのことが嘘のように猫と仲良くなれるかもしれませんよ。

どの色のリボンがお好き?選んでみるニャ実験大会!

猫にとって認識しやすい色は「青色」「黄色」「緑色」で認識しにくい色は「赤系」「グレー系」だとお話ししましたが、果たしてこれは本当なのでしょうか?

ということで、我が家の愛猫でこんな実験をしてみました!

リボン実験写真1

実験名は私が勝手に命名しました。どのような実験かというと、色のついたリボンを用意してどのリボンに一番反応を示すのかというとても簡単で単純な実験です。

猫に見える色、見えない色があるというならば、このリボンにも反応する色としない色があるはず!ということで実験してみました!

一番反応した色は青色

リボン実験写真2

リボンの色の中で一番食いつきがよかったのは青色でした!我が家にいる全員が青色のリボンを食べようと必死になっていました。

やはり、猫にとって青色とは見やすい気になる色なのでしょうか?とにかく他の色と比べ物にならないほど食いつきが良かったです。

リボン実験写真3

もう一匹の猫もこの通り必死です。あまりにも必死すぎてなかなか写真が撮れず困りました。

無反応だったのは赤色

リボン実験写真4

青色にはあそこまで反応したのに赤色には嘘のように無反応でした。すごいキョトンとした顔をされてしまいました。やはり猫にとって赤色は見えにくい色なのでしょうね。

とは言っても赤色の物が全く見えていないという訳ではなく、グレーっぽい色に見えているようなので、正確には興味が惹かれない色に見えているというのが正しいのでしょう。

ピンクにはなぜか反応した!?

リボン実験写真5

同じ赤色なのになぜか我が家の猫はピンクのリボンにとっても反応していました。赤系は見えない色じゃないの!?と思い調べてみると、どうやら我が家の愛猫だけではなく、全国にはピンクを好む猫が多いということが判明しました。

ある一説によるとピンクは暖色系の色が入っているため、猫が好む色合いなのでは?という情報がありました。ただハッキリとしたことはわかっていないようです。

色覚があるということがわかったのも最近の事なので、猫の目にはピンクがどのように映っているのかも詳しく解明されていないようです。

謎多き猫の色覚、是非あなたも愛猫でどの色が反応するか試してみてはいかがですか?ただし、愛猫がリボンを誤飲しないようにしっかりと注意しながら実験を行ってくださいね。

猫の色覚はいまだ謎に包まれている

猫の色覚は人間と違ってあまり発達していないとは言われていますが、本当のところは現在はっきりと解明されていません。

猫が見ている世界どのようなものか、私たち人間は予想をすることはできても猫になってその色覚を確かめることもできません。

ただ猫にとってよく反応する色、反応しない色があるのは間違いないということがわかりました。今回の我が家の愛猫の実験でもわかったように猫にとって興味がそそられるのは「青色」「黄色」「緑色」です。

もし愛猫があまり猫じゃらしやおもちゃに反応してくれないとお悩みならば、次回からは色に注目して猫じゃらしを選んでみてはいかがでしょう?

興味のそそられる色ならば、今まで見たことのないような反応を見せてくれるかもしれませんよ!是非参考にしてください。

みんなのコメント

  • 匿名 より:

    アイス🍨

  • ag_mama より:

    我が家の猫達は赤い色の棒が大好きで思いっきり興奮して遊びますが、変なのでしょうか?

  • はるかにゃん より:

    家の老猫は黄色に反応するようで、若いにゃんこも反応が良いので、黄色いフェルトで玩具を作ったら良い反応をしめしてますね~(*´ー`*)

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