猫が寝不足なときに見せる症状。睡眠不足になっちゃう原因って何?

いつ見てもスヤスヤと気持ちが良さそうに寝ている猫の姿をみるとこっちまで幸せな気持ちになりますよね。そんな猫にとって睡眠はとても重要なもの。

寝不足になどなろうものなら、様々な悪影響を及ぼしかねません。場合によっては、寝不足によって何らかの病気が発生する可能性も。

今回はそんな猫の寝不足についてご紹介していきましょう。ぜひ、猫が寝不足にならないようにするにはどうすれば良いのか?また寝不足になったとき、どのような症状が見られるのか順番に見ていきましょう。

猫が寝不足になった時に見られる症状

猫は一日に12〜14時間も睡眠をとります。とは言っても、人間の睡眠とは少し事情が違い、睡眠時間のうち深い眠りについているのは、ほんの数時間程度と言われています。

それ以外の時間は、まどろんだ状態であり、ちょっとした物音や何かの異変を感じ取ればすぐに起きて対処ができるくらいの意識はあると言われています。

「熟睡をしていない状態ならば、別に寝なくてもいいのでは?」なんて思うかもしれませんが、実はそうも言っていられないのです。例え熟睡をしていないとしても猫にとって睡眠は健康を維持するために大切なものです。では、寝不足になるとどのような症状が見られるのでしょうか?

一日中ぼーっとしている

個体によっては、毎日何をするわけでもなく窓の外をボーッと眺めて一日が終わっていく場合もあるでしょう。

しかし、以前は忙しく家の中をパトロールしていたのに、いまは同じ場所でジッと座っているだけという場合や、大好きなおもちゃを見せても全く興味を示さないという場合は、寝不足によって意識が朦朧としているのかも。

人間でも、寝不足になると大好きなことでも後回しにしたり、好きなことでも興味がわかなかったりしますよね。それと同じで、猫も寝不足になってしまうと大好きなことでも意識を集中させることができなくなってしまうのです。

もし、最近寝るわけでもなく、パトロールをするわけでもなく、ただ外を眺めるだけやどこを見ているかわからないような虚ろな目をしているようならば、寝不足に悩まされているのかもしれませんね。

ストレス行動をする

猫はストレスに大変弱い動物であるため、ちょっとした環境の変化や、ちょっとした行動に対しても過敏に反応を示す場合もあります。その中でも特に大きなストレスになるのが「眠れない」というものです。

家の中が騒がしくて眠れない、工事などの音がうるさくて眠れない、不特定多数の人が行き来するため眠れないなど、外部的な要因で眠れない場合は、特にストレスが大きくなりやすいのです。寝不足に限らず、猫はストレスが溜まると以下のようなストレス行動を見せます。

  • グルーミングを過剰にする
  • グルーミングをしなくなる
  • 攻撃的になる
  • 嘔吐や下痢などの体調不良
  • 鳴き声を発さなくなる
  • 何もないのに大きな声で鳴く

ストレス行動を取ったから寝不足だというわけではありませんが、ストレスの要因として寝不足も可能性がありますので、ストレス行動が見られたら最近ゆっくりと寝ているかどうかを思い返してみましょう。

食欲不振

しっかりと睡眠を取れていない場合、眠気が先行してしまい食欲も低下する可能性があります。また寝不足の原因が病気である場合、その病気の関係で食欲不振に陥っている可能性は十分に考えられるのです。

また食欲不振だけではなく、水もあまり飲まなくなったという場合は、急を要する病気である可能性が大変高くなります。水を飲んでいる姿を見ない、かれこれご飯を24時間も食べていないという場合は、すぐに獣医師に相談をし適切な診察と治療を受けるようにしましょう。

いつも眠そうにしている

猫は「寝子」という言葉があるほど、よく眠る動物ではありますが、フトみるといつも眠そうにしている、以前は歩いたり遊んだりしている機会も多かったけれども、いまはほとんど遊ぼうとせずジッと眠たそうにしているという場合は、何らかの理由で満足に睡眠がとれず寝不足になっているのかも。

猫は大変浅い眠りを長時間続ける睡眠を取る動物ではありますが、一日にある程度の深い睡眠が必要となります。しかし、安心して眠れない環境であったり、何らかの病気や心因的問題によりゆっくりと眠れない場合は、どうしても寝不足になってしまいます。

何だかいつも眠そうにしている、たくさん寝ているはずなのにいつも虚ろな顔をしている、元気がないなどの症状が見られたならば、寝不足になっていないかチェックをしましょう。

猫が寝不足になってしまう原因とそれぞれの対策

猫は見かけによらず大変デリケートな動物であり、ちょっとしたことでも気になってしまいゆっくりと眠ることができなくなってしまいます。

猫が寝不足になっているかも、何だかストレスが溜まっているようだけれども理由がわからない、そんな方は猫が寝不足になる原因が生活環境にないか、照らし合わせて考えてはいかがでしょうか。

うるさくてゆっくりと眠れない

猫が寝不足になる原因としてまず思い浮かぶのが、ゆっくりとできる環境がないという点です。完全室内飼いの猫であっても、常に物音がするうるさい環境やゆっくりと寝たいのに誰かに邪魔をされる環境だと、どうしても熟睡することはできません。

また、猫の聴力は人間よりも大変良いので、テレビの音や音楽は耳障りに聞こえてしまうかも。

そのほかにも、窓から聞こえる道路を行き交う通行人の話し声や車の音、工事の音、雨や風や雷の音など、人間ならばあまり気にならないような小さな音にもストレスを感じて寝不足になってしまう可能性があります。

飼い猫が安心してゆっくりとくつろげる環境を用意してあげたいならば、せめて夜は音楽もテレビもつけない静かな環境を作ってあげてはいかがでしょうか?

寝ているところを邪魔された

寝不足の原因として、次に多いのが寝ているところを邪魔されるためです。寝ているところを邪魔されてしまうのは、猫にとって大変大きなストレスとなります。

また、寝ているところを邪魔される行為が何度も続くと「この人が起きている前では寝れない」と思い、眠くても寝ない猫ちゃんになってしまう可能性も。

スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている愛猫をみると、あまりの可愛い姿にたまらずナデナデをしたりギュッと抱きしめたくなってしまいますが、そのような行動は猫の大切な睡眠を邪魔する行為になります。

気持ちよく眠っている飼い猫を可愛がりたい気持ちはわかりますが、寝不足を防止するためにもここはグッと我慢をして、そっと見守るだけにしましょう。

神経質な性格

人間でも、ちょっとした物音で夜中に起きてしまう子もいますし、逆にちょっとした物音だけでは全く起きることはなく、気にせずぐっすり眠る子もいます。ただ、猫は生まれつき神経質な性格の子が多いとのこと。

これは、野生で生きていた時代の名残りであり、浅い眠り時間が長いのは敵に襲われそうになった時にすぐに逃げられるように本能に刻まれているためと言われています。

また縄張り意識が強い性格の猫や、警戒心の強い猫は、どれだけ安心できる場所であっても誰かの気配を感じたならば熟睡をすることはないようです。

もし、あまりにも神経質な猫の場合は、一日に数時間だけでもいいので、一人でゆっくりとくつろげる時間を作ってあげると寝不足が解消されるかもしれませんね。その時は極力物音を立てずに、どれだけ可愛いと思っても、どれだけ一緒に遊びたいと思っても、グッと我慢をして見守ってあげましょう。

寝場所がない

見逃しがちなのが、自分の寝場所がなくゆっくりとできないために寝不足になっている場合です。

猫は自分の好きな場所、好きな環境、好きなタイミングで眠りにつくものですが、あまりにも物で埋め尽くされているお部屋だったり、あまりにも汚いお部屋だったりすると残念ながらゆっくりと眠れなくなります。

また多頭飼いをしている場合は、寝床となる場所が取り合いとなり一人でゆっくりと眠れなかったり、お互いの距離感が気になって熟睡ができなくなることも。

猫に寝場所を与えるのは、寝不足を防止するだけではなく、猫がストレスを溜め込むことなく、のんびりとくつろげる空間を提供することにも繋がります。

▼Dopet 猫ベッド
Dopet猫ベッドの商品イメージ

このような狭くて暗い空間になるような猫ベッドを用意してあげると、寝床として喜んでくれるはずです。

▼シカ ウィンドウベッド
シカウィンドウベッドの商品イメージ

このような窓に貼りつけることで、あっという間にハンモックベッドとなる便利グッズも発売されています。

窓を眺めるのが大好きな猫ちゃん、お部屋が狭くて安心してくつろげる場所をなかなか用意できなさそうな飼い主様は、ぜひこのようなベッドを使って猫が安心できる場所を提供してあげましょう。

病気

猫が寝不足になっている時に考えたい最も重要な項目が、病気の可能性です。猫が眠れなくなっているのは、病気によって寝苦しくなっているからかもしれません。

  • 怪我
  • 心臓疾患
  • 内臓疾患
  • 呼吸器系の疾患
  • 花粉などのアレルギー

寝不足になる原因としてあげられるのは、痛みによって眠れない場合と呼吸がしづらい状態が続くことで寝不足になってしまう場合です。病気や怪我が原因で寝不足になっている場合は、適切な治療を受けて痛みや不快感を解消することで寝不足も解消されるはずです。

ぜひ、愛猫がなんだか落ち着いて眠れていないような気がしたら病気の可能性を考えて、ほかに症状がないか観察をしましょう。

猫が寝不足になっている時は素早く対処してあげよう

猫が寝不足になっている場合、一刻も早く寝不足の原因を突き止めて改善をしてあげるのが大切です。環境が悪いのであれば、猫が安心して眠れる静かなお部屋に寝床を作ってあげる、猫に構いすぎているのであれば猫がストレスを感じない距離感を学び、程よい関係を築く努力をする。

猫が寝ている時は邪魔をせずにそっと見守る、寝不足以外に何らかの症状が見られう場合はほかに病気になっていないか確認をするなど、寝不足を感じたならばやれることをしっかりと行い安心で快適な眠りを提供してあげましょう。

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