猫の検便の正しいやり方&持っていき方。検査でわかる病気と費用は?

猫の検便を受けさせたことはありますか?検便とは大便を動物病院や専門機関で検査をしてもらいさまざまな病気を特定したり、健康状態をチェックしたりする大変重要な検査項目です。

動物病院によっては、一年に一回の予防接種のときに無料で検便をしてくれる親切な病院もあるようです。そんな検便でわかる病気とはいったいどのようなものがあるのでしょう?また、検便をとる時間、やり方は?費用は?

今回は愛猫にぜひ受けさせてあげたい検便のあれこれについてご紹介しましょう。

猫の検便の必要性&検便でわかる病気

猫の検便とはの人間と同じように、自宅で取った便を病院い持参して検査をしてもらうことです。検便を行うタイミングは、何かの病気が疑われる場合や健康診断の一つとして行われることがほとんどです。

そこまで頻繁に行うものでもなく、持参するように言われたから何となく持っていっているという方も多いでしょうが、検便を行うとさまざまな病気の発見につながるだけではなく、内臓器官の健康状態やその猫の今の健康状態を詳細にチェックできます。

そのため、定期検診を行うときなどに検便を行う病院がとても多いのです。

それでは続いて、猫の検便でわかる病気について知っていきましょう。とても簡単な検査なのに、判明する病気はとても多くあることに驚かされますよ。

腸内寄生虫の有無

まず検便検査でわかることで最初に上げられるのが回虫や条虫などの腸内にいる寄生虫の有無です。寄生虫に感染されると、下痢や嘔吐が引き起こされる可能性があります。

まだ体力のある成猫は、そこまで問題にならないかもしれませんが体力のない猫や子猫や老猫は、寄生虫が原因で命を失う可能性もあります。また今は寄生虫がいなかったとしても、検便によって虫卵を発見することもあります。

もし寄生虫の卵が発見できたならば、寄生虫による被害を予防できる可能性もあります。完全室内飼いの猫でも何らかの理由で、感染をしている可能性もゼロではありませんので注意をしましょう。

腸内細菌

猫にはもともと常在菌が多数存在していますが、中には健康に害を及ぼす可能性のある細菌に感染している場合もあります。

善玉菌がたくさんいるならば、猫の健康は保たれているということになりますが、悪玉菌が大量発生していたり、腸内細菌のバランスが崩れていると軟便や下痢といった症状に悩まされる可能性もあります。

腸内細菌のバランスは猫の健康を維持するためにとても重要なものとなっていますので、腸内環境を整えるためにもぜひ検便は積極的に行うようにしましょう。

消化器官の健康状態

便の状態から消化吸収を行う胃腸などの消化器官の健康状態をみることも可能です。猫はもともと完全肉食動物ですから、穀物類や食物繊維を多く摂取すると消化不良の原因となることもあります。

そのため便の状態を調べて、しっかりと食べ物が消化できているか?消化不良を起こしていないか?というのをチェックできます。消化不良のチェックのほかにも、大腸などに炎症が起きていないか?出血はしていないか?というのも確かめられます。

もし、普段の愛猫の様子で気になることがありましたら、このときに何なりと獣医師に相談をするようにしましょう。

パルボウイル

採取した検便を専用のウイルスを検出するキットにかけることで、パルボウイルスの有無を調べることもできます。パルボウイルスは感染力と致死率が非常に高い病気で、子猫の場合は高確率で死に至ると言われています。

野良猫や保護猫を里親として引き取ったときはもちろん、ペットショップから購入した子猫がパルボウイルスに感染している場合もあります。また、同居猫がいる場合はお互いに感染をさせあうような事態に陥ることもあります。

そのため検便によってパルボウイルスが検出されたなら、同居している猫も早急に検査をするか駆虫薬を飲ませる必要があります。

猫の検便のやり方と持っていき方などの疑問あれこれ

猫の検便を病院へ持参しようと思っても、初めての場合はどうすればいいのかわかりませんよね。そこで今回は検便ビギナーのために、検便の疑問あれこれにお答えさせて頂きましょう!

猫の検便のやり方

検便を行うとき、いったいどうやって持っていけばいいのか?何か専用の容器が必要なのか?と不安になるかもしれませんが、要は動物病院で先生が顕微鏡を使って検査ができる状態の便を持参すればよいのです。

そのため、深くは考えずに猫が排せつしたものをそのままつまんで容器や袋に入れて持参をするだけでよいのです。筆者は検便を動物病院へ持参するときは、ポリ袋でそのまま掴んで封をして持っていきます。

この際に注意をしてほしいのが、便を直接触れないようにすることです。いくら愛しの猫だとはいっても、やはり大便は不潔なのであまり触れるべきではありません。検便をとるときは直接手に触れないように手袋などをすると安心ですね。

どのタイミングで取った便を持っていけばいいの?

検便を取りたいと思ったタイミングで排便をしてくれたなら良いでしょうが、そううまくしてくれないのが現状です。

そのため理想を言えば動物病院へ持っていく直前に取れた便が一番ですが、せめてその日の朝に取れた便を持っていくようにしましょう。

前日に取った便でも検査はできますが、便の中の寄生虫などがいなくなってしまう場合もありますので、できるだけ新鮮な便を持っていくように心がけましょう。

猫砂はついていてもいいの?

便をもっていこうと思っても、猫トイレで排便したあとの大便は猫砂がたくさんついていたら上手に検査ができないんじゃないだろうか?そんな疑問を抱えている飼い主様も多いでしょう。

実際に猫砂が多くついた状態の便は乾燥しやすく水分量を測定できないため、正しい検査結果にならない場合もあります。ただ、あまり神経質になる必要もなく多少付着をしている分には問題ありません。

検便を持っていくときは細かく砂を取る必要はないのですが、ある程度は落としてから持っていくようにしましょう。

猫の検便を持っていく方法

猫の検便でもっとも注意をしなければいけないのが乾燥です。便が乾燥をしてしまうと、うまく検査が行えずもう一度取り直しになってしまうかもしれません。

そのような二度手間を防ぐためにもせっかく摂った検便はしっかりと乾燥しない状態で保存をしましょう。

おすすめの方法としては、ビニールやラップでぴったりと保存をすることです。また持っていく量はそこまで多くなくてもいいので、指の頭くらいの量で充分です。

検便は愛猫への負担もストレスもかけることなくできるお手軽な検査方法なのでぜひ、気になることがあれば検査を受けてみるようにしましょう。

猫の検便でかかる費用

猫の検便はどれくらいかかるのかとドキドキしている方もいらっしゃるでしょうが、検便の費用は意外にもリーズナブルです。病院や検便のやり方にもよって、金額は異なってきますが平均で1000円~1500円くらいが一般的です。

またパルボウイルス検査は3000円~4000円ほどと通常の検便検査よりかは高額となっています。検便は安価で猫への負担も少なく行える検査なので、定期的に検便を受けてもいいかもしれませんね。

検便を行って愛猫の健康を守ろう!

便は猫の健康をチェックするのにもっとも適したものです。便の固さや色、排泄ペースや排泄物に含まれるもので、その猫がどのような健康状態かを知れます。

ぜひ愛猫の調子が悪いような気がするというときは、飼い主様自身でもいつもと便は同じか?何か変わった様子はないか?チェックをするようにしましょうね。

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