とにかくかわいい猫の習性4つ。あの動作にはこんな意味があった

猫好きのみなさんにとって猫がかわいいのは当たり前のこと。ではかわいいの秘密がどこにあるのか・・・少々難しくも興味深い部分ですね。かわいさの裏に「猫の不思議」が見えるのは筆者だけでしょうか?

猫がかわいいと感じるとき、そこには人間が想定していない猫のしぐさが必ずあります。一般にはこれを「習性」と呼びますね。

今回の「前編」ではそんな猫のかわいさの本質である猫の習性を4つのシーンから分析します。

1.意味がちゃんとある猫のトイレでみられる習性

犬は人間との「最古の友情」を築く動物などと表現されますが、猫は犬とはちがって人間と一定の距離を保ち、人間との共同生活の中にもちゃんと「自分の世界」を保ちつつ生活しています。

それゆえ人間は客観的に猫を観察することができますよね。飼う・飼われるの関係が希薄だからこそ生まれる客観性が、ときに不思議を投げかけたりもします。今回は「猫の習性」から不思議を解き明かしていきます。

猫がうんちやおしっこをしたあと、周囲の砂をちゃんとかけて、「はしたないものは他人(他猫?)様には見せられないわ!」とばかりにひた隠すシーンを目にしたことがあると思います。

あたかも人間がトイレのあとに水を流すかのような、不思議でありながらもどこか親近感を覚える猫(類)特有の習性のひとつといえるでしょう。しかし猫好きの人からすれば、

「いやいやそんなの不思議ではないよ!猫はもともと野生だったのだから、そのなごりで外敵から自分の居場所を察知されないために、自分のうんちやおしっこのにおいを隠す習性があるんだよ。」

と説明する人が多いでしょう。確かに「なるほど・・・」ですよね。そして「正解!お見事な推理です」と結論づけることもできます。

ただし、です。実は上記以外にも猫のトイレ作法には秘密があるんです。

猫のトイレ事情。実は猫のトイレでのあの行動は…
  • 忖度している!?
  • 疾病を予防している!?

いずれも驚きの事情であり、また諸説あるなかの1つ2つということで「!?」マークがついていますが、それぞれ簡単に説明しましょう。

猫がトイレ後に砂をかける理由の1つに「忖度説」が挙げられます。忖度(そんたく)は少々難しい字ですが、いろいろあって現在では日本で最もよく知られることばのひとつかもしれませんね。

いちおう確認ですが、忖度とは「(自分の判断で)他人(特に目上の者)の気持ちをおしはかること」です。では、猫がいったい誰に忖度するのかというと、実は「ボス猫」に対してトイレの面で忖度しているのです!

どこかで聞いたような聞かないような話ですが、要は、ボス猫は排泄物に砂をかけず放置しておくとする説があり、下っ端の猫は自分の排泄物に砂をかけるという習性があるんだとか。

なんというか、どこの世界にもあるんですねぇ。忖度。もし下っ端猫さんが砂埋めを怠って「おいそこのオメエさん、誰の断りでおしっこ出しっぱなしなんだ?あぁ?」なんてスゴまれたら・・・

「ひえぇ・・・」ですよねぇ。人間でもその気持ちはわかります。なかなか下っ端猫さんたちもたいへんなのかもしれないですね。そんなわけで、「忖度説」が猫のトイレ作法にかかわっている可能性についてでした。

次に疾病(しっぺい)予防説ですが、これも人間の世界と共通する認識ですから、非常に興味深いです。排泄物である以上、人間であれ動物であれ、病原菌・ウイルスなどの害毒の対象です。

こうした害毒をまき散らさないように配慮した結果、「埋める!」という原始的ながらも素晴らしい発想が太古の昔から受け継がれ、今なお猫の習性として残っているのです。

ライオンやトラの世界でもトイレ後はちゃんと埋めるというネコ科特有の習性はあるようですが(猫よりはテキトーな作法)、考えてみれば、「百獣の王」と呼ばれるライオンが「外敵を意識してトイレ後埋める」のも妙ですよね。

しかしそれ以外の忖度説や疾病予防説を採用するなら、ライオンでもトラでも猫でもなるほど!と納得させられる思いです。

我が家のにゃんこエピソード1~母娘猫のトイレ事情?

子猫・・・この世にこんなにかわいらしい存在があっていいのか?というくらいの愛らしさが彼ら彼女たちの特権ですが、ときどきミョーなことをやらかしてくれますね。

我が家の母猫は「トイレ掃除は人間の仕事!」と割り切っており、トイレ後もしらんぷりでどこかに行ってしまいます。子はまだ猫というよりも酔っぱらったネズミといった風体だった当時のこと。

ヨタヨタと母の後を追い、なんでも母猫のやることをマネする子は、母のトイレもじぃー・・・と観察します。母はいつものように用を足し終えるとプイっとどこかに行ってしまいます。

子がまたヨタヨタと千鳥足で歩き出した刹那、「それ」は起こりました。なんと!母が用を足し終えた排泄物を発見するや否や、猫砂ボックスをよじ登ったではありませんか!

ボックスに転がり込んだ子猫は小首をかしげ母親の「ブツ」をしげしげと見つめたかと思うと、やおら小さな体を躍らせながら・・・母が放置したブツに砂をかけ始めたのです!

おいおい母ちゃん、そんなこっちゃ世の中わたっていけませんぜー!というおチビのこころの叫びが聞こえたような気がしたのでありました・・・。

2.しっぽが猫のキモチを表現する?しっぽが教える猫のキモチ

猫は「気品がある動物」、「高貴な生き物」などと称されることがあります。その気品や高貴な印象は、「しっぽ」にあらわれることがありますよね?実は、しっぽの動きにも猫の習性があらわれているんですよ。

「おすわり」をして両前脚をキレイにそろえたその上を自分の長く美しいしっぽがくるっと巻いている姿や、しっぽをピンと立てて歩く姿など、確かに誇らしげな気品や高貴さを見る者に与えます。

しかし時おり美しいしっぽを極太にさせてみたり、ぶるんぶるんと振ってみたり、気品や高貴さとはちょっとちがうな、と思われる様子も見られますね。とすると、しっぽの動きにはやはり何か意味がありそう。

お宅の猫ちゃんとさらに良好な関係になるためにも、猫のキモチを把握することが大切です。そのためには、猫のしっぽの動きの意味を知ることも大切であるはずです。さっそく考察しましょうね。

猫のしっぽの動きを考察してみますと、だいたい次のようなケースを目にすると思いますよ。

猫のしっぽの動きと様子9パターン
  1. ピーン!と立てて気品あふれるしっぽ
  2. ど、どうした?毛を逆立てた極太しっぽ
  3. 寝そべっているときに大きくゆっくり動くしっぽ
  4. 左右にぶるんぶるんと振られるしっぽ
  5. 犬も猫も同じ?後脚の間に挟まれるしっぽ
  6. 先っぽだけちょろちょろっと動くしっぽ
  7. おすわりしながら縦振りされるしっぽ
  8. まさにキモチをあらわしている?だらーんとしているしっぽ
  9. 抱っこされているときのしっぽ

ピーン!と立てて気品あふれるしっぽ

猫のしっぽの動きで最もよく見られるのが、「ピーン!」と立ててはつらつとした様子のときでしょうか?しっぽを立てて歩く猫の姿を見ていると、よそ様の猫ちゃんでも、見る者が元気づけられる感じですね。

この状態ではまさに見た目そのまま、猫のキモチもはつらつとしていることが多いです。朝起きて初めて家族と顔を合わせたりすると、しっぽをピーン!と立てて顔をすりすりしてきますよね。

これはまさに猫流「おはよう!」のごあいさつです。ついでに甘えさせてほしい、ご飯をほしい、かまってほしい・・・などなど、欲求にウソをつかない猫の「ちょーだいアピール」でもあります。

こういうときは人間からもごあいさつをしてあげましょう!身体を撫でてあげたり声をかけてあげたり、器にご飯がなければ入れてあげたり、「ピーン!」のしっぽに応えてあげてくださいね。

ど、どうした?毛を逆立てた極太しっぽ

逆に、朝起きて顔を見るなりしっぽをぶわっと極太にして・・・なんていうことはまずないでしょう。しっぽを極太にするときは、驚愕、恐怖、威嚇(いかく)、攻撃など、こころの変化が急なときです。

ケンカのときなどは、全身の毛を逆立て、しっぽを太くして自分の身体を大きく見せることで、相手に対して優位な状況をつくろうとしていると解釈できます。立って尾を左右に振り回して大きく見せることもあります。

時おり、普段の3倍くらいしっぽを太くしながらもピーン!と立ててこちらにすりよってくることがあります。お前どうした?と人間がびっくりしますが、これは家族を威嚇・攻撃しようとしているわけではありません。

驚愕、恐怖、威嚇、攻撃の心境・行動の直後に家族の顔が見えた状態ですね。自分の家族の顔を見て安心したい、甘えたいキモチから、しっぽがピーン!となっているんです。

寝そべっているときに大きくゆっくり動くしっぽ

次に、寝そべりながらしっぽを大きく左右に振っているシーンもよく目にすると思いますが、これは、猫がリラックスしている状態をあらわします。たとえばひなたぼっこしているときによく見られます。

こういうときはいじらずにそっとしておいてあげてくださいね。

左右にぶるんぶるんと振られるしっぽ

逆に、立った状態で鋭くぶるんぶるんとしっぽを振り回すようなときも見られますね?これは、イライラをあらわすしっぽの動きです。

すわった状態でパタン、パタンとけっこうな勢いでしっぽを叩きつけることもありますが、このとき何かに対してイラついている可能性が大きいです。原因を見つけてイライラを取り除いてあげましょう。

犬も猫も同じ?後脚の間に挟まれるしっぽ

犬はよく「自分より大きくて強そうな相手を前にすると、後脚の間に尾を挟む」といわれますが、これは相手に対する犬の脅威を示します。実は猫もこれとまったく同じで、何かに対する恐怖や脅威のあらわれです。

自分はあなたにはかないません!という感じで、自分を小さく見せているんですね。だからこれ以上攻撃しないでね、という心境です。しっぽを極太にするときとは真逆の心境です。

先っぽだけちょろちょろっと動くしっぽ

主に寝ているときに見られる「尾の先だけがちょろちょろ動く」という、これは猫に特有のしっぽの動きかと思いますが、これは猫流の「生返事」というところでしょう。

眠っているようで完全には眠っていないことが多い猫は、名前を呼ばれたりすると「うん、聞こえてるんだけどね、ねむ・・・」という状態の生返事を、しっぽの先をちょろちょろやることで済ませています。

しっぽだけでなく、耳(だけ)をこちらに向けることもあるので、まったく無視しているわけではありませんよ。まあこういうときも、急用でなければそっとしておいてあげましょう。

同じしっぽの先でも、立っているときにそうすることもあります。これは何かに集中していて、こちらの声に反応している状態ですね。

おすわりしながら縦振りされるしっぽ

そして、こちらが何もしていないのに立ったまましっぽを緩やかに縦振りすることもあります。

この状態のときには、「えーと、次は何しようかなぁ、遊ぼうか、食べようか、お散歩にでも行こうか・・・」という具合に、何かを考えているときです。特に「次の行動」を思案するしっぽの動きですね。

まさにキモチをあらわしている?だらーんとしているしっぽ

一方で、立った状態でしっぽをだらーんとしているとき、このときには注意が必要です。たとえば、猫の精神的、身体的な不調があらわれていることがあります。しっぽのだらーんは病気のサインかもしれません。

悪さをして叱られた直後にもしっぽをだらーんとさせることがありますね。苦手なケンカ相手に出会ったときもそう。そういった原因がないときにだらーんとして、不安げな表情のときは体調不良を疑ってください。

抱っこされているときのしっぽ

ところが抱っこをしているときはまったく逆の動きになります。しっぽをお腹にピタッとくっつけて抱っこされているときは、何か(たとえば抱いている人)を警戒している、恐怖を感じている状態です。

抱っこしていてもしっぽをだらーんと垂らしているときには、「うん、まあ悪くないよ」という状態なので、静かに抱っこしてあげましょう。でも降りたいとアピールしたときには、すぐに静かに降ろしてあげましょうね。

という具合に、猫の習性はしっぽにもいろいろな形であらわれるんですねぇ。顔の表情ばかりでなく、しっぽの表情や毛並みなども普段からチェックすると、猫の健康状態を早めに察知することができますよ。

我が家のにゃんこエピソード2~しっぽが太い理由は・・・

我が家の猫は、たいてい寝ているか部屋をフラフラしているかイタズラしているか、とにかく部屋ではリラックスしています。しかしあるとき、急に体をこわばらせ、尾はみるみる極太に。

え!?と思ってその視線の先を見ても、猫も見慣れた家人が洗濯をしている後ろ姿があるばかり。なんでだ?こんなことは今まで一度もなかったのに。声をかけても無視。仕方なく猫の観察を続けると・・・

急に片足をあげて今にもその「何か」に飛びかからんばかりの姿勢でさらに毛を逆立てています。結局その後5分間もそのまま停止して前方を凝視。しかし気を取り直したように、1歩、また1歩と慎重に前進します。

さらに1歩ずつ、毛を逆立てたまま緊張を切らせず見開かれた鋭い目で10分もかけてほんの2メートルほど前進し、そこで不意に猫が飛びかかったその先にあったものは!?

なんと、洗濯たらいの先からほんのちょこっとだけのぞいていた黒い靴下の先っぽでした・・・お前なんでそんなものに尾を太くしてまで15分も時間をつかった!?

3.一番かわいい猫の動作?猫がすりすりしてくるときの猫の気持ち

猫とともに暮らす人間にとって、一番うれしい瞬間というのは、やはり「顔(頭)をこすりつけてすりすりしてくるとき」ではないでしょうか。

ノドをゴロゴロ鳴らしながらすりすりしてくると、やっぱりかわいいです。

ただ実は、猫からしたら単に顔や頭がかゆかったから、なぁーんていう理由だったりしたら、人間はちょっとガッカリしますよね?

でもそんなことはありません。当然そこには猫たちの習性が込められていますよ。

猫のすりすりには3つの意味合いが込められていた!
  • 明確な自己主張
  • 猫の強い独占欲ゆえ
  • 愛情表現

人間からすると、猫がすりすりしてくる様子を見て、「あ、この猫は私を好いてくれているんだなぁ」と思うでしょう。もちろんそういうケースもあります。しかし実際には、それ以外の理由もあるんです。

ひとつに、明確な自己主張が挙げられます。自分に気づいてほしいとき、私たち人間は声を出して呼んだりトントンと気づいてほしい人の肩を叩いたりしますよね?猫はもっと積極的にはっきりと自己主張します。

それが「すりすり」なんですね。ねえねえお腹すいたよ、遊んでよ、かまってかまって!・・・などなど。猫のキモチとしては悪い気分ではないですが、この望みをかなえてあげないと、ストレスになることもあります。

そして猫といえば、独占欲が非常に強い動物であることも知られますね。実はその欲求が「すりすり」という猫特有の行動様式に習性としてあらわれているんです。

猫は、ひげの毛穴付近の皮脂腺からフェロモンを発散しています。頬の部分からもフェロモンを発散しているのですが、これを人や物にこすりつけて自分のフェロモンを付着させる目的が「すりすり」にはあります。

なんでそんなことをするの?というところに猫の習性があらわれているんです。猫は、自分のフェロモンを付着させることによって、「コレは自分のものだ!」と主張しているんですね。

これは犬のおしっこにもみられる傾向で、いわゆるマーキング(自分のにおいをつけて縄張りを主張する)と呼ばれる行為です。愛着のある人や物に対しては、ひげの皮脂腺や頬からのフェロモンでマーキングを行います。

しかし敵対するものに対して行うマーキングは、すりすりなどという生易しいものではなく、犬と同じように「強いにおいの成分を含むおしっこ」で縄張りを主張するといわれます。

そして最後の「愛情表現」については、ここで改めてあれこれいうこともないでしょう。私たち猫好き人間にとっても幸せな瞬間ですね。もちろん人間の側も猫の愛情たっぷりのすりすりに応えてあげてください。

我が家のにゃんこエピソード3~すりすりが痛い!?

ネズミくらいのサイズの子猫だったはずなのに、何をどう間違えたのか、今では少なく見積もっても母猫の倍以上の大きさに成長した我が家の子猫(メス6歳)。

一時は「こらぁ将来トラになるね」という勢いで成長したかなりの大型猫(スラリ体型なのに体重6kg超!)です。ただ、大きくてもかわいいところはちゃんとあります。特に「すりすり」はかわいい。

しかーし!我が家の大きな子猫のすりすりは、痛いんです(涙)なぜかというと、ふつうの猫より少々背が高いせいか、すりすりがちょうど筆者の「すね」の部分に直撃するからです!

あれはもう完全に「すねへの頭突き攻撃」です。ただでさえ猫とは思えないくらい力が強いのに、なかなかの勢いで頭をゴツンとやってくるからそらぁ・・・いてえよ!

4.いつか訪れる悲しい永遠の別れ・・・猫の死の際の習性

生き物である以上、必ず「最期のとき」は訪れます。それは私たち人間も猫も同じですね。悲しいことですが、生き物とともに暮らすということは、そういうことでもあります。

ところで「飼い猫は死に目を隠す」という古くからのいわれがあります。これってほんとうでしょうか?結論をいえば「半分ほんと、半分はウソ」ということになります。どういうことか、お話しましょう。

猫は、「自分はもうじき死ぬから姿を隠そう」とは思っていません。その意味では、古くからのいわれは「ウソ」になります。しかし姿を見せなくなったとき、その猫は人知れず死を迎えてようとしている可能性は高いです。

どういうことかというと、猫が外にいるとき、不慮の交通事故に遭ってしまったとか、心臓発作や低血糖症などで急死しなければならなかったなどというケースで「猫が家に戻らなかった」という事態が発生します。

犬と違ってつないで飼っているわけではないため、犬よりも猫のほうが家の外で死ななければならない事態に遭遇する確率が高いのです。これが古くからのいわれの主な理由です。

しかし家から姿を消したからといって、必ずしも死期を迎えているとは限りませんよ。たとえば、

  • (特にオス猫は)繁殖期に1カ月ほど放浪する
  • (オス、メスを問わず)別の家の猫になっていた
  • 縄張り争いに敗れ、街(行動範囲)を追われた

といった事情が考えられます。以前筆者宅にいたオス猫はまさに「1カ月放浪」の末、げっそりやせ細って帰宅後、猛烈な勢いで信じられないほどの量のエサをむさぼり、さらに2週間ほど放浪して再び帰宅した例があります。

居ついたノラ猫がやはり半月~1カ月ほど姿を消して再び戻ってくるということもありました。ですから死に際した習性というよりは、姿を消すことも猫の習性の1つと考えることもできるかもしれないですね。

(参考:猫は死ぬとき身を隠すって本当?-高円寺アニマルクリニック より)

我が家のにゃんこエピソード4~待っていてくれたんだね

我が家に居ついてから14年の歳月が経過していました。筆者が浪人生だった年、先代の三毛猫(年齢不詳)がその生涯を閉じました。

当時高校生の妹は、まるで我が子のようにその三毛猫をかわいがり、三毛猫も彼女に一番なついていました。獣医は、明日の朝は迎えられないかもしれないと宣告し、妹は泣きながら合宿に参加しました。

その間三毛猫は生死のはざまをさまよいました。意識は薄れ、鳴くことはおろか、目を開けることもありませんでした。しかしどういう理由かはわかりませんが、宣告に反し3回目の朝を迎えました。

これ以上ない衰弱の中、かすかな呼吸だけが三毛猫の生を裏付ける証でした。寝返りすら自力では打てません。帰宅した妹はすでに涙で顔をくしゃくしゃにしながら駆け寄りました。

妹が声をかけると――まことに信じられないことに――三毛猫はパチッと金色の瞳を輝かせ、妹を振りかえると

「にゃん」

と甘えるようなひと声を妹に投げかました。すぐに再び目を閉じると、もう二度と目を開くことはありませんでした。

習性を知ればますます猫との良好な関係を築けるかも?

だいぶ長くなってしまいましたが、もっといろいろと猫の習性をご紹介して、もっと猫との良好な関係を築いていただきたいというのが本音です。

しかし今回の「猫の4つの習性」は、最も基本的な猫の考えや意図をご紹介するという意味で、それなりにご参考いただける内容だったかな、という期待はあります。

これを機に、猫をよーく観察し、その習性から猫が何を考え、私たちに何を期待し、そして猫は何を夢見るのか、そうした「猫のキモチ」を理解する努力をしていただければ幸いです。

▼後編へ続く!ひなたぼっこ、毛づくろい、ふみふみ、猫集会のひみつ
かわいすぎ!猫の習性にある深すぎる意味。4つの行動の気持ちとは

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