賢い猫の種類トップ5!頭のよさの指標になっている科学的根拠も解説

猫ちゃんて賢いですよね。その猫の中でも、特に賢い種類をランキング形式で発表します!

今回はネット上で「猫」「賢い」「種類」を検索し、上位に表示された猫種を「賢い猫の種類トップ5」としてまとめました。

また、猫の賢さを測る科学的な方法も4つ、わかりやすく解説いたします。

あなたの知っている猫ちゃんはランクインするでしょうか?

賢い猫の種類トップ5!一番賢いのはどの猫ちゃん?

猫と暮らしていると、猫ってとても賢いと感じる瞬間がありますね。

トイレのルールをすぐに覚えたり、怒られたことは繰り返さなかったり、毎日同じ時間におやつをねだったり。

調べていると、その猫の中でも、種類によって賢さの傾向があるらしいのです!

今回はネットでの評判をまとめて「賢い猫の種類トップ5」を発表いたします!

第1位・シャム

原産国 タイ
体重 2.5~5.0kg
体型 オリエンタルタイプ
毛色 シールポイント・チョコレートポイント
ブルーポイント・ライアックポイント
特徴 ポイントがある毛色とサファイアブルーの目

「賢い猫」で必ず名前が出てくるのがシャムです。

コミュニケーション能力が高く、学習能力が高いシャムは、まちがいなく賢い猫ナンバー1です。

おうちのドアを高い確率で開けてしまうのもシャムです。

シャムは賢さゆえに人をよく観察し、心を許した相手にはとことんデレデレしてくれますよ。

第2位・アビシニアン

原産国 エジプト
体重 3.0~6.0kg
体型 フォーリンタイプ
毛色 ルディー、レッド、ブルー、フォーン
特徴 毛色はソリッド(単色)ではなく、
ティックド・タビー(一本の毛に色の変化がある)

また、「賢い猫」というと出てくるのがアビシニアンです。

好奇心が強く、活発なアビシニアンは、他の猫に比べて優れた記憶力と学習能力を持っています。

ボールを投げると、取って持ってくるようなわんちゃんみたいなアビシニアンもいますよ。

第3位・日本猫

原産国 日本
体重 2.5~5.0kg
体型 セミコビー
毛色 全色発現
特徴 わたしたちに身近な猫ちゃんです

わたしたちに一番身近な日本猫。その賢さは雑種としていろんな血が混ざっているからでしょうか。

人間の雰囲気を読み取るのがとても上手な、賢い猫という印象がありますね。

うちの猫も立派な雑種の日本猫です。自画自賛ですが、とてもおりこうですよ。

第4位・シンガプーラ

原産国 シンガポール
体重 2.0~3.0kg
体型 セミコビー
毛色 全色発現
特徴 毛色はアグーチセピアという淡い茶色のみ

世界一小さな猫のシンガプーラは、賢い猫としても知られています。

人間が大好きな猫ちゃんで、高い場所より人間の肩の方が好きみたいです。

第5位・ロシアンブルー

原産国 ロシア
体重 3.0~5.0kg
体型 フォーリン
毛色 ブルー(灰色)のみ
特徴 瞳はエメラルドグリーンのみ

ロシアンブルーは賢く、繊細な猫ちゃんです。

慣れないうちは人見知りをしますが、信頼すると犬の様に忠実になる、まさにツンデレな猫ちゃんです。

人間を良く見ている猫ちゃんですね。

その笑っているような口元は「ロシアンスマイル」と呼ばれています。

以上、ネットで評判の「賢い猫の種類トップ5」をご紹介いたしました。

猫の賢さの指標になっている、4つの科学的な計測方法

では、猫の賢さはどうやって測ることができるのでしょうか。

賢さを測る科学的な方法を4つご紹介します。

大脳皮質の神経細胞の数

大脳皮質の神経細胞(ニューロン)の数で情報処理能力を測る、というもの。

  • ヒレナガゴンドウ・370億
  • 人・210億
  • チンパンジー・62億
  • 犬・5億3千万
  • 猫・2億5千万
  • マウス・400万

人より神経細胞が多い動物がいるんですね。

これを見る限り、犬の方が猫よりたくさんの情報を処理するおりこうさんのようです。

脳化指数

動物の知性の指標として、ハリー・ジェリソンが1973年に考案した指標。

物理的にどれくらい大きな脳を持つかという指標。

体重を基準として脳の重さの比率を出すが、比率が高いことが、単純に知性が高いことを表す理由とはならない点に注意。

  • 人・7.4-7.8
  • イルカ・5.3
  • チンパンジー・2.2-2.5
  • カラス・1.25
  • 犬・1.2
  • 猫・1.0
  • ライオン・0.6
  • ニワトリ・0.25

カラスの方が猫より数値が高いですね。

また、ライオンより猫の方が数値が高いのは、ライオンの身体が大きいからでしょうか?

遺伝子の類似性

人の遺伝子を30億として、動物の遺伝子との類似性を比較。

  • チンパンジー・96%
  • 猫・90%
  • マウス・85%
  • 牛・80%
  • ニワトリ・60%

なんと、わたしたち人間と猫ちゃんは遺伝子レベルでは9割一緒なんだそうです。

猫ちゃんが賢く見えるハズ?

形態類似

脳の構造やしわ、大脳皮質の厚さ、左右の非対称性など、形態の類似性を見る。

ラットの脳にはしわがほとんどないが、高等動物になるほど大脳皮質にはしわが増え、人間の脳の構造に似てくる。

猫の大脳皮質は犬の2倍の厚さで、人間の様に感情豊かな動物である。

知性を反映するとされる大脳皮質は猫の場合厚くなっていて、人間の脳と似ているそうです。

猫を観察していると、わたしたちと同じようにうれしさやがっかりなど、様々な感情を感じているように見えますね。

脳の形態類似性を見ると、やはり猫とわたしたち人間は会話ができているようでうれしく感じました。

賢い猫の種類に多くランクインしたのは短毛種でした

今回はインターネットで検索した結果をまとめ、「賢い猫の種類トップ5」をご紹介しました。

シャムやアビシニアンなど、すべて短毛種がトップ5を占めました。

短毛種は長毛種に比べ、活動的な性格の猫ちゃんが多いことが知られています。

活動的ということは、脳も活動的で賢いということなのかもしれませんね。

また、猫の賢さを測る化学的な方法もわかりやすくご紹介しました。

ご紹介した方法は指針に過ぎませんが、猫と人間の脳の構造が似ているという事実は、猫好きさんにとってうれしいニュースではないでしょうか。

これからも、より深く猫ちゃんたちとコミュニケーションができたらステキですね。

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