猫が帰ってこない!そんなときに効果があるかもしれないおまじない集

猫の家出は、ある日突然起きます。普段から自由に外へ出かけている子がいつもの時間になっても帰ってこないとか、完全室内飼いで外へ出したこともないのに今日に限ってドアを開けた途端飛び出してしまったとか、猫を飼っている方なら一度は経験されているのではないでしょうか。

そんなことを想像するだけでも不安でいっぱいになってしまいますが、こんな場合にはまず家の近所を探してみることが一番です。そしていろいろ手を尽くしたけれど見つからない…そんなときには、いなくなった猫が帰ってくるおまじないを試してみてください。

猫が帰ってこないときに、試してみたいおまじないの数々

もしも猫が帰ってこないというときには、まずはなるべく早く探し始めることが大切です。意外と近くにいたりもしますから、いつも使っている音の出るオモチャなどを持って、名前を呼びながらじっくり丁寧に探してみてください。

まずやるべき事は次のような事です。

  • まずはなるべく早く、自分の足で徹底的に探す
  • 保健所、警察などに連絡をする
  • 迷い猫のチラシを配る
  • SNSなどに書き込みをする
  • 迷い猫探しの業者にお願いする など

やみくもに探しても発見は難しいですから、可能性のありそうな場所にポイントを絞ることも大切でしょう。迷い猫探しの業者はいろいろありますから、きちんと探してくれそうなところを選んでください。

ただ、そのように思いつく場所をいろいろ探したけれど見つからない!という場合、神頼みだってしたくなりますよね。

そんな時に効果があるかもしれないおまじないをいくつか紹介しましょう。

百人一首の和歌を使う

昔から行われていたおまじないに、百人一首の和歌を使うという方法があります。

立ち別れ 因幡の山の峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む
(たちわかれ いなばのやまのみねにおふる まつとしきかば いまかへりこむ)

これは中納言行平(在原行平)の和歌で、百人一首にも選ばれているものです。どこかで聞いたことはあるのではないでしょうか。

歌の意味は、「あなたとお別れして私は因幡国(いなばのくに、現在の鳥取県東部)へ行きますが、稲葉山(いなばやま、鳥取市東部にある山)に生える松のように、あなたが待っていると聞いたならすぐに帰ってきます」と、別れを惜しむものです。

855年の春、行平は因幡守として京の都から遠く離れた因幡国へ赴任することになりました。その時に見送りに来てくれた人へ贈った切ない和歌です。行平は在原業平の兄に当たります。ちなみに「行平鍋(雪平鍋)」の語源は在原行平だという説もあります。

この和歌を使ったおまじないのやり方には、いくつかのバージョンがあります。

その1
この和歌の上の句(「ーに生ふる」まで)を紙に書き、猫がいつも使っている食器の下(食器を逆さにしてその中に入れるというバージョンもあり)、または玄関の人目につかない場所に貼る
そして猫が戻って来たら下の句を書き足してから川に流す、または燃やす
その2
この和歌を半紙に書いて(上の句・下の句とも)、家の東側の壁に貼っておく
その3
この和歌を半紙に書いて(上の句・下の句とも)、玄関のドアの内側か玄関近くの見えないところに貼っておく
その4
この和歌の下の句(「まつとしきかばー」から後)を紙に書いて、玄関の人目につかない場所、または猫が食事やトイレに使っている場所に貼る
その5
1日3回、この和歌を読む

この和歌は昔から、別れた人や動物が戻ってくることを願うおまじないに使われていました。昭和30年代に出版された内田百けんの猫エッセイ「ノラや」の中でも、いなくなった猫を探すためにこの和歌が使われています。

いつの時代も、猫が帰ってこなくて心配する飼い主の心理は変わりませんね。

猫の食器をひっくり返す

猫がいつもご飯を食べるときに使っている食器を、いつも猫が出入りしている場所(玄関や窓など)に伏せて置いておく。

また伏せた食器の中に、猫の名前を書いた紙を入れておくというバージョンもあります。

「猫返し神社」にお参りに行く

行方知らずになってしまった猫を返してくれる神社があるのをご存知ですか?「猫返し神社」とも呼ばれ、猫がいなくなってしまったときにその神社でお願いをすると、猫が戻ってきてくれると言われます。

「猫返し神社」として知られているのは次の神社です。

  • 東京都立川市「阿豆佐味天(あずさみてん)神社」の摂社「蚕影(こかげ)神社」
  • 東京都中央区「三光稲荷神社]

阿豆佐味天神社がいなくなった猫を戻してくれる神社として知られるようになったきっかけは、ジャズピアニストの山下洋輔さんです。実はこの神社を「猫返し神社」と命名したのも彼なのです。

エッセイの中に「いなくなった愛猫を探し回って17日間、たまたま道中にあった神社に一生懸命祈願をしたらなんとその翌日に猫が帰ってきた」という話を書きました。その後も何度か別の猫に家出をされ、でもその度にこの神社にお参りすると、猫はすぐ帰ってきてくれたそうです。

その後、猫を返してくれたことに感謝を込めて、ピアノソロで「越天楽」という雅楽を演奏し、この神社に奉納しました。山下洋輔さん演奏の「越天楽」が聞けるのはこの神社だけだそうです。CD化もされていないそうです。

そんな出来事があって、阿豆佐味天神社は猫返し神社として全国に名前を知られるようになっていきました。

もともとこの神社にはお蚕さんのための蚕影神社があります。お蚕さんの天敵はネズミで、そのネズミを退治するために昔から猫は大切にされてきました。ですから蚕影神社が、猫のための「猫返し神社」と呼ばれるようになったのです。

「絵馬に願いを書いたら無事に帰ってきた」というような報告も寄せられているそうです。

その阿豆佐味天神社よりももっと前から、「猫返し神社」として知られていたのは東京都中央区の「三光稲荷神社」です(愛知県犬山市のものとは違います)

この神社は昔から、猫に関するいろいろな祈願ができる神社として有名でした。猫がいなくなってしまったときには、三光稲荷神社に祈願しに来る人も多かったそうです。

戦前までは、迷い猫の祈祷もしていました。そして無事に猫が戻ってきたときには、お礼として招き猫をお供えするのが風習でした。現在でも猫に関するいろいろな願い事にご利益があると言われています。

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近所のボス猫にお願いする

最近ネット上で話題になっている、いなくなった猫に帰ってきてもらう方法をご存知ですか。この方法、猫に興味のない人からは「何それ?」と冷たい目で見られてしまいそうですが、猫好きさんは「あー、きっと本当に効く方法なんだろうなぁ」と納得するのではないでしょうか。

その方法とは、近所のノラ猫のボスに「うちの子を見かけたら帰るように言って」とお願いするというものです。実際にこの方法によって帰ってきた猫もいます。

たぶん(と言うか確実に)猫は人語を理解していて、ボス猫は家出してしまった飼い猫にちゃんと家に帰るように諭しているのでしょう。猫が人語を理解できると言うことに対しては、猫好きさんなら全く異論はないと思います。

いざ何か困り事が起きたときのためにも、普段から近所のノラ猫とは顔見知りになっておくと良いかもしれませんね。

「引き寄せの法則」を使う

これはネットで見つけて、「なるほど!」と思った方法になります。それは引き寄せの法則を使うことです。

「引き寄せの法則」をご存知でしょうか。「思考は現実化する」、つまりは「想えば叶う」ということです。幸せな恋愛やお金を引き寄せるための方法として知られています。これを猫が帰って来たことをイメージして、その現実を引き寄せるために使うのです。

イメージの中で、いつもやっているように愛猫を抱っこし、その温かさや重さを感じ、もふもふの心地よさをなるべくリアルに感じてください。そして「ありがとう」と感謝をしてください。

このとき気をつけることは、猫がいないことに意識を向けないことです。「猫がいない」ということに意識を向けてしまうと、その思考が現実化してしまうことになります。叶って欲しいことだけを想うようにしましょう。

何日も帰ってきてくれないと不安で仕方なくなってしまうと思いますが、深呼吸をしたり瞑想をしたりして、少し心を落ち着ける時間も作るようにしておくと良いかもしれません。

他にも猫が戻るおまじないはいろいろあって、例えば猫がいつも使っている食器を、神社のお稲荷様の頭にかぶせるという方法もあるようです。ただ神社の神聖なものにいたずらをしている不審者と間違われないように気をつけてください。

また猫の食器に少量のご飯を入れて青いキャンドルを灯し、「私の大切な(ペットの名前)、どうか今日戻ってきて」とキャンドルが燃え尽きるまで唱えるという方法もあります。

さらに、猫がいつも寝ていた場所やお気に入りの場所にブルーのリボンを丸く輪になるように置き、端と端を結ぶというおまじないもあります。

猫が帰ってこないときのおまじない、是非試してみてくださいね

猫が急にいなくなってしまったときには、とても心配で何も手につかなくなってしまうかもしれません。そんなときにはまずに家の近くを探したり、チラシを貼ったりみてみましょう。

それでもどうしても帰ってきてくれないというときには、おまじないも試してみてください。おまじないをしたら猫が帰ってきたという人もたくさんいますから、まず一度試してみると良いでしょう。

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