猫の鼻や口からフガフガ聞こえる原因。危険なケースの見分け方

普通、猫と言えば「ニャー」と鳴く生き物ですよね。しかし、猫を飼っているとたまに、猫の口や鼻から突然「フガフガ」とか「フガッ」とか、「ブフッ」というような音が聞こえる時があります。

いったいなぜこんな音を出してしまうのでしょうか。飼い主さんによっては、まさか呼吸に何か問題があるのでは、と心配になることもあるかもしれません。

そこで、猫がフガフガという音を出すタイミングや原因、フガフガと音を出すのが気になる時の対処法などをご紹介します。

猫からフガフガという音が聞こえる時の原因

猫が口や鼻から変な音を出している時、考えられる原因としては以下のようなものがあります。

鼻づまり

猫風邪による鼻炎や、ハウスダスト、花粉やゴミなどの物理的な刺激、あるいはアレルギーなどで鼻づまりを起こしている場合、猫の鼻からフガフガと聞こえることがあります。

特に、子猫は猫風邪にかかりやすいので注意が必要です。また、猫風邪を経験したことのある猫は、その後も季節の変わり目など、免疫力の落ちやすいタイミングで猫風邪の症状が現れることがあります。

人間が鼻づまりを起こした時に呼吸が苦しくなるのと同様、猫も苦しく感じている可能性が高いので、病院に行った方がよいでしょう。

感情が高ぶっている

運動した直後や、飼い主さんに構ってもらって嬉しい時、あるいは獲物を見つけた時など、興奮からフガフガと鼻を鳴らす場合があります。また、激しく怒っている時もフガフガ言うことがあります。これらはいわゆる「鼻息が荒い」状態です。

あくまで一時的に鼻を鳴らすだけなので、平常時や寝ている時にフガフガということはありません。猫がフガフガ言うときのシチュエーションや、呼吸の速さなどを確認してみましょう。

においを嗅いでいる

猫は何か気になるものがあると、対象に鼻先を近づけて匂いを嗅いで、対象がなんなのかという情報を集めます。この時、よく匂いを嗅ごうと頑張って空気を吸うあまり、フガフガという音を立てる場合があります。

また、ご機嫌でゴロゴロを鳴らしている時に匂いを嗅ごうとして、「ゴロゴロ」と「クンクン」が混ざってフガフガ言うこともあります。いずれにしろ、生理的なものなので特に心配は要りません。

病気

呼吸器の病気などを患い、呼吸困難になってフガフガ言う場合もあります。「フガフガ」だったり、「ぴるぴる」「プフー」だったり、猫や飼い主さんによって音も表現も違います。

何日にも渡って音を出していたり、起きているか寝ているかに関係なく音を出しているようであれば、病院で検査を受けた方がよいでしょう。

いびき

実は猫もいびきをします。寝ている間だけフガフガ言う、という場合はいびきだったり、あるいは寝ぼけているのかもしれません。起きている時に平気そうであれば、それほど心配する必要はないでしょう。

ただし、なにか病気があって、その病気が原因でいびきに繋がっているというような場合もあります。「最近になって急にいびきをしはじめた」「今までよりも音が大きく気になるようになってきた」というような場合は注意が必要です。

猫の呼吸を楽にしてあげよう。飼い主さんがしてあげられるケア

もし、猫が普段元気にしているけれど、フガフガという回数が多い気がする、という場合は、部屋の中の空気が猫に合わないのかもしれません。

病院に行っても特に異常が見つからなかったり、あるいは風邪など鼻づまりでフガフガという音を出している場合は、以下のようなことに気を遣ってあげましょう。その上で、猫の様子が改善するか見てあげるのがおすすめです。

猫の鼻をケアしてあげよう

鼻づまり、鼻水などが原因でフガフガと言っている場合、猫の鼻の穴の中が汚れやすくなります。猫の鼻の中や、鼻の下に汚れがないか確認してみましょう。

黒~こげ茶の、カスのようなものがくっついていたり、透明~白~黄緑色の鼻水が垂れている場合は、フガフガ言う原因としてまず鼻炎が疑われます。

もし汚れていたら、ぬるま湯で濡らしたティッシュや、指の腹などを使って優しくとってあげましょう。猫の鼻は小さいので、爪で無理矢理剥がすようなことは傷つけてしまう可能性があるため厳禁です。

猫の鼻が汚れている場合、自然治癒するだろうと放っておくと慢性化してしまう場合もありますので、病院でしっかりと治してもらった方がよいでしょう。

空気清浄機を使ってみよう

猫を飼っているとどうしても猫の毛がたまりがち。加えて、いたずら好きな猫はあえてほこりの多いところに潜りたがりますよね。

そこで、猫のよくいる部屋に空気清浄機を置いておくと、猫がほこりを吸い込んでしまう量が減るため、猫のフガフガ音が改善される場合があります。

数千円程度の安いものでも構いませんので、1台置いておくと便利です。もちろん、部屋のほこりを掃除することも忘れずに。

高いところにベッドを設置してあげよう

床はほこりやゴミがたまりやすく、空気が悪くなりがちです。高いところにベッドを置いてあげると、よい空気の中で寝ることができ、また高いところが好きな猫の本能的にも満足してもらうことができます。

慢性的な鼻炎対策としてもおすすめです。

他の症状がないか確認してみよう

もし、病気でフガフガという音が出るようになった場合、他の症状が出ることもしばしばです。

  • くしゃみを頻発していないか
  • 食欲や元気はあるか
  • 嘔吐していないか
  • 下痢や便秘をしていないか
  • 平熱かどうか
  • 呼吸数は正常か(正常の目安は1分あたり20~40回)
  • 起きている時、猫の鼻の頭が濡れているかどうか(濡れていれば正常)

というようなことを確認してみましょう。何個か思い当たることがあるなら、獣医さんに相談した方が確実です。

猫のフガフガは、その場限りであれば生理現象の可能性が大

猫がフガフガという音を立てるのは、興奮やいびきなど一時的なケースがほとんどです。その場限りで収まるのであれば、特に心配はいらないでしょう。

逆に、ずっとフガフガという音を立てている場合、あるいはフガフガという音が毎日何回もするという場合は、鼻や呼吸に異常が見られることもあるので病院で検査を受けた方が安心です。

猫の鼻は小さいので、普段からよく気にしてあげたいところですね。また、猫が鼻にほこりなどを詰まらせないように、日頃から部屋の掃除など念入りにしてあげるとよいでしょう。

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