猫ちゃんのドライフードを選ぶポイントはこの3つ!おすすめ商品も

猫ちゃんのごはんの基本であるドライフード。水と総合栄養食のドライフードを与えるだけで猫ちゃんの健康を維持でき、また保存も容易なのでとても便利ですね。

このドライフードを選ぶポイントは「安全」「価格」「使いやすさ」。

どのドライフードを選んだら良いか迷ってる飼い主さんも安心。猫のドライフードを選ぶポイントをご紹介します。

猫のドライフードを選ぶポイントは3つ

現在、日本では多くの種類のキャットフードが販売されています。その中からねこちゃんと飼い主さんにぴったりのドライフードを選ぶのは大仕事ですね。

  • 安全
  • 価格
  • 使いやすさ

このポイントをおさえて猫ちゃんのドライフードを選びましょう。

ペットフードの分類

キャットフードは水分含有量により4つに分けられます。

ドライフード 水分10%以下
セミモイストフード 水分25~35%で発砲していないフード
ソフトドライフード 水分25~35%で発砲しているフード
ウェットフード 水分75%程。缶詰、レトルトパウチなど

また、キャットフードは目的によっても分類されています。

◯総合栄養食
毎日の主食として、これと水を与えることでそれぞれのライフステージにおける健康を維持できるように栄養が調整されている。総合栄養食にはそのキャットフードが適応する成長段階が必ず記載されている。
◯間食
おやつ。スナックという表示もされる。
◯その他の目的食
特定の栄養を調整したり、カロリーを制限したりといった目的のもの。「総合栄養食」でないため、これを補うための食事内容や量を記載しなければならない。

今回は、この中から「総合栄養食」の「ドライフード」を選ぶポイントを見ていきましょう!

安全のポイント

国産は安価なキャットフードが多く、主な原料は穀類やミートミールで、添加物が多い傾向があります。

それに対し、外国産のプレミアムフードは高価ですが、原料は品質の高い動物性たんぱく質で、添加物は最低限、使用する場合も天然由来のおだやかなものとなっています。

この様に、キャットフードの安全に応じて価格も高くなる傾向があります。

安全確認のポイント

  • 主な原料は?
  • 穀類は?
  • 具体的な表示か?
  • 添加物は最低限か?

まず、主な原料に動物性たんぱく質があるか確認しましょう。

ねこちゃんは完全肉食動物。穀類などの炭水化物の消化は苦手です。

また、「肉類」というあいまいな記載は、どの様な状態のどの動物のどの部位なのかわかりません。「新鮮な鶏の胸肉」など、具体的に記載されている方が安心ですね。

そして、必要以上の人工添加物が入っていないか確認しましょう。使用している場合も、できれば天然由来のものを選びましょう。

安全を考えるならプレミアムフード

原料の安全を考えるなら、プレミアムフードをおすすめします。以下、代表的なプレミアムフードをご紹介します。

オリジン シックスフィッシュ

価格 1.8kg/6124円(amazon)
主な原料 新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮丸ごと大西洋ニシン、
新鮮丸ごと大西洋カレイなど
添加物 天然由良ミックストコフェロール
穀物 豆類
特徴 9割以上が新鮮な魚

オリジン・シックスフィッシュはなんと原料の90%が天然魚、その3分の2が新鮮な生の状態で加工されています。

オリジンは地元の新鮮な素材にこだわり、決して下請けには任せないというポリシーを持っています。

オリジンの原料は人間用食材として認定を受けており、素材は農場や漁場から3日以内にオリジンの工場に搬入され、2日以内にキャットフードとなります。

この新鮮な素材や、自社で責任を持って製造するという姿勢が価格となって反映しています。

アーテミス

価格 2.0kg/3740円(税込)
主な原料 フレッシュチキン・ドライチキン
添加物 ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
穀物 エンドウ豆、大麦
特徴 ねこにとって有害な物質は完全除去

アーテミスは人間が口にできるヒューマングレイド。ねこちゃんに有害な物質は完全に除去しています。

安心してあげられるキャットフードです。

モグニャン

価格 3960円/1.5kg(税抜)
主な原材料 白身魚63%
添加物 天然由来のミクストコフェロール
人工香料・着色料不使用
穀物 不使用
特徴 高タンパクでグレインフリー

モグニャンは高い評価と信頼あるイギリスの工場で製造されています。工場へ届いた素材はまず品質テストがされ、パスしたものだけが生産ラインにのります。

パッキングされた製品の袋一つ一つに製造番号がつき、生産日や原材料のロットまで追跡できます。

6割以上が白身魚で、動物性たんぱく質がたっぷり入っています。

この様に、プレミアムフードは主な原料が新鮮な動物性たんぱく質で、添加物を使用している場合も天然由来の安心したものになっています。

価格を考えたらレギュラーフード

でも、やっぱり気になるのはお値段ですよね。身近な場所で入手できる、お手頃な価格のレギュラーフードもご紹介します。

ねこ元気 お魚ミックス

価格 2.0kg/1085円(amazon)
主な原料 穀類(トウモロコシ、パン粉など)
添加物 天然由良ミックストコフェロール、ハーブエキス
人工着色料多数使用
穀物 トウモロコシ、小麦、大豆
特徴 主な原料が穀類(トウモロコシ、パン粉など)

お魚味のはずですが、主な原料は穀類でパン粉まで入っています。ねこはパンを好んで食べるでしょうか?

また、人工着色料がたくさん使用されています。これは飼い主さんのためだけに着色されています。

アイムス インドアキャット

価格 1.5kg/1094円(amazon)
主な原料 肉類(チキンミールなど)
添加物 BHAとBHT
穀物 米、トウモロコシ
特徴 主な原料が肉類、添加物としてBHAとBHT

主な原料が肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)と、素材は人間の食用とならなかったものを利用しています。

添加物として危険性が確認されているBHAとBHTを使用している点も不安です。

ピュリナワン ターキー

価格 2.2kg/1880円(税込)
主な原料 ターキー
添加物 天然由良ミックストコフェロール
合成着色料・香料は無添加
穀物 米、トウモロコシ、大豆など
特徴 主な原料が動物性たんぱく質

ピュリナワンはお値段がお手頃で、原料も比較的安心できるものです。原材料表示の最初にあるのは肉、魚で動物性たんぱく質がたっぷりです。

また、酸化防止剤はミックストコフェロールで合成着色料・香料は無添加。家禽ミールや大豆が含まれている点が飼い主さんにはちょっと心配ですね。

この様に、レギュラーフードの素材はどの動物の、どの様な状態のどの部位かが特定できないミートミールが多く、添加物が多いことが特徴です。

プレミアムフードとレギュラーフードの価格比較

以上、ご紹介したキャットフードの1kg当たりの価格を比較してみました。

1kg当たりの価格

オリジン 3402円
アーテミス 1870円
モグニャン 2640円
ねこ元気 542円
アイムス 729円
ピュリナワン 854円

素材の品質や無添加にこだわったプレミアムフードは1kgあたり2000円以上するものが多いです。

それに対し、レギュラーフードは飼い主さんのお財布にやさしく、その反面、素材や添加物に不安が残ります。

安全と価格を比較して、ねこちゃんのために続けていけるものを選びたいですね。

使いやすさも大切なポイント

猫ちゃんのドライフードは継続して購入するもの。飼い主さんの使いやすさも大切なポイントです。

  • 買いやすさ・・・価格や購入場所
  • 使いやすさ・・・小分けや保存がきく
  • 楽しさ・・・ねこちゃんが飽きない味や飼い主さんの選ぶ楽しさ

ドライフードをを選ぶ際、手に入れやすさや楽しさも大切です。パッケージは1kgや2kg以上あるものが多いので、運びやすさも重要ですね。

キャットフードは定期的に購入するものなので、できれば近所に販売所がある、あるいは配送手続きが簡単にできることも大切です。

そして、飼い主さんのキャットフードを選ぶ楽しみも大切です。ねこちゃんの好みを思いながら、できれば多くの商品の中から選べるとうれしいですね。

更に、小分けパックやジッパーなどの使いやすさがあれば、もっと快適です。

このように、ドライフードを選ぶ際、安全や価格も大切ですが、飼い主さんの使いやすさも重要な要素です。

無理をしないで、継続できる範囲で、より品質の良いキャットフードを選んでいきたいですね。

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