外に出たがる猫の脱走防止対策。ドア、窓もこれさえあれば怖くない!

昔の日本では、猫ちゃんは好きな時間に好きな場所へお出かけしていました。しかし、今の世の中では完全室内飼いが推奨されています。

その理由は、よそで糞尿をすることにより迷惑をかけてしまったり、車の往来が増えたことで猫ちゃんの危険が増したりしたからです。

完全室内飼いをしようと思っても、猫ちゃんは外に出たがってしまう…そんなお悩みがある飼い主さんも少なくないことでしょう。

脱走癖のある猫ちゃんにおすすめのグッズ、自作方法をご紹介していきますのでぜひ活用してみてください。


猫は興味と恐怖で外へ脱走したがる…でも危険なので防止しよう

猫ちゃんは好奇心旺盛な生き物です。知らない世界を知りたくなるので外に出たがるのです。

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また、恐怖のために逃げようと外に出ることもあります。恐怖の原因は例えば掃除機などの突然の騒音や棚から本が落ちる、などの些細なこともあります。

▼猫が恐怖やビックリしたことによって脱走してしまうことがあります
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しかし、外に出ても彼らにとって安全な場所があるとは限りません。むしろ、危ないことのほうが多いでしょう。

今まで完全室内飼いをしていた猫ちゃんが脱走してしまうと、自宅の位置がわからず迷子になってしまうこともあります。

それらを防ぐためにはまず、脱走を防止してあげる必要があります。

猫の脱走防止対策!部屋をパーティションで区切る

猫ちゃんが脱走してしまいそうでも、部屋の構造上脱走を防ぐには不安な場合があります。そんな時は思い切ってパーティションを設置し、部屋を区切ってしまいましょう。

  • 猫の脱走防止用突っ張り式パーテイション(ディノス)
  • ねこ脱走防止とびら(株式会社タニハタ)

これらの商品が販売されているということは同じような悩みを抱える飼い主さんが多いのでしょうね。私もそのうちのひとりで、我が家ではこのパーティションを自作しました。

手作りパーテーションの写真

天井まで届く突っ張り棒を用意し、幅にあったメッシュパネルを設置します。突っ張り棒とメッシュパネルはOA機器などのケーブルをまとめるために販売されているケーブル結束バンドを使用し固定しています。可動させるために片方は固定していません。

手作りパーテーションの写真2

しかし、この扉は大変軽く、猫の力でも開いてしまうのでロックをかけます。

我が家では壁に穴を開けてカラビナを取り付けられるようにしていますが、賃貸などで壁に穴を開けられない場合はこちら側も突っ張り棒にするといいでしょう。

ただ、いずれにせよこの自作方法は見栄えがあまりよくありません。

▼猫の脱走防止のためにフェンスを取り付けることもできます
猫用フェンスで脱走の達人をとめる!おすすめフェンスと活用法

窓からの脱走を防ぐ方法

窓を開けて換気するのも、猫が脱走するためにあまりできない、というご家庭も多いのではないでしょうか。

窓からの脱走には「ねこ専用脱走防止窓(ねこ工房)」ような専門的な商品もありますよ。

▼百均グッズで自作できる脱走防止の柵の作り方については、こちらもご覧ください
猫が網戸にするいたずら対策。登らせない、破かせない裏ワザ

室内の引き戸は簡単な鍵をつけて、脱走防止

屋内のロックがない引戸を勝手に開けてしまう猫ちゃんもいますよね。そんな猫ちゃん対策にはこちらです。

ワンタッチシマリ(伊藤製作所)
ワンタッチシマリ窓用補助錠の商品イメージ画像

本来であればこちらの商品は窓などのサッシ引戸の補助鍵として製作されているものなのですが、猫飼い家庭では猫ちゃんの脱走防止にも使えます。

うちではこんな感じです。
窓の補助錠を使用した写真

厚さを調整しているため木の切れ端を壁に貼り付けた上に、ワンタッチシマリを使用しています。

引戸って猫ちゃんは簡単に開けてしまうのですがこれは開けられないらしく、設置以来脱走はありません。

難点は家族の誰かと住んでいる場合、他の人を閉め出してしまう、閉じ込めてしまう可能性があることです。我が家の引き戸は隙間があるので閉め出されても定規などの細いものを突っ込んで開けることができます。

猫が脱走して危険な目にあわないためにも、飼い主ができることをしよう

猫は高く飛びます。部屋から出したくない場合、犬のように低い柵ではなくパーティションなど上から下まで防いであげなければいけません。それでもよじ登る猫ちゃんもいますので猫ちゃんの好奇心はすごいですね。

扉や窓を開けっぱなしにしない、という簡単な習慣ですが、私は猫を飼い始めてからそれが身につきました。

▼日頃から猫がドアを開けられないようにしておくことも大事ですね
ドアを開ける猫の対策8つ。開けられないドアにする具体的な方法

帰宅して扉を開けると同時に猫が逃げないように片足だけを突っ込んでから滑り込ませるように家の中に入り、すぐさま閉めるという行動は一見妙に思われますが、猫を脱走させないためのものです。

万が一脱走させてしまい、事故なんかにあってしまうと最悪の結末も予想されます。そうならないためにも、猫が脱走しないよう事前に対策を立ててくださいね。

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