赤ちゃんの猫アレルギーは予防できる。愛猫と我が子の為にできること

妊娠中や出産後に猫を飼っている人が気になっているのは「赤ちゃんの猫アレルギー」についてではないでしょうか?猫アレルギーは生まれつきの部分もありますが、予防することによって防げる可能性もあります。

今回は私の実体験を元に【赤ちゃんと猫アレルギー】についてご説明したいと思います。今まさに我が子が猫アレルギーではないかとお悩みの方も是非一度ご覧下さい。

猫アレルギーの赤ちゃんに見られる症状

出産も落ち着き赤ちゃんのお世話に追われながらも、猫と毎日楽しく日々を過ごしていたある日でした。3ヶ月になったばかりの子供の手をフトみると赤い湿疹が。

手だけではなく服を脱がせるとその赤い湿疹は体全体に広がっていました!まさか猫アレルギー!?と、いうのが私と子供の身に起きた事態です。そもそも猫アレルギーとはどのような症状が見られるのでしょうか?

それでは、まずは赤ちゃんが猫アレルギーになった時に見られる症状を見てみましょう。

  • 湿疹
  • 腫れ
  • 鼻水
  • 目の充血
  • 目のかゆみ
  • 呼吸困難
  • 意識障害

猫アレルギーと一口で言っても症状は様々です。少しプツプツとした湿疹が出るだけの人から、大きなミミズ腫れのようになる人、咳や鼻水が止まらなくなる人。

中には呼吸困難から意識障害となる危険な症状を引き起こす人も稀にいます。

我が子の場合

私の子供は、咳と発疹が出ていました。3ヶ月の小さな子供の体に赤い発疹が出たら誰でも驚きますよね。

しかし慌てて病院に連れていったところ、「何かのアレルギーがあるのは間違いないが、何のアレルギーか特定は出来ない」と言われました。

実はアレルギーは血液検査でしか見ることができず、アレルゲンでありそうなものを検査するという消去法になるのだそうです。幸い、私の子供は症状といっても軽いもので湿疹も30分くらいで治まったので良かったです。

ただ何のアレルギーか特定をするのは血液検査になるので、もう少し何のアレルギーか見極める必要があると言われました。

その後、我が子は猫と楽しく毎日暮らしていますが特にアレルギー症状を見せることもなく、元気に暮らしています。いったいあの発疹が何だったのかはいまだにわかっていませんが、これからも注意深く見守るつもりです。

猫アレルギー発症を防ぐために出来ること

猫アレルギーの原因は遺伝ももちろんありますが、アレルゲン物質を体に大量に摂取することで発症するとも言われています。

猫アレルギーのアレルゲンはもちろん猫自身なのですが、その中でも猫の毛、唾液、フケがアレルゲンになります。

猫アレルギーはそれらの毛やフケを体に摂取することで発症するのです。その為、猫アレルギーを予防するのに一番大切なことは掃除です。

猫の毛を赤ちゃんが大量に吸い込んだり食べたりしないように部屋の掃除を徹底すること。空気清浄器の活用と換気も大切です。

また布団には猫ちゃんのフケが溜まりやすいので、布団クリーナーを活用する、定期的に天日干しをするようにしましょう。猫アレルギーを発症すれば赤ちゃんを苦しめてしまうだけではなく、大切な愛猫と離れ離れにならなければいけません。

赤ちゃんとも大切な愛猫とも楽しく幸せに暮らすためにも、猫を飼ったのならば掃除の徹底はするようにしましょう。

赤ちゃんが猫アレルギーを発症したら?症状を出させない工夫

どれだけ予防していても、生まれた赤ちゃんが猫アレルギーだったということはありえます。その理由は遺伝だったり元々の体質だったりと理由は様々です。

しかし、我が子が猫アレルギーだから猫を捨てるということは絶対にしないでください。捨て猫のたどる末路は、保健所での死です。運よく誰かに拾われる確率は限りなく0に近いと思っておいて下さい。

さらに元々飼い猫だった猫ちゃんは狩りの仕方もわからず、ご飯を食べられないまま餓死をするなんてこともよく見られることです。愛猫を手放すときは、自分で信頼できる里親を探すか猫の保護団体に頼るようにしましょう。

またお部屋の数に余裕がある場合は猫専用の部屋を作り、猫と赤ちゃんを接触させないようにするのも方法です。

また猫アレルギーでも、お部屋の掃除を徹底してアレルゲン物質を可能な限り除去することで猫アレルギーを発症していながらも、症状が出ないということもあります。

さらに猫アレルギーは毛やフケが原因なので定期的なブラッシング、定期的なシャンプーを行うことでも症状を緩和させることができます。

猫アレルギーのアレルゲンは猫の唾液も原因となります。目を離した隙に猫が赤ちゃんを舐めた、または赤ちゃんが猫の尻尾などを口に入れる、なんて事がないように注意しましょう。

赤ちゃんが猫アレルギーの症状を見せたらできる限りのことをしてあげて、それでも改善されないようなら愛猫を里親に出すことを考えましょう。

赤ちゃんの猫アレルギーはこまめな掃除とブラッシングで予防できる

今回は赤ちゃんと猫アレルギーについてご紹介しました。我が子は現在2歳ですが、毎日猫と遊び、猫と寝て、猫に抱きついて暮らしています。

猫と赤ちゃんが共に暮らすことに不安を覚えたのは事実ですが、小まめな掃除と愛猫のブラッシングなどを徹底したおかげなのか今まで発症せずに過ごせています。

今現在、赤ちゃんの猫アレルギーに悩んでいる、猫アレルギーを発症しないか不安だという人はお部屋の掃除を徹底してアレルゲン物質が赤ちゃんの体内に入らないように心がけましょう。

あなたの一言もどうぞ

ページトップへ