世界最小の猫スキフトボブテイル。特徴・性格や超激レアな理由とは

2011年に世界でもっとも小さいイエネコとして認定を受けたスキフトボブテイル。まだ猫種として登録をされたばかりの大変珍しいこちらの猫は、小さな猫として有名なシンガプーラよりも小さいのです。

今回はまだまだ知名度の低いとっても小さくて可愛いスキフトボブテイルをご紹介しましょう!身体的な特徴はもちろん、その歴史や実際に購入をするときのお値段などもドドンと解説。ぜひご覧くださいませ。

スキフトボブテイルの基本情報

スキフトボブテイルの写真

スキフトボブテイルは登録されて比較的新しい猫種のため、どんな猫なのか?どのような特徴があるのかわからない方も多いのではないでしょうか?

そこでまずはスキフトボブテイルの特徴から見ていきましょう。

平均体重

スキフトボブテイルの最大の特徴はその身体の小ささです。成猫のメスで1.7Kg、オスでも2Kgと、猫の平均体重である4Kgの半分ほどしかありません。

スキフトボブテイルの前に世界最小記録を持っていたシンガプーラでも成猫の体重は3Kgほどですから、その小ささはよくわかります。ただし、個体によっては3Kgほどと大きめに育つこともあるようです。

そんなスキフトボブテイルは小柄なため1回の出産で生まれる子猫の頭数が少ないため個体数が思うように増えていないのが現状です。そのため希少価値が高い猫としても知られています。

体の特徴

スキフトボブテイルの胴体は短いですが胸板は厚く肩幅が広い体の割にはがっしりとした体形をしていて頭は丸くシャムネコと見た目がとても似ています。シャムネコと同じ大きくて美しい青の瞳が大変魅力的です。

被毛もシャムネコと同じシングルコートで触ると意外に固いことに驚きます。被毛カラーはホワイトに耳や顔、尻尾や手足の先に濃いポイントが入ります。ポイントカラーが入るのもシャムネコと同じですね。

さらに特徴としてあげられるのが、短いしっぽです。わずか数センチほどしかないそのしっぽは「ポンポンテイル」という可愛らしい名前が付けられています。

平均寿命

小さな体の猫ということで、体が弱く寿命も短い気がしますが平均寿命は10~16年と言われています。

まだまだ個体数が少なく、猫種としての歴史も浅いためデータが大変少ないので確実なことは言えないようです。

ただ最近の動物医学は発展していますので、健康に気を使って生活を送らせてあげればそれだけ長生きする可能性があるというのは確かなようです。

スキフトボブテイルの歴史

スキフトボブテイルはもともと小柄なシャム猫から生まれました。時は1980年代、ロシアの港町で、仕事の帰りに通りかかったリュドミーラさんという方が道端に捨てられた2匹の子猫を保護したことから始まります。

保護した子猫はシャムネコでメスは体が極端に小さく、オスは短くて曲がったしっぽを持っていました。リュドミーラさんに愛情いっぱいに育てられたこの2匹の間にやがて子猫が生まれました。

その生まれた子猫たちは全員体が小さく、特徴的なしっぽを持っていたそうです。さらに子猫を繁殖したところ、より小さな体を持つ短いしっぽのオス猫が生まれました。

この子猫は「クーツィィ」と名付けられスキフトボブテイルの祖先となりました。

このクーツィィを元に、小さな猫種を作りだそうとブリーディングが進められたのです。ただ、ブリーディングを勧めていくもスキフトボブテイルは1度に生む個体数が少なく、規程の頭数までなかなか増えませんでした。

そのためスキフトボブテイルはなかなか猫種として認められずに過ごし、2011年にやっと個体数が増えたことで猫種として登録されることになったのです。

ちなみにクーツィィはこの年のキャットショーに出品されるとたちまち話題となり、キャットショーでは大変名誉のある「インターナショナル・チャンピオン」の称号を獲得したそうです。

スキフトボブテイルの性格

一言でいうと人懐こくて明るい性格の猫です。とにかく飼い主様が大好きで、いつも一緒にいたいと思う甘えん坊さん。

愛情深く接してくれ、体をスリスリしたり小さな体で一生懸命飼い主様についてきたりと、とにかくかわいく愛おしくなってしまいます。

とても穏やかな性格で、小さい子供やお年寄りにも気さくに接してくれるため家族で飼うのもいいでしょう。ただし、スキフトボブテイルはシャムネコと同じく嫉妬深い一面を持っています。

大好きな飼い主様が他の猫と仲良くしていたり、1人ぼっちで長時間お留守番をさせられたりと、誰もかまってくれないとストレスを感じてしまいますので、たくさんかまってたくさん遊んであげることが大切です。

警戒心があまり見られない猫のため、初対面のヒトにも人懐っこく接する愛嬌たっぷりな性格も魅力的ですね。ヒトがとにかく大好きで、誰かと触れ合うことが喜びとなる誰からも愛される猫なのです。

どちらかというと猫よりも、犬っぽい特徴を持った猫というイメージかもしれませんね。

スキフトボブテイルの飼い方

スキフトボブテイルの飼い方にはいくつか注意点があります。猫はストレスに弱い動物なので、飼い方を間違えると病気を発症する原因となるかもしれません。大切な愛猫に長生きをしてもらうためにも、正しい飼い方を学びましょう。

極力留守番はさせない

スキフトボブテイルはとにかく寂しがり屋です。誰でもいいから、とにかく一緒にいたいと思う性格のため仕事などで日常的に長時間留守番をさせるような家庭にはあまり向いていない猫種です。

飼い主様がとにかく大好きで、姿が見えなくなると寂しがって鳴きますし、飼い主様がお出かけをするだけでストレスを感じます。

そのため、お留守番をさせた後はたくさんスキンシップをして、遊んだりとコミュニケーションをとるようにするとストレス解消になります。

家具の隙間や物の隙間に注意

小さい体の割に大変エネルギッシュなスキフトボブテイルは、好奇心も旺盛で目を離すと、すぐにどこかに行ってしまいます。さらに体も小さいため、家具の隙間や物の隙間にもするすると潜りこんで大冒険を繰り広げます。

そのため、お部屋の中を整理整頓していないと思いもよらない場所にもぐりこんで迷子になってしまったり、物が落ちてきて思わぬ事故につながることもあります。

スキフトボブテイルを飼育するときは、十分に遊べるスペースやキャットタワーなどを用意してあげるほか、家具の隙間や物の整理整頓をしっかりと行うようにしましょう。

栄養バランスに気をつける

スキフトボブテイルに限ったことではないのですが、栄養バランスの偏った生活をしていると肥満の原因となってしまいます。特にスキフトボブテイルは体が小さいためあまりにもカロリーの高い食事を繰り返していると、どうしても太りやすくなります。

食事管理を正しく行わないと様々な病気の原因となりますので、健康のためにも食事管理を徹底するようにしましょうね。

スキフトボブテイルの購入金額と方法

スキフトボブテイルは個体数が少ない大変貴重な猫種です。そのため一般のペットショップでは滅多にお目にかかれないほか、日本でスキフトボブテイルの繁殖を行っているヒトはほとんどいません。

ちなみに2017年TICAアジア地域のスキフトボブテイルの登録数は11匹のみだったそうです。いかにめずらしいかよくわかりますよね。

そのためスキフトボブテイルの購入金額は最低でも100万円台、最高で500万円の金額がついた個体も存在しています。

それなのにもかかわらず、スキフトボブテイルの人気は高く購入希望者が多いことで知られています。そのため、実際に購入をしようと思っても、そのタイミングで子猫がいなかったり予約待ちとなっている可能性もあります。

もし、スキフトボブテイルを家族に迎えたいと思うならば信頼できるブリーダーを見つけて家族に迎え入れたい旨を伝えるようにしましょう。日本でスキフトボブテイルを繁殖しているキャッテリーは2018年現在ではこちらだけのようです。

これからさき、スキフトボブテイルがもっと一般的な猫となればキャッテリーやブリーダーの数も増えていくかもしれませんね。

スキフトボブテイルは小さくて魅力的な猫

スキフトボブテイルは大変希少な猫で、庶民にはなかなかお目にかかれない猫ですが大変魅力的で徐々に個体数を増やしている注目の猫種でもあります。

一度に生まれる個体数少ないため、爆発的に数を増やすということはないでしょうかこれから長い年月をかけて増やしていけば、ペットショップに並ぶ日も近いかもしれませんね。

もしスキフトボブテイルをお目にかかる日が来たら、ぜひそのかわいらしい姿にメロメロになってくださいね。

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