かわいらしい愛猫とのコミュニケーション。あなたはちゃんと毎日取っているでしょうか?
愛猫と今よりももっと仲良くなりたいと願うならば、上手な褒め方というのを飼い主が取得しておく必要があります。
猫が喜んでくれる褒め方を飼い主がしていけば、今よりももっとお互いが楽しく生活していけることになりますよ。
猫は実は飼い主に褒めてもらいたい生き物だった
猫はいつも自由気ままにしているように見えますが、実は飼い主である人間のことをかなり観察しています。
飼い主のことが好きであればあるほど、飼い主の感情にいつでも敏感に反応しているとも言えるんですね。
「どうせ猫だから言葉なんて分からないでしょ……」と飼い主が勝手に諦めてしまってはいけませんよ。
猫ともっと仲良くなりたいなら、適切な褒め方をしてあげることがとても大切になってくるんです。
これが何より大事だということですね。
こんな時に猫を褒めてあげよう
では、実際にどんな時に猫を褒めてあげればいいのでしょうか。 基本的に、飼い主が猫にしてもらって嬉しいと感じる場合には褒めてあげるようにしてくださいね。
猫は飼い主に褒めてもらうことで「これはいいことなんだ」と理解することができます。 そして、「褒めてもらえるならもっとやってみよう」というように、褒められた時の行動を少しずつ繰り返すようになっていきます。
呼び掛けに答えてくれた
飼い主からの呼び掛けに猫が答えてくれた時には、やはりこちらもうれしくなりますよね。 普段あまり返事をしない猫なら、なおさら特別な喜びがわいてくるものです。
そんな時には「返事してくれてありがとうね」と褒めてあげるようにしましょう。
▼猫は色んな方法で返事をしてくれているので、それに気付いてあげたいですね
猫は返事をする、しない?実は別の方法で返事をしてくれている!
朝、飼い主を起こしに来てくれた時
朝からかわいらしい愛猫にポンポンされて起こされるというのは、飼い主として実に最高の目覚めですね。
朝から猫に起こされる……なんて優雅で幸せたっぷりの目覚めなんでしょうか。 その喜びをしっかりと表現して、おもいっきり愛猫を褒めてあげましょう。また起こしてくれるようになるかもしれませんよ。
ご飯を美味しそうに完食してくれた
愛猫が食欲いっぱいでモリモリご飯を完食してくれたら、やっぱり飼い主は嬉しいですよね。 ご飯をたくさん食べられるというのはイコール元気いっぱい!ということですからね。
ご飯の後ペロリと美味しそうな口をしてくれたら、もう思いっきり褒めてあげましょう。
飼い主の膝に乗ってきてくれた
愛猫が膝の上に乗ってきてくれたら、本当に嬉しいものです。 もう何もしたくなくなるほどジーンとした暖かさが膝から伝わってくるし、それと同時に幸せな気持ちになれることでしょう。
可愛く甘えてきてくれた愛猫を、たくさん褒めてあげてくださいね。
うっとりと見つめてくれた
猫がこちらを見て目を細めて、うっとりと見つめている……これは猫からの愛情のサインです。
まず、飼い主も同じようにうっとりとして「こちらも同じ気持ちだよ」と返事をしましょう。 それからしっかりと褒めてあげるようにしてくださいね。
正しい場所で爪とぎをしてくれた
猫というのは、本当に色んなところで爪とぎをしてしまう生き物です。 大切なソファーや壁で爪とぎをされてしまうと、本当に困ってしまいますよね。
しかし、爪とぎは猫にとって必要不可欠な習性なのです。爪とぎをしたからといって猫を叱ったりしてはいけませんよ。
叱ってしまう前に飼い主としての責任があります。それは常に爪とぎを設置しておいて、切らさないようにしてあげることなんです。
愛猫が正しい場所でちゃんと爪とぎできた時には、たっぷりと愛情を込めて褒めてあげるようにしてくださいね。
▼猫が間違った場所で爪とぎをしている場合の解決法はこちらです
猫の爪とぎ防止方法。猫の習性を利用してお互いストレスフリーに
猫が喜ぶ褒め方のポイントとは?
やはり、猫にとって分かりやすい褒め方をしてあげることが大きなポイントになります。 ニコニコと優しい笑顔で、大きな声ではっきりと褒めてあげることが大切です。
小さな声でポツリと褒めても、猫には気付いてもらえないでしょう。 できれば褒める時に使う言葉は、なるべく少なくしてあげたほうがいいですね。
猫は、飼い主がいつも同じ言葉を使うことでなんとなく人間の言葉を覚えたり理解することができます。 しかし、たくさんの言葉を使いすぎると反対に訳が分からなくなってしまうからです。
なるべく褒める言葉を統一させておくことで、「今自分は褒められているんだ!」と理解することができるでしょう。
▼猫に言葉を覚えてもらうためにできることがあります
猫は人間の言葉をどのくらい理解してる?言葉を覚えさせる方法
いい事をしたらすぐに褒めてあげること
猫を褒めるときには、時間を置かずにすぐに褒めてあげるようにしてください。 時間が経過すればするほど、猫にとっては「どうして飼い主が自分を褒めてくれるのか」が分からなくなってしまいます。
理想としては、猫がいいことをした3秒以内に行動を起こしてあげるといいですね。
せっかく飼い主が心を込めて褒めても、それが愛猫に伝わらないと意味がないですからね。
ご褒美をあげたら猫は嬉しくなる
毎回あげすぎると癖になってしまうかもしれませんが、たまにならご褒美をあげると猫は喜びます。 その猫によって個体差があるように、好きな食べ物もやはり違います。
日頃からどの食べ物が好きなのか、しっかりリサーチしておきましょう。 猫は食べ物に飽きやすい性質なので、できれば一種類ではなくていくつかのパターンを用意しておくといいですね。
ただし、食べ物のご褒美は頻繁にあげすぎないように気を付けてくださいね。 さらに、普段何もない時にはオヤツなどをあげないようにした方がいいでしょう。
普段はオヤツがないことで、ご褒美が際立つからです。特別感を猫が感じられるように演出するのが大切だということですね。
▼たまには手作りオヤツで猫に喜んでもらいましょう
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名前を呼びながら優しく褒めてあげよう
猫は何が正しくて何がいけないことなのか、やはり分かっていないです。 飼い主から褒めてもらえることで、少しずつ正しいこととダメなことを理解するようになっていくんですね。
猫を褒めるときには、小さな子どもに接するときと同じようなやり方をしてあげることを心がけてください。 猫は自分の名前をちゃんと分かっているので、褒める時に名前を呼んであげるのはとても重要ですよ。
いつもより声を少し大きくしてメリハリを付けながら、優しく褒めてあげることが大事だといえますね。
大好きなオモチャで飼い主が一緒に遊んであげる
猫は飼い主と一緒に遊ぶのが大好きです。
普段からどのオモチャが好きなのか、知っておくといいですね。
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優しく撫でながら褒めてあげましょう
猫を褒めるときには、それにプラスして身体をナデナデしてあげると喜びます。 猫が触られて喜ぶところは、頭や背中、尻尾の付け根部分などです。
▼猫が触られて喜ぶ場所を把握しておきましょう
猫ともっと仲良くなりたい!触ると猫が嫌がる場所と喜ぶ場所
このかわいらしい表情に、また飼い主は癒されるんですよね。 猫と飼い主ってうまく循環しているなぁ~と勝手に思っています(飼い主が愛猫に癒してもらうように、愛猫にとってもそんな対象でありたいものですね)。
抱き上げてヨシヨシしてあげる
猫は、大好きな飼い主になら抱き上げてもらいたいものです。
なるべく飼い主の顔に近い場所で抱っこしてあげると、猫はうっとりしてくれるものです。 抱っこしながら優しく撫でて、ちゃんと褒めてあげることも忘れないようにしてくださいね。
これは抱っこが好きな猫に限られますが、飼い主に抱かれたいタイプの猫なら喜んでくれるでしょう。
猫がいい事をした時にきちんとほめることは、しつけに繋がります
猫との毎日の暮らしの中で、「いいことをしたら褒めてあげる」という習慣を付けるようにしましょう。 猫も「これをしたら飼い主が喜んでくれることで、これはやったらいけないことなんだな」と少しずつ分かるようになります。
それは結果的に猫をきちんとしつけていくことに繋がります。飼い主も愛猫も幸せなふれあいをして、もっと仲良しになっていきましょう。
みんなのコメント
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去年末に来た保護猫ちゃんは誉められるのが大好きです(笑)
名前を呼ぶと(ちょっと怒りぎみでも)来てくれます。
そこで「すごいねぇ~!!呼んだら来てくれるの!?( ^ω^ )」と誉め、
カーテンや網戸によじ登ったときも
「降りて!」と言って降りたら
「すごいねぇ~♪ちゃんと降りられたね!」と誉める等をやっていたら
名前を呼ぶと我が家の愛犬よりもすぐに来てくれるネコさんになりました(笑)