猫の噛み癖を治そう。噛むときの気持ち&しつけの方法5つ

遊んでいるときや、抱っこして撫でているときに、突然猫が噛みついてくることはありませんか?初めてのときにはびっくりしますよね。

猫は、成長するにつれて牙も立派になってくるし、力も強くなってきますから、甘噛みにしても結構痛いものです。

噛み癖は、生後どのくらいでおさまるようになるのでしょうか。猫が人の手を噛むときの心理と、噛み癖を治すための方法についてお話します。私が実際に試した方法も、あわせてご紹介しますね。

猫の噛み癖は通常1歳をすぎたら治るけど…

通常は、1歳を過ぎるころには落ち着いて、噛み癖もおさまります。しかし、社会化期である生後2~9週間に母親や兄弟とコミュニケーションをとれなかった子猫は、他者との関わり方に問題を生じることがあると言われています。

その場合には成猫になっても噛み癖が治らないことがあるため、早いうちからしつけることが必要です。

猫が飼い主さんの手を噛むときの心理

愛猫に手を噛まれると、猫を怒らせてしまったかな?嫌われてしまったかな?と、不安になりますよね。猫さんによれば、ほんとうのところは、以下のような気持ちなのです。

じゃれているだけ

本来は、子猫のときに親や兄弟たちとじゃれながら噛む力を覚えていくものですが、早いうちに親から離れて暮らすようになった猫は、噛む加減がわからないこともあります。

その場合には、飼い主さんが教えることになります。猫は狩りをする本能から、動くものに対してとびかかるので、おもちゃを使って十分に遊ばせましょう。

その際に、じらすばかりではなく、時々は仕留めさせて噛ませてやることも必要です。

興奮しすぎて、ついガブリ

遊びに夢中になって、興奮してつい飼い主さんを噛んでしまうこともあります。その場合にはすぐに遊ぶのをやめて、噛んだら遊んでもらえなくなるということを教えましょう。

歯の生え変わり

子猫のうちは、歯が生え変わるときにむずがゆくて噛んでしまうことがあります。噛んでも安全なおもちゃを与えてやってもいいですね。

八つ当たりしている

大きな音にびっくりしたり、理不尽な目に遭ったりすると、その原因を人間やモノのせいにして噛みつくこともあります。これは、転嫁性攻撃行動といって、いわゆる「八つ当たり」をすることです。

怖いから、近づかないで

知らない人から触られそうになったり、知らない場所に連れて行かれたりすると、恐怖を感じて噛むことがあります。

出産したばかりの母猫も、子猫を守ろうとする母性本能から、近づこうとしてくるものに攻撃することがあります。

痛いところがあるから、触らないで

ケガや病気で体のどこかが痛い場合にも、触られまいとする防衛本能から、近づくものを噛むことがあります。

いつもは大丈夫なのに、突然ある部分を触られることを嫌がるようになったなどというときには、病院に連れて行きましょう。

撫でられるのがイヤだ

気持ちよさそうに撫でられていたのに、急に噛んでくることがあります。これは、撫で方が気に入らなかったり、撫でる時間が長すぎたりすることが原因です。

また、甘えてすりよってみたけど、気が変わったのでそろそろやめてほしいというサインを出しているのに飼い主さんが気づかないときにも、噛むことがあります。

ストレスがたまっている

ストレスが原因になることもあります。十分に遊ばせてもらえなかったり、長い時間ケージに閉じ込められたりすると、猫はストレスを感じます。反対に、構いすぎるのも猫にストレスをかけることになります。

今日からしつけよう。噛み癖を治す方法

具体的にどのようにしつけたらいいか、いくつかの方法を挙げてみます。

その場で叱る

噛んだそのときに、その場で叱ります。猫はすぐに忘れてしまうので、時間をおいて叱っても意味がありません。ただ叱る人を怖がるようになるだけです。

落ち着いて、決して感情的にならずに、「だめ」と言います。短い言葉で、強い口調で言うのがポイントです。

そのとき、「こらっ、○○ちゃん!」などと、名前を使って叱るのはやめましょう。普段でも名前を呼ばれたときにネガティブなものになってしまうからです。

無視する、その場を離れる

遊んでいる最中に噛まれたら、その場で叱った上で、完全に無視します。あるいは、その場を立ち去って他の部屋に移るなどします。

放っておくのはほんの20秒ほどで大丈夫です。猫はそれ以上時間がたつと忘れてしまうので、その後は普通に接しましょう。

手で遊ばせない

人の手を使って遊ばせていると、手は獲物、つまり噛みついていいのだと解釈して、手を噛む癖がついてしまいます。遊ばせるときは、手ではなくておもちゃを使うようにしましょう。

スプレーを使う

猫の噛み癖を治すためのスプレーも販売されています。これは、猫の嫌いなかんきつなどの香料がついていて、噛まれたくないものに吹き付けておくというものです。

フードを替える

キャットフードを、食物繊維の多い噛み応えのあるものに替えるという方法もあります。また、猫草を与えてみるのもストレス解消に役立つ場合があります。

たたくのはNG!ぐっと我慢して

体罰は、信頼関係を壊してしまいますので、絶対にやめてください。一度壊れてしまった信頼関係は、取り戻すのが困難です。

手を噛まれたときに手を引いてしまうと、かえって猫はそれを追いかけて噛もうとしてきます。反対に、噛まれたらそのまま猫の口の中に押し込んでみてください。猫はそれ以上噛めなくなって、手から口をはずすはずです。

噛み癖は治る!我が家の体験より

「きなお」にも、噛み癖があります。我が家にやってきたのが1歳になる直前だったので、今からしつけても治るかどうか自信はありませんでした。

きなおの場合は、とにかく何でも噛むタイプ。特にワイヤーネットとかステンレスの洗濯ばさみとか、歯が欠けそうなものをガリガリ噛むのが好きです。

ラバーブラシも好きです。

ラバーブラシをかじる猫の写真

また、遊んでいるときに興奮してつい私の手に噛みつくということもよくありました。そのたびに、「痛い!」「だめ!」と言って、さっさとその場を立ち去るようにしました。

すると、4カ月経った今では、私の手にしがみついて噛みつこうとするけど、ハッとした顔になり、手を放すようになったのです。

なるべく早くしつけを開始しよう

以前、子猫のときから飼っていたシャム猫は、噛み癖がなく、噛まれたとしても全然痛くありませんでした。育った環境にもよりますが、ついてしまった噛み癖は、できるだけ早いうちに治すよう心掛けたいものです。

猫ちゃんにも無理のないように治すためにも、今回の記事を参考にしてみてくださいね。

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