猫のうんち処理はこれで完璧!7つの対策でもうにおわニャイ

猫はとってもかわいいけれど、そのうんちの臭いはかなり強烈です。室内飼いだと、余計に気になりますよね。私も、自分の部屋を猫部屋と兼用しているので、臭い対策にはとても気をつかっています。

猫を飼うなら、トイレの掃除を避けて通ることはできません。普通、猫が1日にうんちをする回数は1回~3回ぐらいです。毎日楽にうんち処理をして、猫も飼い主さんも気持ちよく過ごすための方法をご紹介します。

猫のうんちはどうしてこんなに臭いの?

猫は完全な肉食動物で、キャットフードもたんぱく質の占める割合が多いため、どうしても排泄物の臭いがきつくなります。人間でも、肉ばかり食べていると便が臭くなりますよね。

臭わないための猫のうんち処理法

基本的には、猫がうんちをしたら、専用のスコップを使ってポリ袋に入れ、口を結んでごみに出します。

猫砂の種類によって、燃えるごみに出すのか、燃えないごみに出すのか、トイレに流すのかというように、処理の仕方が違ってきます。それぞれの処理の分類については、お住まいの地域のルールに従ってください。

燃えるごみに出す

紙やおから、木くずなど植物由来の猫砂やトイレシートは、基本的に燃えるごみとして出すことができます。猫が舐めても安全で、脱臭性や吸収性が高いという特長があります。

また、市販の猫砂ではなく、新聞紙を割いたものを使っている場合も、燃えるごみに出せます。

燃えないごみに出す

鉱物系やシリカゲル系の猫砂は、燃えないごみに指定されている地域が多いようです。おしっこをしたらしっかり固まり、うんちの臭いも吸収します。

燃えるごみとして出せませんから、不燃物出しの日まで日数がある場合は、臭い対策を考えないといけません。蓋つきの容器に、袋を二重、三重にして保管しましょう。

トイレに流す

トイレに流せるタイプの猫砂もあります。これは、少量の液体(おしっこ)では固まるけれど、大量の液体(トイレの水)では崩れるという性質を持っています。

ごみの日まで保管する必要がなく、すぐに処分できるので、臭いも気になりません。しかし、猫のうんちを流したことによってトイレが詰まったという例もあります。

猫のうんちは水に溶けにくい上に、毛づくろいの際に飲み込んだ毛などを含むため、トイレが詰まる恐れがあります。一方で、地域によっては、水洗トイレに流すことを推奨しているところも。

水洗トイレで処分する場合には、詰まらないように少しずつ流すようにすることをおすすめします。

生ごみ処理機で処分する

生ごみ処理機には、乾燥式とバイオ式があります。乾燥式は熱で生ごみの水分を蒸発させて乾燥させます。室内に置けるコンパクトなタイプですが、電気代がかかります。

バイオ式は微生物により、生ごみを分解して堆肥を作ることができます。屋外に置くタイプで、ペットの糞処理機も販売されています。

生ごみ処理機は高価ですし、電気代もかかりますので、猫のうんち処理用に新たに購入するのは難しいかもしれません。普段の生ごみ処理も兼ねて堆肥を作って畑で利用したいという方は、購入を検討するのも良いでしょう。

もっと臭いを消したいときの便利グッズ

うんちをとって処理しただけではまだ臭いが気になるときに、助けてくれる便利なものがあります。

重曹

安全な脱臭剤といえば、重曹です。トイレの底や猫砂の上に振りかけておくと、臭いを吸収してくれます。

もし、猫の足について嫌がる場合には、広口の瓶などに入れてトイレの近くに置いても効果があります。

うんちをポリ袋に入れるとき、ごみの日まで保管するときにも、重曹を振りかけておきましょう。

防臭袋

医療用に開発されたというBOS防臭袋は、猫のうんちを入れても、臭いが外に漏れません。

乳酸菌サプリ

健康なときでも臭いうんちですが、腸内環境が悪いと、さらに臭いがきつくなります。その場合は、乳酸菌サプリを試してみるのも良いでしょう。

臭いを抑えるフード

キャットフードの中には、うんちの臭いを抑えることが謳い文句のものもあります。猫にとっては穀類の多いフードは消化不良のもとになるため、主原料が肉や魚で、食物繊維が豊富、添加物の少ないものを選びましょう。

これでもう臭いに悩まされない!うんちの処理方法まとめ

我が家で猫を飼うことを決めたとき、まず気になったのがうんちの臭いのことでした。鼻が利く私の部屋に、猫のトイレを置くことにしたからです。

そこで、臭い対策はしっかり練りました。今のところ、うまくいっています。

私がしていることは、次の通りです。

  • うんちに気づいたら、すぐ取る。
  • 取ったらすぐ防臭袋に入れて口を結ぶ。
  • 軟らかめのうんちは、裏返した防臭袋で直接つかんで表に返す。
  • 取ったあとの猫砂に、猫がなめても安全なタイプの消臭スプレーをかける。
  • ひのきの猫砂を使う。
  • アウトドア用の炭をトイレのそばに置く。
  • 無香タイプの消臭ビーズをトイレのそばに置く(猫の手が届かない場所)。

我が家の場合は、おからや紙の猫砂だと食べてしまうので、ひのきの砂にしました。猫の好みや飼い主さんの都合に合った猫砂を使ってくださいね。

なお、ただでさえ臭い猫のうんちですが、特別臭いが強いときには、病気も疑われますので、病院に連れて行くことをおすすめします。

あなたの一言もどうぞ

ページトップへ