猫のダイエットフードの選び方。上手に切り替えてリバウンド防止!


食べて眠ってゴロゴロするのが大好きな猫。ぽっちゃり太った猫ちゃんはとてもかわいいですよね。

でも!実は猫の肥満には危険がたくさん。猫にとって太りすぎは、さまざまな病気のリスクを高めるだけでなく、寿命にも影響を及ぼすといわれています。

当たり前ですが、猫は自分で「ダイエットしよう!」と思うことはありません。飼い主の強い意志が必要なのです。

今回の記事では、飼い猫の肥満度をチェックする方法や、食べ過ぎ対策、リバウンドの防止など、気になる猫の肥満についてご紹介します。

猫は肥満になりやすい動物。でも、どこからが肥満なの?

猫はもともと太りやすい動物です。

猫の祖先であるイエネコは砂漠地帯の出身で、水や食料の少ない砂漠で生きていました。過酷な環境のなかで生き延びるため、猫の身体は体力を消耗しにくい省エネモードでできているのです。

しかし、室内で飼われている猫は自然のなかのように体力を使うことがありません。冬の寒さに備えて蓄積された脂肪は、落ちることなく太る原因になってしまいます。

また、活発で運動能力が高いといわれている猫ですが、歳とともにおもちゃで遊ばなくなることでさらに肥満度は上がります。なんと、室内で飼われている猫の約40%が肥満であるともいわれているのです!

肥満を避け、愛猫に健康で長生きしてもらうためには、適正カロリーの食事と適度な運動が大切です。

猫の肥満の定義。何キロからが肥満なのか

猫にとっての肥満とは、適正体重を20%以上超えてしまった状態です。

つまり、適正体重がわかれば、その猫が肥満かどうか確かめることができます。

猫は1歳を過ぎるとあまり体重が変化しないといわれているので、その猫の1歳~1歳半のときの体重が、生涯を通しての適性体重です。その頃に動物病院などで測り、しっかりと記録しておきましょう。

また、1歳~1歳半ごろの写真と今を比べることで、現在の体型や状態がよくわかります。

1歳の頃に5キロだった猫が、6キロを超えると肥満ということになります。たった1キロ!と思うかもしれませんが、小さな猫の身体にとって、この増加はとても大きいのです。

猫の適性体重は、

  • 性別
  • 骨格
  • 種類

などによって大きく異なります。

一般的にはだいたい3~5キロだといわれていますが、小柄な種類なら2キロが適性体重の猫もいます。

また、メインクーンやノルウェージャンフェレストキャットなどの大型猫は、7キロ以上あっても肥満ではありません。

猫の体重の測り方

ではさっそく、飼い猫の体重を測ってみましょう。

まず、猫を抱いた状態で体重を測ります。その数字から飼い主の体重を引くことで、猫の体重がわかります。

猫にとって1キロの体重誤差は非常に大きいので、必ず小数第一位まで測定できる体重計を使いましょう。

赤ちゃん用の体重計を持っている人は、猫をそのままのせることで体重を測ることができます。

抱っこを嫌がる猫には、段ボールなどお気に入りの箱に入れて体重を測り、入れ物の重さを引きましょう。

飼い猫の肥満をチェック!触って、見て、測ってみよう

自分の飼い猫が太っているかわからないという方に、肥満のチェック方法をご紹介します。

見た目ではわからない、内臓に脂肪がつきすぎている隠れ肥満もあるので、注意してください。

自宅で簡単にチェックできる方法・ボディコンディションスコア

うちの猫、最近太った?とお悩みの方に、ひとりで簡単にできる肥満のチェック方法をご紹介します。

猫のわきの下に手をいれて、肋骨がすぐに確認できれば肥満ではありません。

腰のくびれがなく、肋骨が脂肪におおわれて触ることができない場合、明らかに太りすぎです。

  1. 肋骨や背骨に触れることができるか
  2. 真横からお腹の肉がたれているか
  3. 上から見て腰にくびれがあるか

まずこれらの項目をチェックして、飼い猫が太りすぎかどうか確かめましょう。

ボディコンディションスコア(BCS)は、多くの獣医が肥満・痩せすぎの判定に使っている批評で、体型を1~5段階にわけたものです。

4以上と判断された場合、これ以上太らないように食事量を減らす、低カロリーのフードに切り替えるなどの対策が必要となります。

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(出典:環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」)

肥満チェックに欠かせない、体脂肪率の測り方

猫は私たちのように体重計で体脂肪率を測ることはできませんが、実は家庭で簡単に測ることができるのです。

まず、猫の胴回りを測ります。このとき猫をしっかりと押さえ、胴の中心部分を測ってください。

次に猫の脚の長さを測ります。猫を少し持ち上げ、ひざからかかとまでの長さを測ってください。

以下の表が猫の標準となります。

脚の長さ(cm) 胴回り(cm)
10 22~34
11 22~36
12 24~36
13 24~38
14 26~38
15 28~40
16 28~40
17 28~42
18 30~42
19 30~44
20 32~44
21 32~46
22 34~46
23 36~48
24 36~48
25 38~50

定期的に体脂肪を測定し、肥満の予防に役立ててください。

しかし、私たちが実際にこの表で見極めるのはむずかしいので、肥満気味だなと感じたら、まずはお医者さんにチェックしてもらいましょう。

飼い猫の食事を見直そう!食事の量や回数はどのくらい?

肥満解消の第一歩は食事からです。毎日の食事が飼い猫の身体をつくります。

意外と見落としがちな食事の回数や、ダイエットフードへの切り替え方法についてご紹介します。

人間の食べ物はカロリーが高いのでNG!

人間が食べているものは、猫にとってカロリーがとても高く、肥満の原因になります。

また、家族内でご飯を過剰にあげている人がいないか、台所をあさっていないかどうかをチェックしてください。

せっかくバランスの良いフードを食べさせても、間食などでカロリーが崩れてしまうと元も子もありません。ねだってきてもあげないよう、心を鬼にしてダイエットに取り組みましょう。

カロリーを計算してフードの量を決めよう

毎日のフードを、きちんと量を測ってから与えていますか?

これくらいかな?と目分量で与えると、簡単に肥満になってしまいます。

フードによってグラム当たりのカロリーもちがうので、フードのパッケージをきちんと確認して与えましょう。

運動量や種類によってちがいますが、一般的に成猫が一日に必要なエネルギー量は、体重1キロに対して70~80キロカロリーだといわれています。

体重が5キロの健康な成猫の場合、5キロ×70~80キロカロリーで、一日に与える食事の目安は350~400キロカロリーであると算出できます。

最初の肥満度評価が適切だったかどうかを再チェックし、1日のカロリー量を再計算してください。

1日の食事回数を3~4回に分け、だらだら食いをさせない

1日の食事回数を3~4回に分けて与えることで、血糖値の急激な上昇をおさえることができます。

また、だらだら食いをさせず、ごはんの時間をしっかりと決めてお皿ごと片づけてしまうことで、きちんとごはんがでているうちに食べるようになります。

フード自体の量は変えず、回数を増やすことで、猫が一気に食べてしまわないよう調整ができます。

ダイエットを始めたからといって、すぐに適正体重へと戻るわけではありません。ダイエット開始時の減量のスピードは、その後減速していきます。一定のペースでダイエットが成功することはないと思ってください。

肥満度120%の猫が毎週1%ずつダイエットした場合、約20週間=5ヶ月かかります。後半は体重が落ちにくいので、基本的に数か月から半年以上かかることを想定してダイエットに取り組みましょう。

太りすぎた猫にぴったりのフードの選び方と切り替え方

食事制限や運動も大切ですが、やはり毎日のフードをダイエットフードやカロリーカットフードに切り替えることがダイエットの近道になります。

通常のフードを極端に減らしてしまうと、身体に必要な

  • タンパク質
  • ミネラル
  • ビタミン

などが不足しがちになるので注意が必要です。

「体重管理」「ライト」などの表記のあるものは、グラム当たりのカロリー数が少なかったり、食物繊維を増量することで満腹感を与えることができるように作られています。

減量用の療法食は低カロリーでも必要な栄養素がきちんと摂取できるように計算されているので、パッケージの1日分の量を守って与えてください。

食物繊維が豊富なフードは、満腹感を与えつつ脂肪を減らし、摂取カロリーを抑えることができます。穀物ができるだけ少なく、お肉がたくさん使われているキャットフードを選びましょう。

L-カルニチンをふくんでいるフードは、エネルギー代謝の適正化を促します。フードにふくまれていない場合、サプリメントなどもありますので、ペットショップやお医者さんに確認し、適量を与えてください。

多頭飼いのダイエットは大変むずかしいといわれています。

全員が肥満の場合、すべての猫に減量用のフードを与えればよいのですが、1匹だけが肥満の猫の場合、その猫がほかの猫のフードまで食べてしまわないよう工夫が必要です。

それぞれの猫に別々の場所で食事をさせたり、ほかの猫が食べ残したフードをすぐに片づける、同じ場所で猫が食事を食べ終えるまで見ているなど、手間がかかります。

さらに、猫は何回かにわけてごはんを食べるので、時間もとられますが、猫の健康を守るため頑張りましょう。

ダイエットフードに切り替えるのは少しずつ

いきなりすべてのフードをダイエットフードやカロリーカットフードにかえてしまうと、食べなくなってしまうことがあります。

最初は今までのフードに1割程度新しいフードを混ぜ、便の調子などもチェックして、食べてくれるようになれば3日目以降に新しいフードを30%まで増やします。

問題が見られなければその後2日ほど様子を見て、60%まで新しいフードを増やします。

今までのフード 新しいフード
1日目 90% 10%
2日目 90% 10%
3日目 70% 30%
4日目 70% 30%
5日目 70% 30%
6日目 40% 60%
7日目 40% 60%

最低でも1週間かけて、様子を見ながら切り替えてあげてください。

リバウンド防止!適正体重を守るために

ダイエットの成功は単純に体重を落とすだけでなく、目標としていた体重の維持です。目標とする体重まで落ちたら、次は体重維持の管理に切り替えてください。

体重維持のコツは、注意深くカロリーを増やすことです。体重が減少しなくなる1日カロリーが維持量になります。

まずは、2週間ごとに現在の1日カロリーを10%ずつ増やし、様子を見ます。

ダイエットが終わったら、ダイエットのときほどの食事制限は必要ありませんが、低カロリーのフードに慣れている場合はフードを変えないほうがリバウンドしにくいので、そのままでも良いでしょう。

人間と同じように、ダイエットに成功したからといって気を緩めて以前と同じ食生活をすれば、当然また肥満になってしまいます。継続的な食事のコントロールを心がけてください。

猫の習性として、「遊び食べ」というものがあります。この習性をダイエットに利用しましょう。

350mlのペットボトルに、フードが出る程度の小さな穴を数カ所あけ、その中にフードを入れて猫に与えます。ペットボトルを転がして、少しずつこぼれ出る分しか食べられないので、猫は夢中で転がします。

このような工夫は、ダイエットだけでなく、猫の狩りの本能を刺激し、喜んで食べてくれるのでぜひ試してみてください。

毎日できる、太りすぎ解消方法!

毎日のちょっとした工夫や、生活習慣を見直すことで、猫の肥満を解消に導くことができます。

今日からはじめられる方法をご紹介します。

毎日のおやつをちょっとずつ減らして…

ダイエットの基本は食事療法です。

肥満とまではいかなくても、体重が増加傾向にある猫なら、毎日あげているおやつを減らすだけでもダイエットになります。

いきなりおやつのない生活はストレスになるので、徐々に回数や量を減らしていきましょう。猫のおやつはカロリーの高い物が多いので要注意です。

たくさん遊んであげることでカロリー消費!

肥満は、運動よりも摂取カロリーが多い点に問題があります。

猫は犬とちがって散歩でカロリーを消費することができません。歳をとるにつれて猫じゃらしのようなおもちゃに反応しなくなる猫もいます。

はじめは1日に2~3分だけでもいいので、だんだん遊ぶ時間や運動量を増やしていきましょう。

おもちゃのなかには、中に少量のドライフードが入っていて転がすと少しずつフードがでる仕組みの遊び食べ用のおもちゃなど、さまざまな種類があります。

食べるために運動が必要なので、太りすぎの猫だけでなく、早食いの猫にも向いています。室内飼いの猫は、気晴らしにもなるので、飼い主が留守の間の遊び道具にもちょうどいいおもちゃです。

また、キャットタワーで上下運動を増やしましょう。

一緒に遊んであげることは、肥満の解消だけでなくストレスの解消にも効果的です。1日10~15分程度の適度な運動を心がけましょう。

なぜ太るの?飼い猫の肥満の原因とは

肥満は、摂取したエネルギーと消費したエネルギーのアンバランスによって起きます。

普段の食事以外についついおやつを与えてしまうなど、食べ物の与えすぎも肥満の原因としてあげられますが、避妊・去勢手術後に肥満になってしまうケースもあります。

避妊・去勢手術を行うと代謝が落ち、肥満のリスクが上がってしまうことが原因です。ホルモンバランスが乱れ、太りやすくなってしまうともいわれています。

また、食事を与えている人が複数いる家庭は、一度ごはんのあげ方について確認してみてください。重複してごはんを与えていたなんてケースも少なくありません。

猫は私たち人間とちがって自分で食事制限ができないので、注意してあげることが大切です。

毎日見ているとなかなか気づくことができませんが、定期的に猫の体重を測ることで肥満を抑止することができます。

2週間に1度は体重を測るよう心がけましょう。

激安のキャットフードには、主な原料として穀物が使われている場合が多くあります。トウモロコシ粉や小麦はエネルギー代謝が悪く、身体に残りやすく、脂肪がたまりやすくなります。

また、年齢や体調とフードがあっていない場合も注意が必要です。猫は年をとると運動力が少なくなり、カロリー消費が悪くなるので、肥満になりやすくなります。きちんと年齢にあったご飯を与えてください。

猫の太りすぎには危険がいっぱい!リスクがあがる病気とは

肥満は当然、健康に悪く、病気の発生率を増加させます。なかには命に関わる怖い病気も。

愛猫にいつまでも健康で長生きしてもらうために、体重管理をしっかり行いましょう。

猫の肥満は糖尿病のリスクが5倍にもなる

肥満の猫は、正常体重の猫の5倍も糖尿病のリスクが増えるといわれています。

糖尿病とは、血液中のエネルギー源であるブドウ糖が細胞に取り込めなくなる病気です。血液中の血糖が上昇することで身体のいたるところに疾患がでます。

  • 多飲多尿
  • 体重減少
  • 嘔吐
  • 運動量の減少

などが主な症状として見られます。

糖尿病になると糖が吸収されなくなるので、不足したエネルギーを補うために身体の脂肪が分解され、体重が減少します。「食べても食べても痩せる」という怖い症状が典型例として見られます。

人間と同様に、毎日のインスリン注射摂や経口血糖降下薬などを使って治療していきますが、大変長期的な治療になるので、獣医師と相談しながら進めてください。

毛づくろいがうまくできなくなることで皮膚病に

意外ですが、肥満によって皮膚病のリスクが上昇するといわれています。

太っている猫は、本来猫が行う身体をなめる毛づくろい(グルーミング)ができなくなってしまいます。

身体中をきれいになめることができないので、さまざまな皮膚病に陥る可能性が増えてしまうのです。

  • 脱毛症
  • ふけ
  • あごニキビ

など、さまざまな疾患につながることも。

また、本来猫は大変なきれい好きなので、脂肪が邪魔で身体中をなめられないことでストレスがたまってしまうのではといわれています。

さらに、お尻周辺に舌がとどかなくなると排せつ物がくっついたまま不衛生な状態になることも。

グルーミングができないくらいまで太ってしまった場合、早めにダイエットを開始する必要があります。

肥満と心臓病の関係は人間といっしょ

私たち人間の場合、肥満が血圧と心臓の負担を増加させていることがわかっています。

肥満の猫は痩せた猫よりも毛細血管が発達しているので、痩せた猫よりも血管が長く、循環する血液の量を増やさなければならなくなります。

身体全体の水分量が増え、結果心拍数が増加し、血圧が上がって心臓に負担がかかってしまいます。

また内臓に脂肪がつくことで内臓機能が低下し、さらに肥満になってしまうケースもあるので注意が必要です。

肥満で麻酔が効きにくくなってしまう

疾病や傷害などで手術をするとき麻酔が必要になった場合、麻酔薬が脂肪組織へ一時的に吸収されてしまい、麻酔の効きが悪くなることがあります。

麻酔を効かすため、大量の麻酔薬が必要となり、手術時のリスクが高くなります。

結石や膀胱炎に!肥満による下部尿路疾患の危険も

肥満になるとトイレにいく回数が減り、尿が常に蓄えられている状態になることで

  • 尿路結石
  • 尿路閉塞
  • 突発性膀胱炎

などのいわゆる下部尿路疾患になりやすいといわれています。

言わずもがな関節に負担がかかる

体重が増えると、支えている脚の関節への負担も大きくなります。

脚への負担が大きくなると、高いところへジャンプしたり、逆に高いところからおりられなくなります。関節炎などを発症すると、猫はますます動くことを億劫がって、肥満に拍車がかかる悪循環に。

猫は痛みを隠す傾向があるので、関節炎にもなかなか気づきにくいですが、突然おとなしくなったり、上下運動を最近しなくなったなと思ったら、一度お医者さんに連れて行ってみてください。

危険!極端なダイエットが命に関わることも

飼い猫の目標体重を決め、ダイエットをはじめるときに注意してもらいたいのが、短期間でのダイエットです。

突然極端に食事を減らしたり、与えなかったりすると、猫の身体は血糖値を維持するために血液中のインスリン数値が下がります。

これによって内臓周囲の脂肪の分解が促進され、 肝臓内の中性脂肪の量が蓄積されることで肝機能が損なわれてしまうのです。

さらにひどくなると、急激な食事制限によって全身の脂肪が肝臓に集まり、肝リピドーシス(脂肪肝)という病気になってしまう危険性も。

ダイエットによって不健康になってしまっては意味がありません。成長期の猫に極端な食事制限はタブーです。

ダイエットをはじめて1週間で、はじめたときの0.5~2%くらいずつ減量することができれば理想的です。獣医師と相談しながら、無理のないダイエットを心がけてください。

愛猫のダイエットは長期戦で挑みましょう

肥満体型になると運動不足になり、さらに肥満になってしまう悪循環。

ぽっちゃりとした猫ちゃんはかわいいですが、長生きしてもらうためにはやはり健康的な体型・適正体重を維持するべきです。

突然おやつをやめたり、極端にフードの量を減らすのではなく、何日もかけてゆっくり量・回数を減らしていきましょう。

無理な減量は体調をくずしたり、十分な栄養素が摂取できていないなど、疾患にもつながります。

ずっとお皿の前で待っていたり、ごはんをくださいと鳴き続ける猫ちゃんにフードやおやつを制限するのはとても苦しいことです。

病気のリスクや適正体重を知ることでモチベーションをあげ、愛猫と一緒に頑張りましょう。

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