昨年、漱石にゆかりのある早稲田の地に「漱石山房記念館」が誕生しました。
こちらは漱石ファンはもちろんのこと、猫好きさんにもたまらないスポットとなっています。
館内ではたくさんの猫のモチーフを見つけることができますよ。
中でもいま話題の「CAFE SOSEKI」を中心に、猫のモチーフを探してきました。
漱石山房記念館「CAFE SOSEKI」で黒猫ちゃんを探せ!
漱石山房記念館でいま、一番ホットな場所はブックカフェの「CAFE SOSEKI」。
漱石山房記念館に併設されているこちらのカフェでは、お茶を飲みながら夏目漱石の作品をゆったり楽しめます。
こちらのカフェで、たくさんの黒猫ちゃんを見つけることができますよ。
カフェだけの利用ならば、観覧料金はかかりません。
漱石山房記念館を入ると、まず最初に目に入るのがCAFE SOSEKIの看板プレートです。
注文カウンターの前に大きな黒猫ちゃんを発見!
カウンターの向こうにもロゴマークの黒猫ちゃんが見えます。
開放的な店内には夏目漱石の著作や、関連書籍などがずらりと並んでいます。
記念館のガラス窓に沿ってカウンターやテーブルが並びます。
そして置いてあるのが夏目漱石の著作本。その棚の上にも猫ちゃんを発見!
のんびりお茶を飲みながら、夏目漱石の世界にひたることができますよ。
こちらのカフェは注文カウンターでオーダーして、好きな席を選べるセルフ方式。
お好きな席で、お好きなドリンクを飲みながら、漱石のお好きな作品をこころゆくまで堪能できます。
お買い物かごの中に黒猫ちゃんを発見!
そして返却台の上のふきんにも黒猫ちゃんが!
オーダーの前にまず目に入るのがCAFE SOSEKIのグッズたち。
ロゴマークの黒猫ちゃんがかわいいのなんの!
しおりやブックカバーなど、漱石の本に欠かせないアイテムばかり!
しおりはやはり、本の上に座っている猫ちゃんが一番人気だそうですよ。
- しおり 250円(税抜・以下同じ)
- ブックカバー(3枚セット) 600円
しおりもブックカバーも、しおれにくい強度のある厚い紙でできています。
店員さんによると、白地に黒猫ちゃんのクリアファイルが人気だそうですよ。
蚊帳生地ふきんやガーゼ手ぬぐいなど、それぞれ素材にこだわったアイテムです。
- 蚊帳記事ふきん 400円
- ガーゼ手ぬぐい 800円
マグカップもありますよ。
コーヒーはにゃんと!宮内庁御用達の「珠屋小林商店謹製」!
春や秋の園遊会ではこちらのコーヒー豆が使用されるとのこと。
1杯ずつ抽出のドリップパックタイプもあります。
- オリジナルブレンドコーヒー(200g) 1000円
- ドリップコーヒー(3パック) 600円
お土産にぴったりのスイーツもあります。
- メレンゲ菓子 350円
- 苺ジャム 820円
黒猫ちゃんのグッズに大興奮しながら、やっとオーダーです。
一番のおススメは「空也もなかセット」600円(税抜)。
夏目漱石の作品に出てくる空也のもなかとドリンク(コーヒー、紅茶、ほうじ茶)がセットになっています。
ドリンクはホットもアイスも選べます。
- 空也もなかセット 600円
- もなか抹茶セット 850円
- お干菓子セット 700円
- バターケーキ 400円
- 柿アイスクリーム 380円
- コーヒー 400円
- オレンジジュース 300円
など
「空也もなかセット」が来ました!
猫ちゃんのカップが激カワです!
カップをくるりと回すと、黒猫ちゃんの後ろ姿にきゅんきゅんです!
そしてかの有名な空也もなかを初めていただきました。
あんこの粒がしっかりしていて、とても美味しいもなかです。
あんこの甘さとブラックのコーヒーが良く合います。
CAFE SOSEKIでつかまえた猫ちゃんたち
CAFE SOSEKIのグッズを購入すると、おしゃれな袋に入れていただけます。
ファイルも、裏側は黒猫ちゃんの後ろ姿になっています。
使うのがもったいない!
ふきんをおみやげにしたい旨を店員さんに伝えましたら、小分けの袋をつけてくださいました。
いずれも黒猫ちゃんがついていて、これなら猫好きさんでなくてもよろこんでいただけますね。
漱石山房記念館で見つける猫グッズ
記念館の入り口では、夏目漱石が迎えてくれます。その左足元に黒猫ちゃんが。
「受付はあちらですよ」
漱石山房記念館内で写真撮影できるのはここまで。
館内にはあちらこちらに黒猫ちゃんがいて、観覧者を迎えてくれていました。
ぜひ、漱石山房記念館に出かけて、実際に館内の黒猫ちゃんを発見してみてください!
- 漱石と猫クリアファイル 300円(税込・以下同じ)
- 漱石山房メモ帳 300円
- 夏目漱石絵はがき 60円
- 一筆箋 漱石と猫 300円
館内に併設されたCAFE SOSEKIとは別に、漱石山房記念館のグッズショップがあります。
こちらでは「神奈川近代文学館夏目漱石シリーズ」や、「新宿区立歴史博物館」の漱石グッズを手に入れることができます。
漱石山房記念館の隣は漱石公園になっています。
漱石公園を入ると正面に「道草庵」があります。
11年前に建てられたこちらの「道草庵」では、漱石の生涯やお弟子さん、牛込にちなんだ作家を紹介しています。
道草庵の左手に公園が広がっていて、ここに猫塚があります。
夏目漱石が飼った初代の猫「福猫」の13忌に建てられたものですが、空襲で破壊されてしまい、こちらは残った石で再度構築されたものです。
漱石と猫に会いに出かけましょう!
以前、こちらは漱石の銅像があるだけの簡素で小さな公園でした。
公園のとなりにあった都営住宅が移築され、新たに「漱石山房記念館」として生まれ変わりました。
公園では漱石が飼った「福猫」の猫塚を確認でき、館内では猫のモチーフを至るところに見つけることができました。
漱石の世界を堪能しながら、猫ちゃん探しもでき、「CAFE SOSEKI」で美味しいお茶とスイーツをいただける「漱石山房記念館」。
記念館のとなりには漱石公園もあり、自然に触れながらのんびりゆったり過ごすことができます。
今度のお休みには、あなたもぜひ「漱石山房記念館」へ出かけてみませんか?
「漱石山房記念館」
住所:新宿区早稲田南町7番地
電話:03-3205-0209
開館時間:10時~18時
休館日:月曜日、年末年始
観覧料金:300円(小中学生100円)
早稲田駅1番出口より徒歩10分