我が家はクリスマスが近づくとクリスマスツリーを出したり、お部屋を飾り付けたり、毎日クリスマスパーティー風のお皿やピックをつけてそれっぽい雰囲気を出して楽しんでいます。
しかし楽しいクリスマスである反面、クリスマスツリーを出す愛猫家の家では戦いの日々でもありますよね。
なぜかクリスマスツリーに攻撃をしかける猫、クリスマスツリーの飾りになろうとする猫、クリスマスツリーにスリスリする猫など、とにかくクリスマスツリーが大好きな猫が多いですよね。
そんな猫ちゃんからクリスマスツリーを守る方法はあるのでしょうか?そもそもクリスマスツリーになぜ猫は反応をするのでしょうか?本日のテーマはクリスマスツリーと猫についてです。
猫がクリスマスツリーを好きな理由
愛猫家の中にもクリスマスツリーを飾るのがクリスマスシーズンの楽しみだという方もいらっしゃるでしょう。しかし、そんな猫飼いにとって頭を悩ませるのがクリスマスツリー対策です。
クリスマスツリーを飾ると登る、倒す、舐める、噛む、食べる、破壊するといった猫ちゃんはたくさん存在しています。いったいなぜ猫ちゃんたちはクリスマスツリーがここまで好きなのでしょうか?
好奇心
まず考えられるのが好奇心や冒険心です。猫は警戒心が強い反面、好奇心が強い動物で気になるものを見つけると何かとちょっかいを出したくなります。
特にクリスマスツリーは一年に一度しか飾らないものですから、猫の目から見れば目新しくて魅惑的なおもちゃにしか見えません。
見たこともない見た目、登れそうな大きさ、触っても噛んでも向こうからやり返されない、そうとわかれば心置きなく遊び道具にしてしまうのは納得の結果とも言えますね。
登りやすそうなフォルム
クリスマスツリーは猫のためではないですが、登りやすそうな枝がたくさんついていますよね。そんなフォルムを見た猫は、なんだか頂上に上りたくなってきたにゃ!という気持ちになるようです。
つまりクリスマスツリーは猫が本能的に登りたくなるような形をしているいうことになりますよね。
キラキラ輝くユラユラオーナメント
クリスマスツリーが華やかで魅力的なのは数々のオーナメントで彩られているからですよね。
キラキラ輝くオーナメントや、星型のオーナメント、可愛い形のオーナメントや、キャラクターのオーナメントなど、見ているだけで楽しいオーナメントが最近ではたくさんあります。そんなオーナメントを見ているだけで楽しいと感じるのは猫も同じです。
キラキラ輝いたり、ゆらゆら揺れたり、触るとランダムに動いたりと、猫が夢中にならないはずがない!と思わせる誘惑をこれでもかとしてきます。
オーナメントをめがけて猫パンチをする理由、納得していただけたでしょうか?
何だか楽しそうな雰囲気
クリスマスになると町中にクリスマスソングが流れたり、テレビでもクリスマス特集が組まれたりして、飼い主様達も何だかソワソワしちゃいますよね。そんな飼い主様の雰囲気を察した猫達も、意味もなくとっても楽しい気持ちになるようです。
それによりテンションが驚くほどあがってしまった猫ちゃんがクリスマスツリーに攻撃!というのが、クリスマスツリーを壊される原因となっているかもしれません。
だからといって、クリスマスを楽しまないのはもったいないので、猫ちゃんのテンションがあがったら飼い主様も負けじとテンションをあげて一緒に遊んであげたら、クリスマスツリーを守れるかもしれませんね。
猫からクリスマスツリーを守る対策
猫にクリスマスツリーを破壊されたくないならば、クリスマスツリーを出さないことが一番の対策になるというのはわかっていますが、せっかくのクリスマス。やっぱりツリーを楽しく飾って、クリスマス気分を思う存分堪能したいですよね。
そんなクリスマスツリーを愛猫から守りたいとお考えの方に対策をご紹介しましょう。
当日だけ飾る
現実的なクリスマスツリーを倒されない対策は、クリスマス当日だけクリスマスツリーを出すというものです。
当日、飼い主様がいるときだけ飾れば猫がいたずらをしてもすぐに叱ることができますし、短時間であればクリスマスツリーを倒されるリスクも減ります。
当日だけとは言わずに、クリスマスパーティーの直前に飾り付ければ被害はもっと抑えられますね。
せっかくクリスマスツリーを飾っても短時間で仕舞うのは何だかもったいない気もしますが、毎年クリスマスツリーが倒されることに悩んでいる方は試してみては?
ベランダや庭に飾る
完全室内飼いならば庭やベランダに飾るのもおすすめな方法です。
リビングに面したバルコニーや庭があるならば、あえてお部屋の外に豪華なクリスマスツリーを飾って眺めるのもオツです。
雪がちらつく中で輝くクリスマスツリーというのも、見ていて楽しそうですね。さらに猫ちゃんも家の外に置かれたらどう頑張っても手出しできませんから、落ち着いたクリスマスを過ごせそうです。
猫が立ち入れない部屋に飾る
猫が立ち入らないお部屋があるならそこに飾るのもおすすめです。そもそも猫が入れないお部屋なのでクリスマスツリーを飾っても攻撃されることも破壊されることもありませんよね。
ただ、クリスマスツリーを普段過ごしている部屋で楽しみたい方や狭いお部屋に住んでいる方には少々難しいかもしれませんね。
小さなクリスマスツリーで妥協をする
小さなクリスマスツリーならば倒されることも、登られることも、壊されることも少なくて済みそうです。最近では卓上に飾れるくらいの小さなクリスマスツリーもありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょう?
ちょっと寂しい感じもしますが、卓上に飾るクリスマスツリーをたくさん置いて楽しむのもありかもしれませんね。
壁に飾る
クリスマスツリーを飾れないご家庭用にこんなクリスマスツリーもあります。
▼Tumao クリスマスツリー タペストリー
こちらのクリスマスツリー、なんと壁に飾れるタペストリータイプのクリスマスツリーなんだとか!猫さんが届かない高さに飾ればイタズラを防止できそうですね。
ただ、猫はジャンプ力がとてもある動物なので、これくらいなら大丈夫と思っても軽々と触られる可能性も。
猫からクリスマスツリーを守るおもしろいアイディア
世の中にはクリスマスツリーを守るために、面白いアイディアと方法で愛猫との攻防を繰り広げている方もいらっしゃいます。今回はそんな、あっと驚くクリスマスツリーを守る面白いアイディアをご紹介していきましょう。
クリスマスツリーをおしゃれに囲う
こちらはクリスマスツリーをおしゃれな入れ物で囲うアイディア。とってもおしゃれですし、ケースの中で光り輝くクリスマスツリーが幻想的です。さらに猫ちゃんからもクリスマスツリーを守れるのでとっても素敵ですね。
クリスマスツリーを掃除機につける
猫が苦手なものといえば掃除機。そんな掃除機とクリスマスツリーを合体させたら、クリスマスツリーに手出しができなくなるんじゃない!?という発想から生まれたこの飾り方。
たしかに、恨めしそうにクリスマスツリーを見つめる猫ちゃんをみると効果は抜群のようです。
逆さツリー
昨年はインスタ映えするということで、一部で逆さツリーが大流行りしていましたが、逆さツリーは猫のクリスマスツリー対策にバッチリです。
これなら倒される心配もありませんし、壊されたり、破壊されたり、食べられたりする心配もなさそうです。クリスマスツリーを見つめる猫ちゃんも茫然ですね。
クリスマスツリーを極限まで削る
Árvore de Natal top pra quem tem gatos 🐈 🐈 pic.twitter.com/yRH2EsStTR
— natália segat 🇧🇷 (@nataliasegat) 2016年11月27日
個人的に一番衝撃的だったのがこちら。クリスマスツリーを登らないように、手の届きそうな場所にある枝をすべて仕舞うという荒業。
さらにオーナメントを極限まで減らししまうというもの。これはクリスマスツリーと言ってよいのでしょうか?ちょっと疑問が残ります。でも確かに猫対策にはなっていますね。
怖いオーナメントを飾ってみる
クリスマスツリー対策として面白いものでいうと、怖いオーナメントを飾ってみるというものがあります。怖い化け物、お化け、天敵のヘビなど、とにかく猫が怖がりそうなものをたくさん飾るのだとか。
本当にそんなオーナメントがあるのか調べてみたところありました。
「Messagee ハロウィン」という商品は、ハロウィン用のオーナメントのようです。写真はなんともおどろおどろしかったので控えます・・・。果たして猫ちゃんがこのオーナメントを見て怖がってくれるのかちょっと疑問ですが。
何だかクリスマスというよりはハロウィンパーティー風のツリーができあがりそうですね。クリスマスよりもハロウィンが大好きという方は、一度試してみてはいかがでしょう?
愛猫からクリスマスツリーを守る戦いはこれからも続く
クリスマスを楽しむための必須アイテムであるクリスマスツリー。愛猫からクリスマスツリーを守るためにできるもっともよい対策は、クリスマスツリーを出さないことだとわかってはいますが、そういうわけにはいかないのがクリスマス。
しかし、クリスマスツリーをいかに愛猫から守るかということに頭を悩ませるのも楽しみの一つかもしれませんね。
愛猫家の皆様、今年はどんなナイスアイディアでクリスマスツリーを守りますか?