キャットフードメーカーはたくさんありますが、どこのメーカーにしたらいいか迷っていませんか?
大切なねこちゃんには安全なキャットフードをあげたい…そんな愛猫想いの飼い主さんに伝えたい、安全なキャットフードを見分けるポイントは3つ。
- 無添加
- 4Dミール不使用
- 成分バランスがとれている
それぞれのポイントごとに解説いたします。
1.無添加を選ぼう。特に避けたい添加物をメモして!
添加物はキャットフードの品質を保つために使用されますが、できれば無添加のものを選びましょう。
- 無添加とは
- 人工添加物は不使用。防腐剤など、最小限使用する場合も穏やかな天然の添加物であること。
特に健康への有害性が確認されている人工添加物は避けましょう。
酸化防止剤・保存料
BHA | 酸化防止剤。発がん物質が確認されている |
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BHT | 酸化防止剤。アメリカでは乳幼児への使用は禁止 |
エトキシキン | 酸化防止剤 |
没食子酸プロピル | 保存料。発がんの可能性あり |
できればこれらの人工的な酸化防止剤ではなく、自然由来の天然ハーブやビタミンEなどの酸化防止剤を使用しているキャットフードを選びましょう。
合成着色料
赤色40号、赤色102号など | 動物実験で有害性が確認されている |
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青色1号、青色2号 | アレルギーやウイルス過敏を発症する可能性あり |
黄色4号 | アレルギーや発がん、 ぜんそくなどを発症する可能性あり |
ねこちゃんは色より香りに反応します。ねこちゃんに本来不要なものは、なるべく避けたいですね。
人工香料
素材がしっかりしていれば人工的な香料は本来は不要なもの。
新鮮でどの動物の部位が使用されているかが明示されているキャットフードを選びましょう。
2.4Dミールを避けよう。フードのパッケージにはどう記載されているか
- 4Dミールとは
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- Dead・・・・死んでいる動物の肉
- Dying・・・死にかけた動物の肉
- Diseased・・病気を持った動物の肉
- Disabled・・障害のある動物の肉
4Dミートを避けるためには、具体的な動物の名称や部位や状態がキャットフードのパッケージに記載されているものを選美ましょう。
「〇〇ミール」「〇〇ミート」「〇〇エキス」ではなく、「牛肉」「鶏肉」などの具体的な動物の名称が記載されているものを選びましょう。
さらに、「鶏の胸肉」など、具体的な部位が記載されていればなお安心です。
3.成分バランスがとれているか見るポイント
- ねこに必要な栄養バランスとは
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- タンパク質26%以上
- 粗脂肪量9%以上
(AAFCO基準)
タンパク質の内容も重要です。できるだけ消化の良い動物性たんぱく質であること。ねこちゃんは植物性タンパク質の消化は得意ではありません。
おススメの国産キャットフード
無添加、4Dミール不使用、栄養バランスがととのった国産のキャットフードをご紹介します。
ねこままちょいす
国産・無添加・完全自然食のキャットフード専門店、犬猫自然本舗のキャットフードです。
- ねこままちょいす
- 500g 1728円(税込)
原材料・鶏肉、玄米、かつお粉、大麦、など
ねこはぐ
すべて人間が食べられる国産極上品質のキャットフードです。無添加です。
- ねこはぐ
- 1.5kg 6980円
原材料・鶏肉、大麦、鰹節、ビール酵母、玄米など
ピュリナワン
原産国はアメリカですが、ネスレが販売し、問い合わせは電話やメールなどで対応しています。
値段がお求めやすいわりに、主な原料が動物性タンパク質になっている点がおススメです。
- ピュリナワン
- 800g 906円(税込)~
原材料・サーモン、米、コーングルテンミール、家禽ミール、とうもろこしなど
ポイントを押さえてより安全なキャットフードを選びましょう
安全なキャットフードを見分けるポイントを3つご紹介しました。
日本はまだまだペットフード後進国ですが、安全なキャットフードが少しずつ出てきています。
良質な素材を使用すると単価が高くなってしまいますが、健康には変えられません。
家族の一員である大切なねこちゃん。いつまでも健康でいてほしいから、安全なキャットフードを選びたいですね。
今回ご紹介したポイントに注意しながら、より安全なキャットフードを選んでいってください。