猫の多頭飼いのメリット・デメリット。2匹以上の猫と一緒に暮らすコツ

たくさんの猫ちゃんの囲まれた生活。猫好きであれば1度はやってみたい憧れの光景ですね。

ぴったりもふもふ集まってお団子状態になっている光景や元気な運動会、仲良く毛づくろいをし合う姿など。イチャイチャした猫ちゃん達の姿を日々楽しめるのは多頭飼いならではの特権です。

しかし、何匹も一斉にお世話が出来るか、先住猫との相性など、数匹を同時に飼うとなると心配や不安もたくさん浮かぶと思います。

猫ちゃんの多頭飼いを検討している方や、既に多頭飼いでお悩みごとがある方へ、姉妹猫と生活して7年になる筆者がハッピーな多頭飼いライフを書いていきたいと思います。

2匹以上を同時に我が家におむかえする場合

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メリット、デメリット、気をつけたいことを順に紹介します。

メリット① もともと一緒にいる為、比較的仲良し

我が家に迎える前から一緒に生活をしていたり、同じお母さんから産まれた兄弟姉妹の場合は相手が同じテリトリーにいる事が当たり前です。

相手がそばに居る事に安心感を抱き、喧嘩や仲間割れの心配はゼロではありませんが、ほぼ無い傾向にあります。

引き取る際、ピタっとくっついているようであれば仲良しの可能性は大。里親探しなどで事前に対面機会がある場合、よく確認してみると良いでしょう。

メリット② 譲り合う姿勢がもともと付いている

一つ屋根の下、24時間一緒に生活しているため、寝床やご飯などを独り占め(占領)せず、相手の陣地やご飯に手を出さない傾向にあります。

我が家の姉妹猫2匹も、1つの器で半分ずつ交互にご飯を食べにきます。もちろん過去にしつけをした訳ではありません。

猫カフェ経営者の友人へも訪ねてみた所、みんなご飯が大好きだけど他の子のご飯(器)に手を出す猫ちゃんは居ないとの事でした。

(たまに食いしん坊猫ちゃんが、残したご飯をこっそり盗み食いするらしいですが、食事中無理やり取る事は無いようです)

もともとこういった気質が備わっている猫が多い傾向にあると言えます。

メリット③ 寂しがらない

これは猫ちゃんの性格にもよるので「比較的」と言った所ですが、1匹だけ飼育している猫ちゃんと比べ、多頭飼い猫ちゃんは帰宅時などに「寂しかった!」と猛アピールする子が少ないように感じます。

以前、我が家の飼い猫2匹のうち1匹が脱走してしまった事があります。

約数日間、初めての1匹生活を体験した猫は、帰宅前に鍵を開けている最中から玄関で声がしゃがれてしまうくらい鳴いていました。家の中では足元をずっとスリスリ。寝るまでぴっとりと離れない日が続きました。

孤独が好きな性格(私が勝手にそう思っているだけですが)で、必要以上に人から構われる事を好いてない猫が、こんなにずっと甘える事は見た事がなくとてもびっくりした記憶があります。

後日、脱走猫が見つかりまた2匹の生活が始まると、私には全く甘えてこなくなりました。

この時の経験で「なんだかんだやっぱり1匹は寂しいんだな」と強く感じました。

メリット④ 病院へ連れていくタイミングが同時で手間が省ける

同時に家に来た、または産まれていれば、ワクチンなど同じタイミングで打つ事が出来るのでおのずと病院は同時に行く事になりますね。

今月はこの子…来月はこの子…と病院の往復が少なく済みます。

次はデメリットです。

デメリット① 猫ちゃん用品の初期費用が倍になる

猫ちゃんの為にどこまで用意してあげるかで大きく変わってきますがベッドも2つ、ご飯用の器も2つ、となるともちろん1匹よりお金がかかります。

初期費用以外も日々のご飯、猫砂などのトイレ用品の減りも倍になります。

デメリット② 病院の費用も倍になる

上に同じく、同時に連れていき同時に診察、ワクチン接種、となると費用は倍です。

デメリット③ ご飯のしつけが難しい

器を猫ごとに別け、種類の違うご飯を与えたり、量の調節をするには非常に根気が必要となります。

子猫のうちからしつけておけば呑み込みも早いので、時間がかからず問題はほぼありません。

成猫になってから新たに迎え入れた猫ちゃんが1つの器を共有してご飯を食べるスタイルだった場合、しばらくはご飯中近くで見ていてあげながら他のご飯に手を出すようなら止めさせる、本来の器へ猫を誘導するといったしつけが必要になってきます。

シニアになったり病気で食事療法が必要になる可能性も考慮すると、猫ちゃん毎の専用器であげるとゆくゆく困りません。

気をつけたいこと

たくさん記載しましたが多頭飼いとなると喧嘩がまったくゼロとは言えません。

怪我をしていないか、神経質になっていないかなど、飼い始めの段階は気にしてあげたいですね。

そして猫とはいえど1匹の時間も大切だったりします。猫達が1匹ずつバラバラに寝ている時や、一人でなにかしている所、無理にもう一匹に近づけたりするのはやめましょう。

先住猫がすでに居て、新たに我が家に猫をおむかえする場合

メリット、デメリット。気をつけたいことをまとめました。

メリット① 先輩に習い、新猫が育っていく

猫は自身のテリトリーの中で生活しており、よそのもが入ってくる事を強く警戒します。

ですがこれも最初の数日。後から来た猫ちゃんがいる環境に慣れてくれば先輩として生活に必要な術をいろいろ教えてあげます。

正確には「教えてあげる」というわけでなく後から来た猫ちゃんが「先輩をみて覚える」といった所でしょうか。

メリット② 母性父性が出て先住猫がしっかりしてくる

子猫ちゃんが新たに来た場合、自分のテリトリーに受け入れた先住猫は子猫にも生活に必要な術を教えます。

手が掛かりがちな子猫の時期も、ある程度は先住猫にまかせて放っておける傾向にあり、本当の親子の様に過ごし始める猫ちゃんもたくさんいます。

①②ともにあくまで「先住猫が受け入れた場合」ですので、新入り猫ちゃんが来て間もなくは外出など最低限に控え、様子を見ていてあげる必要があります。来て間もなく大喧嘩で怪我となっては大変です。

次はデメリットです。

デメリット① 喧嘩や派閥が起こる

最初のウチだけならまだしも何年も一緒に住んでいるのにずっと仲が悪い、ということもあるようです。仲が悪い為「関わらない近づかない」という策をとる猫が多いように感じますが、この場合はもう放っておく他ありません。

一番の心配は喧嘩が多く危害を加えてしまうこと。一生喧嘩し続け一生怪我しっぱなし(大げさですが)というリスクも避けられません。

この場合、猫ごとにメインの部屋を別けてあげる必要や里親に出す、という重大な判断をしなくてはならない事も出てきます。

デメリット② ご飯を猫ごとに別け与える必要が出てくる

上記でも少し触れましたが、成猫のご飯のしつけは非常に根気が必要です。

もし先住猫と新入り猫の年齢が離れている場合、ご飯を別けてあげる事が必然となります。

猫は年齢によって必要なカロリーや栄養素が全く異なり、その年齢に適したフードを与える事が好ましいと言えます。元気に長生きさせてあげたいのであれば避けて通れません。1歳〜7歳くらいまでの猫ちゃんで持病もなければあれば同じご飯でも問題はありません。

デメリット③ 病院に通う回数が増える

先住猫と新入り猫、ワクチンのタイミングが同じではない事が多いので病院を往復する事が増えます。

ゲージに入れるまでが大変で、怯える猫との外出は飼い主としても非常に労力を使います。1年2年と時間を掛け、通院のタイミングを一緒にしてあげれば往復も少なく済むでしょう。

気をつけたいこと

一番は最初に記載した喧嘩や派閥など「猫同士のウマが合わない時」の対処法。

こればかりは顔を合わせてみないとわからないですし、非常に人間と同じように感じます。

自分たちに当てはめて考えてみるとなんとなく気持ちが理解できると思いますが、誰でも1度は「悪い人じゃないんだけど、なんか合わないんだよな〜」という経験をしたことがあると思います。

猫だって理屈じゃない、決まったテリトリーの世界で生きている猫だからこそそういう感情が余計にあるように感じます。人間の私たちも嫌いな人間を好んで自宅に招きたくはないのもです(笑)

我が家の猫たちはこんな感じでした(姉妹2匹 7歳)

7年前、ご縁があり2匹同時に姉妹猫を引き取り現在に至ります。

本当は茶トラの「つな」だけ1匹我が家にくる予定でしたが、私が引き取りに行くまでの間、その他兄弟はどんどん引き取られていき、最後に茶トラ「つな」、と三毛猫の「つぶ」が残りました。

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茶トラのつな。おっとりした性格で最近小太り。

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三毛猫のつぶ。強気なくせに本当はビビり。

つなを引き取りに向かうと保護したおばさまから「三毛が最後1匹余っちゃって、かわいそうだから一緒に連れてってよ」と半ば無理くり言いくるめられ2匹同時に引き取る事に。

7年前、初めて猫を飼う私は「大丈夫かな」「いっぺんに面倒みれるかな」と不安でいっぱいでした。猫好きな友人などにたくさんの助言をいただき、今では2匹一緒に引き取って本当によかったと心から思えます。

可愛いのはもちろんですが、助け合って寄り添って生活してくれているので本当に手が掛からなく、2泊程度の旅行もなんのそのです。性格は違うけどとっても仲良し。ごはんやおやつもまるで「どうぞどうぞ」と声が聞こえて来るように感じます。

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こんな姿を毎日見ることが出来ます。

困ってる事と強いて上げるとすると、仲良しすぎて深夜に運動会と取っ組み合いが始まる事くらいでしょうか。熟睡している時間に始まるとドタバタして寝付けません。

最近は2匹とも7歳とシニアに近付き回数も減ってきましたが、若さ溢れ活発な4歳くらいまではワンルームマンションに住んでいた為、毎日お腹や顔を踏まれて深夜を過ごしていました(笑)

デメリットもあるけどそれより大きな多頭飼いの幸せ!

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長々と書きましたが、多頭飼い一番のメリットや楽しみは家族が増え、お家がにぎやかになり、なによりぴっとりくっついて一緒にいる姿は何年経ってもカメラを向けてしまう可愛さです。日々の生活に張り合いが出て心も豊かになる事が出来ます!

デメリットと向かい合わなくてはならないのは猫に限らず何事も同じ。

新たに猫ちゃんを迎えようとお考えの全ての方に、素敵で充実した多頭飼いライフが訪れますように!

みんなのコメント

  • スマイルママ より:

    我が家には、15才のメス「ジジ」、7才豆太、6才クマ&タマ、そして昨日新入りのチップ3ヶ月の5匹います。ジジは、生まれて3日ぐらいで拾ったので、たぶん人間のだと思っている事でしょう。それぞれに一部屋ずつ逃げ場がありますので今のところ、毎日平和ですよ。猫って不思議な生命体!と我が家では大切に扱っております。

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