白いうんこは猫の体からの警告!白くなる原因と危険なうんこの特徴

ごはんタイムを終えた猫が次に向かうところと言えば?そう、トイレですね。

確かな足取りでざくざくと猫砂を踏み、後ろ足のかかとを上げたままでおもむろに腰を落とし、猫様が気合充分に御用を済まされた後は飼い主の出番です。速やかにうんこをすくい取り、袋にイン、あるいは水洗で流すその前に、大切な事があります。

それはうんこチェック。うんこは健康のバロメーター、例えば白いうんこをしていたら、それは要注意のサインかもしれません。

健全な猫のうんことは

猫のうんこを正しくチェックするために、まずは猫の「健全なうんこ」についてご説明します。

チェックポイントを大まかに分類すると

  • ツヤ
  • 臭い

まず色です。食べているフードによって微妙な色味は異なりますが、濃い褐色~濃い黄土色をしているのが正常です。血で赤くコーティングされている、といったような明かな異常事態でなくても、極端に真っ黒い場合、緑やくすんだ黄色、白や灰色の場合は病気や体調不良が考えられます。

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次にツヤで湿度を見ます。カサつきもせず、かといって猫砂がまとわりつくほどには湿っておらず、ベタついた感じもなく、適度にツヤがあるのが理想的です。

形は人差し指くらいの太さで、長さも最長で指一本ほどですが大抵は第一~第二関節ほどの長さのところで区切りが入ります。あまりに小粒なものがコロッコロしている場合は便秘気味ですし、形が保てないほど柔らかければ下痢です。

いずれも続くようなら獣医さんに診てもらって下さい。特に下痢は脱水状態に繋がるのでお早めに!

臭いは普通に臭ければ良いです。普通に、いわゆる「うんこくさい」臭いなら問題ありませんが、「すっぱい」「なまぐさい」など、フードを変えたわけでもないのにいつもと違う臭いがするときは他にも異常がないか気を付けてみて下さい。

▼猫のうんこの硬さや色、さらに便秘でないかのチェック方法についてはこちらもご覧ください
猫の便秘は何日から?うんちが出てないときのサイン&便の硬さと色

上記の通り、健全な猫のうんこの条件を確認して頂いたところで、今回フォーカスをあてていくのは「白いうんこ」についてです。次項より詳しくご説明していきます。

危険!?猫が白いうんこをする原因

猫のうんこが白、あるいは灰色をしていた時に考えられるのは膵臓、あるいは肝臓の異常です。

消化のプロセスは猫もヒトも変わらず、口から入った食べ物は、食道を通って胃に送られ、胃酸でペースト状に消化された後に小腸で栄養を、大腸で水分とミネラルを吸収されて残りかすがうんことして排泄されます。

この時、消化を促すために膵臓から膵液、肝臓の中にある胆嚢から胆液が分泌されます。

膵臓の異常の場合

膵臓から十二指腸に送られた膵液に含まれるリパーゼは脂肪を分解しますが、膵炎やその他膵臓の機能を低下させる要因があった場合、十分に膵液が分泌されずに脂肪分がそのままうんこに出てしまいます。

白いうんこが柔らかすぎたり量が多すぎて、なおかつすっぱい臭いを伴っている場合は脂肪便であると推測できます。

胆嚢の異常の場合

胆液に含まれるビリルビンは、赤血球が古くなって壊れる時に肝臓でヘモグロビンが変化してできる代謝物で、黄色をしています。この黄色がうんこの色の決め手。

ビリルビンはグルクロン酸と結合して胆嚢で胆汁の一部となり、膵液と同じく脂肪を分解する手助けをしますが、生成された胆汁が胆石、胆管がん、その他胆管の異常により、うまく分泌されなかった場合にはビリルビンがうんこに含まれないため、うんこの色は白くなります。

こうした胆管のエラーで行き場を無くしたビリルビンは血中や尿に流出するので、白いうんこをした猫に黄疸や尿の色の変化などの症状も出ている場合は胆管が原因と考えられます。

肝炎や肝硬変によって肝臓自体に異常が生じている場合はそもそも胆汁が生成されないため、やはりうんこは白くなります。

原因がどちらの臓器であれ、いずれも深刻な状態であることには変わりありません。膵臓と肝臓(胆管)は密接な関係にあり、一方が炎症を起こすとすぐにもう一方にも伝播します。

原因は細菌性であったり、外からの衝撃であったりと様々です。白いうんこが出たら一刻も早く獣医さんに診てもらって下さい。この時、出てきた白いうんこも一緒に持参すると、診察に役立ちます。

白い下痢だった場合

大腸の中ではうんこのすべりをよくするために粘液が分泌されています。大腸に傷や疾患など、何かしらの異常が起きた時にこの粘液が一緒に排泄されて白い粘液状のうんこが出ることがあります。

一時的な不調の場合もありますが、深刻な病気が隠れている場合もあります。他の体調も加味して判断し、続くようなら獣医さんで診てもらって下さい。

病気以外の白いうんこの原因

上記のような病気以外の原因でも白いうんこをすることがあります。

カルシウム

ミルクやカルシウムサプリなどを過剰摂取した場合、余分なカルシウムが白いまま排泄されます。カルシウムはくる病などの骨の病気を防ぐため、また丈夫な骨を育てるために必要な栄養素ですが、摂りすぎると尿結石の原因ともなります。何事もほどほどが良いでしょう。

白い食べ物の消化不良

何かしらの白い食べ物を誤食してしまい、それが消化できないまま肛門から排泄された時に白いうんこが出る事があります。私の知人宅の猫はうどんの乾麺をばりばりと大量にぬすみ食いした後、白い下痢が続いたそうですよ。

▼猫の体内に寄生虫がひそんでいる場合も、白いうんちや下痢をすることがあるので注意してください
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自分の毛

猫はグルーミングの際に舐め取った自分の毛を飲み込んでしまいます。通常、この毛は吐いたりうんこと一緒にまとめられたりして排出されますが、白い被毛の猫の場合、毛の割合の多いうんこは白く見えます。

また、毛を吐く場合も食道の形に細長くまとまって排出されることが多く、飼い主の知らないうちに床などで吐いていた場合、発見した瞬間は「白いうんこが落ちてる!?」ように見えます。

いずれもよくよく見たりもみほぐしたりすれば毛である事がわかります。病気ではない自然な排出ですので、この場合はあまり心配は要りません。

健全なうんこは健全な肉体から

健全な猫のうんこについては前述しましたが、その猫によってベストうんこには更に細かい傾向が出てきます。

色、ツヤ、形、臭いに加えて一日の回数、一回の量、所要時間…飼い主さんであれば、愛猫のうんこは日夜目にするものですから、普段の「うんこンディション」をよく把握されていることと思います。

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こまめにチェックして、異常があれば早めに気づけるようにしたいものですね。

みんなのコメント

  • mama より:

    外にいる野良猫のウンコが白くて
    元気がないのです。捕まらず獣医に連れて行けないのですが他に手はありますか?

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