しっぽを噛むときの猫のきもち。噛んじゃう原因とやめさせる方法は?

猫が自分のしっぽを噛むところを見かけたことはありますか?まだ子猫のうちは、自分のしっぽをオモチャと勘違いして噛んでしまうこともあるでしょう。

でも成猫になってからはどうですか?うちの猫がしっぽを噛むところを見たことはないのですが、成猫になってからもしっぽを噛んでしまうことは実際にあるんですよ。

大人になったのに自分のしっぽを噛むという行為は不自然なことですし、やはり良いことではありません。

では、どうして猫は自分のしっぽを噛んでしまうのでしょうか。その原因や猫の心理状態について考えていきます。

何かの原因があってストレスを溜めているから

猫が生活の中でストレスを溜めてしまうと、過度なグルーミングをやりすぎて体毛が剥げてしまうことがあります。

それと同じように、ストレスが原因でしっぽを噛むこともあるのです。

引っ越しをしたりして猫の生活自体が変わってしまったりすることもストレスの要因になりますし、他にも猫にとっての何かがあるのかもしれません。

猫が発情期になっているから

これは、猫がまだ去勢や避妊の手術をしていない場合に見られるのですが、猫が発情期に入ったときにしっぽを噛むことがあります。

特に、室内で飼われている猫の場合は発情期がやってきたからと言って自由に外に行ったりすることはできません。

だから、身体が求めている相手を見つけ出すことができないわけです。

その欲求不満はかなりのもので、その満たされない欲求が猫のしっぽを噛むという行動に駆り立ててしまうんです。

これを解決するためには、やはり手術をしてしまって猫が発情期の度にストレスを感じることがないようにしてあげることが大切でしょう。

すぐに手術をするのは難しい…という場合には、しっぽの付け根を優しくトントンとしてあげるという方法もあります。

これらはあくまで一時的な応急処置にはなりますが、猫のストレスを少しでも軽減してあげられるかもしれません。

飼い主さんとのふれあい行為が不足しているから

猫は一見すると自由きままに見えますが、実は意外とさみしがりやなんです。

飼い主さんの残業が続いて家を開ける時間が長くなったり、何日も遊んだりしてあげないと寂しい気持ちがどんどん溜まってきて、ついには爆発してしまうんです。

たとえ飼い主さんが家の中にいたとしても、無視をしたりする場合にも寂しい気持ちは沸き起こります。こうなると猫は、淋しい気持ちから自分のしっぽを噛んでしまうようになるのです。

飼い主さんのふれあいだけでなく、一緒に暮らしていた猫が亡くなるなどしていなくなってしまった時にも寂しさを感じてしまい、それによってしっぽを噛むこともあります。

身体にノミやダニが住み着いていて、痒いから

ノミやダニの種類は2000ほどもありますが、猫の身体に住み着いてしまうネコノミやネコダニはとても危険です。

これらに寄生されると1日に4~20個もの卵を産み付けられることになり、放っておけば爆発的に増えてしまうんです。

しかも血を吸われた時のかゆみもかなり強いので、猫は身体やしっぽなどを掻いたり噛んだりしてしまう…というわけですね。

猫の身体にネコノミやネコダニを発見したら、これ以上増えてしまわないようすぐに対処してあげる必要があります。

まずはノミ取り用のクシを使ってノミをこそぎ取り、タライの水に浸けるようにしてください。

この時、爪を使ってノミをつぶすことは絶対にしてはいけませんよ。

これをやってしまうとノミの体内にある卵が飛び散ってしまって結局また増えてしまうという、世にも恐ろしいことになってしまうんです…(昔は皆よくやっていましたが!)

ノミは水に浸けておくことで溺死するので、そのままさらしておきましょう。

さらに、ノミの処理をしつつ病院でお薬をもらって駆除するようにしてください。駆除をしている間は、徹底的な掃除を続けることで再発しないように努めましょう。

骨折や脊髄の炎症を起こしているから

猫のしっぽというのは、かなり敏感なので触られること自体も嫌がる猫もいますよね(うちの愛猫のニセ蔵も、しっぽを触るといつも怒ります)。

敏感なしっぽなので、もし骨折でもしているならそれはかなりの痛みを伴ってしまうでしょう。

そんな場合には痛みにこらえきれず、しっぽをガシガシと噛んでしまうことがあるんです。

噛む行動以外にも、しっぽやしっぽの付け根部分ばかりをしつこく舐めていたりする場合には注意して観察しましょう。

さらに猫のしっぽというのは、身体の脊椎に直結しているんです。だから脊椎に何らかの異常がある場合にしっぽを噛む行動に出ることがあります。

しっぽを噛んでいるのにしっぽが動いていなかったり、オシッコがでないなどの症状が見られた場合には、すぐに病院に連れていってください。

しっぽを噛む原因になるストレスを猫が溜めていないか、よく考えましょう

猫がしっぽを噛んでいる場合、その行動に出る原因というのは必ずあるのです。

日頃から家の中で何か変わったことがなかったから、よく思い返してみましょう。

  • 引っ越しをした
  • 猫のご飯を切り替えた
  • ここのところ中々遊んであげていない
  • 猫のご飯・トイレの環境がしっかりできていなかった
  • 猫の遊び道具が足りていない
  • 自由に日向ぼっこができるようにしていなかった
  • 猫の相方が亡くなってしまった
  • 最近猫を激しく叱ってしまった
  • 猫をしつこくさわりすぎている
  • 近所で工事による大きな音がしている
  • 新しい家具を買ったり、模様替えをしたりした
  • 猫の苦手なアロマオイルを焚いている

飼い主さんからすると何でもないことでも、猫からしてみれば大変な出来事だったりするんです。

最近、上記のような変化があったなら、猫がストレスを抱えてしまいやすい環境だったといえます。すぐに改善してあげましょう。

さらに猫が寂しく感じているなら、飼い主さんとのふれあいの時間を増やすことで心のケアをしてあげてください。

しかしその一方で、猫をさわりすぎることによってもストレスの原因になることもあるので、何事も適度に行ってあげるのがいいですね。

さらに猫の毎日のお世話がおろそかになってストレスを溜めてしまうことがないように、しっかりと管理してあげてください。

猫がしっぽを噛んでいる場合には、飼い主さんのサポートは必須です

猫が自分のしっぽを噛むというのは、子猫ならよくある微笑ましい光景ですが成猫の場合はそうもいきません。

やはりしっぽを噛むという行動は、猫にとって何か原因があるからしているのです。日頃から猫の行動をよく観察することで、しっぽを噛むという行動を見つけてあげられるようにしましょう。

そしてしっぽを噛んでしまう原因は何かをしっかりと突き止めて、それを少しずつでもいいので改善できるように務めるようにしたいですね。

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