猫のペットホテルは何基準で選ぶ?いい施設を見分けるポイント9つ

家族で泊まりでの旅行で、家を留守にするときなどに、愛猫はどうしていますか?

旅行でなくても、冠婚葬祭などで長期間不在にすることもありますよね。

普段から自分でお留守番できる猫ならいいけれど、小さい猫の場合など置いていくには心配な時もあるでしょう。

そうなると友人や親に預けたりすることになるかもしれませんが、環境がガラリと変わるのはやはり心配でもあります。

うちの愛猫の先生とニセ蔵も姑に預けたことがありますが、猫の扱いを知らない為にニセ蔵が姑の腕を噛んでしまい、大怪我をさせてしまった苦い経験もあります……

では、家を長期で空ける時には猫はどうしたらいいのでしょうか。

ペットホテルを上手く利用することはオススメです

長期の旅行などで愛猫をどうすればいいのか悩む場合には、ペットホテルを使うといいでしょう。

ペットホテルなら普段から猫を引き取ってお世話をしているので、猫の対応にも慣れているからです。

しかし、ペットホテルといってもその種類はたくさんあります。

その質に関しても、ピンからキリまで実に様々ありますので、飼い主がしっかりとその良さを見分けていく必要があると言えるでしょう。

良質なペットホテルの見分け方

では、良質なペットホテルはどのように見分けることができるでしょうか。

ここできちんと飼い主が調べておくかどうかで、実際に預けてからのトラブルが起きないようにすることが出来るのです。

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大切な愛猫のために、ちゃんと事前のリサーチをしておき、愛猫のお泊まりに備えてあげましょうね。

犬と猫のスペースはきちんと分けられているか

なるべくなら猫専用のペットホテルを選んであげたいところではありますが、大体は犬と猫両方OKになっているペットホテルが一般的です。

これに関しては仕方のないことだとしても、きちんと犬と猫のスペースを別にしてくれているかはとても重要です。

ただスペースが離れているだけでは、犬が鳴いた時にその声が聞こえてしまい猫が怖がってしまうことがあります。

そうならないために防音設備などが整っているところが望ましいでしょう。

猫が脱走しないようにきちんと配慮されているか

いつもと違う環境に置かれてある猫は、どうしてもいつもに比べると脱走もしやすくなっています。

猫が脱走してそのまま帰ってこないなんてことになってしまったら、悔やんでも悔やみきれませんからね。

脱走対策をきちんとしている施設を選びましょう。

ワクチン接種の提示を義務付けられているか

ワクチン接種をきちんとしているか、きちんと証明書を出さないといけない施設を選ぶようにしましょう。

事前に登録をするのにはどうしても手間がかかってしまいますが、結果的に自分の愛猫を守ることになります。

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ペットホテルではお互いの猫がかなり近くなりますから、やはり病気の感染なども心配になってしまいますから。

さらに、ノミやダニがいないかどうかを預ける前にきちんとチェックしてくれる施設だとさらに安心ですね。

店員の対応はきちんとしているか

愛猫を預ける前に1度中を確認してみたいところですが、それをかたくなに断ったりする施設はちょっと怪しいかもしれません。

さらに夜中の時間帯はどのように運営しているのかも知っておきたいところです。

夜中に猫についての知識がある人が何人か常駐しているのと、何も知らないバイトの人が1人ただいるというのでは、全く状況が変わってくるからです。

何か起こってしまった時の対応はきちんとしているか

飼い主の側を離れ、さらにいつもと全く違う環境に置かれるわけですから、愛猫に絶対に何も起こらないとは言い切れませんよね。

もし万が一何かのトラブルが起こってしまった場合、ペットホテルがどんな対応をしてくれるのかは重要なところです。

提携している動物病院はどこなのかもしっかりチェックしておきましょう。

猫によっては合う合わないなどもあるので、できれば知っている病院の方が猫も安心できますよね。

しつこい勧誘をしてこないか

猫はいつもと違う空間に連れていかれるだけで、大きなストレスを感じやすくなってしまうものです。

ペットホテルによっては爪切りやお風呂や、さらにはマッサージなどをしてくれる施設もありますが、緊張しまくっている猫にそのようなことは正直しない方がいいです。

スタッフがそれらのサービスをすすめてきた場合、そのペットホテルは猫の習性をちゃんと理解しているとは到底言えないでしょう。

お気に入りアイテムを持ち込めるか

猫にとって、お気に入りのアイテムを持ち込めるかどうかはかなり重要になります。

知らないケージの中にいるとしても、お気に入りアイテムがあることでかなり心強いでしょう。

ですから〈猫アイテム持ち込みOK〉のペットホテルを選ぶようにしましょう。

ホテルの猫同士がお互いに見える状態になっていないかチェックする

猫はやはりナイーブな生き物であり、ペットホテルに預けられて普段より敏感になっている時はなおさらそうでしょう。

猫が入るケージは、他の猫が見える状態になっていないでしょうか。

狭すぎるケージに押し込めて他の猫まで見えたりするペットホテルはやめておくようにしてください。

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猫は単独で周りの猫が見えない作りになっていること、さらに上下運動ができるキャットタワーなどが入っているなら猫にとっての環境はかなり良いと言えますね。

猫の様子を細かく伝えてくれるペットホテルを選ぼう

ペットホテルによっては、猫の様子を写真に撮ってその画像や動画をメールで送ってくれるサービスもあります。

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飼い主が見ていない間の愛猫がどうしているのか知れるのは、やはり飼い主として安心できますしとても嬉しいですよね。

さらに預けていた間の猫の様子を詳しくレポートにしてくれたりする施設もあるので、できればそのように手厚いサポートをしてくれるペットホテルを選びたいですね。

1泊や2泊程度の場合はペットホテルを利用しない方がいいかも

そもそも、1泊や2泊くらいの短い旅行なら、その間はペットホテルではなく自宅でお留守番しておいてもらう方がはるかに安全だと言えるんです。

4日よりも長く家が不在になってしまうならペットホテルを選んであげるようにしてくださいね。

ペットホテルの料金形態について

ペットホテルに預ける料金はかなり差がありますが、安いところで1泊2000円程度、高ければ5000円くらいになります。

やはり猫を預けるスペースが広かったり、キャットタワーなど猫にとっての嬉しいサービスが付いている場合には高くなりますね。

なるべく猫が過ごしやすい環境になっているペットホテルを選ぶようにしてあげましょう。

さらに2匹以上預けたり、長期間利用することで宿泊料金が割引になることもあります。このあたりは施設によって細かく違ってきます。

施設利用のキャンセル料金についても、1週間前から100%の料金が発生する店舗もあるので注意しておきましょう。

ペットホテルの予約について

やはり施設が整っていてサービスが良いペットホテルは、やはりお客さんも多いです。

大型連休の時などはかなり予約が埋まってしまうので、人気のあるペットホテルほど何ヵ月も前じゃないと予約が取れないことがあります。

余裕を持って早めに調べておくようにしましょう。

さらに、料金は前払いが前提になるところがほとんどです。

店舗によってはペットホテルのスタッフが猫を家まで迎えに来てくれて、帰りも連れてきてくれる、送迎のサービスがあるところもあります(お金はプラスになることもあります)。

そのような店舗の場合には、事前に施設を飼い主自身の目でチェックすることができていれば、安心できるかもしれませんね。

飼い主としてきちんと押さえておくべきところは、

  • 前日までに爪切りをちゃんとしておく
  • キャリーケースに入れて連れていく
  • チェックインとチェックアウトの時間
  • ノミやダニは完璧な状態にしておく

です。これらの事をどんなに遅くても前日までに、きちんと忘れずにチェックしておいてください。

直前にバタバタとしてしまうと愛猫がストレスを感じてしまうので、なるべく早くしておきましょう。

猫のことをきちんと考えてくれるペットホテルを選ぼう

ペットホテルは昔に比べてみてもかなり数が増えてきています。大切な愛猫ですから、できるだけきちんとした施設を選びたいですよね。

猫を預けることになった場合には、きちんと猫のことを考えてくれて手厚いサポートをしてくれるペットホテルを飼い主の目線で選ぶようにしましょう。

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