猫がお風呂場にいる6つの理由。お風呂場で鳴く意外な本音と注意点

猫は水が苦手だというのは有名な話ですよね。稀に水を嫌うどころか楽しそうに泳いだり、飼い主様と水遊びを楽しんだり、お風呂でゆっくりとくつろぐ猫ちゃんも存在していますが、多くの猫は水が体にかかっただけでパニックに陥ってしまいます。

しかし、そんなにも水が嫌いなのに何故かお風呂場でくつろごうとしたり、気がついたらお風呂場で寝ていたりと、何かとお風呂場で時間を過ごそうとする子が多いのも事実のようです。さらに、飼い主様がお風呂に行こうとすると何故か嬉しそうについてきて一緒にお風呂場に入ろうとする子も。

一体なぜ、猫は水が苦手なのに水気の多いお風呂場でくつろごうとするのでしょうか?またお風呂場までついて来ようとする意味は何なのでしょうか?

猫がお風呂場にいる理由6つ

水が嫌いな猫にとって濡れる危険性のあるお風呂場は絶対に入りたくない危険スポットのはずですよね。

しかし、飼い主様が見ていない間にお風呂場でくつろいでいたり、まだ濡れているお風呂にそっと入ってみたり、お湯がはってあるバスタブをそっと覗いてみたり、湯船に足をチョンチョンとつけてみたり。

とにかく、水が嫌いなのに何でそんなことをするの?と不思議に思うような行動を猫はします。筆者の愛猫は入浴中に侵入してきては、何を思ったから湯船の中にダイブをして勝手にパニックになった経験が何回かあります。

何故、水に濡れるのが苦手なくせにお風呂場に来ようとするのでしょうか?そして猫はお風呂場で何をしているのでしょうか?

暑いから

お風呂場はとても涼しく、夏の暑い日でも比較的快適に過ごせる場所です。そのため暑いと感じた時に涼しい場所を求めてお部屋の中をさまよった結果、お風呂場に行き着いたと考えられます。猫は体温調節が苦手な動物であるため、自分が適温だと感じる場所に自ら移動をする動物です。

室温が暑い、冷房はついているが寒すぎるなど、お部屋の中よりもお風呂場の温度の方が心地よいと感じているのかもしれませんね。

誰も来ないから

猫は1人でのんびりと静かに過ごすのが好きな性格の個体が多いため、お部屋の中があまりにも騒がしいと感じたり、人がひっきりなしに行き交うためのんびりとできないと感じた時も、お風呂場へ行く傾向があります。

お風呂場は基本的にお風呂に入る時以外は人の出入りがありませんし、お部屋から隔離された場所に置いてあるため、静かにのんびりと過ごせる隠れ家的な使い方ができるのかもしれませんね。

来客が多い家庭や、子供がいる家庭、さらには少し狭いお部屋にお住まいの家庭なら、お風呂場をのんびりできる1人部屋のように思っているのかも。

水を飲むため

猫は水が嫌いですが水を飲むのは大好きです。特に飲み水を入れているお皿から飲むよりも、お風呂場に残った水を飲んだり、蛇口から垂れる水を飲む方が好きという猫も多く存在しています。

何故用意してあげているお水よりもお風呂場の水を好むのかと不思議に思う方も多いでしょうが、その理由は諸説あると言われています。

  • 地面にある水が好きだから
  • 常温の水が好きだから
  • 水道水のカルキの匂いが嫌い
  • 何となく

野生の猫はわずかにできた水たまりの水を飲んでいました。その名残りが残っていて、お皿の水を飲むよりも地面の水の方が何となく好きという子は多いようです。

さらに水道水の新鮮な水は、カルキ臭かったり冷たすぎるため、お風呂場にわずかに残った常温になってカルキも抜けた水を好んでいることも。また、元々砂漠で生活をしていた猫にとって水の確保は死活問題です。

乾いた砂漠ではわずかな水たまりを見つけるのも至難の業だったでしょう。どんな状況でも水を見つけたらとりあえず飲んで水分補給をするという習性があります。

その名残から室内飼いで特に水の確保に苦労をしない場合でも、お風呂場などの水を見つけたらとりあえず飲んでしまうのかも。

中には湯船のお湯を好んで飲む猫ちゃんもいるようです。しかし、湯船の水を飲む猫ちゃんはバスタブから足を滑らせて落ちてしまう事故も多くありますので、飼い主様が見ていないところでは、湯船に入らないようにするか、お風呂に入ったらすぐにお湯を抜くようにして事故を防ぐようにしましょう。

飼い主様と離れたくないから

お風呂場まで愛猫がついて来る場合は、おそらく片時も飼い主様と離れたくないという気持ちからついてくると考えられます。

水は嫌いだけれども飼い主様と一秒でも長く一緒にいたい!なんていう健気な思いから、苦手なお風呂場にも我慢をしてついてきてくれるのかも。

また冬の場合なら、湯船をはったお風呂場は程よく暖かいため飼い主様と暖かい場所でのんびりとくつろごうとしているのかもしれませんね。飼い主様が体を洗っている時は、さすがに外へ出ますが、それでもお風呂場のドアの前で飼い主様が出てくるのを今か今かと待っている子も。

そんな愛猫の姿に「お風呂でのんびりしていたら愛猫がかわいそう!早く上がらないと!」という気持ちになって、お風呂でゆっくり疲れを取れないという方もいらっしゃるのでは?

愛猫に愛されているのは嬉しいですが、たまには何も気にせずゆっくりと入りたいと贅沢な悩みを抱えているのは筆者だけではないはずです。

お風呂場が気になるから

お水は怖いけれどお風呂場は何となく気になるという猫ちゃんもいます。警戒心が強い猫ですが、同時に好奇心旺盛で冒険心が強い動物でもある猫にとってお風呂場は未知の場所。

何故このお水は暖かいのだろう?何故ここはひんやりしているのだろう?飼い主達はこの場所で何をしているのだろう?何故人間はお湯の中に入って気持ち良さそうにしているのだろう?と、不思議に思っているのかもしれません。

そんな疑問を解決するために、毎日おっかなびっくりお風呂場を探検して調査をしているのかも。そう考えると何だか可愛らしいですね。

体調が悪い

猫がお風呂場にいるのは体調が悪いサインであることも。体調が悪く何となく熱っぽい体を冷やすためにお風呂場で涼んでいる場合もあれば、暗くて狭い空間でじっとするという猫の習性がお風呂場にいる理由となっている場合もあります。

お風呂場にいるから体調の悪いサインであるということはありませんが、お風呂場にうずくまってじっとしている姿を見かけたら体調に変化がないか確かめるようにしましょう。

猫がお風呂場で鳴く理由

猫がお風呂場にくるだけではなく、何故かお風呂場で鳴くことに不思議に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

お風呂に入る飼い主様に向かって鳴くだけではなく、お風呂場で遠吠えをしたり、ウロウロしながら鳴いたりと、何かを訴えるように鳴く愛猫に困惑をしてしまうことも。一体猫がお風呂場で鳴く理由とは何なのでしょうか?

テンションが上がっている

猫が急に遠吠えのように鳴き出す理由に「テンションがハイになったため」という理由があります。そのためお風呂場で遠吠えのように鳴き出すのは何らかの理由でテンションが上がっているのではと考えられます。

お水が流れている音に興奮をしているのか、ひんやりと冷たいお部屋にテンションが上がっているのか、お風呂場に非日常的な感覚を覚えているのかはわかりませんが、お風呂場で遠吠えをしながら暴れているなら、その猫ちゃんの感性を刺激する何らかの事情があるのかもしれませんね。

恐怖を感じている

猫にとってお風呂場は苦手な水がたくさんある場所です。そのためお風呂場に来ることで恐怖を感じて思わず鳴き声をあげているのかも。特にお風呂場でシャンプーをした経験がある猫ならば、その時のことを思い出しているのかもしれません。

恐怖を感じて鳴いている時は、耳をペタッと寝かしていたり尻尾がダランと下がっていたりするので、気になるようならばお風呂場で鳴いている時の姿をチェックするようにしましょう。

寂しい

飼い主様がお風呂に入っているときになく場合は、飼い主様の姿が見えなくて寂しいと鳴いていると考えられます。寂しい、早く会いたい、撫でて欲しいなど、飼い主様がお風呂に入っていることに寂しくしているのです。

猫はクールで一匹狼のイメージが強いですが、実はとても寂しがりやで甘えん坊な子が多いのです。一分一秒でも長く飼い主様と一緒にいたい!そんな思いからお風呂場に向かって大きな声で鳴いているのかも。

何をしているのか気になっている

お風呂場に入っていく飼い主様が何をしているのか気になって鳴いている場合もあります。猫からすればお風呂という習慣がありませんから、お風呂場の扉の向こうで飼い主様が何をしているのかがわからないのでしょう。

自分を締め出して飼い主様は何をしているのだろう?自分を差し置いて楽しいことをしているのではないか?もしかして1人で遊んでいるのでは?なんていう想像を膨らませて「僕も一緒に遊びたいよ〜!」と叫んでいるのかもしれませんね。

飼い主様に警告をしてくれている

お風呂場から聞こえる水の音に警戒をして鳴いている可能性もあります。猫にとって水は生死を揺るがすほどの危険なものですから、大きな水音がするお風呂場の中にいる飼い主様に対して「そこは危険だよ!」「早く出てきて!」なんてことを訴えているのかも。

飼い主様を愛しているからこそ、飼い主様が大好きだからこそ、危険な行為をしている飼い主様に警告をしてくれているのではないでしょうか。

猫がお風呂場にいる時の注意点

お風呂場に気が付いたら居座っている愛猫。本人が好きなのであれば、特に問題はないですし、飼い主様たちがお風呂に入る時に退室をしてもらえるならば生活に支障はありません。

しかし、猫がお風呂場を気に入っている時には、思いもよらない事故を起こさないためにも注意が必要です。ぜひ愛猫の命を守るためにも、お風呂場に危険なものがないかチェックをしましょう。

浴槽に水をはったままにしない

お風呂場での事故でもっとも危険なのが、湯船に落下をして溺れてしまう事故です。

お風呂に入った後にお湯を入れたままにしている方も多いでしょうが、そのことに気がつかず猫が湯船に飛び込んでしまい溺れてしまったり、お風呂の蓋の上でくつろいでいる時に、誤って蓋が外れて落ちてしまうことも。

愛猫がお風呂でくつろぐのが好きで、いつの間にかお風呂場にいるという場合は、湯船に誤って落ちないように、お風呂に入ったらお湯は抜いておくか、湯船にお湯をためている時は愛猫が入らないようにしておきましょう。

シャンプーやボディソープに注意

人間にとってはそこまで害のないボディソープやシャンプーですが、猫にとっては少し舐めただけで肝臓などの内臓に悪影響を及ぼすこともあります。そのためお風呂場に頻繁に出入りをする愛猫が舐めないようにしっかりと対策を行いましょう。

また、お風呂場は意外とシャンプーやボディソープの残りカスが付いていることも多く床の水を舐めた時に偶然その成分を口にしてしまい肝臓に負担をかけてしまうことも。シャンプーやボディソープを愛猫が口にしないように、お風呂に入ったあとはできるだけ綺麗に洗い流すようにしておきましょう。

猫がお風呂場に入る時は危険を排除して安全な状態を確保してあげよう

猫がお風呂場でくつろぐ理由は様々ですし、お風呂場に入る飼い主様に付いていく理由は様々ですが、お風呂場が好きでお風呂場を自分の部屋のように使っている猫も少なくは無いようです。

お風呂場が好きな愛猫が快適に過ごせるように、また事故などで命の危険に晒されないように、ぜひお風呂場の安全を確保してあげましょう。

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