野良猫が怪我をしているのを発見したら。保護する方法、実費負担は?

街中で見かけることのある、野良猫たち。

ある日、そんな野良猫が怪我をしているのを発見したなら、どうすればいいのでしょうか。

弱っている野良猫を見てみぬふりなんて、人としてとてもできませんよね。野良猫だろうと大切な命ですから、救ってあげたいと思われるのは当然な事だといえます。

でも、怪我をしている野良猫を見つけたら、まずはどのように保護したらいいのでしょうか。さらにその後どうすればいいのか?ということも考えていきましょう。

怪我をしている野良猫は、普段よりも警戒心が高まっている

怪我をしている野良猫を保護するのは、もちろん簡単なことではありません。同じ猫でも、野良猫は人に飼われている猫とは全然違うんです。野生の中で1日1日を必死に生きていますからね。

普段でもなかなか人間がさわったりするのは難しいのに、さらに怪我をしているとなると人間にはかなり警戒をしている…と容易に推測できますよね。

でも、怪我をしている野良猫のためにも保護してあげないといけないんです。

怪我をしている野良猫を無事に保護する方法

人間が怪我をしていて命に関わるような場合には、救急車やレスキューの方に助けを求めることができますよね。

でも、野良猫の場合にはそんな救助はないので、自分でなんとかしないといけません。

上項目でも記載したように、野良猫は怪我をしていることでいつもにも増して警戒心が高まっています。

どうして自分が怪我をしてしまったか?という事も、基本的に猫には理解することができないので、精神的にパニック状態になってしまっていることがほとんどでしょう。

無理矢理に保護しようとしてしまうと、猫が走って逃げてしまったり、保護しようとしている人間に逆に大怪我をさせてしまうことだってあるんです。

怪我をすることで一番弱っている野良猫なので、なんとか最後の力を振り絞ろうとする傾向が高いということをよく覚えておきましょう。

そしてそのような行動は、野良猫の身体の怪我の状態をさらに悪化させてしまう恐れもあるのです。

まずは、1番に少しでも野良猫を落ち着かせてあげることが大事です。

やはり野良猫が怪我をしているということで猫自身の恐怖心が大きくなっているのですが、普段からその猫に接しているわけでもないので短時間でその恐怖を取り除いてあげることは、まず難しいと言えるんです。

だから、できるだけ迅速に野良猫を保護することが何より重要なんですよ。

それを踏まえつつ、なるべく大きな声を出したりせずに、優しくゆっくりと話しかけてあげましょう。

野良猫に話しかけながら、身体のどの部位を怪我しているのかをよく見て確認します。そして、毛布やタオルなどを使って包み込むように抱き抱えましょう。

この時、毛布越しであっても怪我をしている部位をさわらないように気を付けましょう。このように毛布などを使うことで、ふんわりと包んであげられます。

さらに、猫は洗濯ネットなどの入れ物に包まれることで安心感が得られやすくなります。毛布などを使うことで安心しやすく、暖かくもあるので猫にとっても良いと言えるんですよ。

野良猫を病院まで運ぶときの注意点

ここからも迅速な動きが不可欠になります。野良猫が視界を遮られている間に、優しく声かけをしつつそのまま運びましょう(ケージがあるならば、毛布などにくるんだままの状態でスピーディーに入れましょう)。

車に乗せて病院まで移動する際には、車のシートの上には乗せないようにしましょう。ガタガタ揺れたりしますし、野良猫が暴れた場合には落下の可能性だってあるからです。

野良猫の向きが変わらないように、そのままの状態を保ちつつ床に置くようにしてください。

そして車で運ぶ時には、必ず付き添いしてあげられる人が後ろに付いてあげてくださいね。

到着するまで野良猫が不安にならないように、優しい声で「大丈夫だよ~」などと話しかけながら、猫の状態を見てあげるようにしましょう。

怪我をしている猫を動物病院に連れていくと、お金はいらないことが多い

動物病院に着いたら、どこでどのように怪我をしていたのかなど獣医さんに説明してください。

野良猫を病院に連れていった場合の治療費ってどうなるのかな?と少し不安になってしまうかもしれません。

でも、基本的には野良猫の治療費は請求されないことが多いんです。もちろん、野良とはいえ自分のせいで怪我をしてしまったりした場合には責任を取る必要があるでしょう。

あくまでこれは「偶然に怪我をしている野良猫を発見した」ということが前提になります。そのような場合には請求されないことが多い、ということなんです。

でも、動物病院にはそのあたりの記載ってされていないんですよね。

それはどうしてかと言うと…やはりそれを記載してしまうと、トラブルが起きやすくなってしまうからだと考えられます。

もしかすると、自分で飼っている猫を野良猫として診察してもらう人もいるかもしれませんしね。だから、動物病院にはそのような記載はないんですよ。

保護したあとに野良猫にしてあげられること

そのまま動物病院で治療をしてもらって野良猫がもし元気になったなら、それは本当に喜ばしいことです。

しかし、基本的に動物病院では野良猫が連れてこられた時点で保健所に連絡を入れるようになっているようです。

せっかく野良猫の怪我が完治したとしても、保健所に連れていかれてしまっては刹処分されてしまうだけでしょう。

動物病院の獣医師さんも里親探しに協力してくれるかもしれませんが、ぜひあなたも新しい飼い主さんを探してあげてほしいです。

あなたが野良猫を保護した時点で、あなたはその野良猫の命を救っているのです。その野良猫は心からあなたに感謝をしていることでしょう。

もしできることならば、あなたの家族として野良猫を迎えることができたなら…と私は願わずにはいられないのです。

もしかしたら迷い猫である可能性も考えておくべきです

その怪我をしている野良猫が、もしかするともともとは家で飼われている猫だった!というのも全くない話ではないかもしれません。

一見すると毛並みも薄汚れていて、誰かに飼われている猫には見えないかもしれませんが、もしかしたらその猫を探し続けている飼い主さんがいるかもしれません。

実際に野良猫と喧嘩をしたりすることでテリトリーから外れてしまい、自分の帰りべき家が分からなくなってしまった猫もいるんです。

かなりの期間を空けて家に帰ることができた、という話も実際に聞きますからね。獣医師さんにそのような連絡が来ていないか、張り紙などがないかも聞いてみましょう。

その保護した野良猫を撮影して、「保護しています」という張り紙を作ってあげると、もしかしたら飼い主さんが現れることもあるかもしれません。

野良猫が怪我をしている場面に遭遇したら、助けてあげられる人でありたい

野良猫が怪我をして瀕死の状態になっていたとしても、それを助けてあげる人はほんのわずかです。もしかすると、その野良猫には誰からも救いの手が差し伸べられないかもしれないのです。

多くの人が見てみぬふりをして行く中、野良猫は頑張って残りの命を生きるのです。私も、こんな場面にもしも遭遇したなら救ってあげられる人間でありたいです。

やはり野良猫は日頃から野生の中で誰にも頼ることなく生きていますから、怪我をしたとしても一人で懸命に生きようとします。

そんな中、怪我をしている野良猫を保護するのは決して容易なことではありません。なるべく怖がらせないようにスピーディーな対応を心掛けてくださいね。

そしてそのまま動物病院に連れていってあげましょう。日頃から通っていて、獣医師さんのことをよく知っている病院だと安心ですね。

みんなのコメント

  • 匿名 より:

    「基本的には野良猫の治療費は請求されないことが多いんです。」と書かれていますが、私は今までいくつかの病院で野良猫を連れて行っていますが、そんな病院に出会ったことがありません。少し安くはしていただけますが、、、、そんな病院に出会いたいです。

  • 土星さん より:

    このページを見て、助ける勇気が出ました。怪我の様子はなく、ただただガリガリに痩せほそっていました。家が近かったので取り敢えずミルクと鰹節を与えました。1時間ほど様子見していたら歩いてどこかへ行ってしまいました。
    きっと家に帰ったのでしょうか。助けられたならいいのですが…

  • みっちゃん より:

    何度も野良ちゃんを病院に連れて行ってるけど普通に請求されてます。
    保護したい優しい気持ちがあっても費用負担が頭をよぎり、保護できないケースがたくさんあると思います。
    なんとかならないものでしょうかね。

  • ちゅん より:

    たしかに怪我をしている猫を助け病院に連れて行きましたが無償ではやってくれませんでした。1軒目はいかにも金儲け主義な感じで猫の容態すら見ようともせず。2軒目も費用がかかるとは言われたのですが、親身に話を聞いて相談にものってくれました。弱っている猫を目の前にして、さすがに応急処置等、許せる範囲内の費用で治療をしてもらいました。
    他の方同様、助けてあげる=治療費の負担も考慮はした方が良いかと思います。

  • ねこさん。 より:

    近所にいつもいる野良猫ちゃん怪我をしていて心配です。
    治療して迎え入れてあげれたらいいのですが、すでに我が家には猫ちゃんがいるので難しいです。
    でも野良猫ちゃんが足をびっこひいてて辛そうです。
    放っておく事もできずにお水だけあげました。
    病院につれていってあげたいですが金銭面がやはり心配というのと、治療してあげれたとしてその後引取ることが難しいのでどうしてあげたらいいものか…野良猫ちゃんにだって幸せになる権利があるのに…と切なくなってしまいます。

  • ガタギチ より:

    最近 家の周りに野良猫らしき子が3匹ほどいます。庭でお昼寝したり、お腹を空かせているみたいですが飼う気がないなら餌はあげてはいけないと言われてるので餌付けを我慢してます。猫好きではないですが可愛そうでなりません。動物保護センターに連絡したらどうにかしてもらえるのですか?

  • かれん より:

    先日から見かけるようになった野良猫が怪我をしていて可哀想だなと思い
    親に連絡をしたのですが
    『そんなの拾ってどうするの?』と言われました。
    こんな無力の私に嫌気がさしたのですがこんな私でも出来ることってないのですかね?拾うことが出来なくても出来ることってありますか?

  • びり より:

    住んでいるアパートの近くに可愛い野良猫がいます。
    1~2年いるので成猫でしょうが小柄で、とても人懐こくていつも鳴きながら寄って来てくれます。

    耳の後ろを怪我していて(広範囲で真っ赤)、お金さえあれば病院に連れて行きたいのですが、、
    治療中やその後の責任をとる事が出来ず何も出来ない状態です。
    (現在3匹猫を飼っています)

    住人の数人がゴハンをあげている様ですが私はゴハンはあげていません。
    ガリガリに痩せていたらあげてしまうかもしれませんが、何だか期待させるだけの様な気がしてしまうし、、
    何より怪我が気になって仕方ありません。一体どうするべきなのか、、

  • うさぺんぎん より:

    道でぐったりしている猫がいたのですがどうしたら良いかわからず、一番近くの動物病院へ電話したら「野良猫は費用を請求しません、(助けた後の責任的な意味で)その後の心配もしなくていいのでとにかく早くうちに連れてきてください!」と言ってくださり、診てもらいました。段ボール等の箱にいれて運ぶように言われました。
    病院に着くとすぐに診てくださり懸命な処置をしてくださいましたが、結果的に猫は亡くなってしまいました。その連絡も病院から丁寧に頂き火葬してくださいました。
    とっても良い病院に巡りあえて本当に良かったです。

  • タマジロウ大好き より:

    たまじろう、タマジロウ、タマジロウ、たーまあ。

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