長毛種や被毛に皮脂が溜まりやすい猫種には必要となってくる猫のシャンプー。各メーカーから数々の猫用のシャンプーが発売されていますが、たくさんありすぎていったいどのシャンプーがいいのかわからない!
そんな方のために本日はお悩み別、おすすめシャンプーをご紹介します。またシャンプー嫌いの猫ちゃんの救世主、シャンプータオルもご紹介します。
愛猫のお悩みと体質にあったシャンプーを一緒に見つけてみましょう。
この記事の目次
敏感肌、皮膚病にお悩みの猫ちゃんにおすすめのシャンプー
【パンフェノン プロテハート】
猫の肌は非常にデリケートで低刺激なシャンプーを使うのはもちろんですが、その中でも特に皮膚疾患にお悩みの猫ちゃん、免疫力が低い猫ちゃんにおすすめなのが自然成分を配合しているシャンプーです。
こちらのシャンプーは皮膚疾患、アレルギーなどを持っている猫ちゃん用に作られたシャンプーで、ペット雑誌にも低刺激シャンプーとして紹介されたことのある商品です。
▼飼い主さんが気を付けてあげたい猫の皮膚病については、こちらをご覧ください
猫の皮膚病の症状と原因。ハゲやフケが気になったらすべき事
しっかりと汚れを落としたい猫ちゃんにおすすめのシャンプー
【O2NATURE 猫用無添加シャンプー】
毛穴や被毛に詰まった汚れをしっかり落としたいが、洗浄力の強いシャンプーは必要な皮脂まで落としてしまい、逆に肌に良くありません。洗浄力が強くて愛猫の肌に優しいシャンプーをお探しの方はこちらがおすすめです。
こちらの商品は低刺激でありながら毛穴の汚れや被毛に詰まった汚れをしっかり落としてくれます。皮脂の落としすぎる心配もありませんのでとてもおすすめのシャンプーです。
▼皮脂が多いからと、人間用のシャンプーを使ったりしないようにしましょう
猫に人間用シャンプーはダメ!猫の皮膚には負担が大きすぎる
臭いに敏感な猫ちゃんに、無香料おすすめシャンプー
【Natural Beauty】
猫ちゃんにとってシャンプーのいい匂いは不快でしかありません。そのため、いい匂いのするペット用シャンプーは極力避けるべきなのです。
猫ちゃんの中にはほんの少しの匂いでも気になってストレスを感じてしまう猫ちゃんもいます。そんな臭いに敏感な猫ちゃんにおすすめなのがこちら。
肌に優しい成分を使いながら無香料であるため匂いも極限まで抑えられています。シャンプー後匂いが気になり身体をしきりに舐めて不快そうにしている猫ちゃんには一度試してみてはいかがでしょうか?
▼猫はもともと匂いに敏感なので、猫に不快感を与えないように注意しておきましょう
猫が嫌いなにおい5つ。部屋の中に潜む猫のストレスの原因
長毛種の猫ちゃんに、毛並みに重点を置いたシャンプー
【ラファンシーズ ノンF.P.シャンプー】
長毛種の猫ちゃんはその自慢の被毛のケアは欠かせませんよね。毛並みのことに重点をおいたシャンプーをお探しならこちらのチャンプーがおすすめです。プロのブリーダーも愛用しているシャンプーで、その洗い上りは格段に違います。
また無添加・無香料なので愛猫にも優しいシャンプーとなっています。毛並みにお悩みの飼い主様は是非こちらを試してみて下さい。
水嫌いの猫ちゃんに!洗い流し不要のシャンプー
【ナチュラルソイ】
洗い流し不要のシャンプーでありながらペットの肌のことを考えられた無添加ペットシャンプーです。
泡立ちはないですが毛に馴染ませるようにマッサージしてあげるだけで完了という水嫌いな猫ちゃんにはとてもいい商品です。また大豆からできているのでアレルギーにお悩みの猫ちゃんも安心して使えますね。
▼猫が水に濡れるのを嫌がるのには理由があるんです
猫が水を嫌いな理由は猫のルーツにある。水嫌いのやさしい克服方法
シャンプー嫌いの猫必見、おすすめシャンプータオル
シャンプーが嫌い、何かを付けるのが嫌いといった愛猫におすすめなのがシャンプータオルです。シャンプータオルは液体を付けることも水で洗い流す必要もなく、タオルで拭くだけでシャンプーできます。
濡れるのが苦手な猫ちゃんでも大人しくしてくれる子が多いです。また頻繁にシャンプーをしないといけない猫ちゃんにも手軽にできるシャンプータオルは重宝しますので、是非シャンプータオルを1つ常備しておくのを検討して下さい
【ハッピーペット シャンプータオル】
舐めても安心な食品添加物を使用し、無香料でもあるのでとてもおすすめです。値段も安く、汚れたらサッと拭くことが出来るのでとてもおすすめの商品です。猫のお口拭きとして1つ持っておくのも便利ですよ。
▼猫のお尻が汚れた時などにも重宝してくれそうですね
猫のおしりが汚い!優しい拭き方をマスターして清潔に保とう
猫にシャンプーは必要か?実は絶対必要なわけじゃない
ここまで猫用のシャンプーを紹介してきましたが、猫にシャンプーって必要だと思いますか?答えは必ず必要ではありません。
完全室内飼いの場合は被毛が汚れることもありませんし、猫は綺麗好きなので自分でグルーミングをして綺麗にします。
▼猫のグルーミングの役割については、こちらをご覧ください
猫がグルーミングする大事な4つの理由。しすぎ・しなさすぎは注意!
さらに体臭も少ないので多くの場合、シャンプーは必要ないと言えます。ただ外に出る猫、皮脂の多い猫種、被毛が絡みやすく汚れやすく絡みやすい長毛種、皮膚を清潔に保つ必要があると獣医さんにアドバイスを受けた猫ちゃんは話が別です。
猫は基本的に水に濡れることをとても嫌がりますし、シャンプーをすること自体にストレスを感じます。
無理にシャンプーをする必要はありませんので、汚れが気になった時などにストレスを極力与えないようにシャンプーをしてあげましょう。
猫のシャンプーは年に1、2回にとどめよう
頻繁にシャンプーの必要のある猫種、皮膚疾患によりシャンプーの必要がある猫種以外は基本シャンプーをする必要はありません。
しかしシャンプーをするとフワフワの被毛になるので毛並みや抱き心地がとてもよくなります。
シャンプーをする場合は年に1~2回に留めてあげるほか、猫の身体に負担がかからない低刺激な物、臭いが少ないものを選んであげるようにしましょう。
▼猫をシャンプーする時には、しっかりと手順を確認しておいてください
猫のお風呂の入れ方。お水嫌いな猫を上手に洗う手順、準備するもの
今回ご紹介したおすすめシャンプーを参考にご自身の愛猫にあったシャンプーを選んであげるようにしましょうね。