保護猫団体へ支援物資を送る方法。何かしたいと思うあなたへ

恵まれない猫達に何かしてあげられることはないだろうか？そんな優しい気持ちを抱いてくれる猫好きさん、支援物資を送るという形で保護猫達の支援をしてみてはいかがでしょう？

保護猫のために何かをしてあげたい、活動をしたい、少しだけでも助けてあげたい。

そんな思いを抱いたとしても、実際に猫の保護活動に参加をするにはそれだけ時間に余裕がないとできませんし、正直自分を犠牲にしながら活動をすることになります。しかし、犠牲を払って猫を助けるまでには少々勇気がでない。

そんな方でも、支援物資を送ることなら気軽に始められるはずです。今回は猫の保護活動の第一歩、保護ネコへの支援物資についてご紹介しましょう。

保護猫活動において支援物資はとても重要

保護猫活動を行っている団体とは、野良猫や捨て猫達を文字通り保護して、新たな里親を探したり、TNR（Trap：捕獲し Neuter:不妊手術を行い Return:元の場所に戻す）活動を行い地域で世話をする地域猫活動を行う団体のことです。

各地域で保護猫活動を行っている団体は、基本的にはその地域に住む一般人がボランティアで行っていることがほとんどです。

つまり、そのようなボランティア団体は団体メンバーが保護ネコ活動費を支援したり、募金に頼ったりして資金を調達しているのです。

もちろん、そのような保護ネコ活動を行うにあたって市から支援金が下りたりする地域はほとんどなく、場合によっては募金もほぼ集まらないこともあります。その時に役に立つのが、支援者から送られる支援物資なのです。

つまり資金調達がなかなか難しい保護猫団体にとって、支援物資は保護猫達にとっての生命線ともいえるほど重要なものなのです。

猫に支援物資を送ろうと思っても一体何を送ればいいのだろう？そんな悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。いったい支援物資は何を送ればいいのでしょう？そしてどのようにして送るのがいいのでしょうか？

基本的に保護猫団体に支援物資を送るときは、その団体がその時に必要としている物資を送ることが一番喜ばれます。

各団体によって、多く集まる物資と常に不足している物資があります。基本的に、猫の保護団体が求めている物資はこのような物が例としてあげられます。

支援物資をせっかく送るなら、支援物資を送る団体が必要としている支援物資を送ることが望ましいです。

もし、支援物資を送るならばあらかじめ支援物資を送る保護団体が何を求めているのかをホームページで調べたり、直接問い合わせてから行うようにしましょう。

支援物資を送る方法も猫の保護団体によって様々ですが、基本的には保護団体が公開している支援物資の送り先にまとめて送ることになります。

おすすめの方法としては、ネット通販で購入してそのまま送付先を保護猫団体にするという方法です。保護猫団体によっては、今欲しい支援物資を通販サイトのリンクを貼って呼びかけているところもあります。

そのほかにも、愛猫が使わなくなった猫グッズを送ったり愛猫のために購入したけど体質に合わなかったフードなどを支援物資として送るのもいいでしょう。

ただ、餌の支援物資を送る場合に注意をしたいのが、あまりにも古い賞味期限が切れたようなフードを送ったり、食べかけを送ったりしないようにしないことです。

そのような物が送られてきても、保護団体としては困ってしまいますので支援物資を送るときはなるべく新しいものを送るようにしましょう。

支援物資を送るくらいなら自由に使える現金や商品券を送りたい！そんな考えを持っている方もいらっしゃるでしょうが、残念ながら猫の保護団体によっては現金による支援物資を辞退するところもあります。

支援物資よりも現金の方がうれしいのでは？と、疑問に思うかもしれませんが、現金や商品券などはトラブルの原因になることもあるのです。そのため、保護猫団体によっては現金での支援を断っているというところもあります。

とはいえ、保護団体によっては寄付金という形で現金などを求めている団体も数多く存在しています。

支援物資を送りたいと思う保護団体がどのような理念のもと、どのような支援を求めているのかということをしっかりと確認してから送るようにしましょう。

せっかく保護猫のために支援をしたいと思うあなたの気持ちを無駄にしないためにも、支援物資はその団体が求めている物が一番うれしいものです。ぜひ、独りよがりにならずに送る支援物資を送る際は物資の内容に気をつけましょうね。

保護猫活動に参加をしたいと思っている猫好きさんも多いでしょうが、実際に保護猫活動に参加をしようとしても、家庭の関係だったり、仕事の関係だったりと参加できないこともあります。

しかし、保護猫活動は前線で野良猫や保護猫のために、お世話をするだけが保護猫活動ではありません。保護猫活動をするにはその裏で支援をする人々がいるからこそ、成り立つ活動なのです。

もし、あなたが保護猫活動に協力をしたいけど何をしていいのかわからないと思うならば、ぜひ支援物資を送ることから始めてみてはいかがでしょうか？