マンチカンがかかりやすい病気ヘルニア。予防は飼い主の腕の見せどころ

短足胴長で愛らしいマンチカン。そのマンチカンにはかかりやすい病気があります。病気の症状と予防法をわかりやすく解説します。

今飼ってらっしゃる方も、これからお迎えしたいと思っている方も、マンチカンの特徴を知ってねこちゃんの健康管理にお役立てくださいね。

マンチカンがかかりやすい病気

アニコム保険の「人気の猫の品種ランキング2017」でマンチカンは堂々3位です!その姿だけではなく、人懐こい性格でも多くの人に愛されていますね。

足長さんや短毛・長毛など、バリエーションが多いのもマンチカンの特徴。しかしその身体的特徴から、かかりやすい病気があります。

でも、飼い主さんが気を付けて工夫することで病気を防ぐことができるので、しっかり知識をつけておきましょう。

短足マンチカンが特に発症しやすい椎間板ヘルニア

骨や関節に負担がかかり発症します。背骨の間にある椎間板というクッションが潰れてしまい、痛みが伴うつらい病気です。

マンチカンは足が短い分、関節に負担がかかりやすく腰を痛めることが多いねこちゃんです。

骨形成異常症、外耳炎

スコティッシュフォールドとの交配種特有の病気のふたつです。

  • 骨形成異常症・・・遺伝的な疾病。手足に骨瘤ができて激しい痛みが伴う
  • 外耳炎・・・耳の内部に炎症が起こる。こまめに耳のお掃除を

マンチカンが発症しやすい椎間板ヘルニアの予防方法

これを防ぐためには体重の管理や環境の調節が必要です。体重のコントロールをすることで未然に防ぐことができます。

  1. 食事と運動の管理
  2. 腰に負担のかからない環境作り

食事で予防する

良質な動物性たんぱく質をたっぷり入ったキャットフードを与えましょう。

ねこちゃんは完全肉食動物です。特にマンチカンの場合、十分な満腹感を得られるために、良質な動物性たんぱく質がたっぷり入っているキャットフードを選びましょう。

主な成分が「穀類」などですと、十分な栄養素が取れず、無駄食いをしてしまう可能性があります。

運動量を管理して、腰に負担がかからない配慮を

運動不足にならない環境づくりを飼い主さんがしてあげましょう。

マンチカンの短足は病気でも障害でもありませんので、とても活発に元気に動きます。マンチカンが運動不足にならないような環境づくりを心がけましょう。

その際、マンチカンの腰に負担がかからない配慮をしてあげましょう。

  • キャットタワーの段差にワンクッションを置く
  • クッション性のある床材を使用する

などの工夫がマンチカンの椎間板ヘルニア発症を予防します。

一般的にねこちゃんがかかりやすい病気とその予防法

また、もちろんマンチカンもかかる可能性がある、ねこちゃんが一般的にかかりやすい病気もご紹介します。

毛球症 体毛を飲み込んでうまく排泄できなくなる。
ブラッシングをこまめに
慢性腎不全 腎臓機能が良く働かなくなる。
早期発見、早期治療が大切
猫風邪 人間の風邪のような症状。
混合ワクチンの接種を
膀胱炎 膀胱内で炎症が起きる。
日ごろから清潔な飲み水の用意を
結膜炎 結膜が充血しかゆみ痛みを伴う。
環境を清潔に

また、一般的なねこちゃんの病気を防ぐために、飼い主さんが気を付けることでそのリスクを下げることができます。

  1. 予防接種 
  2. 完全室内飼い
  3. 日ごろのコミュニケーションで異常を早期発見
  4. ねこに適した食事

猫伝染性腹膜炎、猫白血病や猫汎白血球減少症などは混合ワクチンの接種をすることで予防できます。また完全な室内飼いをすることで、これらの病気にかかるリスクを減らすことができます。

日ごろこまめにブラッシングやグルーミングをすることで、ねこちゃんの異常を早期発見するよう心がけてください。

そして、ねこちゃんの健康を支える食事は動物性たんぱく質がたっぷり入った、完全肉食のねこちゃんに適したキャットフードをあげてくださいね。

これらを心がけることで、大切なねこちゃんの健康を守ることができます。

ねこちゃんにあげてはいけない食材

また、食材の中にはねこちゃんには危険なものもあります。ねこちゃんにあげてはいけない食材にも気を付けましょう。

危険な食材 なぜ危険なのか
ネギ類 ネギ類に含まれる成分が、血液を破壊し、酷い時には死に至る
チョコレート チョコレートの香り成分が中枢神経を過度に刺激
ぶどう 嘔吐、下痢など発症し、死に至る場合も
イカ チアミナーゼがビタミンを壊し急性B1欠乏症の原因となる

お手製のキャットフードを作ってあげる時は食材に注意しましょう。

マンチカンの病気を防ぐ!飼い主さんの腕の見せどころ

マンチカンは短足が愛らしい反面、腰への負担がかかりやすいねこちゃんです。

体重をコントロールしてあげることでそのリスクは減らしてあげられますので、食事や環境の整備は飼い主さんの腕の見せどころです。

以上のことを考えると、足長のマンチカンの方が腰への負担が軽減され、より健康的と言えるでしょう。

また、スコティッシュフォールドとの交配種の場合、その垂れ耳は遺伝性の骨形成異常です。

スコティッシュフォールドとの交配種では、垂れ耳でない方が骨形成異常症のリスクが低く、通気性が良いことから外耳炎にかかるリスクも下がります。

マンチカンの特徴を考えながら、体重のコントロールに気を付けて、より快適な環境を作ってあげていってくださいね。

あなたの一言もどうぞ

ページトップへ