猫は飼い主を忘れるのか?猫が認識しているものと、信頼関係のお話

愛猫と数日~数年会えなくなる。そんな状況になった時、寂しいのもありますが飼い主として心配になるのが、「愛猫が飼い主を忘れるのではないか」という疑問ですよね。

猫は自分に関係ないことはすぐに忘れるといわれています。数日間の旅行ならまだしも、数年に及ぶ海外出張や転勤といった場合、再開した愛猫は果たして飼い主のことを覚えているのでしょうか?

今回は猫が飼い主を忘れることはあるのか?また、飼い主を忘れるのを防ぐにはどうすればいいのか?というお悩みについてみていきましょう。

猫は飼い主を忘れるのか?猫が認識しているものとは

「猫は記憶力があまりよくない動物だから長期間合わないとすぐに忘れるのでは?」

そんな不安を持っている飼い主様もいらっしゃるでしょうが、基本的に猫は一度飼い主様を認識すれば、そう簡単に忘れることはありません。

「猫は三年の恩を三日で忘れる」ということわざがありますが、これはクールで自由奔放な猫の性格を例えているだけで実際は三年の恩を三日で忘れるようなことはありません。

これから長期間愛猫と離れてしまう方は、まずは安心して下さいね。

猫は飼い主を様々なもので認識している

猫が飼い主を忘れるという心配はないのですが、もし長期間合わない間に容姿が変わってしまったらどうしよう?そんな不安を抱いている飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際に新天地で過ごしている間に、すごく太ってしまったり、逆に痩せてしまったりして誰かわからないくらい別人になることもありえますよね。

また、髪形や服装、女性ならメイクを変えるだけで雰囲気がガラッと変わってしまうこともあります。

そんな別人のように変身した飼い主と数年後に再開したら愛猫は飼い主と認識してくれるのか?とっても不安ですよね。

しかし、心配することはありません。猫は飼い主を認識する時は視覚ではなく、ほかの部分で認識しているのです。

  • 飼い主のニオイ
  • 飼い主の声
  • 飼い主の喋り方
  • 飼い主の雰囲気
  • 飼い主の足音
  • 飼い主の癖

もちろん、見た目でも飼い主か他人かを見分ける判断材料にしていますが、猫の視力はあまりよくなくぼんやりとしか見えていません。

そのため、見た目があまりにも違っていると最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、大好きな飼い主のことを忘れるわけではありませんので、ニオイや声、足音などで飼い主様と認識してくれます。

子猫時代のことは忘れる

猫は飼い主の事を忘れることはあまりないとは言っても、子猫時代のことは忘れるようです。人間でも、あまりにも幼いころの記憶はありませんし、赤ちゃんの時に可愛がってくれた人の事を忘れるのは当たり前ですよね?

それと同じで、猫も子猫時代に育ててくれた人や飼い主だった人の事を忘れるのです。とは言っても、猫の成長は人間の比ではありません。

産まれてすぐの記憶はもちろんありませんが、生後2~7週間頃の記憶は忘れることなく覚えている可能性が高いと言われています。

これは、生後2~7週間頃からすでに社会性を身に着ける必要があるため記憶力が高まるのだそうです。猫の能力とはすごいですね。

猫が飼い主を忘れるのは信頼関係が築けていないから

猫は飼い主の事を忘れる事はない、とは言ってもそれは飼い主と信頼関係が築けていた時に限ります。

例えば、猫を飼っていたが自分は全く世話をせず他の家族が世話をしていた場合や、家に猫はいたが自分は他の場所に住んでいてあまり会う機会がなかった場合です。

猫の視点からすると、そのような人は「飼い主ではないけど一緒に住んでいる同居人」「いつもはいないけど、時々家にくる飼い主の親しい人」と認識しているはずです。

猫は記憶力のいい動物ですが、自分に関係のないことや自分がどうでもいいと思う事に関してはすぐに忘れる動物でもあります。

つまり、上記のような認識しか持っていない飼い主のことは、長期間だろうが短期間だろうが会わずにいたらすぐに忘れるということです。長期間離れる時に、忘れる、忘れないは離れる前にどれだけ信頼関係を築けていたかにかかっているのです。

とっても可愛がっていた猫に久しぶりに会ったら忘れられていたという方は、信頼関係が足りていなかったのかもしれませんね。

猫は飼い主を忘れることはないが拗ねることはある

猫は大好きな飼い主と長期間離れたとしても忘れることはほとんどないのですが、いざ久しぶりの再会を果たすとクールな対応だったり。

そっけなかったり、威嚇されたりとまるで飼い主の事を忘れるような態度を取る愛猫もいます。

そんな愛猫の姿を見て「やっぱり、猫は飼い主の事を忘れるんだ」と落ち込んだことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、その態度は飼い主を忘れるどころか置いて行かれたと感じて怒っているからかもしれませんよ?

猫からしてみたら、飼い主が突然家に帰ってこなくなることは「私を置いてどっかに行ってしまった!」という悲しい気持ちになってしまうのです。飼い主に捨てられたと思っているのかもしれませんね。

そんな「大好きな飼い主に捨てられた!」という感情を忘れることなく過ごしていたある日、突然自分を捨てたはずの飼い主が何くわぬ顔で戻ってきたら?

ツンとした態度を取ったり、威嚇したり、近づかずに遠くから睨んだりする態度も納得できるのではないでしょうか?

久しぶりにあった飼い主につれない態度を取る愛猫を「飼い主を忘れるなんて」と思うのではなく、「突然いなくなってごめんね」という感情で接してあげましょう。

事情を話しておやつをあげたり遊んであげたりすれば、機嫌も治って関係も修復できるはずです。愛猫が飼い主を忘れるのでは?と不安になっている方も、会えなくなる前にしっかりと信頼関係を築けているのであれば心配はいりませんよ!

猫が飼い主を忘れることのないようにする対策

猫の記憶力は人間よりも優れている場合があるという研究データもある程、動物の中でも記憶力がいい猫ですが、あまりにも長期間離れていると忘れることもあります。人間でも十数年前の記憶となると、あやふやですよね?

それと同じように猫も忘れるわけではないけど、あまりにも昔の記憶は曖昧になるのです。

もちろん、1~2年ならば愛猫が飼い主を忘れる心配はないでしょうが10年近くとなると個体によっては忘れる可能性もあります。

愛猫が自分を忘れるのを何とか防ぎたい!そう思うならば、やはり定期的に愛猫に会いに行く必要があります。

もちろん、物理的に頻繁的に会いに行くのは難しいでしょうが、半年~1年に1回ほど、愛猫に会いに行けば忘れる可能性は少ないでしょう。

もちろん久しぶりに会った時は、たくさん遊んであげるなどコミュニケーションをしっかり取って信頼関係を維持するように努めましょう。

飼い主を忘れるか、忘れないかは信頼を失うか保てるかにかかっています!

猫が飼い主を忘れるかどうかは信頼関係が重要

飼い主を忘れる猫はあまりいないという事実に安心して頂けたでしょうか?猫ちゃんにとって重要な存在である飼い主様は忘れることのない、大切な存在です。

ちゃんと愛猫と信頼関係を結んで愛情を注いでいたのであれば忘れることはありません。

きっと久しぶりに会った時は、拗ねて素っ気ない態度を取ると思いますが、それは飼い主に対する愛情の裏返しなのです。愛猫が忘れるのでは?と不安になっている方も、愛猫を愛しているがゆえに心配しているのでしょう。

そんなお互いがお互いを思い合っているのであれば大丈夫です。愛猫が大好きな飼い主を忘れることはありませんので自信を持ってくださいね。

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