千葉県で保護猫をお迎えできる施設。譲渡の条件や決定までの流れ

自分の生活空間の中に猫がいるというのは、とてもいいものです。猫はいつもなにげなく、ほんわかとしたあったかい気持ちにさせてくれるんですよね。

「保護猫」という言葉は、以前より大分浸透してきてはいますが、まだ知らない人も多いのではないでしょうか。

猫を家族にするなら、ブリーダーやペットショップに行く前に保護猫を選んでほしいです。

千葉県で保護猫の譲渡を受けられる施設を4つご紹介していきますので、近くにある施設をチェックしてみてくださいね。

千葉市:千葉市動物保護指導センター

千葉市動物保護指導センターでは、迷ってしまったり怪我をした状態の犬猫を引き取り、新しい飼い主さんを探す譲渡活動を実施しています。

その他にも、猫の飼い方教室や、地域猫に関するセミナーなども開催されています(詳しくはホームページをご覧ください)。

譲渡してもらうまでの流れ

こちらのセンターでは、保護猫の譲渡活動は随時行われています。まずセンターで定められている譲渡のための条件をチェックして、しっかりと理解しておきましょう。

  • 千葉市に在住していること(県外の場合はボランティアとしての譲渡という形になるんですね)
  • 飼い主なしの猫(野良猫)に餌をあげたりしていないこと
  • 自宅で飼育する猫の数は5頭まで。(犬も合わせて全体で5頭になります)
  • 現在飼育している猫に不妊手術を行っていること
  • 家族の中に介護を必要とする人や妊婦がいないこと

これらの事項を確認した上で、事前に電話予約をしてからセンターに向かってくださいね。

午前中でも予約をすることは可能ですが、清掃業務によって床が滑りやすくなっているので、なるべく13時以降にしたほうがよいです。

ただし、飼い主さんと猫との相性などを判断して譲渡が不可能とされる場合もあります。さらに譲渡可能であっても、初回に限っては当日すぐに保護猫を譲渡してもらえるわけではありません。

この他にも千葉市動物保護指導センターでは、猫の譲渡会も随時開催されています。

こちらは事前に予約をする必要はありませんが、猫の飼い方などの説明を受けた後に譲渡条件などを確認し、それから保護猫と面会できる流れです。

この譲渡会の場合でも、当日そのまま猫を連れて帰ることはできないことになっています(スタッフの方から説明を受けてくださいね)。

施設情報

  • 住所…〒263-0054 千葉県千葉市稲毛区宮野木町445-1
  • 電話番号…043-258-7817
  • ファックス…043-258-7818
  • メールアドレス…dobutsuhogo.HWH@city.chiba.lg.jp(不明な点などあれば、お問い合わせしてみてください)
  • 営業時間…平日の8時半から17時半まで
  • 駐車場…あります
  • まずは事前に電話連絡してからセンターに向かい、猫と面会しましょう。譲渡会に参加する場合には事前連絡は基本的に必要ありません
  • 千葉動物保護指導センターのホームページ

浦安市:キャットラウンジ 猫の館ME

猫の館MEトップページ画像
(「キャットラウンジ 猫の館ME」サイトトップより)

2013年4月にオープンした浦安市にある猫の館MEでは、猫たちと人間が対等に生きていくため、そしてそのどちらもが幸せになれるための手助けをしています。

2016年12月にリニューアルオープン後は、保護猫カフェの経営を支えるため「猫を売らない猫の店」をコンセプトにして物販事業を拡大し、「保護猫カフェで物販もやっている」から「猫専門のペットショップが保護猫カフェをやっている」つまり猫を売らない猫の店へと進化しました。

あえて生体販売ではなく譲渡活動を行う形でペットショップに参戦し「お買い物で猫支援」をキャチコピーにしています。

いわゆる猫のための公民館のような存在で、保護猫活動だけではなく他にも猫に関連する様々な業務が行われているんですよ。

  • 保護猫カフェ(里親さんを募集しています)
  • 猫用品・猫雑貨のセレクトショップ
  • 猫専門ペットシッター(キャットシッター)
  • 猫専門グルーミング(シャンプー)
  • 猫セミナーやヨガ、ワークショップ
  • WEBショップ「ネコンシェルジュME」

こちらでは1階にキャットルーム(保護猫カフェ)、物販エリアのストア、2階の旧ラウンジは現在、セミナーやワークショップ会場で利用するセミナールームになっています。1階のストアの一角はギャラリースペースになっていて、写真展などの展示企画も開催されています。

オーナーは猫専用賃貸物件のアドバイザーや、猫雑誌などの編集協力もしています。

とても素敵な空間なので、「猫とこんなにもお洒落に暮らすことができる」という、モデルルームとしての役割をも果たしているんですね。

猫の館MEで中心として働いているスタッフは、数多くの経験や資格を持ったスペシャリストです。

なので、これから保護猫を譲渡してもらう上での疑問点などがあれば、相談に乗ってもらうことができるでしょう。

譲渡してもらうまでの流れ

まず、猫がいるラウンジに入るには定められた条件を守る必要があります。

  • 必ず靴下を着用する(忘れた場合には250円で購入してください)
  • 場内に流れているクラシック音楽が聞こえるくらいの静けさを守ること
  • 写真撮影の時にフラッシュを使わない
  • 特定の猫を長い時間独り占めしない
  • 飲酒・喫煙・香水などのキツイ臭いはNG
  • バックヤードには入らない
  • 当日の猫カフェはしごのかたはNG
  • 2018年7月以降、都内の特定の猫カフェに通っているかたはNG

キャットルームにいる猫たちは、基本的にいつでも里親さんを募集しています(里親募集中の猫たちはホームページやブログからも閲覧することができますよ)。

猫たちにはそれぞれに保護主さんがいて、猫の館MEがお預かりして里親探しをしている状態なんです。

だから、それぞれの猫によって譲渡条件も違うというわけですね。気になる猫に出会えたら、まずはお気軽にスタッフさんに相談してみてください。

施設情報

  • 住所…〒279-0041 千葉県浦安市 堀江6丁目9-1Rita新浦安
  • 電話番号…047-720-2222(お問い合わせは営業時間内に)
  • ファックス…047-720-2224
  • 営業時間…キャットルームは11時半から19時まで・猫ストアは11時から20時まで(土日と祝日は共に11時半から19時まで)たまに営業時間が変更することもあるので、ホームページにあるカレンダーで随時チェックしてください
  • 休館日…休館日…月曜と火曜

    ※キャットルームの営業は水曜と土日祝のみで 月・火・木・金はお休みです。
    ただしポイント2倍デーや代替えで臨時営業する場合もあり。
    詳しくはホームページに掲載されている営業カレンダーをご参照ください。

  • 利用料金…60分1300円(小学生は200円割引)・延長は15分で250円(延長の場合の割引は適用されません)・お得な回数券・平日限定でお得な料金パックや貸し切りもあります
  • 駐車場…ありません(徒歩2,3分の所にコインパーキングあり)
  • 事前に予約をしなくても大丈夫です。キャットルームで気になる猫がいる場合には、スタッフさんに気軽に声をかけてみましょう
  • 猫の館ME(キャットラウンジ)のホームページ

柏市:犬と猫のためのライフボート

1998年の8月に設立された犬と猫のためのライフボートでは、保健所やセンターなどに連れ込まれて殺処分されてしまう犬猫を少しでも減らすという目的で、飼い主をなくした猫たちを保護して新しい飼い主を探すという譲渡活動をしています。

こちらでは千葉県だけではなく、他の県からの保健所やセンターから、犬猫の引き取りを行っているんですね。

さらに犬猫を保護しているシェルターの中にはLBJ付属動物病院があり、シェルターの動物たちはもちろんのこと、これに加えて地域猫や保護猫などの不妊手術をも推進しています。

譲渡してもらうまでの流れ

ライフボートで保護猫の譲渡を受けるためには、定められている条件を守る必要があります。

  • 譲渡された猫を勝手に再譲渡しないこと(やむを得ない理由がある場合は、まずはライフボートに相談をする)
  • 家族全員に猫アレルギーがないか、事前に確認しておく
  • 猫が飼える物件であるか、規約を提出する
  • 20歳以上・経済的に余裕があること(猫をしっかりと飼育できるほどの)
  • 小さいお子さんがいる家庭の場合は、猫とのふれ合いに関する指導を行うこと
  • 猫との面会をする時には、なるべく家族全員で行くようにしましょう

ちなみに、猫が飼える物件であるか確認できる規約内容を提出するという条件は2018年4年から追加されました。

それまでは譲渡条件を軽視する人がいたため、猫を飼うことが不可とされる物件からの申し込みも実際には多かったといいます。

猫が暮らせる住居であることは一番重要なことだとも言えますから、しっかりと提示するようにしましょう。

上記の条件を理解した上で「面会・相談見学のお申し込みへ」という所から譲渡会への申し込みをしましょう(スタッフさんが少ないので、なるべくこちらのフォームからの申し込みでお願いします)。

それからスタッフさんが申し込み内容を確認して、許可が出れば面会受諾の返事をしてくれます。

それから実際に猫との対面ができます。ここでしっかりとお互いの相性などを確認してくださいね。それで問題がなければ、正式な譲渡をしてもらうことになります。

猫と面会をする時・譲渡の際に持参するもの・気を付ける点はこちらです。

  • 年齢や住所が確認できる書類を持参する(マイナンバーカード以外にしてください)
  • 集合住宅の場合は、猫が飼えるという規約のコピー
  • 履き替えがしやすい靴で
  • 猫が引き取れるように、蓋が付いたキャリーケースを持参する
  • 猫の譲渡を受ける時には医療費用などの支払いをする必要があります(性別は関係なく、1頭につき30000円一律・2頭以降は25000円)

さらに、ライフボートでは大人しくて家庭向けなのに、なかなか縁がなくて成猫になってしまった猫がいます。

そんな猫たちがまったりとした時を過ごしている「ふれあい面会ルーム」というものもあります。こちらも事前予約をすることができますよ。

猫の譲渡会に参加する場合には、掲載されている開始時間に遅れないようにしましょう。

1時間くらい猫と面会をしたあとで、決められた時間が来たところで希望する猫がいるかを参加者に聞くという形になります。

もしも何人かが同じ猫に希望を出した場合には、抽選となることがあります。

そしてライフボートでは、トライアル期間があるのは「成猫の場合のみ」です(猫の身体のために、遠方に住まわれている場合はお断りすることもあります)。

トライアルを希望するには、申し込みをする時に「トライアル希望」という欄にチェックしてくださいね。

トライアル期間は最長で1ヶ月ほどですが、相談があれば聞いてもらうこともできるようです。

施設情報

  • 住所…千葉県柏市内
  • 電話番号…04-7190-1919(土日や祝日の午後は面会の方が多いので、電話が繋がりにくいです)
  • メールアドレス…lifeboatjapan@lifeboatjapan.org
  • 営業時間…9時から12時まで、13時から17時まで(年中無休)
  • 駐車場…あります
  • 必ず現地に行かないといけません(出張サービスなどはありません)、事前に譲渡条件をしっかりと読んで理解した上で申し込みフォームを送りましょう。そこからスタッフさんからの返事が来るのを待ちます
  • 犬と猫のためのライフボートのホームページ

船橋市:猫カフェ「ととの森」

船橋市にある猫カフェ、ととの森では本格的珈琲や季節のスイーツを楽しめるカフェ空間と、猫たちとまったりと楽しめる猫部屋があります。

カフェの利用法にはパターンがあり、この中から選ぶことができます。

  • 「スタンダードシート」…ワンドリンク制で時間制限なし(猫を見ることができない)
  • 「プレミアムシート」…ワンドリンク制で60分400円(猫を見ることができます)
  • 「ふれ合いコーナー」…猫と直接ふれ合える・10分300円
  • (ととの森の会員になることで、割引もあります)

    上記の3パターンがありますが、ふれ合いコーナーだけを利用することはできない(スタンダードかプレミアムを利用すること)条件になっているので注意してくださいね。

    とてもお洒落なととの森で、日々の暮らしや喧騒に疲れてしまった心を、猫たちとのふれ合いによってゆっくりと癒してもらいませんか。

    譲渡してもらうまでの流れ

    ととの森では、不定期で猫の譲渡会や里親募集も行われています。時間は10時から18時までが多いですが、日時はその都度変わるので、ブログをご覧になって下さいね。

    保護猫との面会をしたい場合には、電話にて申し込みをしましょう。連絡せずに直接ととの森に行っても大丈夫ですが、事前に連絡しておくとスムーズに案内してもらえますよ。

    お店で対面していてお気に入りになった場合は、スタッフさんに直接相談してみてくださいね。

    施設情報

    • 住所…〒274-0063 船橋市習志野台8-58-1(ゆめまち習志野台ショッピングモール1F)
    • 電話番号…047-497-8899
    • 営業時間…平日は10時から20時まで・土日は10時から21時まで・火曜日は11時から17時まで
    • 利用料金…スタンダードシートはカフェ料金のみ(猫とのふれあいなし)・プレミアムシート(ガラス越しに猫とふれ合う)…60分400円+ワンドリンク制・ふれ合いコーナー…10分で200円(会員なると割引があります)
    • 駐車場…あります
    • ブログに里親希望の保護猫情報が掲載されているのでご覧になってください。面会希望の場合は電話にて申し込みをしましょう。連絡なしでも大丈夫ですが、申し込みをしておくと案内がスムーズになりますよ
    • ととの森のホームページ

    あなたがかわいい保護猫に会いに行くことが、立派な支援活動となります

    千葉県で保護猫を譲渡してもらえる施設はたくさんありましたね。

    「まだ家族として猫を迎えることはできないかもしれない」という方でも、保護猫に会いに行くというその行動が立派な支援に繋がるということを覚えておきましょう。

    猫カフェで猫とたわむれることで、まるで自宅で猫と一緒に過ごしているような体験もできますよ。

    何度も猫に会っているうちに、お迎えできる日がやってくるかもしれません。猫とふれ合うことは人間にとっても猫にとっても幸せな時間であることを実感できることでしょう。

    ぜひ、気軽に保護猫に会いに行ってみてくださいね。

みんなのコメント

  • せな君 より:

    ありがとうございます!

  • みかん より:

    今保護猫3育てております
    南房総勝浦近辺保護施設みたいのはありませんか?
    教えてほしいのですが・・・・・
    もしなければどこに相談したらいいですか?
    わざわざここいらにネコおいていかれるんですよ。ご飯あげてますが、外なのでかわいそうで。

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