猫が反省をする時に見せるしぐさ5つ。それって本当に反省してる!?

「猫は反省をしないので怒っても無駄。」そんな風にいう人もいらっしゃいますが、猫だって悪いことをして怒られたらしょんぼりしますし、反省もします。

また、きつく怒られたら悲しくなりますし、濡れ衣で怒られたら落ち込んでしまいます。

もしかしたら、愛猫に叱った時にとっていた何気ない行動は反省をしているしぐさかもしれませんよ?今回はそんな猫が反省した時にみせるしぐさをご紹介します。愛猫は本当に反省しているのか気になる方はチェックしてください。

猫が反省する時に見せるしぐさ5つ

ではまず、猫が反省する時に見せるしぐさを5つご紹介しましょう。

全然反省していないと思ってがっかりしていたあの行動は、実は大反省をしていたしぐさかも!?

猫は反省すると「あくびをする」

反省してあくびをする猫のイラスト

人間があくびをするのは「眠い時」「暇な時」「何も考えていない時」ですよね。そのため飼い主に怒られている時に大あくびをする愛猫を見て「全然反省していないじゃん!」と、さらに怒りを覚えたことのある飼い主様も多いのではないでしょうか?

しかし、猫にとって「あくびをする」という行為は、溜まったストレスからくる緊張をほぐすために転移行動としてあくびをするのです。

つまり、飼い主が怒ったことについて真摯に受け止めて反省しているサインなのです。

逆を言えば、そのストレスに耐えられず必死に忘れようとしている証拠ですから怒った時に愛猫が大きなあくびをするようならば、それは少々怒り過ぎなのかもしれません。

猫にとって大きなストレスは病気を引き起こす原因となることもありますので、反省をさせるにしてもストレスがかからない叱り方を考えたほうがいいかもしれません。

猫は反省すると「グルーミングをする」

反省してグルーミングをする猫のイラスト

叱られている途中に一心不乱にグルーミングをする愛猫の姿を見て「優雅に毛繕いなんかして、全然反省していないの!?」と、思っている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、猫がグルーミングをしているのはリラックスしている状態の他にも、動揺していたり、緊張していたりする心を落ち着かせるためにも見られるしぐさなのです。

つまり、飼い主に怒られた愛猫がグルーミングをしているのは飼い主に怒られたことに対して反省して動揺している心を落ち着かせる時に取る行動だといえます。

緊張や動揺した心を落ち着かせるためにグルーミングをする場合は、リラックスしているときよりも世話しなく体を舐めます。

注意深く見ると、愛猫がどのような心理状態でそのしぐさを行っているか、わかるようになりますのでぜひ気をつけてみてあげてください。

猫は反省すると「伸びをする」

反省して伸びをする猫のイラスト

猫が伸びをするのも反省をする時に見せる行動なのかと疑問に思う方もいらっしゃるでしょうが、実は伸びをする行動もタイミングによっては反省をするときにみせるしぐさだったりします。

猫が怒られて反省をするということは、緊張状態に陥る、ストレスを感じている状態、と言い換えることができます。そこで考えてほしいのが、猫はどのような時に伸びをするかということです。

猫が伸びをするのは、これから動き出すぞという準備体操のような意味合いを持つ場合と、緊張状態やストレスを感じている状態を落ち着かせるために行う場合があります。

普段なら寝て起きた後や、遊び始める時に見られる行動が伸びだったりします。そんな伸びを、もし愛猫が怒った時にとるようならそれは「十分に反省しているから勘弁してほしいニャ」と身体で訴えているのです。

反省している猫によくみられる行動「あくびをして伸びをしたあとにせわしなくグルーミングをする」といったしぐさを見せた場合は、愛猫がとっても反省している証拠です。

飼い主が怒っている姿に反省し、大きなストレスを感じて「これ以上怒るのは勘弁してほしい!」と必死に訴えている証拠ですからどれだけひどいイタズラをしていたとしてもそれ以上怒るのはやめてあげてくださいね。

猫は反省すると「顔を背ける」

反省して顔を背ける猫のイラスト

人間でも気まずい時は、思わず顔を見ることができず視線を逸らしたり、目を泳がせたりしてしまいますよね。

それは猫も同じで、怒られた時や気まずい時は思わず俯いたり視線を逸らしたり、顔を背ける行動をとります。

「こっちは怒っているのに顔を背けるなんて、ちゃんと話を聞かないで反省していない証拠でしょう!?」と、思う方もいらっしゃるでしょうが、猫の世界にとって視線を合わせるということは喧嘩をしかけるという意味になります。

逆に視線を逸らすというのは、反省をして降参をしている状態だともいえるのです。つまり怒っている飼い主の目をジッと見つめる猫は反省するどころかむしろ反抗的な態度をとっていて、視線を外す猫は飼い主に対して反省を示しているのです。

人間の世界では「人の目をしっかり見て話を聞きなさい」といいますが猫の世界では「目をジッと見つめるなんて、喧嘩を売ってるのかニャ!?」という意味になるのですから、文化の違いは面白いですね。

猫は反省すると「しょんぼりする」

反省してしょんぼりする猫のイラスト

飼い主に怒られてしょんぼりとしている猫は、もちろん反省している状態だといえます。体を丸めて項垂れる姿や、床を見つめてしょんぼりする姿をみたら可愛く見えてしまいますよね。

また反省をする時のしぐさは体を丸める他にも、尻尾を体の中にしまい込む、耳を倒す、ヒゲを倒すしぐさも見られます。

猫がしょんぼりする姿は、見るだけで「あっ、しょんぼりしている」とわかるはずですから、注意深く観察してみてはいかがでしょうか?

猫が反省をしないのは叱り方に原因がある

悪いことをした愛猫を何度怒っても同じイタズラを繰り返す、それどころか怒れば怒るほど愛猫に嫌われていっている気がする。

やっぱり猫に反省をさせるのは無理があるのだろうか?そんなお悩みを持っている方は叱り方を見直す必要があるかもしれません。

あなたは愛猫を叱る時にどのような叱り方をしていますか?

猫への叱り方のイラスト

  • 大声で怒鳴る
  • 叩く
  • 捕まえて無理矢理言い聞かせる
  • 感情的に怒る
  • 物を投げつける

このような叱り方をしている方がいらっしゃいましたら、ただちにその叱り方を見直して下さい。猫にとってこのような叱り方は反省するどころか無駄な恐怖心を与えるだけで全く意味はありません。

というのも、人間は悪いことをして叩かれたり大声で怒鳴られたら罪悪感を覚えて反省するのですが、猫にとって大声で驚いたり叩かれて痛かったという記憶しか残らず、痛みや恐怖が反省に繋がることはありません。

それどころか、「いきなり飼い主に叩かれた!怖いニャ」「いきなり大声を出された!まさか威嚇された!?」と、猫にとっては敵対行動を取られたという受け止め方をするのです。

では愛猫が反省をする怒り方はどうすればいいのかというと、感情的にならず、これをしてはいけないというのをいつもよりも低く怒った口調で静かに叱るのです。

もちろん、場合によっては大声で叱る必要もあるでしょうが、その場合は感情的にならないように注意をしましょう。

さらに、あまりにも長時間叱り続けるのも猫にストレスを与えてしまう原因となりますので、叱るときは短く、感情的にならず、冷静に叱るのを心がけましょう。

また猫がイタズラをした時に、有効な方法として猫が嫌がる音を出すというものもあります。例えば、猫がイタズラをしているところを見つけたら大声で叫ぶのではなく何か大きな音を出してやめさせてみましょう。

そうすると猫は「これをしていたら大きな音がして嫌だった!」と覚えますので、何度か繰り返すとイタズラをしなくなります。猫に反省をさせるのは猫によっては難しい場合もありますので、叱るときは工夫するようにしましょう。

猫が反省をしないと言われる理由

皆様がご存知の通り、猫の性格は「わがまま」「自己中心的」「気まぐれ」です。そんな猫にいくら人間の願望を伝えたところで、猫にとっては関係のない話です。

飼い主が困るようなことをしたとしても、猫にとって困るようなことではないから関係ない。飼い主の大切なものを壊しても、猫にとってはどうでもいい物だから怒られる筋合いも反省する気もない。

そんな考えが根底にある猫にいくら怒っても反省するはずはないですよね。そんな猫の性格から「猫は反省をしない動物」と言われるようになったのです。

しかし飼い猫の場合は飼い主の気持ちを敏感に感じ取ることができますので、「飼い主が嫌がること」だと認識はできるはずです。

その「飼い主が嫌がること」をわざわざするような、イタズラっ子の猫ちゃんは飼い主様の気を引くために行ってるのかもしれません。

イタズラをすれば飼い主に怒られるが、構ってもらえると思って反省するどころか飼い主に注目をしてもらいたいがためにイタズラをするのです。そのような猫ちゃんには、下手に怒るよりは無視をする方が反省をしてくれるかもしれませんね。

ただし、愛猫が飼い主に構ってほしいという思いでイタズラをするということは、それだけ愛猫が寂しいと感じている証拠だともいえます。

最近、愛猫にちゃんと構ってあげているか?普段の忙しさにかまけて愛猫を放置していないか?普段の生活を見直し反省をする必要があるかもしれませんよ。

ぜひ一度愛猫との接し方について見直してみましょう。

反省をする愛猫の姿を見たらしっかり抱きしめてあげよう

猫をハグするイラスト

猫が反省をするときに見せる姿をご紹介しましたが、皆様の愛猫は今回ご紹介した反省する時のしぐさを見せていませんでしたか?

愛猫は叱られても全く反省してくれないと落ち込んでいた方も、愛猫の意外な行動が反省しているサインだったことに驚いているのではないでしょうか?

猫にとって人間のように反省をするという感覚は厳密にいえばありません。しかし、「飼い主様を怒らせてしまったニャ」「飼い主様を悲しませてしまったニャ」という感覚はあります。その感情が猫にとっては「反省」ということになります。

ぜひ愛猫が反省するしぐさを見せたら、すぐに叱るのをやめて思いっきり抱きしめてあげましょう。

そうすれば怒っても嫌われることはないはずです。愛すべき愛猫との生活、大変な事や困った事も多いでしょうが、そのひとつひとつを楽しみましょう。

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