猫にも反抗期がある!?反抗期で見られる反応と発生しやすい時期

猫ちゃんは元々ツンデレなので万年反抗期ととらえることもできますが、実は猫にも人間のような反抗期がみられることがあります。

人間の反抗期は子供が成長するために必要な過程だといわれていますが、猫ちゃんの反抗期とはなんのためにあるのでしょう?

また、猫ちゃんの反抗期とは具体的にどのような状態になるのでしょうか?今回は猫が反抗期の時に見られる行動と、猫が反抗期になる理由をご紹介しましょう。愛猫の突然の冷たい態度は反抗期が原因かもしれませんよ?

猫の反抗期に見られる行動

反抗期とは、精神の発達する過程の中で他人の指示に反抗することで自分の意思を押し通そうとする時期のことをいいます。この反抗期は通常ヒトの3~4歳の幼児期と青年期に見られます。

反抗期の時期はとにかく、他人の意見がわずらわしく感じてしまい必要以上に親や兄弟を避けたりと意味のない反抗を繰り返します。

そんな反抗期ですが、なんと猫にもみられるというのです。

いったい猫の反抗期はどのような反応を見せるのでしょうか?さっそく猫の反抗期時期に見られる行動を見てみましょう!

飼い主や兄弟猫を急に避けるようになる

反抗期で兄弟猫を避ける猫のイラスト

子猫の時からずっと一緒に生活をしていた猫が急に避けるようになったり、今までストーカーのようについてきていた愛猫が急に一人を好むようになったりする姿を見て「もしかして嫌われてしまった?」と心配になっていませんか?

しかし、その行動は飼い主様を嫌いになったのではなく反抗期が訪れたのかもしれません。この場合は、自立への過程のため飼い主を避けている可能性があります。

というのも、猫は生後6週間頃になると、父猫や兄弟猫を仲間と見なくなっていきます。

これは、子猫が自然界で一人で生きていくために必要な自立への第一歩であり、この反抗期を通過することで猫は一人前となって自然界で強く生きていく力を得るのです。

決して飼い主様が嫌いになったとは言い切れないので安心してくださいね。

飼い主に攻撃的になる

反抗期で攻撃的になった猫のイラスト

いつもと同じように撫でようとすると急に噛まれてしまったり、激しく拒否をされてしまったり、威嚇をされてしまったりしたらショックですよね?

しかしこの行動も、猫の成長に大きな意味がある反抗期の過程の一つなのです。そんな反抗期の時に見られる攻撃的な行動、これは上記であげた自立をするための行動と同じ意味があります。そもそも猫は自分の縄張り意識が非常に高い動物です。

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そのため自分の縄張りを守るために他人に対して警戒心を示したり、時には攻撃をしたりする必要があります。

通常なら、自分と仲のいい他人や猫、自分に害を与えないものには攻撃をしたりすることはないのですが、子猫の場合は社会性をまだ身に着けていない状況ですから、とりあえず手当たり次第の人に攻撃的になってしまうことがあるのです。

どんな人間にでも反抗をしてしまうなんて、本当に反抗期の子供みたいですよね。攻撃的になる反抗期の行動に「このまま攻撃的な猫になってしまったらどうしよう?」と、不安になるかもしれませんが安心してください。

猫の反抗期は意外と早く過ぎますし、反抗期だからといって飼い主がひどいことをしなければ、自然と落ち着いてきます。

逆に愛猫が反抗期で攻撃的になったからといって、飼い主が対抗して叩いたり必要以上に怒鳴ったりしては、それこそ猫ちゃんが人間を怖がるようになってしまいます。

ぜひ愛猫が反抗期になってしまったら、イライラしたり必要以上にショックを受けたりすることなく長い目で見守ってあげるようにしてあげてくださいね。

反応が薄くなる

反抗期で反応が薄くなった猫のイラスト

子猫の時は猫じゃらしを使ったり、おもちゃを投げたりしてあげると喜んで遊んでくれていた猫ちゃんも反抗期になると、そう簡単におもちゃで遊んでくれなくなることがあります。

これは、猫ちゃんの中で「そんな子供だましじゃ満足しないニャ」という反抗心が込められていると考えられています。

つまりどういうことかというと、今までは動くものだったり、飼い主様が遊んでくれるというだけで満足できていたけど、それらの遊びに飽きてしまったのだということです。

猫ちゃんは元々好奇心旺盛な動物ですので、いつも同じものだけではなくたまには刺激が必要だということですね。

特に反抗期に入った猫ちゃんは、いつもなら飛びついていたおもちゃを必死に動かす飼い主様に冷たい視線を向けたり、名前を呼ぶ飼い主様に面倒そうに尻尾だけで返事をするというような冷たい反応を示される傾向にあります。

そんな愛猫の反抗的な態度にショックを受けてしまいそうですよね。しかし、そこでめげてしまってはいけません。愛猫がおもちゃや遊び方に飽きてしまったのなら、新しいおもちゃや遊び方を開拓して興味を惹くようにしてみましょう。

反抗期でただでさえよそよそしくなっている愛猫と触れ合えるチャンスです。いかに無理なく、いかに楽しく遊べるかをこの時にしっかり研究してみましょう。

猫の反抗期は生後6ヶ月~1年くらいに多い

生後6ヶ月から1年くらいに多い猫の反抗期のイラスト

猫の反抗期は生後6ヶ月~1年くらいの間に見られることが多いです。この時期はちょうど猫にとって思春期に当たります。

生後半年頃から発情期を迎え子供を作れるようになるだけではなく、スプレー行為と呼ばれる強いニオイの尿を出して自分の縄張りを主張したり、大きな声で鳴きパートナーを探す行動がみられる時期です。

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この発情期こそ、反抗期のような行動や態度が見られる時期なのです。

生後半年の子猫が反抗期のような態度を取りだしたら、発情期を迎えようとしている可能性があります。発情期を迎えると飼い主を困らせる問題行動をする可能性も高くなりますので、特に繁殖を望まないのであれば早々に去勢を検討しましょう。

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猫が人間に対して見せる反抗期は生後2週間~4週間の間が多い

猫が人間に対して見せる反抗期は生後2週間から4週間のイラスト

実は猫が人間に対して敵意を向ける反抗期の時期は、生後半年よりも前の生後2週間~4週間の間に見られることもあります。

この生後2週間~4週間の間というのは、母猫から社会について学ぶいわゆる「社会化期」と呼ばれる時期になります。

この社会化期までに、人間と仲良くしていたり人間に育てられている猫ならば、特に人間に対して反抗的な態度をとることは少ないです。

しかし、この時期に人間と接触をせずに、人間と接しない野良猫に育てられた子猫は、母猫の教育により人間に対して警戒心を抱くようになります。

つまり、人間に対して反抗的な態度を取るような警戒心の強い猫になるということですね。

逆に、猫に育てられている子猫でも1日に1時間程度でも人間と触れ合う時間を持ったり、母猫事態が飼い猫で人間に対して反抗心をもっていない場合なら自然と人間に反抗心を向けなくなります。

人間に対しての反抗期を迎えるか、迎えないかは生後2週間~4週間の社会化期にかかっているということもできますので、この時期の子猫を育てているという方はできる限り人間に反抗心を持たせないようにしましょう。

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猫の反抗期とストレスによる反応の違い

猫が急に攻撃的になったり、飼い主に対してよそよそしくなったりした時「大人になるための反抗期の時期なのかな?」と思っている飼い主様。

その愛猫の態度はもしかしたら反抗期が原因ではないかもしれませんよ?

確かに猫が急に攻撃的になったり、威嚇するようになるのは反抗期に見られる態度ですが、実はそのほかにもストレスをため込んでいる時に見せる行動でもあるのです。

猫がストレスを感じる理由には様々な要因が考えられますが、代表的なものではこのようなものがあります。

  • 引越しなどによる急な環境の変化
  • トイレが不潔
  • 餌が満足に与えられていない
  • 飲み水が汚い
  • 飼い主様がかまってくれない
  • 飼い主様が遊んでくれない
  • 人の出入りが激しくゆっくりできない
  • 新入り猫の登場

このような要因が猫のストレスとなります。

▼猫のストレスについて、こちらもご覧ください
猫のストレスサインを見分ける!飼い主ができるストレス対策

もし、愛猫が反抗期のような態度を見せているのであれば、反抗期によるものだと最初から決めつけるのではなく何かストレスになるようなことを愛猫にしていないのか?しっかりと考えるようにしましょう。

愛猫の反抗期は広い心で受け止めよう

猫の反抗期と人間の反抗期は少々意味合いが違ってはきますが、成長するためには重要な過程であることに変わりはありません。

飼い猫の場合、親離れをする必要がないため野良猫のような反抗期が見られないこともありますが、もし愛猫に反抗期のような行動が見られたら母猫のような広い心をもって見守ってあげるようにしましょう。

親の愛情は必ず愛猫に届きます。

どれだけ心が折れそうになったとしても、可愛い愛猫のためにも、子猫の時と変わらない愛を注いであげましょうね。

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